2012年から2015年に亡くなった芸能人・著名人まとめ

芸能界やスポーツ界、財界などで活躍する芸能人・著名人の訃報が流れると、世間では大きな衝撃が生まれて、その人物の特集記事やコーナーが組まれることが多く有る。本記事では「2012年」から「2015年」の間になくなった芸能人・著名人の情報を、その方の生前の活躍ぶりと共にまとめて紹介する。

小林カツ代

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小林カツ代

手早く作れる家庭料理を提案し、テレビ番組などで活躍した料理研究家。
1月23日、多臓器不全のため死去。76歳。
1男1女を育てながら、主婦の立場から素早く簡単に作れる料理を紹介。著書も多く、NHK「きょうの料理」に出演するなど、白シャツに黒いエプロン姿と親しみやすい人柄で幅広い世代から人気を集めた。
05年にくも膜下出血で倒れて以降は、療養を続けていた。長男は料理研究家のケンタロウ氏。

永井一郎

出典: www.30ans.com

永井一郎

国民的人気アニメ「サザエさん」の波平役で親しまれた声優。
1月27日、広島市中区のホテルで亡くなっていたことが判明。82歳。
永井さんは、「バッカモン!」とサザエやカツオを怒鳴る声がおなじみの波平を、1969年の番組スタート時から演じ続け、頑固だが家族思いの父親像を築き上げた。フジテレビ広報によると、永井さんの番組収録は23日が最後で、普段と変わらない様子だったという。2月9日放送の回まで永井さんが声をあてている。

坂東真砂子

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坂東真砂子

伝奇的なホラー小説で知られる直木賞作家。
1月27日午前11時13分、高知県内の病院で死去。55歳。昨年4月に初期の舌がんの手術を受けたが、同年末に転移が判明、治療を続けていた。
奈良女子大卒業後、建築とデザインを学ぶためイタリアに留学。帰国後に作家となり、1993年の「死国」はホラー小説ブームの先駆けとなった。97年に明治末期の雪国を舞台にした「山妣(やまはは)」で直木賞、2002年に「曼荼羅道(まんだらどう)」で柴田錬三郎賞を受賞した。

佐久間正英

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佐久間正英

BOOWYやGLAY、JUDY AND MARYなど多くのアーティストを手がけた音楽プロデューサーでミュージシャン。
1月16日、胃がんで死去。61歳。
75年にロックバンド「四人囃子」のベース奏者としてデビュー。プラスチックスにも参加した。プロデューサーとして、黒夢、エレファントカシマシ、くるりなど幅広いアーティストの作品を手がけ、80~90年代のロック・ポップスシーンを牽引。
近年も演奏家として早川義夫さんらとの共演などをしていたが、昨年4月にスキルス胃がんとわかり、闘病しながら音楽活動を続けていた。

船井幸雄

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船井幸雄

企業経営を指導するコンサルタント会社、船井総合研究所の創業者で最高顧問。
同社が死去したことを明らかにした。81歳。
船井氏は京都大農学部を卒業後、1970年に前身となる会社を設立、85年に現社名に変更した。2003年に名誉会長に退くまで社長、会長を歴任し、「船井流経営法」など企業経営を中心とする多数の著書がある。

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岩見隆夫

出典: ebilog.biz

岩見隆夫

毎日新聞社特別顧問で政治評論家。
1月18日、肺炎のため東京都新宿区の病院で死去。78歳。
旧満州(中国東北部)の大連生まれ。京都大法学部を卒業し、1958年に毎日新聞に入社。大阪、東京の社会部を経て政治部で首相官邸や自民党などを担当。論説委員、サンデー毎日編集長、編集委員室長を歴任した。

吉野弘

吉野弘

分かりやすい言葉を使って人間の温かみを描いた叙情詩で知られる詩人。
1月15日、肺炎のため静岡県富士市の自宅で死去。87歳。
山形県酒田市出身。散文詩「I was born」で注目を集め、1953年、同人詩誌「櫂(かい)」に参加。71年の詩集「感傷旅行」で読売文学賞、90年に詩集「自然渋滞」で詩歌文学館賞を受ける。94年に「吉野弘全詩集」を刊行した。

加藤精三

出典: www.toeihero.net

加藤精三

声優。
1月17日、ぼうこうがんのため死去、86歳。
「巨人の星」の星一徹の声で知られたほか、「ジャングル大帝」や「リボンの騎士」などアニメ番組を中心に活躍した。

小野田寛郎

出典: blog.livedoor.jp

小野田寛郎

太平洋戦争中に派遣されたフィリピンのルバング島に約30年間潜伏し、生還を果たした旧日本軍少尉。
1月16日、心不全のため東京都内の病院で死去。91歳。
1922年に和歌山県亀川村(現海南市)で生まれ、44年に陸軍中野学校二俣分校を卒業。同年12月に情報将校としてフィリピンに派遣された。終戦後も作戦を解除する命令がないことからジャングルで潜伏を続けた。島を訪れた元上官に終戦を伝えられ、74年3月に帰国した。
その後、一時はブラジルに渡り牧場を経営。青少年の育成にも取り組み、92年に福島県に開いた「小野田自然塾」などで、ジャングルで生き抜いた経験を伝えた。

野並豊

出典: www.kiyoken.com

野並豊

崎陽軒会長。
1月10日、肺炎で死去、91歳。
1965~91年に社長。真空パックシウマイを開発したほか、横浜駅だけだった販路を他駅やデパートに広げ、「崎陽軒のシウマイ」を全国区に育てた。

淡路恵子

淡路恵子

喜劇からシリアスな作品まで幅広く活躍した俳優。本名は井田綾子さん。
1月11日午後5時24分、食道がんのため東京都内の病院で死去。80歳。
高校を中退後、松竹歌劇団入団。49年に黒沢明監督の「野良犬」で映画デビュー。66年に萬屋錦之介さんと再婚して、いったん引退。87年に離婚後、山田洋次監督の「男はつらいよ 知床慕情」で映画に復帰、舞台を中心に活躍した。
98年、舞台「もず」の演技で菊田一夫演劇賞。晩年は映画「ぷりてぃ・ウーマン」に主演したほか、バラエティー番組にも出演し、歯に衣着せぬ発言で親しまれた。

水沢薫

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水沢薫

元プロ野球選手で、巨人で、主に「1軍監督付」として原監督を支えてきた編成調査室職員。
1月10日午前0時22分、肝不全のため都内の病院で死去。48歳。
秋田商のエースとして活躍したが、甲子園出場はなかった。86年のドラフト会議で巨人から1位の日大明誠高・木田優夫に次ぐ2位で指名。
1年目にイースタン・リーグで最優秀救援のタイトルを獲得。92年オフに引退。トレーニングコーチに転身し、1、2軍での指導に当たった。ジャイアンツ・アカデミーの講師を経て、08年から原監督をサポート。09年の第2回WBCでも、侍ジャパンを率いた同監督に同行した。

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