2012年から2015年に亡くなった芸能人・著名人まとめ

芸能界やスポーツ界、財界などで活躍する芸能人・著名人の訃報が流れると、世間では大きな衝撃が生まれて、その人物の特集記事やコーナーが組まれることが多く有る。本記事では「2012年」から「2015年」の間になくなった芸能人・著名人の情報を、その方の生前の活躍ぶりと共にまとめて紹介する。

木村正直

木村正直

大相撲の三役格行司。本名・山内幸久。
1月29日午前1時52分、都内の病院で肝細胞がんのため死去した。59歳。
69年夏場所に木村幸久の名で初土俵。71年名古屋場所から木村正義を襲名した。84年春場所から現名となり、90年に十両格、03年幕内格、08年には三役格に昇進。
10年秋場所からがん治療のため3場所連続で休場。復帰後も「土俵の上で死ねれば本望」と体の限界まで行司人生を歩んだ。だが、昨年九州場所10日目から再発を理由に休場し、初場所も全休していた。

亀山助清

出典: www.kira-boshi.com

亀山助清

声優・俳優。
1月26日午前、悪性リンパ腫による肺炎のため埼玉県内の病院で死去。58歳。
宮城県石巻市出身。日大芸術学部在学中、俳優・声優の川路夏子氏に師事。その後、声優活動や俳優としてテレビドラマ・映画に多数出演し、山寺宏一・松本梨香らとライブグループ「トリックすたあ」としても活動。2003年に八代駿さんが亡くなった後、アニメ映画『くまのプーさん』日本語版のプーさん役を引き継ぎ代表作となる。

嶋本昭三

嶋本昭三

前衛美術家
1月25日午後5時17分、急性心不全のため、兵庫県西宮市の病院で死去。85歳。
関西学院大学卒業後、画家の吉原治良氏に師事。1954年、関西の前衛美術グループ「具体美術協会」の創設に参加し活躍した。大砲から絵の具を発射するなどして描いた作品で知られ、前衛的作風が欧米でも評価された。日本障害者芸術文化協会(現エイブル・アート・ジャパン)会長も務めた。

神宮司史彦

神宮司史彦

消費者庁審議官。
1月27日午前3時5分ごろ、東京都豊島区高田の10階建てマンションの敷地内で、倒れているのを管理人が発見。病院で死亡が確認された。警視庁目白署は飛び降り自殺を図ったとみている。

原哲男

原哲男

「誰がカバやねん!」などのギャグで知られる往年の吉本新喜劇俳優。
1月11日に肝臓がんのため死去していたことが1月23日に判明。78歳。
地元、熊本の高校を卒業後、旅回りの劇団で芸を磨き、53年に大阪へ。ストリップ劇場のコメディアンなどを経て、62年に吉本入りし、新喜劇で活躍。69年に座長に就任した。愛嬌のある四角い顔から「カバ」の愛称で親しまれ、新喜劇を代表する俳優の1人となった。
90年の新喜劇脱退後は「必殺」シリーズや「はぐれ刑事純情派」などに出演。04年、吉本新喜劇が上方お笑い大賞の審査員特別賞を受賞した際、授賞式に出席したのが最後の公の場となった。

高橋亨平

高橋亨平

東京電力福島第1原発事故で被災した福島県南相馬市の産婦人科医で、自らがん闘病を公表した医師で院長。
1月22日、死去。74歳。死因は明らかになっていない。
第1原発の北約25キロにある原町中央産婦人科医院の院長。南相馬市は原発事故で広い範囲が避難区域に指定され、医療関係者も多くが避難した中、病院でただ一人の常勤医として勤務。原発事故発生後にがんが見つかり、12年8月、病院のホームページに「私の体の現状と医師募集のお願い」と題し「いつまで生きられるか分からない。もし、後継者がいてくれればと願ってやみません。私の最後のお願い、どうかよろしくお願いいたします」とメッセージを寄せていた。

マイケル・ウィナー

マイケル・ウィナー

英映画監督。
1月21日ロンドンの自宅で死去、77歳。
ジャーナリストとして活動後56年映画業界入り。チャールズ・ブロンソン主演作品『狼よさらば』『メカニック』などで知られる

鈴木文弥

出典: news.goo.ne.jp

鈴木文弥

元NHKアナウンサー。
1月20日午後6時13分、急性肺炎のため死去した。88歳。
48年にNHKに入局。スポーツアナウンサー一筋に活躍し、スピード感あふれるたたみかける描写と、「文彌節」と呼ばれる独特の表現で知られた。
64年の東京五輪では、「東洋の魔女」旋風を起こした女子バレーボール「日本対ソ連」のテレビ放送を担当。日本リードで迎えたマッチポイントの場面で、「いよいよ金メダルポイントであります」と実況。
野球放送も数多く実況し、1969年夏の甲子園決勝戦「松山商業」対「三沢高校」のラジオ放送を担当。両チーム無得点のまま延長18回引き分け再試合となった名勝負を実況した。

柴田トヨ

柴田トヨ

98歳で初めて刊行した詩集「くじけないで」が150万部を超えるベストセラーとなった女性詩人。
1月20日午前0時50分、老衰のため宇都宮市内の老人福祉施設で死去。101歳。
栃木県栃木市出身。夫と死別後、90歳を過ぎてから詩作を始め、2010年に「くじけないで」(飛鳥新社)を出版した。みずみずしい感性と優しい言葉で表現した詩が反響を呼び、韓国やオランダなど海外でも翻訳発刊されている。11年にも詩集「百歳」を刊行した。

大鵬

出典: www.chunichi.co.jp

大鵬

「巨人・大鵬・卵焼き」の流行語で一世を風靡(ふうび)し大相撲で史上最多32回の優勝を達成した元48代横綱、大鵬(本名は納谷幸喜)。
19日午後、心室頻拍のため、東京都内の病院で死去した。72歳。
16歳で二所ノ関部屋に入門。61年に柏戸と横綱同時昇進を果たし「柏鵬時代」を築いた。その強さと人気の高さから「巨人・大鵬・卵焼き」という流行語が生まれた。71年に引退。
05年から08年まで日本相撲協会の相撲博物館館長。04年に紫綬褒章、09年に文化功労者。

スタン・ミュージアル

スタン・ミュージアル

メジャー歴代4位の3630安打を放った元外野手。
1月19日(日本時間20日)、ミズーリ州の自宅で死去。92歳。
41年のデビューから22年間、カ軍一筋でプレー。3度のリーグMVPと7度の首位打者に輝き、オールスターには20回選出された名選手。愛称「The Man(男の中の男)」とファンに愛され、69年に殿堂入りした。

コンラッド・ベイン

コンラッド・ベイン (写真右上)

米テレビシリーズ「アーノルド坊やは人気者」で主人公の養父を演じた米国の俳優。
老衰で死去したことが1月16日に明らかになった。89歳。
「アーノルド坊や」は、ベインさん演じる大富豪がニューヨークの貧民街で育った黒人兄弟を養子にすることから展開される喜劇。米国で78年から放送され、日本でも80年代に一部ローカル局で放送された。

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