CLAYMORE(クレイモア)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『CLAYMORE(クレイモア)』とは、八木教広原作のダークファンタジー漫画である。中世ヨーロッパ的な世界を舞台に、半人半妖の女戦士たちが妖魔や覚醒者などの人外の存在と戦う姿が描かれている。主人公クレアの成長や女戦士たちの生き様などバトルシーン以外にも見どころが多く、美麗な女戦士や覚醒者のデザインの素晴らしさが評価されている。壮大な世界観と重厚なストーリーが上手くまとめられており、非常に読み応えのある作品となっている。

ベロニカ

CV:渡辺明乃
組織のナンバー13。北の戦乱で小隊を率いて覚醒者と戦った防御型の戦士。仲間の得意技を生かすために身体を張って敵の気を引き付けるなど、連携の上手さを見せて戦う。リガルドに身体を割かれて絶命した。

エレナ

CV:川澄綾子
クレアと同じころに半人半妖の戦士となった人物で、幼い頃に組織に入ったクレアにとって唯一の友。ナンバーを与えられて妖魔討伐を始めたのは、クレアよりも後。ナンバーや実力は不明。戦士としての限界を感じ、人との意識を保っていられるうちに死ねるようにと、友であるクレアに「黒の書」を送って自身の抹殺を依頼を出した。

組織の戦士(旧時代)

テレサ

CV:朴ロ美
歴代最強と呼ばれたかつてのナンバー1。スピード、パワー、スタミナ全てにおいて優れた戦士。妖気の感知能力が非常に高く、敵の妖気の流れから行動を先読みする戦い方をする。妖力解放をせずに戦うために顔が歪まず、常に微笑んでいるように見えることから「微笑のテレサ」という通り名が付けられた。人を食ったような性格をしており、組織の連絡員の指令に対して「了解、ボス」などとおどけた態度をとって見せる。淡々と任務をこなすだけの日々を送っていたが、少女のクレアを救ったことで変化が現れる。かけがえのない存在となったクレアを助けるため、組織の掟を破って山賊を皆殺しにした。粛清を受けることになったが、組織の戦士として死ぬのではなく、人としてクレアと共に生きることを選択。粛清の場を逃れて組織を離反した。当時のナンバー2〜5の戦士によって討伐隊が組まれるが、妖力解放することなく戦い、力の差を見せつけた。プリシラが唯一自分の脅威になることを見抜いて首をはねようとするが、結局刃を収めその場を後にした。その直後に覚醒したプリシラに首をはねられてしまう。クレアがテレサの血肉を取り入れた戦士となったことで、クレアの中に眠っていた。プリシラとの最終決戦で呼び起こされると、自分の心をクレアに預けて覚醒。背中に大きな翼が生え、神話に出てくる双子の女神を彷彿させる姿へと変わると、プリシラの怒りを全て受け止めるように戦い、プリシラを倒した。覚醒体は背中に大きな翼が生えた姿をしており、人型からあまり変わっていない。プリシラを倒した後は、クレアに別れを告げて精神世界から消滅した。

イレーネ

CV:高山みなみ
テレサの時代の元ナンバー2で、討伐隊のリーダーを務めた戦士。強靭な精神力の持ち主で、大剣を振るう右腕だけを完全覚醒させ、目にもとまらぬ速さの斬撃を無数に繰り出す「高速剣」を使う。ナンバー2の戦士だったが、討伐の指令が下る直前にプリシラがナンバー2になったため、自身はナンバー3に降格になった。プリシラの潜在能力の高さからテレサ討伐が可能だと考えていたが、テレサの実力に手も足も出ず斬り伏せられ、更には暴走したプリシラが覚醒してしまう。プリシラに左腕を切り落とされ、さらに生きているのが奇跡といえるほど深い傷を負わされた。その時に感じた恐怖が身体から離れず、組織を離反して山奥で妖気を押さえ続けて生活していた。クレアの妖気の中にテレサを感じ取り、オフィーリアに殺されそうになっていたクレアを救出。プリシラ覚醒の場にいながら、戦う道を選んだクレアに自分の右腕と高速剣を託した。高速剣を使ったことでラファエラに妖気を感知されてしまうが、粛清は免れており、プリシラ討伐後にクレアがラキと共にイレーネの住まいに向かう描写が登場する。

ソフィア

CV:豊口めぐみ
テレサの時代の戦士で、テレサ討伐隊の一員。壁ごと妖魔を斬るなど豪快な攻撃を見せ、「膂力のソフィア」と呼ばれた。テレサ討伐に挑むが、全く歯が立たずにテレサに斬り伏せられる。その後、妖気を暴走させたプリシラを追い、覚醒したプリシラによってテレサの首がはねられる光景を目撃。イレーネ、ノエルと連携して攻撃を仕掛けるが、一瞬でプリシラに殺されてしまった。常にノエルとナンバー3の座を争っており、どちらが上位かははっきりとされていない。しかしテレサ討伐の直前にプリシラがナンバー2になったことで、ナンバー4もしくは5へと降格した。

ノエル

CV:竹内順子
テレサの時代の戦士で、テレサ討伐隊の一員。戦士一の身軽さを誇り、それを活かしたアクロバティックな攻撃を得意とする。その身軽さから、「疾風のノエル」と呼ばれた。テレサ討伐時にはソフィアと息の合った連携を見せるが、テレサには通用せずに斬り伏せられる。覚醒したプリシラにイレーネ、ソフィアと共に攻撃を仕掛けるが、返り討ちに遭い死亡。常にソフィアとナンバー3の座を争っており、どちらが上位かははっきりとされていないしかしテレサ討伐直前にプリシラがナンバー2になったことで、ナンバー4もしくはナンバー5へと降格した。

組織の戦士(新時代)

オードリー

北の戦乱以降の戦士で、ナンバーは3。その立ち居振る舞いから礼儀正しい人物に見えるが、内心ではナンバー5のレイチェルと同様に古い時代の戦士や覚醒者を見下している。敵の攻撃を受け流し攻撃に転じる「柔剣」の使い手。妖気探知が出来る戦士を探していたリフルと遭遇して無謀にも戦いを挑むが捕獲され、覚醒させるために痛めつけられていたところをクレアたちに救われた。その後は戦士を殺すことなく、たった一人で組織に戦いを挑むミリアに感化されて組織に反旗を翻すと、ミリアと共に甦ったかつてのナンバー1と戦った。組織崩壊後は戦士たちとラボナへ向かい、ラボナを襲う覚醒者と戦った。

ミアータ

kiriyamamiu
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