炎炎ノ消防隊(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『炎炎ノ消防隊』とは、2015年9月より『週刊少年マガジン』にて連載しているダーク・ファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。突如発生した人体発火現象によって体を炎に包まれた「焔ビト」と呼ばれる存在が人々の脅威となっている世界を舞台に、第8特殊消防隊の消防官・森羅日下部が焔ビトの発生原因とその裏側にある真実を追求していく物語を描く。単行本は世界累計発行部数1300万部を記録しており、漫画を原作としたアニメ作品・舞台作品など様々なメディア上で人気を集めている。

火縄「消防官が火で遊ぶな」

第8隊員の茉希は、自らの発火能力を活かしてプスプス・メラメラという炎のマスコットを生み出している。

ただ、中隊長の火縄はこれが火遊びに見えて仕方ないらしく、しばしば茉希の生み出したプスプスたちに水をかけて茉希を叱る場面がある。

火華「砂利は砂利らしく地べたに敷かれていろ」

第5の大隊長、プリンセス火華のセリフ。

目下・格下の人間を「砂利」と呼称し蔑む彼女ならではの発言。

火縄「あなたが集めた第8のメンバーに、やわな奴はいませんよ」

大隊長・桜備に対する、火縄の発言。

伝道者一派への攻撃命令を第8のメンバーに伝えたものの、一人浮かない表情をする森羅を心配する桜備に火縄はこのように告げていた。
第8内部の強い信頼感を表すセリフのひとつである。

『炎炎ノ消防隊』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

「ラートム」の語源は「弔う」だと噂されている

焔ビトに対する鎮魂の祈りとして、作中度々登場するこの「ラートム」という言葉。

聖陽教徒なら全員知っているこの言葉、実は日本語の「弔う(とむらう)」が語源になっているとファンの間でうわさされている。
「弔う」の4文字をアナグラムとして並び替えると「ラウトム」という文字列になり、それが転じて「ラートム」になったのではないか、と考えられている。

この言葉の語源に関して作者から明言されてはおらず、いまだこの説が正しいかどうかははっきりしていない。

アニメ版の「炎エフェクト」は、毎回細かく変化している

本作のアニメ版監督である南川達馬は、インタビューの中で「炎のエフェクトにはこだわっている」と明言している。

ひとつコンセプトとして作品にあるのは「炎のエフェクト」です。「壱ノ章」からずっとこだわりをもって制作されていて、私もそれを引き継いでいます。様々な炎のエフェクトがシーンごとに考えられていて、それが作画や撮影処理、CGなどで表現されています。炎のエフェクトが出るシーンは結果としてバトルシーンであることが多いので、その炎の勢いそのままのアクションシーンに繋がり、そのアクションにふさわしいキャラの表情が考えられる…それが画面に出ている結果ですね。

出典: news.yahoo.co.jp

「炎」をテーマに扱う作品だからこそ、その象徴的な炎のエフェクトにこだわりたいと話している。
実際アニメ版では各話の各場面に応じて、同じ人物の技でも少しずつ発火の状態が異なるのが見て取れる。
ぜひ実際のアニメ作品にて確認してもらいたい。

『炎炎ノ消防隊』の主題歌・挿入歌

オープニングテーマ

OP(オープニング):Mrs. GREEN APPLE『インフェルノ』(第1期第1クールOP、第2期最終話ED)

OP(オープニング):coldrain『MAYDAY feat. Ryo from Crystal Lake』(第1期第2クールOP)

OP(オープニング):Aimer『SPARK-AGAIN』(第2期第1クールOP)

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