2012年から2015年に亡くなった芸能人・著名人まとめ

芸能界やスポーツ界、財界などで活躍する芸能人・著名人の訃報が流れると、世間では大きな衝撃が生まれて、その人物の特集記事やコーナーが組まれることが多く有る。本記事では「2012年」から「2015年」の間になくなった芸能人・著名人の情報を、その方の生前の活躍ぶりと共にまとめて紹介する。

園田天光光

園田天光光

女性初の国会議員の一人。
1月29日午後、多臓器不全のため東京都内の病院で死去。96歳。
早大卒。婦人参政権が実現した46年の衆院選で初めて誕生した39人の女性国会議員の一人。衆院議員を3期務めた。

雅子

雅子

「リング」で貞子の母役などを演じた女優でモデル。本名は大岡雅子。
1月29日、肺動脈肉腫による多臓器不全のため死去、50歳。
モデルとして女性誌を中心に活躍。女優としては、映画「リング」シリーズで貞子の母を演じた。

赤瀬川隼

出典: www.joc.or.jp

赤瀬川隼

人生の哀歓をにじませるユーモア野球小説で知られた直木賞作家。
1月26日、肺炎のため神奈川県内の病院で死去。83歳。
三重県生まれ。大分第一高(現大分上野丘高)卒。住友銀行など30年にわたるサラリーマン生活を経て、1982年、50歳でデビュー作「球は転々宇宙間」を発表。翌83年には同作で吉川英治文学新人賞を受賞し、遅れてきた大型新人として注目された。少年時代の草野球体験を原点にした野球小説で、終戦後の「焼け跡」を知る世代の共感を誘ったほか、恋愛小説、歴史ミステリー、映画に関するエッセーなども手がけ、95年、5度目の候補となった「白球残映」で直木賞を受賞。

アブドラ国王

出典: shanti-phula.net

アブドラ国王

サウジアラビアの国王。
1月23日未明に死去。バランス感覚に優れた現実主義者であったが、改革者にはなれなかった。
1924年、リヤドに生まれ。0年代、アラブの団結を優先し度々、米国を批判した。90年の湾岸危機で米国がサウジ国内への米軍駐留を求めた時も反対したとされる。2005年、第6代国王に即位した。
アブドラ国王は約30人の妻(離婚した妻も含む)との間に15人の息子と20人の娘があると考えられている。

陳舜臣

陳舜臣

「阿片戦争」「秘本三国志」「小説十八史略」などの中国歴史小説で知られる直木賞作家。
1月21日、老衰のため死去。90歳。
61年、推理小説「枯草の根」で江戸川乱歩賞を受けて文壇デビュー。その後歴史小説に転じ、67年に「阿片戦争」3部作を完成させた。
69年「青玉獅子香炉」で直木賞、70年には本紙連載小説「孔雀の道」と「玉嶺よふたたび」で日本推理作家協会賞を受賞。90年に日本国籍を取得。93年のNHK大河ドラマ「琉球の風」では原作を手掛けた。

ORIGA

出典: www.animecon.nl

ORIGA

「攻殻機動隊」の主題歌を歌ったロシア人シンガー・ソングライターの。
1月17日、神奈川県内の病院で死去。44歳。
ロシア・ノボシビルスク出身。1991年に来日し、94年に日本でメジャーデビュー。ロシアの愛唱歌「ポーリュシカ・ポーレ」がドラマのテーマ曲に使われて注目され、その後、テレビアニメ「攻殻機動隊」の主題歌を歌った。

井本隆

出典: item.rakuten.co.jp

井本隆

近鉄のエースとして活躍した元プロ野球選手。
1月21日、すい臓がんのため死去。64歳。
高知・伊野商高から社会人の鐘淵化学を経て72年ドラフト3位で近鉄に入団。2年目の74年には35試合に登板して2セーブをマークすると先発投手として活躍。内角を鋭くえぐるシュートを武器に79、80年には15勝を挙げてリーグ2連覇に貢献し、広島との日本シリーズでは2年とも第1戦の先発を任された。83年にヤクルトに移籍し、84年に現役引退。通算成績は320試合で81勝75敗8セーブ。

斉藤仁

斉藤仁

柔道の男子95キロ超級で1984年ロサンゼルス、88年ソウルと五輪2連覇を達成した全日本柔道連盟強化委員長。
1月20日午前2時56分、肝内胆管がんのため大阪府東大阪市の病院で死去。54歳。
89年に現役を引退。2004年アテネ五輪では日本代表男子の監督を務め、メダルラッシュに貢献した。現在は母校、国士舘大学の体育学部教授。12年から全柔連強化委員長に就いていた。

大豊泰昭

出典: n-jinny.com

大豊泰昭

中日、阪神で活躍した元野球選手(本名は陳大豊=ちん・たいほう)。
1月18日午後10時41分、急性骨髄性白血病のため名古屋市内の病院で死去。51歳。
台湾から84年に来日。中日の主砲だった94年には本塁打、打点の2冠を獲得した。あこがれの王貞治氏と同じ1本足打法の長距離砲として通算277本塁打。引退後の09年に白血病の診断を受け、闘病生活が続いていた。

大塚周夫

大塚周夫

俳優、声優。
1月15日、虚血性心不全のため死去、85歳。
アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男や「忍たま乱太郎」の山田伝蔵の声、チャールズ・ブロンソンの吹き替えを担当。俳優として多くのテレビドラマにも出演した。

トーマス・カートライト

トーマス・カートライト

広島周辺で撃墜された米軍爆撃機の元機長。
1月11日、米西部ユタ州の自宅で死去。90歳。死因は不明。
1924年、米サウスカロライナ州生まれ。45年7月、広島県呉市沖の上空で日本の戦艦を爆撃中、搭乗していたB24爆撃機が撃墜された。自身は東京へ移送されたが、同乗していた同僚6人が広島市の憲兵隊司令部などに留置され、原爆の犠牲になった。99年、同僚の慰霊のため広島を訪問した。

中山靖子

出典: www.piano.or.jp

中山靖子

ピアニスト、東京芸大名誉教授。
1月16日午前4時30分ごろ死去、93歳。
ドイツ留学後、母校の東京芸大で教授などを務める一方、全日本ピアノ指導者協会副会長、顧問として音楽教育の向上に貢献した。夫でバリトン歌手の故中山悌一氏との共演でも知られた。05年瑞宝小綬章。

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