神のみぞ知るセカイ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『神のみぞ知るセカイ』とは、2008年から2014年まで『週刊少年サンデー』にて連載していた、若木民喜によるラブコメ漫画である。コミックスの累計発行部数は700万部以上で、3度に渡ってアニメが放映された。恋愛シミュレーションゲーム、いわゆるギャルゲーをこよなく愛する高校生桂木桂馬が、悪魔のエルシィと共に駆け魂(かけたま)と呼ばれる悪人の魂を捕まえるため、現実の女子たちを恋に落としていく物語。現実の女性たちと関わっていく中で成長する桂馬や、桂馬を巡って繰り広げられる恋愛模様が見どころである。

過去編において舞島東小学校の6年生。品行方正で優しいお姉さんを演じているが、本当は粗暴で高圧的かつ周囲の子どもを見下した残忍な性格。自分にとって理想の世界を作るためにヴィンテージに協力して他の子どもたちを悪魔に売り渡すが、結局は悪魔に裏切られる。それでもなお反省することはなく、桂馬に自分勝手な言葉をぶつけるも突き放され、最後まで更生することはなかった。

舞島学園の関係者

児玉一郎(こだま いちろう)

CV:中尾隆聖
私立舞島学園高等部の3年D組の担任。担当科目は英語で文化系部主任でもある。授業中にゲームをする桂馬のことを快く思っておらず、何かにつけては桂馬に対して嫌味を言う。その一方で宣言通りにテストで100点を取り続ける桂馬のことを認めている節もある。桂馬が100点を取り逃した時には、額縁に入れて飾るほど上機嫌になっていた。体育祭では負けた方が焼肉を奢るという約束を二階堂として、高級焼肉を奢る羽目になった。

寺田京(てらだ みやこ)

CV:近村望実
私立舞島学園高等部の2年B組に所属する陸上部員。専門は400メートル走。歩美やちひろの友人で、ちひろがバンドを始めた際はキーボードとして加入した。バンドメンバーの中では唯一予備校に通っており、自力で100点を取れるほど頭がいい。「オタメガ」と気持ち悪がられることの多い桂馬に対しても分け隔てなく接する、優等生である。

桂木家

桂木麻里(かつらぎ まり)

CV:柚木涼香
桂馬の母親。自宅の一角で喫茶店「カフェ・グランパ」を経営している。現在はゲームに傾倒する桂馬に対して理解を示すほどおおらかな性格をしているが、昔は「峠の雪女」と呼ばれる暴走族だった。その関係で舅の伝馬とは仲が悪い。夫の隠し子として現れたエルシィのことを、快く面倒を見ている。夫の桂一に対しても隠し子がいると聞かされた直後は離婚だと激昂したが、桂一が危篤だと知らされた時にはすぐさま出張先の海外へ向かっており、家族に対する愛情の深さが窺える。

桂木桂一(かつらぎ けいいち)

桂一の姿は本編では一切登場しない。

桂馬の父親。海外出張が多い職に就いており、作中で直接登場することはない。身に覚えのない隠し子(エルシィ)ができて離婚を迫られたり、麻里を家から遠ざけるために桂馬から危篤扱いされたりと、何かと不幸な人。

桂木伝馬(かつらぎ でんま)

桂馬の父方の祖父。高名な陶芸家であり、桂馬のためにゲームキャラが描かれた茶碗を焼くほど桂馬を溺愛している。しかしその一方で麻里とは折り合いが悪く「暴走族の女に桂木の姓は名乗らせん」と言っている。現在桂馬たちが住んでいるのは元々伝馬の家だったが、桂馬の家が地震で倒れた際に息子夫婦に家を貸し、伝馬とその妻は先祖の土地に帰ってきた。また伝馬の家の藏には、家に収まりきらない桂馬のゲームが保管されている。

攻略対象の関係者

森田慎太郎(もりた しんたろう)

画像の左上のコマの男性が森田。

CV:樫井笙人
美生の父親の元運転手。その縁で美生の付き人のようなことをやっていたが、一時は意地を張る美生に愛想を尽かして離れていた。美生の世話をしていない間はタクシー運転手をしている模様。攻略時の記憶を失っている美生は、攻略中にあったパーティーには森田と行ったと思っているが、どこか違和感を覚えていた。

岡田郁子(おかだ いくこ)

nishi_7a4
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@nishi_7a4

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