トータルファイターK(ゆでたまご)のネタバレ解説・考察まとめ

『トータルファイターK(カオ)』とは、原作者ゆでたまごによる格闘技を題材としたギャクマンガ作品。講談社の『デラックスボンボン』にて1993年から95年まで連載された。日本のどこかにある喧嘩島に伝わる幻の格闘技・無敵喧嘩躰術の五代目として生まれた捕手カオは、幼い頃から特訓に明け暮れていた。そして16歳の時に行われた異種格闘技戦を皮切りに、道場の名誉と威信をかけて他流派と戦うストーリー。連載前半は喧嘩島、後半は東京を舞台にが展開されるが、雑誌の休刊に伴い連載を途中で終了している。

『トータルファイターK』の概要

『トータルファイターK(カオ)』とは、原作者ゆでたまごによる異種格闘技を題材としたギャグ漫画作品。講談社発行の『デラックスボンボン』で、1993年8月号から1995年1月号まで連載された。単行本は全4巻。ゆでたまご漫画家生活15周年記念作品でもある。
作品の前半は、主人公の生まれ育った未開の島・喧嘩島、後半は日本の東京を舞台にストーリーが展開するが、『デラックスボンボン』の休刊に伴い、連載を途中で終了している。
日本の領内にありながら、地図にその存在を記されていない喧嘩島には、幻の格闘技と言われる無敵喧嘩躰術を所有する一族が住んでいた。その無敵喧嘩躰術道場の五代目として生まれた本作の主人公・捕手カオ(とりでかお)は、幼い頃からスーパー養成スーツを纏い、武道の特訓に明け暮れていた。やがて自分の力を試すため、16歳の誕生日に行われた異種格闘技戦に出場、さらに強い相手を求めて日本へ旅立つ。世界一強い男になるため、道場の名誉と威信をかけた他流派と戦いを繰り広げるストーリー。
ゆでたまごの「子供たちのためのマンガが描きたい」という思いから、講談社『ヤングマガジン』を蹴って、低学年向けの雑誌『デラックスボンボン』で連載された。従って、脱糞してウンコをまき散らしたり、ウンコとおならが飛び交う展開などギャグも多めで下品である。
主人公はゆでたまごの代表作『キン肉マン』そのものであり、普段はドジでマヌケで超ビビリ。しかし仲間のためには秘めた力を全開にする「窮鼠パワー」で逆転して相手を倒す。
『キン肉マン』と同様に、読者参加型の企画「カオの対戦相手募集」が行われ、対戦相手を募集して本編に登場するシステムを採用している。
単行本は長らく絶版だったが、2015年10月1日に集英社から電子書籍で発売されている。

『トータルファイターK』のあらすじ・ストーリー

カオのデビュー

日本の領内に存在し、南端に位置するが地図には記載されていない喧嘩島。その周辺の波は荒く、地形は恐ろしいほど切り立っている。上空は濃霧が立ち込めて飛行機を着陸させる平坦の地もないため、普通の人間にとって上陸することは困難である。そんな未開の島に、幻の格闘技と言われる無敵喧嘩躰術を代々受け継いできた一族が住んでいた。無敵喧嘩躰術とは200年前に捕手クミテによって創設された格闘技で、投げは柔道、パンチはボクシング、キックはムエタイを凌ぐ幻の格闘技である。その600の奥義をすべて体得した者は、トータルファイターと呼ばれ、他の格闘家より讃えられる存在となる。そしてその喧嘩島に無敵喧嘩躰術道場の五代目として生まれた捕手カオ(とりでかお)が住んでいた。カオは父であり無敵喧嘩躰術の四代目である捕手サバキ、母である捕手チャイ、そしてコーチであるセミに厳しく鍛えられ、幼い頃からスーパーボディ養成スーツを身に纏って武道の特訓に明け暮れていた。筋肉はスーパーボディ養成スーツのおかげで大きく発達しており、またピンチの時にはそれまで眠っていた窮鼠パワーを発動して自分の力以上のパワーが目を覚ますという超人的な格闘家として育っていた。格闘家としては正々堂々の姿勢を貫いているが、16年間道場の中で育ったために世間知らずでドジで臆病。緊張すると大便を漏らす癖があり、試合でもそれを利用して勝利する事が多い。
無敵喧嘩躰術は弱い他流派とは試合をしないのが伝統である。しかしそれを受け継ぐカオは、「この200年の間に他の格闘技も進歩しているかもしれない」と思い始めるのであった。
そしてカオ16歳の誕生日に喧嘩島の格闘家たちと異種格闘技戦を行うことになった。最初の対戦相手はボクシングミドル級二位のボクサー・マーベラス=ハゲラー。初の対外試合に苦戦するカオであったが、これまで身につけてきたスーパーボディ養成スーツの伸縮力が弱まって力を発揮したカオがウンコを撒き散らして撃破する。2人目の相手の力士の河馬之花(かばのはな)も関節技で撃破する。最後の相手はプロレスラー・ダンダン=ピカソ。カオの下品な技の前に劣勢になったピカソはチェイを人質にして戦うが、窮鼠パワーを発揮して養成スーツを脱いだカオ。相手の頭をパンツに入れてパイルドライバーを繰り出すパンツドライバーの前にピカソは敗れる。こうして下品な技を駆使して勝利したカオは、無敵喧嘩躰術の強さを証明するのであった。

格闘戦士亜細亜最強決定戦

無敵喧嘩躰術の強さを証明するため、喧嘩島で格闘戦士亜細亜最強決定戦が開催されることとなった。その噂を聞いて世界中から集まってくる腕に覚えのある格闘家たち。しかしカオの住む喧嘩島は日本の地図に載っていない上に、その周辺の波は荒くて地形は恐ろしいほど切り立っている。さらに上空は濃霧が立ち込めて飛行機を着陸させる平坦な地もないため、普通の人間にとって上陸することは困難である。そんな未開の島に技と知恵で島にたどり着けた時点で世界有数の実力者である。
そんな中、日本出身で馬倒柔術拳の使い手である戸張カンタロー(とばりかんたろー)が喧嘩島に到着する。着くや否や、早速カンタローはカオに戦いを挑んでくる。しかし、そこに中国出身のアイアン・ヘッドが割り込んで来た。アイアン・ヘッドは喧嘩島の近くまで来た宅配便の船に乗っていて、その荷物の一つとして氷付けになったアイアン・ヘッドは巨大なパチンコで飛ばされて島に上陸したという実力者である。
アイアン・ヘッドはカンタローにパンチを連打する。カンタローはそれをかわしながら得意の腕関節で責める。するとアイアン・ヘッドは自身の得意技である「連勝頭突き術」を繰り出した。この技の鍛錬法は、日めくりカレンダーを3年分用意して3年分を1つに束ねて巨大な自然岩の上に乗せる。そして毎日650回ずつその日めくりカレンダーを額で打って日めくりを一枚ずつ破っていく。日めくりが減るにしたがい額に伝わる自然岩の衝撃も増して鍛錬者の額は皮膚がどんどん固く頑丈になり、巨大なコブ状に変化して最後には血も出なくなってしまう。こうして1095枚の日めくりカレンダーのすべてを破りすてた末には巨大な自然岩を粉々に割ってしまうほどの頭突きパワーとなっているという恐ろしい技である。連勝頭突き術であっけなくカンタローを粉砕したアイアン・ヘッドは、休む間もなくカオに襲いかかる。アイアン・ヘッドの連載頭突き術で攻め立てられ、瀕死のカオであるが、ある秘策を閃く。岩よりも硬いアイアン・ヘッドの頭のコブであるが、実はその側面は鍛えられてない。それに気づいたカオは窮鼠パワーで最後の力を振り絞り、そこに蹴りを叩き込む。こうしてカオは、大逆転でアイアン・ヘッドを撃破したのであった。
この流れに乗って格闘戦士亜細亜最強決定戦を制したカオは、さらなる強さを求めて武者修行の旅に出る。日本本土に上陸したカオであったが、喧嘩島とは異なる日本文化が理解できずに苦労しながらも、武者修行の案内人であるサトリボーイに出会う。そこで無敵喧嘩躰術の宿敵である影喧嘩躰術の使い手たちがカオに襲いかかるのであった。

ケンカ・ワールドカップ'94

異種格闘技戦ののち、世界最大のイベント「ケンカ・ワールドカップ'94」が開催されることとなった。この大会に出場すべく、日本に世界から格闘家が集まってくる。
厳しい予選を勝ち抜いたのは、まず中国代表で千虎断殺拳の使い手であるチャンポン。額にナルト型の円盤ナルトカッターを装着し、一撃必殺のカンフー殺法を得意としている。決勝トーナメントAブロック第一試合にてスイス出身の時計改造人間術による改造人間であるデビル・ザ・クロックと対戦することとなった。内蔵機器による残虐殺法を得意とし、予選で選手を次々と惨殺した強敵である。チャンポンは額のナルトを投げつけて必殺ナルトカッターを繰り出すが、あっけなく破られてしまう。圧倒的な実力の前に戦意喪失し、逃亡しようとするチャンポンであったが、デビル・ザ・クロックの「死神のぞうきんしぼり」で惨殺されてしまった。
決勝トーナメントAブロック一回戦第二試合の対戦は、アメリカン出身のストリートファイター・ミスター・ゴージャスが登場。カオの実力を見抜いてケンカワールドカップに誘った本人であり、ルールに従わない選手を諌めるなどの誠実な性格で大会委員長からの信頼も厚い前年度チャンピオン。頭部にはアメリカ国旗のバンダナを巻き、派手なコスチュームを纏っている。対戦相手はイギリス出身のランカシャー体破道の使い手であるリオン将軍。試合開始直後にミスター・ゴージャスがリオン将軍の覆面を取ろうとすると、いきなり頭に巻きついた蛇が飛び出してきてミスター・ゴージャスの体を貫通。この「スネークフェンシング」で前年度チャンピオンミスター・ゴージャスは秒殺されてしまった。リオン将軍次の対戦相手はカオ。2回戦が始まる前に「日本にトータルファイターKありということを 全世界に知らしめてやる!!」と叫びトーナメントは終了した。

『トータルファイターK』の登場人物・キャラクター

主人公

捕手カオ(とりで かお)

本作の主人公。無敵喧嘩躰術五代目の跡取りである。モヒカン頭とタラコ唇という愛嬌のある顔立ちであるが、生まれた頃から着用していたスーパーボディー養成スーツにより鍛え上げられた肉体を誇る。16歳の誕生日を境に強い相手と闘うために、格闘戦士としての道を歩み始める。格闘家としては正々堂々の姿勢を貫くが、16年間道場の中で育ったため世間知らずであり、ドジで臆病な面もある。緊張すると大便を漏らす癖がある。卑劣な格闘家に対しては勇気を奮い立たせて立ち向かい、後に弟子となるサトリボーイの資質を見抜き、指導するなど指導者としての片鱗も見せている。

無敵喧嘩躰術

捕手サバキ(とりで サバキ)

カオの父親で、無敵喧嘩躰術の四代目当主。年齢は60歳以上。妻に頭が上がらない部分もあり、奇異な行動を取ることもあるが格闘技の実力は確かである。

捕手チェイ(とりで チェイ)

カオの母親。格闘技に関しては素人だが、サバキに厳しい突込みを入れる。

セミ

カオのコーチで、スーパーボディー養成スーツの開発者である。技の解説なども務めている。

カイテル

yasumasa7318
yasumasa7318
@yasumasa7318

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