こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)』とは、秋本治による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』において1976年から2016年まで連載され、その後実写やアニメ、ゲームなどに展開されている。「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として、ギネス世界記録にも認定されている。東京都葛飾区にある亀有公園前派出所に勤務する警察官の両津勘吉を主人公とし、その周辺の人物が繰り広げるギャグ漫画。連載期間40年間で、一度も休載することなく連載され、2016年6月時点で累計発行部数は1億5650万部を記録している。

真平(まったいら)

ライダーだと吹聴し大型バイクを買ったが、実際はバイクの知識だけで、普通運転免許は所持しているものの、大型二輪免許は所持していないので、両津に8万円で代役を頼んだ。性格は喧嘩っ早い。

EZAKI・Z1(えざき・ずいわん)

CV:高橋広樹
イギリスと日本が30億円をかけて共同開発した、人工知能搭載の覆面パトカー。開発部長は絵崎コロ助、開発係長は丸出ダメ太郎。警視庁から警部補の階級が与えられている。武装は誘導ミサイル10発、地対空ミサイル20発、スパイラルミサイル25発、暴徒鎮圧ミサイル15発、スーパーミサイル20発、ガトリング砲4門という戦車や装甲車級の装備である。わがままでプライドが高いうえに絵崎に似た性格で、両津はじめ周囲を混乱に陥れる。

風波 峻(かざなみ しゅん)

葛飾署の交通課の新人警察官。少女漫画の主人公を絵にかいたような容姿と性格のイケメンで、婦警からの人気も高く、交通課の少女漫画ブームの火付け役でもある。

後流悟 十三(ごるご じゅうぞう)

画像左が後流悟

かつて派出所に配属された警察官。階級は巡査。その名のとおり『ゴルゴ13』の主人公デューク・東郷がモデルだが、背が低いうえにカニ歩きで歩く。

有栖川 京華(ありすがわ きょうか)

新人の婦警で、見た目はスタイル抜群の金髪美女だが、その正体は暴力団「印手理(インテリ)組」の組長・一文字翔の内縁の妻。高校時代から任侠映画にハマり、大学生の時に一文字と知り合った過去がある。組の人間からは「姐御さん」と呼ばれているが、ヤクザに対しては任侠映画の影響でかなり古いイメージを持っている。組長の内縁の妻ということもあり、単独でヤクザ数人を倒すほど腕っ節も強く、拳銃の扱いもうまい。

前田(まえだ)

葛飾署の交通課に勤務する警官で、アメ車・改造車を好み、自身も改造パトカーを使用して勤務をしている。夏休みにはタクシー運転手のバイトをしていた。通称「ホットロッドの前田」。

島 雪之城(しま ゆきのじょう)

かつて派出所に配属された警察官。少女漫画のキャラクターのような派手な格好をして、両津を怒らせる。キャサリンという区役所勤務の彼女がいる。子供の頃胸を患い、タバコを見ると発狂して銃を乱射する。潔癖症で、一つの話で何度も着替える。実は深川の出身で4代にわたって鳶職をしている。

石頭 鉄岩(いしず てつお)

CV:俵木藤汰
葛飾署の交通課勤務の警官で、自称「安全指導師範七段」「走る交通法規」。競馬場の中まで暴走車を追い回した本田を戒めるために、交通課長が紹介した交通安全指導教官。制服の代わりに武者鎧を着用し、拳銃の代わりに日本刀を装備する。

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