CLAYMORE（クレイモア）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】 (5/15)

CLAYMORE（クレイモア）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2023.02.14

『CLAYMORE（クレイモア）』とは、八木教広原作のダークファンタジー漫画である。中世ヨーロッパ的な世界を舞台に、半人半妖の女戦士たちが妖魔や覚醒者などの人外の存在と戦う姿が描かれている。主人公クレアの成長や女戦士たちの生き様などバトルシーン以外にも見どころが多く、美麗な女戦士や覚醒者のデザインの素晴らしさが評価されている。壮大な世界観と重厚なストーリーが上手くまとめられており、非常に読み応えのある作品となっている。

組織の戦士（新時代）

ガラテアとクラリスに心を預け、覚醒したミアータの姿。無数に翼が生えた竜のような覚醒体をしている。

北の戦乱以降の戦士で、ナンバーは4。妖力解放に頼るのではなく、五感を使って敵の存在を感じながら戦う。ナンバー1を狙える逸材だが、まだ母親を恋しがる幼い少女であり、精神的にも不安定である。補佐役となったクラリスを母親だと思い込み、精神的に安定し始める。離反者ガラテアの粛清のためにクラリスと共に聖都ラボナへ向かうが、そこに潜んでいた覚醒者アガサと戦うことになった。狡猾なアガサの罠にかかってしまうが、クレアたちに救われた。ミリアから「組織が妖魔を生み出している」という秘密を聞かされると、クラリスと共にラボナにとどまり、組織から報復として送られた覚醒者の大群から町を守った。最終決戦ではラボナを襲う覚醒者エウロパを倒すため、ガラテアとクラリスに精神を預けて覚醒。エウロパを倒すが、そのまま覚醒の衝動に飲み込まれそうになったところを、クラリスの全力の呼びかけによって人へと引き戻された。その代償によってクラリスは消滅するが、自分がいなくなっても生きていけるようにと、消えゆくクラリスによって彼女との記憶を全て消されてしまった。目を覚ましたミアータは何かを失くしたことを実感しており、大粒の涙を流した。

レイチェル

北の戦乱以降の戦士で、ナンバーは5。がっしりとした身体と刈り込んだ短い髪の毛、乱暴な言葉遣いなど、男っぽく振る舞う戦士。自分の事を「俺」と呼び、過去の戦士たちや覚醒者のことを古い時代の奴だと見下している。剣に負荷をかけ、その反動で硬い覚醒者を斬り裂く「剛剣」の使い手で、ナンバー3のオードリーと息の合った戦いを見せる。リフルの本当の妖気に気が付かず、無謀にも戦いを挑むが身体を貫かれて気絶してしまう。そのためクレアたちに救われたことは知らない。その後は戦士を殺すことなく、たった一人で組織に戦いを挑むミリアに感化されて組織に反旗を翻すと、ミリアと共に甦ったかつてのナンバー1と戦った。組織崩壊後は戦士たちとラボナへ向かい、ラボナを襲う覚醒者と戦った。

ルネ

北の戦乱時、ラファエラと共に戦士の動向を監視していたナンバー6の戦士。広域の妖気探知に優れ、離反したガラテアに代わり「組織の目」として活躍している。足の速さには自信があるが、妖気探知が得意な戦士を探していたリフルに捕らえられ、四肢を切断される。リフルからルシエラとラファエラの融合体を目覚めさせるように告げられるが、それが「深淵」以上の力を持つ化け物であることを悟る。リフルを言いくるめて切断された両足を何とかつなげると、妖気を飲む薬を口にして逃走を図ったが、リフルによって殺されてしまった。

アナスタシア

北の戦乱以降の戦士で、ナンバーは7。巻き髪が印象的だが、戦闘時には自らの長い髪に妖気を込めて張り巡らせ、そこを足場にして戦う。まるで空を飛んでいるような姿から、「羽持ちのアナスタシア」と呼ばれる。負傷したナンバー9ニーナに代わって北の地に向かっていたが、ミリアの襲撃を受けた組織から呼び戻される。覚醒者の群れに苦戦していたところをデネヴたちに助けられて、組織の秘密を知る。組織に反旗を翻し、デネヴたちと行動を共にする。組織崩壊後は戦士たちとラボナへ向かい、ラボナを襲う覚醒者と戦った。

ディートリヒ

北の戦乱以降の戦士で、ナンバーは8。元は組織のナンバー3だったが、ガラテア追跡の任務に失敗してナンバー8に降格された。「追跡者ディートリヒ」という通り名を持つ。非常に小柄だが、スピード、スタミナに優れた戦士で、覚醒者との戦いにも慣れている。覚醒者討伐で動けない仲間たちを守りながら一人で覚醒者と戦っていたところを、ヘレンとデネヴに救われた。恩を返すまで二人と行動を共にし、「深淵喰い」の存在を教えたり、イースレイとの戦いで窮地に陥ったヘレンたちを助けるなどの活躍を見せた。人間だった頃に自分の住む町が覚醒者の群れに破壊され、組織に拾われて戦士になった。そのことから組織に恩義を感じて忠実に仕えていたが、ラボナに大量の覚醒者が送り込まれたことで、全ては組織が仕込んだことだと確信。組織に反旗を翻すと、デネヴたちと組織に向かい、ミリアと合流して覚醒したヒステリアと戦った。組織崩壊後は戦士たちとラボナへ向かい、ラボナを襲う覚醒者と戦った。

ニーナ

北の戦乱以降の戦士で、ナンバーは9。相手の妖気が消滅するまで追いかけ続ける「影追い」という剣技を使う。クラリスが参加した北の地の覚醒者討伐隊のリーダー。エリート意識が非常に高く、一桁ナンバーの自分が見捨てられた土地の任務を担当することに不満を抱いている。またクラリスのことを「できそこない」と呼び、戦力として見なさないなどの態度を見せた。覚醒者討伐時に負傷して気絶するが、チームメンバー共にミリアたちに救われた。北の地から組織に戻された後、組織を潰そうとミリアが組織に乗り込んでくる。戦士を殺すことなく、たった一人で組織に戦いを挑むミリアに感化されて組織に反旗を翻すと、ミリアと共に甦ったかつてのナンバー1と戦った。組織崩壊後は戦士たちとラボナへ向かい、ラボナを襲う覚醒者と戦った。

ラフテラ

北の戦乱以降の戦士で、ナンバーは10。強力な妖力同調ができ、相手の視覚や感覚を乗っ取る特殊能力に優れている。組織の中で唯一、対戦士用として訓練を受けている。ミリアが組織に単身で乗り込んだ際、視覚を狂わせてヒルダと戦っている錯覚を見せ、ミリアの動きを鈍らせた。しかし死んだと思っていたミリアが生きており、全戦士が組織に反旗を翻したことで、組織の長リムトから責任を追求される。その際、戦士を人間だと思わず扱う組織の姿勢がこの事態を引き起こしたと告げ、組織の者たちに身体を貫かれて重傷を負ってしまう。最後くらいは仲間のために戦いたいと、蘇ったかつてのナンバー1の視界を狂わせる。組織の者にとどめを刺されそうになったところ、組織から脱出を図るラキと訓練生に救われた。組織崩壊後は戦士たちとラボナへ向かい、ラボナを襲う覚醒者と戦った。

クラリス

北の戦乱以降の戦士で、ナンバーは47。半人半妖になる際に抜け落ちるはずの色素が残り、体温調節も上手くできないなど、辛うじてナンバーを与えられた戦士。気が弱く、妖魔との戦いにも手間取るなど、戦士としての実力はない。北の地でナンバー9ニーナのチームの一員として覚醒者討伐に挑むが、「色付き」や「できそこない」と呼ばれ、戦力として見なされなかった。覚醒者の攻撃を受けて気絶するが、チームメイトと共にミリアたちに救われた。北の地から戻ると、ナンバー4のミアータの補佐を任される。ミアータからは「ママ」と呼ばれて懐かれるが、自分が敵わない妖魔や覚醒者を相手に妖力解放することなく殲滅する小さな戦士に恐怖を感じていた。ガラテア粛清の任務を受けたミアータの補佐としてラボナに辿り着くが、ガラテアには弱すぎて相手にされず、覚醒者アガサの出現に恐れをなして一人で逃げようとする。しかし命を顧みずに自分を助けようとするミアータに心が動かされ、無自覚のうちにミアータを救出した。クレアたち北の戦乱の生き残りの戦士に救われ、ミリアから組織の秘密を知らされると、ミアータと共にラボナにとどまることを決意した。アガサとの戦いを経て成長が感じられるようになり、自分の力のなさを自覚し、それでも人のため、仲間のために戦う決意をみせる。組織から大量に送り込まれた覚醒者たちを倒すと、最終決戦ではガラテアと共にミアータの精神を受け持ち、覚醒させる。慣れない精神共有によって心身共に大きな負担がかかる。しかし人に戻れなくなりかけたミアータを引き戻すために、最後の力を振り絞って妖力同調をし、ミアータを人に戻すことに成功した。戦士になる前から何も無かった自分に存在意義を与えてくれたミアータに感謝し、自分が消えてもミアータが悲しまないようにと、彼女の中から自分との記憶を消してこの世から消滅した。

CLAYMORE（クレイモア）の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ

『CLAYMORE』とは、月刊ジャンプ・ジャンプスクエアで連載をした作者八木教広によるダークファンタジー漫画作品。2007年には監督田中洋之でアニメ化もされた。人に化け、人を喰う「妖魔」妖魔を倒すため人間は「組織」と妖魔を見極めることが出来る半人半妖の戦士を作りだした。その組織と戦士を人間は「クレイモア」と呼んだ。物語は主人公クレアが幼少期に妖魔から助けてもらった戦士テレサと一緒に旅をする中、テレサが殺されてしまいその敵を討つという物語だ。

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CLAYMORE（クレイモア）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レイチェル

ルネ

アナスタシア

ディートリヒ

ニーナ

ラフテラ

クラリス

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