ユーハバッハ(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユーハバッハとは、『BLEACH』に登場する滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」を率いる人物で、すべての滅却師の始祖。自身のために部下を殺すことを躊躇わない冷酷な男だ。この世とあの世のバランスを破壊し、生と死の区別のない世界を作るべく、尸魂界に侵攻し、全面戦争を起こす。あらゆる未来を見通し、干渉、改変する「全知全能(ジ・オールマイティ)」という力を持つ、『BLEACH』最強の敵。

ユーハバッハ率いる「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」が尸魂界への宣戦布告を行った。その際、護廷十三隊の一番隊副隊長であった雀部長次郎(ささきべちょうじろう)が殺害されてしまう。とうの昔に隊長になれるほどの実力を持ちながら、護廷十三隊総隊長山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)を支えるためだけに護廷十三隊に籍を置き続けた男だった。
瀞霊廷に攻め込んできたのはユーハバッハ直属の舞台「星十字騎士団(シュテルンリッター)」だった。彼らは隊長各の死神から次々と卍解を奪いながら護廷十三隊を蹂躙していく。死神側の死者はわずか7分のうちに1000名を超え、朽木白哉や日番谷冬獅郎などの主戦力が次々と敗れる中、とうとう一番隊隊長にして総隊長の山本が動いた。まっすぐにユーハバッハのもとへ向かった山本は斬魄刀「流刃若火(りゅうじんじゃっか)」を抜き、卍解「残火の太刀(ざんかのたち)」でユーハバッハを圧倒する。手も足も出ずに敗れたかに見えたユーハバッハだが、その正体は「聖文字(シュリフト)"Y" 貴方自身(ジ・ユアセルフ)」を持つ「ロイド・ロイド」だった。山本の手の内をすべて引き出したロイドによってユーハバッハは山本の卍解を奪うことに成功し、用済みとなったロイドを消し飛ばし、山本を殺害した。

零番隊 兵主部一兵衛(ひょうすべいちべえ)

この世とあの世のバランスを保っている「霊王」を殺害してその力を奪うため、ユーハバッハは4人の親衛隊を引き連れて霊王の住まう「霊王宮」へと攻め込む。霊王を守る零番隊の面々と親衛隊が戦闘となり、ユーハバッハは零番隊のリーダー格にしてすべての死神の頭、兵主部一兵衛(ひょうすべいちべえ)と対峙する。
死神の起源である兵主部の斬魄刀は「一文字」といい、巨大な筆の姿をしている。この筆に墨をつけられたものは「半分」となり、通常の半分の力しか出せなくなる。さらに、墨に塗りつぶされたものは名前を失い、兵主部の支配下に置かれる。そして卍解の起源である真打「しら筆一文字」は名前を失ったものに名前を与え、その名前の通りの性質を与えることができる。ユーハバッハは兵主部によって「黒蟻」の名前を与えられ、文字通り蟻のように弱体化させられた。
神にも等しい力を持つ兵主部だったが、ユーハバッハの「聖文字“A” 全知全能(ジ・オールマイティ)」の能力により、ユーハバッハの知っている能力でユーハバッハを倒すことはできない。ユーハバッハは兵主部をバラバラにして殺害し、霊王のもとへと向かう。かけつけた一護が兵主部の名前を呼んだことで一護の霊力を利用して兵主部は蘇ったが、当分回復が必要な状態だった。こうしてユーハバッハを止める役目は一護に託されたのだった。

霊王殺害

霊王は手足のない姿でカプセルのような棺に収まっていた。目は開いているが意識がない様子の霊王と対面したユーハバッハは霊王を「我が父」と呼び、殺害する。
そこに追いついた一護はユーハバッハに戦いを挑むが、ユーハバッハの配下についた石田雨竜が現れる。雨竜の手によって一護たちは霊王宮から瀞霊廷へと叩き落される。ユーハバッハは殺害した霊王の力をすべて取り込み、ユーハバッハから溢れた力の奔流は瀞霊廷へと降り注ぎ、死神たちを襲い始めた。一方、霊王の力を取り込んだユーハバッハは霊王宮を「真世界城(ヴァールヴェルト)」へと作り替え、霊王宮は完全にユーハバッハの手中に落ちた。

ユーハバッハの最期

「見えざる帝国」の手に落ちた霊王宮で、ユーハバッハと一護の決戦が始まった。真の卍解を手に入れ、滅却師の天敵である虚の力をも発揮した一護だったが、すべての未来を見通し干渉するユーハバッハの能力「全知全能(ジ・オールマイティ)」の前にはまったく歯が立たず、斬月を折られてしまう。ユーハバッハは一護が母から受け継いだ滅却師の力を奪い取り、「聖別(アウスヴェーレン)」で部下たちの能力と命を吸収するとその場を立ち去る。
斬月を折られ、戦う術をなくしてしまった一護だったが、そこに月島が現れて「斬月が折られなかった過去」を作り、斬月を修復する。一護は恋次と共にユーハバッハの後を追った。
一方、ユーハバッハは崩壊した瀞霊廷で藍染惣右介と邂逅していた。藍染は尸魂界を守るためではなく、自分を支配しようとするものに対抗するためにユーハバッハに戦いを挑む。両者がぶつかり合おうとした瞬間、一護と恋次が現れてユーハバッハに斬りかかった。藍染、一護、恋次の三者を相手取ってもユーハバッハは余裕を崩さず、「全知全能」でそれぞれの斬魄刀を折っていく。藍染が鬼道を放つが通用せず、一護はユーハバッハが藍染に気を取られている隙に折れた斬月で斬りかかるが、それもユーハバッハの「全知全能」の前には無意味だった。ユーハバッハが一護の胸に大穴を空けてとどめを刺したとき、藍染が「そうか、黒崎一護に見えているか」と呟く。藍染の「鏡花水月」の能力でユーハバッハの認識を書き換え、藍染が一護に見えるように仕掛けたのだ。今度こそユーハバッハの隙をついた一護は「月牙天衝」を放ち、ユーハバッハを倒した。
ようやく全てが終わったと誰もが思ったそのとき、「鏡花水月」を解除した藍染が攻撃を受ける。自分が死ぬ未来すら書き換えたユーハバッハが復活したのだった。
一護たちが手も足も出ず敗れそうになった瞬間、1本の銀色の矢がユーハバッハの胸を貫いた。矢を放ったのはユーハバッハに与していたはずの石田雨竜だった。雨竜はユーハバッハを倒すチャンスをうかがうためにユーハバッハの配下に入っていたのだった。
ユーハバッハの「聖別」を受けた滅却師は、心臓に銀色の血栓が出来て死ぬ。滅却師の命を奪うその銀は、ほんの一瞬、ユーハバッハの能力を消滅させる特別な力を持っていた。雨竜の父が、ユーハバッハに殺された滅却師の死体から長い年月をかけて集め、矢じりに加工して雨竜に託したのだった。
雨竜の不意打ちによりユーハバッハの「全知全能」を無効化することに成功したが、それはほんの一瞬のことで、一護がとどめを刺すまではもたなかった。間に合わないと悟った雨竜が目をつぶった瞬間、一護が折れた斬月をユーハバッハに向けて振りかぶった。ユーハバッハの手で粉々に砕かれた斬月の下から、一護が初めて死覇装をまとったときに手にした、一護が斬月の名前すら知らなかった頃の斬魄刀が現れた。その大ぶりの刃はユーハバッハの胴体を真っ二つに斬り飛ばした。
ユーハバッハがこの結末を予知していたのかというと、自分の手で砕かれた斬月の下から新たな刃が現れる未来をしっかりと見ていた。ただし、その日の朝に眠りから覚める瞬間のことだった。ユーハバッハは眠っている間、腹心の部下であるハッシュヴァルトに能力を預けている。眠りから覚め、能力が戻ってくる瞬間だけは、夢と予知の区別が曖昧になる。ユーハバッハは一護が自分を斬る姿を、ハッシュヴァルトと自分の意識が繋がる瞬間に見た夢と取り違えていたのだった。
ユーハバッハとの戦いから10年後、ユーハバッハが未来へ残していた力が微かに動き出し、尸魂界でもユーハバッハの霊圧を感知していたが、一護の息子、一勇(かずい)によってその力はあっけなく消滅した。

ユーハバッハの関連人物・キャラクター

黒崎一護

『BLEACH』の主人公で、肩書は「死神代行」。幼い頃に母が虚(ホロウ)によって殺害されている。
一護の母・真咲(まさき)はもとは純血の滅却師だったが、後に夫となる一心(いっしん)を虚から助けた際に虚の力が体に混じり、一命はとりとめたものの純血の滅却師ではなくなってしまう。一心と結婚し幸せな家庭を築いていたが、あるときユーハバッハによって純血でない滅却師の力が次々と奪われ、真咲もその対象となる。そのため、滅却師の力さえあればさほどの強敵ではなかった虚によって殺害されてしまう。ユーハバッハは一護にとって母の仇でもあるのだ。

ユーグラム・ハッシュヴァルト

ユーハバッハによって「聖文字(シュリフト)"B"」を授けられ、ユーハバッハの睡眠中に「全知全能(ジ・オールマイティ)」を預かるなど、部下たちの誰もが認める腹心の部下。
出来損ないの滅却師だった自分を見出してくれたユーハバッハを心から慕っている一方、ユーハバッハに見出された際に親友だったバズビーを見限ってしまったことを負い目に思っており、ユーハバッハの「聖別(アウスヴェーレン)」で死亡する間際に雨竜に「友を助けに行くべきだ」と背中を押している。

renote.net

石田雨竜

ユーハバッハは配下に迎えた雨竜に自身と同じ「聖文字(シュリフト)"A"」を授け、さらには後継者として正式に指名している。
また、最終決戦ですべての部下から「聖別(アウスヴェーレン)」で命と能力を奪っているが、なぜか雨竜だけはその影響を受けていない。
霊王が滅却師であったような表現(ユーハバッハが霊王を父と呼んでいる、ユーハバッハに吸収された霊王の力が死神たちを襲い始める等)があるため、雨竜は霊王やユーハバッハと血縁上の関係があったのではと推測するファンもいるが、作中で明確な真実は明かされていない。

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ユーハバッハの名言・名セリフ/名シーン・名場面

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雀部長次郎忠息(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

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雀部長次郎忠息(ささきべちょうじろうただおき)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の一番隊副隊長で、天候を操る強力な卍解を持ち、何度となく隊長への昇進を打診されても頑なに断り続け、一番隊隊長山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)を支えるために副隊長でありつづけた忠義の男だ。無口な性格で、作中での会話シーンは少ない。滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」が尸魂界に宣戦布告した際、卍解を奪われて殺害される。

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市丸ギン(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

市丸ギン(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

市丸ギンとは(いちまるぎん)とは、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていたバトル漫画作品『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊三番隊元隊長。 その実力は護廷十三隊の中でも相当なもので、たったの一年で真央霊術院を卒業している不世出の天才。 市丸ギンは「尸魂界(ソウルソサエティ)篇」の終盤で護廷十三隊を裏切り、藍染惣右介と共に虚圏(ウェコムンド)に行く。だが市丸ギンの行動はすべて幼馴染である松本乱菊のためであった。最期は藍染惣右介との決闘に敗れ、黒崎一護に思いを託し死亡する。

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日番谷冬獅郎(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

日番谷冬獅郎(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。 少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。

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草鹿やちる(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

草鹿やちる(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

草鹿やちる(くさじし やちる)は、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊十一番隊副隊長。北流魂街79地区・草鹿に生まれ、赤子の頃に剣八に拾われる。無邪気で人懐っこい性格で、よく剣八の肩に乗っている。護廷十三隊の中でも、剣八に唯一指示を出し、わがままを言うことができる。千年血戦篇以降は消息不明となったが、明確な理由は語られていない。斬魄刀は三歩剣獣(さんぽけんじゅう)、解号は「でておいで三歩剣獣」。

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更木剣八(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

更木剣八(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

更木剣八(ざらきけんぱち)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の中でも武闘派が集まる十一番隊の隊長を務める男だ。「剣八」とはその代の最強の剣士の呼び名で、生まれたときに名前を持たなかった剣八は自分で自分に「剣八」と名付けた。名前の通り非常に好戦的で、強い者との戦いを至上の幸福としている一方で、自身が強すぎるあまりに対等に渡り合える敵がなかなか現れず、主人公の一護と出会うまで退屈しきっていた。最終章「千年血戦篇」で初代剣八の卯ノ花との戦いを通して初めて自身の斬魄刀の名前を知る。

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