神のみぞ知るセカイ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『神のみぞ知るセカイ』とは、2008年から2014年まで『週刊少年サンデー』にて連載していた、若木民喜によるラブコメ漫画である。コミックスの累計発行部数は700万部以上で、3度に渡ってアニメが放映された。恋愛シミュレーションゲーム、いわゆるギャルゲーをこよなく愛する高校生桂木桂馬が、悪魔のエルシィと共に駆け魂(かけたま)と呼ばれる悪人の魂を捕まえるため、現実の女子たちを恋に落としていく物語。現実の女性たちと関わっていく中で成長する桂馬や、桂馬を巡って繰り広げられる恋愛模様が見どころである。

画像の左下のコマの左側の眼鏡をかけた女性が岡田。

CV:伊藤美紀
かのんのマネージャー。しゃきしゃきとした性格であり、エルシィが言うには桂馬に似ているらしい。

南波愛梨(なんば あいり)

梨枝子の孫。梨枝子の子どもの頃の姿とよく似ている。奇矯な性格で突飛な行動をとることも多く、友達がいない。初めて登場した時は不気味な歌を歌ってエルシィを怖がらせていた。1度遊んでもらってからは桂馬のことを気に入った様子で、手紙を書いた。その手紙は宛先の住所がメチャクチャだったせいで何故か地獄に届き、室長経由で桂馬のもとへ送られた。

五位堂響子(ごいどう きょうこ)

画像右側の着物を着た女性が響子。

結の母親。結のことを溺愛しているのは確かだが、その愛情は過保護で支配的。結の感情を無視したようなそれのせいで、結の心にスキマができてしまった。結攻略後は結に付きまとうことはなくなったようだが、結の男装には快く思っておらず、終盤には口論の末に結を尼寺に放り込もうとした。

柳玲子(やなぎ れいこ)

画像左上のコマにいる、うららに泣きつかれている女性が柳。

過去編に登場する、正太郎の秘書。うららの付添人も務めており、うららからは母親のように慕われている。10年後の現代でも正太郎のサポートをしており、かのんや結を迎えに行った。

白鳥正太郎(しらとり しょうたろう)

過去編に登場する、うららの祖父で実業家。61歳という年齢にしては外見が非常に若々しい。悪魔によって息子夫婦が殺されて以降、悪魔を倒すために私財を投じ復讐の機会を窺っていた。ヴィンテージの悪魔が人間界へ来た時に雇った兵と共に立ち向かったが、兵たちは全滅、自身も下半身を失い死亡する。時間を巻き戻し、やり直した後のルートでは桂馬によって悪魔と直接戦うことは回避された。しかし義娘に憑いていた駆け魂がうららに取り憑き、悪魔を倒すことばかりに執心しうららと向き合ってこなかった事実を突きつけられた。うららと共に事件を解決した後は一緒に遊びに行くことも増えた。また桂馬の頼みでドクロウを二階堂として桂馬の担任にするなどの10年後の下準備を行い、事態の推移を見持っていた。

白鳥香夜子(しらとり かよこ)

うららの母親。彼女が物心つく前に集団食中毒で亡くなったとされているが、実際は白鳥家に嫁いでから感じていた息苦しさから心のスキマができ、そこに駆け魂が入り込んだ末に夫を巻き込んで死亡したというのが真相。彼女に憑いていた駆け魂は後に娘のうららに寄生し、香夜子の姿を取って正太郎を責め立てた。消える直前には穏やかな顔で「自分が強ければもっとうららと遊べたのに」というような趣旨の発言をしてうららに謝っているが、香夜子本人の言葉であるかは不明。

『恋して!? 神様!!』の登場人物・キャラクター

今井桂馬(いまい けいま)

ギャルゲーを愛する高校生。桂木桂馬の原型となったキャラクターだが、桂馬と比べると弱気であり、リアルの女のことはまともに話したことがない。クラスでは「オタメガネ」と呼ばれて気持ち悪がられている。

エルシィ

画像右下の女の子がエルシィ。

駆け魂を捕獲するために地獄からやってきた悪魔。『神のみぞ知るセカイ』のエルシィと比べると理知的で利己的な性格となっている。また巨乳であり、ハクアが持っていたような鎌を携えている。

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@nishi_7a4

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