こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)』とは、秋本治による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』において1976年から2016年まで連載され、その後実写やアニメ、ゲームなどに展開されている。「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として、ギネス世界記録にも認定されている。東京都葛飾区にある亀有公園前派出所に勤務する警察官の両津勘吉を主人公とし、その周辺の人物が繰り広げるギャグ漫画。連載期間40年間で、一度も休載することなく連載され、2016年6月時点で累計発行部数は1億5650万部を記録している。

CV:浪川大輔
両津の旧友。模型飛行機作りが得意だった金持ちの少年で、不忍池の模型飛行機大会を通して小学校時代の両津たち三バカトリオと知り合い、交流を深めていったが、両親の仲が悪く、最後には両親の離婚で青森へ転校しなければならなくなるという悲しい別れを迎え、別れ際に両津の宝物のメンコを貰った。その後、隆のアドバイスを基に両津が作った模型飛行機は大会で優勝した。風の便りによると、隆本人は後に少年時代の夢を叶えてパイロットになったらしい。

夏樹 風乃(なつき あいの)

画像右

両津と同級生である。墨田区押上から中学校に通っていた。クラスのアイドルで、美人で頭がよく金持ちだったらしい。実家は「夏樹セルロイド工業」という小さな工場で、父親が社長である。クラスの記念樹「檜木」を植える場所を「校庭の庭が狭く40メートルまで育つため」彼女が自宅を提供した。その後、何らかの原因で風乃の工場が燃えてしまい、記念樹もろとも燃えてしまった。その後責任を感じ「近所も隣燃して迷惑かけたので」突然引っ越しをして何の連絡もなく他の中学校に転校した。

佐伯 羊子(さえき ようこ)

CV: 井沢希旨子
入院した両津達の担任の車先生の代理として3週間担任を務めた。任期を終えて大学に戻る際に両津がおばけ煙突で掲げたメッセージを見て、涙を見せている。担任初日に両津の悪戯に遭った際は涙を見せていた。

飛鷹家

飛鷹 二徹(ひだか にてつ)

千葉の九十九里浜に住む漁師。左京、右京、日光、月光の4人の娘がいる。モデルは星一徹。性格は短気で熱血漢。読売ジャイアンツの熱烈なファン。左京と右京が生まれた際には「トマソン」「ガリクソン」と付けようとするが、役所で妻に止められた。子供をプロ野球選手に育てるのが夢だったため、娘全員をリトルリーグに入らせ野球の特訓をさせていたが、後に4人とも別のスポーツに走ってしまい、嘆いている。

飛鷹 右京(ひだか うきょう)

二徹の次女で早矢の親友。中学校の修学旅行で流鏑馬に魅了されたことをきっかけに、高校から弓道と乗馬を始め流鏑馬の道に進む。京都で料亭に住み込みで働きながら上京大学に通っている。

飛鷹 左京(ひだか さきょう)

二徹の長女で右京の双子の姉。早矢とは弓道大会でトップを争うライバルだった。クールな性格。独特の弓と射法を使い、一時それが問題で弓道大会の出場停止処分を受けた。

飛鷹 日光、月光(ひだか にっこう、げっこう)

二徹の三女・四女で、左京・右京の妹。姉達に続いて双子の姉妹だが、こちらは見分けが付かないほど似ている。幼い頃から二徹に吉本のお笑いのビデオを見せられていたためお笑いが大好きで、口調は漫才で使う関西弁、日常会話はコントのようなやりとり、両津の知り合いでお笑い芸人のスチャラカ鼻子の大ファンである。

磯鷲家

磯鷲 剣之介(いそわし けんのすけ)

磯鷲早矢の父親。武道の達人。性格は非常に厳格で、嘘が大嫌い。一升瓶を何本飲んでも酔いつぶれないほどの酒豪。また、両津に「美味しんぼの海原雄山並み」と言われるほど食にもこだわる。家族で風呂に入ることという家訓があり、早矢とも入る。両津でさえついていくのがやっとというほどの厳しい修行を行っている。

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