Aimer(エメ)の徹底解説まとめ
Aimer(エメ)とは日本の女性シンガーソングライターである。所属事務所はFOURseamで、所属レーベルはSME Records。名前は、自身の愛称である「エメ」が由来となっており、フランス語で「愛する」「好き」と言う意味の言葉である。2011年にオーディションによってデビューを果たした。テレビなどのメディアの露出は少ない反面、数々のライブやアーティストのコラボなどで活動の範囲を広げている。独特なハスキーボイスが特徴。
Aimerの概要
Aimer(エメ)とは日本の女性シンガーソングライターである。
バンドでベーシストを務めていた父親の影響から音楽が身近な環境で育っており、小学校でピアノを習い始めたのを皮切りに、中学からはアヴリル・ラヴィーンに傾倒し、ギターも始める一方で英語での作詞にも力を入れており、同時に歌唱の練習にも力が入っていた。
だが15歳の頃に歌唱による酷使が原因で声帯を痛めてしまい、治療のために沈黙療法を選択したことで発声が出来ない期間を約半年間経験したものの、その回復後に現在の声質と歌唱法を確立することになる。
このときの声帯の傷はデビュー後も完全に治癒していないが、完治するとAimerの特徴であるハスキーボイスは出せなくなるとの主治医の言葉もあって、声質を維持するために現在の声帯の状態を保つようにしている。
FOURseamに所属した2011年の2月にJ-WAVEの番組『HELLO WORLD』内で企画された新人発掘オーディション『SPIDER SOUNDS』において、元気ロケッツのリミキサー発掘コンペティションの課題曲として制作された楽曲「SPIDER SOUNDS」のフィーチャリングボーカルとして、agehasprings feat. Aimer名義で出演することになった。
4月にはコアミックス刊行の月刊漫画雑誌『月刊コミックゼノン』とのコラボレーションで、同じAimer名義で楽曲「キズナ」をCMソングとして提供した。
そして5月11日にFOURseamによる公式サイトが開設され、その当時洋邦10曲となっていたヒット曲をジャズアレンジでカバーした配信限定アルバム『Your favorite things』をiTunes Storeにて発表した。
リード曲の「Poker Face」はiTunes Storeのジャズチャート初登場1位を獲得し、アルバムとしても最高4位を記録した。その活躍が元となり、9月7日にDefSTAR RECORDSからのメジャーデビューを果たすこととなった。
9月11日、「六等星の夜/悲しみはオーロラに/TWINKLE TWINKLE LITTLE STAR」でメジャーデビュー。そして12月には2枚目のシングル「Re:pray/寂しくて眠れない夜は」、翌2012年2月には3枚目のシングル「雪の降る街/冬のダイヤモンド」、5月には配信限定シングル「星屑ビーナス」と、立て続けに新曲を発表した。
そして8月に4枚目のシングル「あなたに出会わなければ 〜夏雪冬花〜/星屑ビーナス」を発表し、更に10月には初のオリジナルアルバム『Sleepless Nights』を発表する。オリコンチャートでは発売日のデイリーチャートで5位、週間でも11位を記録し、「第5回CDショップ大賞 2013」の後期ノミネート作品にも選出された。その発売時にはシンガーソングライターの阿部真央、阿部芙蓉美、kz(livetune)、やなぎなぎら多数の著名人がコメントを寄せている。
2013年3月、5枚目のシングル「RE:I AM EP」を発表。表題曲「RE:I AM」はOVA「機動戦士ガンダムUC」シリーズの主題歌として制作され、世間のガンダム人気も合わさり、週間オリコンチャートで最高6位を記録して自身初のトップ10入りとなった。
5月には6枚目のシングルである「StarRingChild EP」を発表。
これは、『機動戦士ガンダムUC』最終章の主題歌として起用された。RE:I AM同様に好評を博し、週間オリコンチャートでシングル作品としては自己最高の3位を記録した。
また、澤野弘之による音楽プロジェクトであるSawanoHiroyuki、および『機動戦士ガンダムUC』とのコラボレーション企画として、SawanoHiroyuki:Aimer名義での活動を開始する。
ワンマンライブ「UnChild」を大阪・東京での2公演を開催。『ガンダムUC』関連としては2016年にSawanoHiroyukiのシングル「Into the Sky EP」に、『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』エンディングテーマに起用された「bL∞dy f8 -eUC-」という曲で参加している。
Aimerの活動経歴
オーディションからメジャーデビューへ
2011年より、agehaspringsの代表を務める音楽プロデューサーの玉井健二氏を中心としたプロデュースのもと、同社のマネジメント部門FOURseamに所属し、本格的に音楽活動を開始する。
J-WAVEの番組『HELLO WORLD』で企画された新人発掘オーディションへの出演をきっかけに、「キズナ」をCMソングとして提供する。その後、iTunes Storeでジャズカバーによる『Your favorite things』を発表。アルバムの内容は洋楽邦楽10曲をジャズアレンジでカバーしたもの。その中のレディ・ガガの「Poker Face」は、iTunes Storeジャズチャートで1位を獲得。2011年9月7日にDefSTAR RECORDSからメジャーデビューを発表する。
デビュー後
2011年9月7日、シングル『六等星の夜 / 悲しみはオーロラに / TWINKLE TWINKLE LITTLE STAR』を発表し、メジャーデビューし、ここからAimerの歴史は始まる。12月に2枚目のシングル『Re:pray / 寂しくて眠れない夜は』を発表する。
2012年2月に3枚目のシングル『雪の降る街 / 冬のダイヤモンド』、5月に配信限定シングル『星屑ビーナス』を発表する。7月には、シングル『Re:pray / 寂しくて眠れない夜は』のジャケットアートワークが、パリで開催された写真コンペティション「PX3」の音楽部門で銀賞を受賞する。
8月に4枚目のシングル『あなたに出会わなければ 〜夏雪冬花〜 / 星屑ビーナス』を発表した。『星屑ビーナス』は、甘酸っぱいバラードで乙女心にそっと寄り添ってくれる曲で、ファンからも人気のある楽曲である。
10月には、初のオリジナルアルバム『Sleepless Nights』を発表する。オリコンチャートでは発売日のデイリーチャートで5位、週間でも11位を記録し、「第5回CDショップ大賞 2013」の後期ノミネート作品にも選出された。10月14日には、大阪で行われた「MINAMI WHEEL 2012」に参加し、ライブ出演時には入場規制がかけられるほど大盛況となった。
アニメタイアップ 「RE:I AM」、「StarRingChild」
2013年3月、5枚目のシングル『RE:I AM』をリリースする。OVA『機動戦士ガンダムUC』シリーズの主題歌として、作曲家の澤野弘之から提供およびプロデュースを受ける。週間オリコンチャートで最高6位を記録し、自身初のトップ10入りをはたす。
CD購入者を対象とした招待制ライブ「Aimer Premier Live」を開催する。教会を会場として「Aimer Premium Live in Church」と題して行われたほか、タワーレコードおよび山野楽器での店舗購入者対象にインストアライブを、HMVでの店舗購入者対象にジャズクラブでのシークレットライブを開催する。
7月、写真コンペティション「PX3」の音楽部門にて、シングル『あなたに出会わなければ 〜夏雪冬花〜 / 星屑ビーナス』のジャケットアートワークで入選し、2年連続での選出となった。8月には、『星屑ビーナス』以来の配信限定作品となるシングル『眠りの森』を発表する。続けて11月、ミニアルバム『After Dark』を発表する。
2014年5月、6枚目のシングル『StarRingChild EP』を発表する。2度目の澤野弘之とのコラボレーション作となった『機動戦士ガンダムUC』最終章の主題歌として起用された。また、澤野弘之による音楽プロジェクトであるSawanoHiroyuki[nZk]、および『機動戦士ガンダムUC』とのコラボレーション企画となった。この企画より「SawanoHiroyuki[nZk]:Aimer」名義での活動を開始する。企画ワンマンライブ「UnChild」を大阪・東京2公演を開催する。
多くのアーティストとコラボ
2014年6月、2枚目のオリジナルアルバム『Midnight Sun』と、「SawanoHiroyuki[nZk]:Aimer」名義でのコラボレーションアルバム『UnChild』を同時発表した。週間オリコンチャートで前者は最高9位、後者は10位をそれぞれ記録し、アルバム2タイトルのトップ10入りとなった。続いて、コナミデジタルエンタテインメントが配信しているiOS音楽ゲームアプリ『jubeat plus』、『REFLEC BEAT plus』にて「Aimerパック」の配信が開始され、「StarRingChild」、「RE:I AM」、「AM02:00」、「あなたに出会わなければ 〜夏雪冬花〜」の4曲が収録された。8月からはワンマンライブとしては初の有料興行となる「Aimer 1st LIVE Midnight Sun」を大阪・東京2公演を開催し、チケットは即日完売となった。
9月、ミニアルバム『誰か、海を。 EP』を発表する。表題曲である「誰か、海を。」は、音楽家の菅野よう子がプロデュースと作曲、シンガーソングライターの青葉市子が作詞を手掛け、菅野が音楽を担当したテレビアニメ『残響のテロル』のテーマソングに起用された。作品には、Galileo Galilei、APOGEEの永野亮がそれぞれリミキサーとして制作に参加したほか、阿部真央の楽曲「for ロンリー」のカバーでは、Aimer自身が阿部とのコラボレーションを切望したことから阿部本人をゲストボーカルに迎えて制作された。また、同月にはGalileo Galileiの楽曲「バナナフィッシュの浜辺と黒い虹 with Aimer」にゲストボーカルとしてコラボレーション参加し、デジタル配信の先行販売が開始された。
12月、7枚目のシングル『broKen NIGHT / holLow wORlD』を発表する。4枚目のシングル『あなたに出会わなければ 〜夏雪冬花〜 / 星屑ビーナス』以来の両A面シングルとなり、収録曲のうち3曲がTYPE-MOON制作のPS Vitaゲーム『Fate/hollow ataraxia』のテーマソングに起用された。同月には配信限定シングル『君を待つ』を発表する。
2015年5月、Music Jacket Promotion Committeeが主催する「ミュージック・ジャケット大賞2015」にて、ミニアルバム『誰か、海を。 EP』のジャケットアートワークで準大賞を受賞する。
6月、8枚目のシングル『Brave Shine』を発表。全国ツアー『Aimer Live Tour "Maiden Voyage"』大阪公演で声が出なくなった経験が基となって歌詞が書かれた表題曲「Brave Shine」は、テレビアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』2ndシーズンのテーマソングに起用された。同曲はファンからも人気があり、Aimerの名が売れるきっかけとなった1曲でもある。
7月、3枚目のオリジナルアルバム『DAWN』を発表する。「夜」をテーマに制作された過去アルバム2作品とは対照的に、初めて「夜明け」をテーマに制作された本作は、既発のシングル曲のほかテレビアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』挿入歌として既に発表されていた「LAST STARDUST」や、メジャーデビュー前に漫画雑誌『月刊コミックゼノン』CMソングとして起用された「キズナ」などが初めて音源化されており、週間オリコンチャートでは最高4位を記録した。またこの年の作品発表をもって、所属レーベルのDefSTAR RECORDSがレーベル吸収統合に伴い廃止となり、SME Recordsへ移籍する。
Takaと野田洋次郎との出会い
「ninelie」は、「Aimer with chelly (EGOIST)」名義としてEGOISTのchellyがゲストヴォーカルとして参加し、澤野が音楽を担当したアニメ『甲鉄城のカバネリ』のエンディングテーマに起用された。シングル発売直前にはEGOISTの全国ツアー「EGOIST Greeting Tour 2016 : side-A『UNVEIL of KABANERI』」にシークレットゲストとして出演し、同曲を初披露した。6月、SawanoHiroyuki[nZk]のシングル『Into the Sky EP』に、コラボレーションアルバム『UnChild』収録曲のリアレンジで、テレビアニメ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』エンディングテーマに起用された「bL∞dy f8 -eUC-」で参加した。
7月、8月と2ヶ月連続シングルリリースを展開する。7月は10枚目となる両A面シングル『insane dream / us』を発表する。表題曲「insane dream」はONE OK ROCKのTakaが楽曲提供およびプロデュースを手掛ける。それに続き、「us」は「凛として時雨」のTKが楽曲提供およびプロデュースを手掛ける。8月はRADWIMPSの野田洋次郎が楽曲提供、プロデュース、コーラスを手掛けた11枚目のシングル『蝶々結び』を発表する。表題曲「蝶々結び」にはギターとコーラスにハナレグミも参加しており、またミュージックビデオはAimer自身が「昔から好きだった」という岩井俊二が監督および編集を担当した。同曲でテレビ朝日系『ミュージックステーション』にテレビ番組初出演した。
9月に4枚目のアルバム『daydream』を発表する。既発曲でコラボレーションした阿部真央や既発シングル曲でプロデュースを受けた澤野、Taka、TK、野田らの楽曲に加え、andropの内澤崇仁やスキマスイッチのプロデュース曲を収録し、2011年のデビューから築き上げた「Aimerの世界観を壊す」をコンセプトに作り上げられた。週間オリコンチャートでは最高2位を記録、年間オリコンチャートにもキャリアを通して初のランクイン(64位)をするヒットとなった。
11月、12枚目となる両A面シングル『茜さす / everlasting snow』を発表。表題曲「茜さす」はテレビアニメ『夏目友人帳 伍』、「everlasting snow」は発売直後に情報番組『ひるおび!』のテーマソングにそれぞれ起用された。
梶浦由記との出会い
017年1月、スペースシャワーTV主催「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」にてBEST FEMALE ARTIST(最も活躍した女性ソロアーティストに授与される賞)にノミネートされる。3月、アルバム『daydream』が、「第9回CDショップ大賞2017」の準大賞を受賞し、授賞式にて「蝶々結び」を披露した。
4月、FOURseamのマネジメント所属からapehasprings直属の所属となる。5月、自身初となるベストアルバム『BEST SELECTION "blanc"』、『BEST SELECTION "noir"』の2作品を発表する。週間オリコンチャートでは前者が3位(年間チャートでは59位を記録し、自身最大の売上を記録)、後者が4位となり、ベストアルバム2作同時トップ5入りを記録した。収録された新曲「歌鳥風月」をもとに特別番組『Aimer ベストアルバムリリース記念スペシャルラジオドラマ 〜君の歌が聴こえる〜』が制作された。
10月、13枚目のシングル『ONE / 花の唄 / 六等星の夜 Magic Blue ver.』を発表。本作は日本武道館公演で初披露となった「ONE」はAimerの曲の中では勢いがあり元気の出る楽曲である。高校生が旗を振って踊るPVが印象的だ。劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower』の主題歌として、劇中の音楽を担当する梶浦由記が楽曲提供およびプロデュースを手掛けた「花の唄」、コニカミノルタプラネタリウム"天空" in 東京スカイツリータウンのリニューアル記念タイアップのためにデビュー曲をリアレンジした「六等星の夜 Magic Blue ver.」をそれぞれ表題曲とするトリプルA面シングルとして発売され、週間オリコンチャートで最高2位を記録した。11月からは全国ツアー『Aimer LIVE TOUR 17/18 "hiver"』を開催する。全国15都市16公演を行い、総観客数は自己最多となる3万4千人を動員した。12月、ライブ映像作品としては初の単体発売となる『Aimer Live in 武道館 "blanc et noir"』をBlu-rayのみで発表する。
2018年2月、14枚目のシングル『Ref:rain / 眩いばかり』を発表する。表題曲「Ref:rain」は、テレビアニメ『恋は雨上がりのように』のテーマソングに起用され、山戸結希が監督を務めたミュージックビデオには女優の桜田ひよりとミスiD2008グランプリ受賞者で女性アイドルグループ終演後物販の元メンバーである兎遊が出演した。もう一方の表題曲「眩いばかり」は、Coccoが書き下ろしによる楽曲提供を行った。3月にはandropのアルバム『cocoon』収録曲「Memento Mori with Aimer」にゲストボーカルとして客演する。同月からは、amazarashiとともに海外ツーマンツアー『amazarashi×Aimer Asia Tour 2018』をアジア3都市4公演を開催し、4月には国内でも豊洲PITにて追加公演を行った。6月、単独公演としては自身初となるオーケストラコンサート『Aimer special concert with スロヴァキア国立放送交響楽団 "ARIA STRINGS"』をBunkamuraオーチャードホールにて開催する。続く8月には、公式ファンクラブ「Blanc et Noir」会員を対象とした自身初となるファンクラブツアー『Aimer Fan Club Tour "été"』をZepp3会場で開催する。
9月、15枚目のシングル『Black Bird / Tiny Dancers / 思い出は奇麗で』を発表する。女優である土屋太鳳と芳根京子が主演を務める映画『累 -かさね-』の主題歌に起用された自身初となる実写映画主題歌「Black Bird」、「Tiny Dancers」は、ソニー・ミュージックレーベルズ主催の楽曲オーディション『Sony Music presents 全国作曲コンクール』から採用された。「思い出は奇麗で」は、作品発売に先駆けて新曲として父の日にミュージックビデオが公開され、それぞれが表題曲となるトリプルA面シングルとして発売された。10月、2作目となるライブ映像作品『Aimer special concert with スロヴァキア国立放送交響楽団 "ARIA STRINGS"』をBlu-rayとDVDで発表。週間オリコンチャートでミュージックDVD・Blu-rayランキングおよびミュージックBlu-rayランキングの2つで、過去発売された全作品を通じて自身初となる1位を記録した。また発売同日より全国ツアー『Aimer Hall Tour 18/19 "soleil et pluie"』を開催。12月、LINE株式会社が運営する音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」の2018年間ランキングにて、「カタオモイ」がBGMランキング年間2位を記録した。シンプルなメロディラインにのせた可愛すぎる歌詞がファンからも人気を博している。
2019年1月、16枚目のシングル『I beg you / 花びらたちのマーチ / Sailing』を発表する。劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel] II.lost butterfly』の主題歌として、前作の主題歌「花の唄」に引き続き梶浦由記が楽曲提供およびプロデュースを手掛けた「I beg you」を含むトリプルA面シングルとして発売され、週間オリコンチャートでCD作品としては自身初の1位を記録した。シングルとしては2019年現在の時点で最も多い売り上げを記録している。エキゾチックな雰囲気のある名曲である。3月、SawanoHiroyuki[nzk]のアルバム『Rヨ/MEMBER』にゲストボーカルとして参加し、新曲「i-mage」を収録した。
4月、5枚目のアルバム『Sun Dance』および『Penny Rain』を発表する。『Sun Dance』は「太陽」をテーマに、1枚目のアルバム『Sleepless Nights』以来となるagehaspringsによる完全プロデュース作として制作された。また『Penny Rain』は「雨」をテーマに、既発シングル曲でプロデュースを受けた梶浦、Coccoらの楽曲に加え、前作『daydream』でも提供を受けたTKによるプロデュース曲や、SawanoHiroyuki[nZk]名義でボーカル参加した「i-mage」のアレンジ版などを収録して制作された。週間オリコンチャートでは前者が3位、後者が2位となり、また2作品と映像作品をバンドルした『Sun Dance & Penny Rain』では合算され、年間オリコンチャートでは76位を記録した。
5月、5作目となる配信限定シングル『STAND-ALONE』を発表する。4月のアルバムリリースから1か月にも満たない短いスパンでの作品発表となった。同曲はテレビドラマ『あなたの番です』の第1章主題歌に起用され、ミュージックビデオにはドラマにて尾野幹葉役を務める女優の奈緒が出演した。6月、前年から本年2月にかけて開催した『Aimer Hall Tour 18/19 "soleil et pluie"』の海外ツアーとして『Aimer "soleil et pluie" Asia Tour』を開催し、最終日の東京公演を含めたアジア5都市5公演を行った。
8月、17枚目のシングル『Torches」を発表。テレビアニメ『ヴィンランド・サガ』の前期エンディングテーマに起用された。10月より全国ツアー『Aimer Hall Tour 19/20 "rouge de bleu"』を開催する。
2020年3月、18枚目のシングル『春はゆく / marie』を発表する。劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel] III.spring song』の主題歌として、「花の唄」、「I beg you」に引き続き梶浦由記が楽曲提供およびプロデュースを手掛けた「春はゆく」、国立西洋美術館にて前年10月から1月にかけて開催された『日本・オーストリア友好150周年 ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史』のタイアップのために書き下ろした「marie」を表題曲とした両A面シングルとして発売され、週間オリコンチャートで最高3位を記録した。また「春はゆく」のミュージックビデオは過去2作に引き続き三木孝浩の監督、浜辺美波の主演で続投となり、三部作の締めくくりとして制作された。4月、YouTube公式チャンネルの登録者数の100万人突破とシングル『春はゆく / marie』のヒットを記念し、「StarRingChild」以降のミュージックビデオ10曲のフルサイズを公開。5月、YouTube公式チャンネルにて、梶浦由記のピアノ伴奏に合わせた「春はゆく」のセッション動画を公開する。
6月、TAKAと清水翔太が発起人となったプロジェクト「[re:]プロジェクト」に、阿部真央、絢香、KENTA(WANIMA)、Nissy、三浦大知とともに参加。楽曲「もう一度」をYouTubeにて発表する。
アニメ『鬼滅の刃』とのタイアップ
2021年4月、約2年振りとなる6枚目のアルバム『Walpurgis』を発表する。
2021年9月25日、自身のブランドnocturne(ノクターン)を掲げて、所属レーベルをSACRA MUSICに移籍。同時に12月から放送されるアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のオープニング曲「残響散歌」及びエンディング曲「朝が来る」を担当する。こちらも梶浦由記氏のプロデュースである。「残響散歌」はBillboard JAPAN”JAPAN HOT 100”にて3週連続6度目の首位を取得している。
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目次 - Contents
- Aimerの概要
- Aimerの活動経歴
- オーディションからメジャーデビューへ
- デビュー後
- アニメタイアップ 「RE:I AM」、「StarRingChild」
- 多くのアーティストとコラボ
- Takaと野田洋次郎との出会い
- 梶浦由記との出会い
- アニメ『鬼滅の刃』とのタイアップ
- Aimerのプロフィール・人物像
- Aimerのディスコグラフィー
- シングル
- 六等星の夜 / 悲しみはオーロラに / TWINKLE TWINKLE LITTLE STAR
- Re:pray / 寂しくて眠れない夜は
- 雪の降る街 / 冬のダイヤモンド
- あなたに出会わなければ 〜夏雪冬花〜 / 星屑ビーナス
- RE:I AM EP
- StarRingChild EP
- broKen NIGHT / holLow wORlD
- Brave Shine
- ninelie EP
- insane dream / us
- 蝶々結び
- 茜さす / everlasting snow
- ONE / 花の唄 / 六等星の夜 Magic Blue ver.
- Ref:rain / 眩いばかり
- Black Bird / Tiny Dancers / 思い出は奇麗で
- I beg you / 花びらたちのマーチ / Sailing
- Torches
- 春はゆく / marie
- SPARK-AGAIN
- 配信
- 残響散歌 / 朝が来る
- STAND-ALONE
- 星屑ビーナス
- アルバム
- Sleepless Nights
- Bitter & Sweet
- After Dark
- UnChild
- Midnight Sun
- 誰か、海を。 EP
- DAWN
- daydream
- BEST SELECTION "noir"
- BEST SELECTION "blanc"
- Penny Rain
- Sun Dance
- Walpurgis
- 星の消えた夜に
- Aimerの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- RE:I AM EP
- StarRingChild EP
- 蝶々結び
- Ref:rain
- 花の唄
- I beg you
- 残響散歌/朝が来る
- Aimerの名言・発言
- 「『誰かの役に立ちたい』という思いが一周回って自分の『生きる意味』でもあるし『救い』でもあるんですよね」
- 「これからもその“原点と挑戦”を忘れずに歌い続けていきます」
- Aimerの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
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