闘将!!拉麵男(たたかえ!!ラーメンマン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『闘将!!拉麵男』(たたかえ!!ラーメンマン)とは、集英社『フレッシュジャンプ』で1982年から1988年にかけて連載された、原作者ゆでたまごによる日本の漫画作品。同作者の別作品『キン肉マン』に登場するキャラクターであるラーメンマンを単独の主役としたスピンオフ作品である。中国を舞台とし、超人拳法の継承者であるラーメンマンの修行と戦いの旅を描く。1988年にはアニメ化や劇場化され、さらにゲーム発売などのメディア展開がなされた人気作品である。

筋具金具・武狼帝(キングコング・ブロディ)

CV:玄田哲章
右手は鷹の前足の爪を模した義手で、鷹爪拳を操る。得意技は相手の懐に飛び込んで、義手の爪で相手を切り刻む「鷹爪切裂拳」。闘龍極意書の白紙の部分の意味が解けずに、困惑しているラーメンマンから闘龍極意書を奪い取ろうとするが、逆にその時編み出した機矢滅留・苦落地で真っ二つにされた。

黒色魔王(こくしょくまおう)

CV:小林清志
暗闇を好み、明るいものや子供の笑顔を嫌っているので村を暗闇で覆っている。巨大な壁を建造して日光を遮断し、村の子供たちを暗黒房と呼ばれる洞穴に成人するまで閉じ込めている。最後は救出に来たラーメンマンに壁を砕かれた上、超人秘技「烈火太陽脚」で倒された。

王皇帝(ワンこうてい)

CV:戸谷公次
自らの要塞島を治めている大富豪で、世界中の腕に覚えのある格闘家たち埋めこんで建設された肉体競技場の締めくくりの最後の柱として、主催した格闘技トーナメントの優勝者を埋め込んで人柱にする事を画策した。裏で暗奴隷をけしかけて、人柱の秘密を知って密かに調べを進めていたラーメンマンを倒そうとするが、逆にラーメンマンに「烈火太陽脚」を浴びて吹き飛ばされた暗奴隷に巻き込まれてしまい、自らが人柱となった。

暗奴隷(アンドレ)

CV:郷里大輔
王皇帝の部下の大男で、普段は大人しいが火を見ると暴力的になり、暴れて手が付けられなくなる。モデルはアンドレ・ザ・ジャイアント。巨体に怪力で、ボディは全ての攻撃を吸収してしまう。格闘トーナメントに参加した流星拳砲岩の「散弾流星脚」をはじき返し、強烈な蹴りを顔に浴びせて一撃で砲岩を殺害した。ラーメンマンとの戦いでは、弱点である頭に連打を浴びた後「烈火太陽脚」を喰らい死亡した。

筋肉拳蛮暴狼(きんにくけん・バンボロ)

CV:若本規夫 / 鈴木みえ(少年時代)
頭巾を被った殺人者として鋼の肉体を持ち、その身体はあらゆる攻撃を受け付けない。本名はザーサイで、子供の頃はラーメンマンの遊び相手であった。しかし大人に対する不信感が強く、大人への復讐の為にラーメンマンに密かに超人拳法を教わっていたが、陳老師に見つかり、結果としてラーメンマンはザーサイたちと縁を切る事になってしまった事を恨み、打倒ラーメンマンを決意した。その鋼の筋肉で心ラーメンマンの突釘裂脚と命奪崩壊拳をはね返すが、背中に一枚の葉が張り付いていたため鍛えられていなかった部分を命奪刺葉拳によって突かれ、死亡する。

明村長(ミンそんちょう)

CV:加藤精三
集鬼村の悪徳村長。親のいない子供たちだけからなる集童村に存在する、毒ガスが噴射される火山口のある土地を奪うべく、村の武術大会に不知火為右ェ門を養子にして出場させ、無理矢理土地を奪い取った。その後、集童村の子供たちを虐待していたが、子供たちを救おうとしたラーメンマンに倒された力士、不知火為右ェ門と一緒に毒ガスが噴射される竜の顎に転落して死亡した。

不知火為右ェ門(しらぬいためえもん)

CV:飯塚昭三
集童村の土地を奪うために明村長が送り込んだ横綱。得意技は連続で張り手を繰り出す「鉄砲祭り」や「居反り投げ」、両手から火炎を放つ「火炎祭り」。集童村の子供たちを救出に来たラーメンマンと戦い、炎を纏った「猛虎百歩拳」の前に敗北した。

雷電(らいでん)、三重出山(みえでやま)

CV:島香裕、稲葉実
2人組の不知火の弟子の力士である。ラーメンマンと戦った際、ラーメンマンが繰り出した超人拳法秘技・背面虎尾脚と命奪崩壊拳によって敗北した。

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