セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさんの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』とは、ナンセンスギャグを得意とするうすた京介が、『週刊少年ジャンプ』で描いた伝説的なギャグマンガである。
謎の格闘技「セクシーコマンドー」の使い手である本作の主人公・花中島マサルの繰り出すシュールで支離滅裂なギャグが本作の見所である。
本作に出てくる名言もシュールなものばかりで、名言と言うより、どちらかと言うと迷言に該当しそうなものばかりである。

桜田門凱「いや…はじめてだねこんなに…ウニなのは!」

桜田門凱。カブキ高校のセクシーコマンドー部主将。

土曜日に、セクシーコマンドー部の部員たちが昼飯を食べていると、トレパンと校長が入ってきて、「今日は午後からセクシーコマンドーの試合だ」と言ってきた。突然の知らせに動揺が走るセクシーコマンドー部の部員達。行われる試合はセクシーコマンドーの全国大会「全日本セクシーコマンドーフェスティバル」であった。

予選も地方大会もなしにいきなり全国大会は無謀すぎると、部員達は抗議したが、マサルだけはやる気になっていた。おまけに、校長が勝手に申し込んでしまったので、もはや後戻りは出来なかった。こうして、県立わかめ高校セクシーコマンドー部一同は、なんの苦労もせず、実にスムーズに全国大会の切符を手にいれてしまった。

セクシーコマンドーフェスティバルの試合会場に到着したマサル達は、早速会場の中に入ろうとした。マサルが扉を開けようとすると、おなじく扉を開けようとした、1人の男の手に触れてしまう。彼はカブキ高校セクシーコマンドー部の部員・桜田門凱であった。なぜか2人とも恥ずかしそうに手を引っ込めるが、その後お互いに握手を交わし、門凱は仲間の部員達とともに会場へ入っていった。

カブキ高校の部員達は全員気が弱そうで、フーミン達は安心するが、マサルは「あの桜田門凱だけは侮れない」と言って門凱と握手を交わした掌を見せた。そこにはガムがくっついていた。
実は、カブキ高校のセクシーコマンドー部は連勝を重ねている強豪だった。周囲が弱そうなやつばかりで、今年も退屈な試合になると、嘆いている部員達に対し、門凱は「そうでもない、さっきガムをあげた彼からお返しをもらった」と言って掌を広げた。なんと門凱の掌にはウニが刺さっていたのだ。「いや…はじめてだねこんなに…ウニなのは!」と門凱はコメントした。

格闘漫画などで、主人公と他のキャラクターと握手を交わして、握った手の感触から相手の力を測るという場面があるが、本作のマサルと門凱のやり取りはそのパロディと思われる。だが、やっていることは陰湿な嫌がらせの応酬であった。しかもマサルがやったのはウニを掌に押し付けるというインパクトのある手段である。

尚、セクシーコマンドーフェスティバルには、カブキ高校の他に、サンバ高校やガクラン高校、綾茂(あやしげ)高校のセクシーコマンドー部が登場する。

エキスパンダーX(仮名)「泣いたり笑ったりはみだしたり浮かんだりグッときたりすればいいさ!! 特にはみだせ!」

エキスパンダーX(仮名)。セクシーコマンドー協会の会長。本名も素顔も謎に包まれている。

セクシーコマンドーフェスティバルが開催され、開会式にセクシーコマンドー協会会長であるエキスパンダーX氏(仮名)が開会のあいさつを述べた。

エキスパンダーXは「パンダー!!」と元気よくあいさつすると、「今年もこのような盛大な大会を開くことが出来て、パンダー的にもやったぜグッって感じだね、うんそれじゃ、いきなり最後になったけれどもパンダーに一言いわせてくれ」と言って、「泣いたり、笑ったり、はみだしたり、浮かんだり、グッときたりすればいいさ!!」と、会場に集まってきたセクシーメイト(セクシーコマンドーの使い手の総称)達に檄を飛ばした。

エキスパンダーXは「特にはみだせ!」と言って締めくくり、開会式は終了した。会場にいたセクシーメイト達はいっせいに「はみだそうぜ!」と言い合ったが、フーミン達には何のことだかさっぱり分からなかった。

おそらくはセクシーメイト達にしか分からない隠語と思われるが、本編で明かされることはなかった。

エキスパンダーX「めんどいから良し!!!!」

カブキ高校の部員である門凱は、会場に入る前にマサルから掌に押し付けられたウニを割って食べると、殻を放り捨てた。すると、ウニの殻がたまたま近くにいたガクラン高校の部員の首筋に刺さってしまう。あまりの痛さに激怒するガクラン高校の部員だが、門凱はわかめ高校の部員達にその罪をなすりつけた。

門凱はわかめ高校の実力を探るためにガクラン高校を彼らにけしかけたのだ。しかし、門凱の想像とは反対に、マサルはいきり立つガクラン高校の部員の頬にウニの殻を刺して「スマンわざとじゃないぞ!!」と言って、怒りに火をそそいだ。

やられた本人だけでなく、他のガクラン高校の部員達も激怒した。周囲がざわつく中、セクシーコマンドー協会の役員が、エキスパンダーXに「会長いいんですか?」と伺ったが、エキスパンダーXは「ダメ、ダメだけれども…」と言うと、「めんどいから良し!!!」と静観することに決めた。セクシーコマンドー協会は基本的に無責任な体質のようである。

尚、この後マサルはいきり立つガクラン高校相手にのらりくらりと対応すると、門凱が自分がやったと名乗り出て、マサルに「あなた方の実力を知りたかっただけだ」と謝罪した。あのやり取りだけでどうやってマサルの実力を知ることが出来たのかは不明。

マサル「ヤツはただの…うんこですから!」

セクシーコマンドーフェスティバルは勝ち抜き戦であるため、マサルは1回戦の敵、サンバ高校を1人で倒してしまう。わかめ高校は、2回戦に進出し、綾茂(あやしげ)高校との試合になるが、新入部員であるアフロ君の姿が見当たらなかった。

やがて、試合が始まろうとするが、それでもアフロ君は来ない。審判はマサル達に「一人は欠場かね」と聞くと、マサルは「後で来ます。気にしないでください」と言って、「ヤツはただの…うんこですから!」と弁明した。

この後、マチャ彦は、「マサル、あの言い方はよくないよ、あれじゃアフロ君がうんこしているんじゃなくて、アフロ君がうんこ野郎みたいじゃないか」と批難したが、マサルは「なあに似たようなものさ」と気にも留めていなかった。

「ヤツはただの…うんこですから!」と言った時、マサルがあまりにもすまし顔であったため、発言に悪意があったのかどうか判別することは難しいが、マチャ彦に突っ込まれた時に「似たようなものさ」と言っていたので、適当に言った可能性が高い。

ちなみにアフロ君は休憩時間にトイレで自慢のアフロヘアをとかしていた時に、綾茂高校の生徒に襲われて倒れていた。

第5巻

マサル「人のおしゃれをじゃまするやつは…おしゃれ泥棒だ!!!」

わかめ高校の新聞部である轟車じ郎とたくみは、マサルから強引に、セクシーコマンドー部が全国大会で準優勝した(決勝で棄権した)ことを新聞に書かされたので、仕返しのためにセクシーコマンドー部の秘密を探ることにした。

2人は、セクシーコマンドー部がトレーニングしているところをしばらく見張っていたが、マサルがチャームポイントを外した瞬間に、髪が短くなったのを見て、あの輪っかに何か秘密があると思った。そして、彼らは重たいチャームポイントをどうにかして持ち出すと、じ郎が肩につけてみた。

するともみ上げが伸びたこと以外は何も変わらず、強くなるどころか、重たくて動きにくくなってしまったので、「一体何の道具なんだ、これは!」とじ郎が言った。そこにマサルが現れて「チャームポイントさ!」と答えた。

マサルはチャームポイントを取り返して肩につけると、「きさまらごときが身につけるには……10年早いぞ!!」と言って「人のおしゃれをじゃまするやつは…おしゃれ泥棒だ!!!」と2人に制裁を与えた。

「おしゃれ泥棒」はハリウッドの名女優オードリー・ヘップバーンが主演した映画だが、マサルのセリフとは一切関係がない。マサルはチャームポイントを盗む者には容赦しないようである。

マサル「「メホホ・ブルササンG」だぜ!」

モエモエは九州のおばさんが栗羊羹を大量に送ってくれたために、弁当箱に入れて食べるほどはまっていた。それを目の当たりにしたフーミンとマチャ彦は「そんなに食べて太らない?」と言われて、モエモエは少し体重のことが気になり始めた。そして、部室に置いてあった体重計にそっと乗ってみると、体重計のメーターに「ごんぶと」と表示された(この時体重計の横にマサルが肩から外したチャームポイントが置いてあった)。

モエモエは、マサルにダイエットにいい薬は無いか、周囲に内緒で相談した。するとマサルは自分の家に代々伝わる秘伝の薬を煎じてやると言って、次の日の放課後、モエモエを連れて薬の材料を買いに街へ出かけた。そうとは知らないマチャ彦達は2人はデートしているのかとショックを受けたが、マサルの言った薬という単語で、マサルが眠り薬を作ってモエモエに飲ませようとしているのかと思い、一同はマサルを探しに学校の部室に戻った。

部室にはウサギの着ぐるみを着て、鍋であやしげな薬を煎じているマサルの姿があった。マサルは「君達何ウサギ!?入ってきちゃダメウサギ!?」とマチャ彦たちに注意すると、マチャ彦はマサルの言葉を無視して、「その薬が眠り薬だって事は知っているんだぞ」と言ったが、マサルは失笑しながら「コイツは睡眠薬なんかじゃなくて…」と否定して「メホホ・ブルササンGだぜ」と言った。

薬の名前を言われてもピンとこないマチャ彦に、マサルは具体的に説明しようとするとモエモエが大慌てで口止めをした。

「メホホ・ブルササンG」という現実にありそうでなそうな薬の名称を聞いて、読者もマチャ彦と達同様、呆然となったはず。

キャシャリン「やせるってのがどういう事か…わかっているのか!?」

甘いものを食べすぎて、体重が増えたのではと悩んだモエモエはマサルに相談すると、マサルは己の家に代々伝わる秘薬、メホホブルササンGことやせ薬を煎じた。口の軽いマサルは、モエモエから口止めされていたにもかかわらず、やせ薬を煎じたことを周囲にばらしてしまう。

マサルがモエモエに睡眠薬を飲ませようとしていたのでは、と思っていたマチャ彦達は一安心したが、彼らはモエモエが太っているようには見えないのに、なぜやせ薬を求めたのか不思議に思った。しかし、自分は太っていると思い込んだモエモエは疑心暗鬼に駆られ、やけを起してメホホ・ブルササンGを飲み干そうとした。

そこへパンツ一枚になって自分の貧相な体をさらしたキャシャリンが、「やせるってのがどういう事かわかっているのか!?」とモエモエに言った。

あまりにもすごい説得力に一同は絶句してしまう。マッスルボディになるために、あやしい栄養剤を作って飲み、結果として貧相な体になってしまったキャシャリンだからこその名言である。

尚、モエモエがダイエットに走った原因は、部室にあった体重計のメーターに「ごんぶと」と表示されたからであるが、原因は体重計の近くにマサルが置いたチャームポイントがあったので、メーターが狂ってしまっただけであった。

鬼風陣豪「老いてるー!!!」

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