闘将!!拉麵男(たたかえ!!ラーメンマン)のネタバレ解説・考察まとめ
『闘将!!拉麵男』(たたかえ!!ラーメンマン)とは、集英社『フレッシュジャンプ』で1982年から1988年にかけて連載された、原作者ゆでたまごによる日本の漫画作品。同作者の別作品『キン肉マン』に登場するキャラクターであるラーメンマンを単独の主役としたスピンオフ作品である。中国を舞台とし、超人拳法の継承者であるラーメンマンの修行と戦いの旅を描く。1988年にはアニメ化や劇場化され、さらにゲーム発売などのメディア展開がなされた人気作品である。
地禁門三悪人(ちきんもんさんあくにん)と手下たち
過去に、通常は12年かかるといわれる超人一〇二芸をわずか4年で習得した3人の達人たちであり、超人拳法の奥義「頂上拳」をも習得したが、それを悪用したため、酒を飲まされて泥酔状態になったところを井戸に閉じ込められ、「地禁門」として封じ込められていた。しかし、その事を知らない修行僧によって封印を解かれ、再び外の世界に出て来た。
金獅子拳金龍(きんじしけん・きんりゅう)
CV:銀河万丈
「金獅子党」という悪の集団のリーダーとして悪虐の限りを尽くしている。ラーメンマンとの最初の戦いでは、超人一〇二芸の技をことごとくはね返し、ラーメンマンの百歩神拳の上を行く金獅子百歩拳で、ラーメンマンを叩きのめすした。その後、シューマイたちを人質にとり立て籠もるが、頂上拳を習得したラーメンマンが繰り出した双星猛虎拳で敗れた。
不死身胴白龍(ふじみどう・びゃくりゅう)
CV:戸谷公次
頭巾を被った超人頂上拳第二の奥義・武器男製造術の使い手。ラーメンマンとの戦いでは双星猛虎拳を、「断頭瓶」で打ち破るが、ムンタの念力が加えられた「協力猛虎拳」によって倒された。その後、ラーメンマンに復讐するために息子の杏仁を使ってラーメンマンの左腕と全く同じ機能を持つ無敵の拳を完成させる。無敵の拳から放たれる「鋼鉄猛虎拳」や命奪崩壊拳に匹敵する威力の突き技「千軍無敵拳」でラーメンマンを追い詰めるが、「猛虎百歩拳」によって鋼鉄の虎を食いちぎられた上左腕の義手を粉砕され、「打穴三点崩し」によって再び敗れた。
十字拳黒龍(じゅうじけん・こくりゅう)
CV:大塚周夫
地禁門三悪人のリーダーであり、背中に黒い龍の入れ墨がある。風貌は、二本角の鬼のようで、超人拳法頂上拳第三の奥義・封印十字剣の使い手である。ラーメンマンが弱くては張り合いがないと、大僧正に化けてラーメンマンに頂上拳を伝授したことにより、双星猛虎拳で敗北した。大僧正になりすましていた際には、死体の頭蓋骨からその記憶を映像にして映し出す妖術を使っていた。
クロス
CV:西尾徳
フードのような衣装を被った大柄な金獅子党の部下で、十字型をした大型手裏剣を使う。金龍とラーメンマンとの闘いの最中に、手裏剣を投げこんで闘いを邪魔しようとしたが、シューマイがそれを蹴って防いだ。
武器男(ブギーマン)
特殊な溶液にひたして培養したヒルを、男たちの耳に入れることで作り出される戦闘拳士。ヒルに脳を食いちぎられて、恐怖心を無くし闘争本能だけが残った殺人マシーンと化して、相手を殺すことだけを考えている。脳が破壊されていることから、ラーメンマンの命奪崩壊拳も全く効かなかった。
三打鐘兄弟(トライアングルきょうだい)
本作品の最後の敵として、御前試合の格闘トーナメントに登場した。幼いながら中国皇帝に即位した呂烙餅の拳法指南役として志願したアジア各国出身の三人組で、皇帝に代わって実権を握ることを企む悪党である。ラーメンマンの闘龍極意書をも狙う。皇帝と見誤って誘拐してしまったシューマイを人質に取り、渋るラーメンマンを御前試合へ参加させ、拳聖五歌仙たちと対戦した。
念仏男(ねんぶつマン)
三打鐘兄弟のリーダー格であり、ビルマ出身の強豪拳法家である。頭の上に仏像を載せており、鐘を使った戦いを得意とする。鐘を投げつけて相手の武器を破壊する「弾丸鐘」や、敵の頭に鐘を被せて棒で乱打を浴びせる「落雷鐘」などの技が得意技。御前トーナメント予選で流星拳砲岩を破り、一回戦では犬操に圧勝して易々と二回戦に進出した。二回戦では蛾蛇虫と鎌斬の勝者と準決勝であい見えるはずであったが、その2人が相打ちにより引き分けとなったため、不戦勝で決勝戦進出となったが、本作の中で決勝戦の描写が描かれることはなかった。
ガルルーダ
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目次 - Contents
- 『闘将!!拉麵男』の概要
- 『闘将!!拉麵男』のあらすじ・ストーリー
- 毒蛇党への復讐
- 玉王との対決
- 屠殺鬼玉王との再会と土偶人
- 御前試合と三打鐘兄弟
- 『闘将!!拉麵男』の登場人物・キャラクター
- ラーメンマンと味方たち
- 美来斗利偉・拉麵男(ビクトリー・ラーメンマン)
- シューマイ
- 陳宗明(ちんそうめい)
- 拉娘(らーにゃ)
- 拳聖五歌仙(けんせいごかせん)
- 毒狼拳蛾蛇虫(どくろけんがんだむ)
- 流星拳砲岩(りゅうせいけんほうがん)
- ムエタイ チューチャイ
- 傷刻牢犬操(しょうこくろうけんそう)
- 玉王と敵キャラクターたち
- 屠殺鬼玉王(とさつきぎょくおう)
- 影(かげ)
- 土偶人(どぐうまん)
- 拉麵男・鬼鑼悪(らーめんまん・きらー)
- ファイティングマシーン 芙蓉蟹(ふーよーはい)
- 拉麵男・懢蝱(らーめんまん・らんぼー)
- 将棋七鬼衆(しょうきしちきしゅう)
- 歩鬼(ふき)
- 香鬼(こうき)
- 桂鬼(けいき)
- 角栄(かくえい)
- 飛龍(ひりゅう)
- 金鬼(きんき)
- 暗器五点星
- 護夢拳 跳竜(ゴムけん・ちょうりゅう)
- 二飛刀 黄鶯(にひとう・こうおう)
- 紅蓮拳 炎劉(ぐれんけん・えんりゅう)
- 円輪剣 面鬼(えんりんけん・めんき)
- 強力掌 金剛(ごうりきしょう・こんごう)
- 地禁門三悪人(ちきんもんさんあくにん)と手下たち
- 金獅子拳金龍(きんじしけん・きんりゅう)
- 不死身胴白龍(ふじみどう・びゃくりゅう)
- 十字拳黒龍(じゅうじけん・こくりゅう)
- クロス
- 武器男(ブギーマン)
- 三打鐘兄弟(トライアングルきょうだい)
- 念仏男(ねんぶつマン)
- ガルルーダ
- 伊々平功(イーペーコー)
- 毒蛇三兄弟(コブラさんきょうだい)
- 蛇五(ジャンゴ)
- 蛇六(ジャム)
- 蛇九(ジャンク)
- その他のキャラクター
- 魔鬼幽利偉・叉焼男(マーキュリー・チャーシューメン)
- 金角(きんかく)
- 銀角(ぎんかく)
- 筋具金具・武狼帝(キングコング・ブロディ)
- 黒色魔王(こくしょくまおう)
- 王皇帝(ワンこうてい)
- 暗奴隷(アンドレ)
- 筋肉拳蛮暴狼(きんにくけん・バンボロ)
- 明村長(ミンそんちょう)
- 不知火為右ェ門(しらぬいためえもん)
- 雷電(らいでん)、三重出山(みえでやま)
- 咀怒謀大王(ソドムだいおう)
- 蜈喪鑼大王(ゴモラだいおう)
- 龍牙拳・魔颶拏謀(りゅうがけん・マグナム)
- 闘誅拳・雲龍(とうちゅうけん・うんりゅう)
- 番傘三兄弟(ばんがささんきょうだい)
- 鉄観音(てつかんのん)
- 龍井(ロンチン)
- 普洱(プーアル)
- ソーメンマン
- ハルマキ
- ギョーザ
- タンメン
- 比丹(ピータン)
- 麗羅(レイラ)
- 魔陛蘿甦・覇颶鑼(マーベラス・ハグラー)
- 毒蠍拳斬馬(どくかつけんざんば)
- 魔宇威山(まういやま)
- 括殺自在拳ジャッキー・李(かっさつじざいけんジャッキー・リー)
- 鴉群拳法春雨(カラスけんぽう・ハルサメ)
- ビーフン
- モンゴル・タイガー
- 嘉錏埵錏じいさん(かーたーじいさん)
- 月餅(げっぺい)
- リンピョウ
- ヤンピョウ
- トーフ
- 羽薔薇(バーバラ)
- 呂烙餅(ロ・ラオピン)
- 『闘将!!拉麵男』の用語
- 超人一〇二芸
- 百戦百勝脚(ひゃくせんひゃくしょうきゃく)
- 機矢滅留・苦落血(キャメル・クラッチ)
- 闘龍極意書
- フレッシュジャンプ
- 『闘将!!拉麵男』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 陳宗明「美来斗利偉・拉麺男と名乗るがよい!」
- ラーメンマン「拳聖五歌仙と名乗る!」
- ラーメンマン「この者たちは正せい堂どうと闘って死んでいったのです...手厚く葬ってやるのが同じ武道家としての礼儀というものです」
- ラーメンマン「破門は覚悟の上です!」
- 『闘将!!拉麵男』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『闘将!!拉麵男』はブルース・リーの映画に大きく影響を受けている
- 連載当時ゆでたまごは伝説の執筆室にこもって描いていた
- ジャッキー・チェンから映画化を持ちかけられたことがある
- 『闘将!!拉麵男』と『キン肉マン』とは直接の繋がりはない
- 『闘将!!拉麵男』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):織田純一郎『輝け!ラーメンマン』
- ED(エンディング):織田純一郎『希望への旅』