Subnautica(サブノーティカ)のネタバレ解説・考察まとめ

『Subnautica』とは、2018年にUnknownWorldsEntertainmentによってsteam上で発売された深海サバイバルゲームである。日本ではPlayStation4版が2020年に発売され、NintendoSwitch版が翌年発売予定となっている。海に囲われた水の惑星に不時着してしまった主人公が、脱出を目指し危険あふれる深海を探索する。美しい深海の情景が評価され、2018年にはSteam上で「ベストサバイバルゲーム大賞」「PCゲームオブザイヤー」を受賞した。

チタニウムの巨大鉱石。

このゲームのクラフトではたいていの場合、鉱石と呼ばれる素材アイテムが必要になる。
鉱石は「石灰岩」「砂岩」「貢岩」を砕けば手に入れることが出来るが、何が手に入るかはランダムとなっている。
またマップ上には「巨大鉱石」という鉱石の塊が配置されているが、採取するためにはプローンスーツという特別な乗り物が必要となる。

左上「ディープシュルーム」。右上「ゲルサック」。右下「ブラッドパイン」。
どれも深海に生える希少な植物。

鉱石とは別に植物由来の素材アイテムもいくつか存在する。
こちらは「屋外プランター」を使用すれば栽培が可能なので、一度手に入れたら畑を作ることが一般的である。

バイオームについて

巨大なキノコが乱立する。通称「キノコの森」
比較的安全なバイオームだが、すぐ隣には危険な深海生物が泳ぐ「砂丘地帯」がある。

探索できる範囲内には、地形ごとに「バイオーム」という区分けがなされている。
各バイオームごとに動植物の生態系や配置されている鉱石素材は大きく変わる。
中には危険な巨大生物が巡回している区域もあるため、その区域に危険があるかどうかは最低限覚えておく必要がある。

また探索できる範囲外は「デッドゾーン」という特別なバイオームとなっている。
アイテムも一切ないうえ、「ゴーストリヴァイアサン」という危険な生物が問答無用で襲ってくるため、もしも突入してしまったなら急いで引き返す必要がある。

敵性生物

「グラッシー台地」などに出没するサンドシャーク。

このゲームでは様々な動植物が存在している。
中には主人公が生存するうえで有用な生物もいるが、そのほとんどが主人公の行く手を阻む危険な敵性生物である。
敵性生物は主人公の姿を見ると問答無用で襲い掛かってくる。危険区域を探索する際は撃退する方法を考える必要がある。

またこのゲームでは主人公の体格をはるかに超えるリヴァイアサン級と呼ばれる生物も存在する。
並大抵の装備では彼らの激しい攻撃には耐えられないので、リヴァイアサンがいる区域では細心の注意を払わなければならない。

電力について

海底火山などの近くに置くことで発電できる「熱発電機」。
遠く離れた拠点に電気を送るためには、「パワートランスミッター」というアイテムを一定間隔で置く必要がある。

建築物は電力さえ確保していれば中に酸素が供給される。逆に電力がなくなれば照明が消え、酸素も供給されなくなってしまう。
常に電力をある程度の電力を確保しておく必要がある。

電力を確保するためには以下の建築物を作る必要がある。
日中の間のみ発電することが出来る「ソーラーパネル」。
インベントリ内の植物を消費して電力を作る「バイオリアクター」
火山地帯などの熱い場所に置いておけば常に発電し続ける「熱発電機」
製作コストが高いアイテムを消費するが莫大な電力を生み出せる「原子炉」の四つである。

発電機は置いたその拠点にしか電力を供給しない。
複数の拠点に電力を送る場合は、パワートランスミッターでつなぐ必要がある。

残骸について

砂丘地帯に沈むオーロラ号の残骸。

マップの各所には他の乗組員が使っていた救命艇やオーロラ号の残骸が配置されている。
中にはストーリーを補完するPDAデータや各アイテム・設備の設計図が落ちている。
しかし、中には「レーザーカッター」「リペアツール」などのツールが必要な場合もある。

『Subnautica』の登場人物

主要なキャラクター

主人公

プレイヤーの分身となるこのゲームの主人公。
宇宙船オーロラ号の乗組員であったが、オーロラ号はゲーム開始直後に墜落。
命からがら脱出ポッドに乗り込み難を逃れたが、危険な深海生物と謎の病が蔓延する水の惑星で、ただ一人サバイバルをすることになってしまった。

リヴァイアサン級生物

シーエンペラー・リヴァイアサン

この星の複雑な生態系の中心に存在する、この星の守り神的存在。
非常に発達した脳みそを持ち、テレパシーを用いて主人公とも意思疎通を取ることが出来る。
かつては浅瀬に群れを成して暮らしていたが異星人の研究のために乱獲され狭い水槽に閉じ込められてしまっている。
子供たちが卵の殻を破って生まれてくるように、主人公にテレパシーを送って最下層へと導く。

彼らは体内でエンザイム42という、どんな生物にも対応し、その体内にあるカラーウィルスの活動を抑える特別な酵素を生成できる。
カラーウィルスが隕石に乗って飛来し、生態系に深刻なダメージを与えた時代。カラーウィルスを克服するために進化した為と思われる。
以来、この星の生態系は彼らを中心に回るように変化していったのだ。

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