サガ フロンティア2(SaGa Frontier 2)のネタバレ解説・考察まとめ

『サガフロンティア2』とは、現スクウェア・エニックスが1999年に発売したプレイステーション用ソフト。ジャンルはRPG。サガシリーズとしては8作目、『サガフロンティア』シリーズでは2作目に当たる。
シリーズの特徴であるフリーシナリオは、今作では年代順にシナリオを追っていく「ヒストリーチョイス」システムとして採用されている。術が一般化している世界を舞台に、術が使えないギュスターヴ13世と時代の影で起こる災いに立ち向かうウィリアム・ナイツとその一族を主人公に、約100年に及ぶ物語が描かれる。

ヴァイスラント地方(Weissland)

東大陸の南東部地域で、リンホフ川以南の地をラウプホルツ公が治めている。
地域のほとんどが雪と氷に覆われているため、手付かずの地域も多い。
名前の由来はドイツ語で「白い土地」から。寒冷地体のため、長い冬場の氷結された風景を表している。

ヴァイスラント(WeissLand)

術発祥の地として知られる東大陸最南端の町。
雪と氷に覆われた極寒の地のため、この地を訪れる旅行者などはほぼいない。
町の機能はほとんどクヴェルの力に依存している。
寒さをしのぐために火のクヴェルが利用されている。
そのためクヴェルが産出されているのではと思われているがその出どころは極秘とされている。
近くには周囲を氷湖で囲まれた古代の先住種族の遺跡「氷河のメガリス」が存在している。

ラウプホルツ(Laubhols)

グラン・ヴァレを抜けたところにある都市。
ヴァイスラントほど寒くはないため、比較的住みやすく活気がある。
文化的に発展しようという向きがあり、芸術家たちが集う町もある。
またラウプホルツ近郊には「グールの塔」があり、亡者たちが跋扈している。

南大陸

ほぼ全土をナ国が治めている。
大陸の大半が砂漠化しているために居住地域が狭く、土地の広さに対して人間の治める領土も少ないため、領土争いもほとんどない。

ナ国(Na & Grand Desert)

南大陸を治める国。
東大陸の文化とは全く違った歴史を歩んだため、東大陸では禁忌とされた金属の鍛冶技術などが残っている。
そのため東大陸ほど術不能者に対する差別はない。

グリューゲル(Gluegel)

ナ国の首都。
ナ国の安定した治世を表すかのような平和な都市。

フォーゲラング(Vogelang)

荒野の只中にある町。
周囲が砂漠と岩場に囲まれているため、水は貴重である。
水源となるタウゼント湖は厳重に管理されており、勝手に水をくむことは禁じられている。
周囲には遺跡やメガリスもあるが、南大陸にはクヴェルの発見例がほとんどないため、発掘に訪れるディガーはほとんどいない。

ナ国周辺(Austrix the east)

ナ国に隣接する形で、ナ国から領地を与えられた領主たちが統治している。
大きな紛争もなく総じて平和的な地域。
北大陸や東大陸との海路による交流が盛んであり、特産品などを輸出したりもしている。

ヤーデ(Yade)

ヤーデ伯の治める地域。
ヤーデ伯の屋敷と、それを取り囲む町から構成されるのどかな地だった。
ギュスターヴ13世の盟友ケルヴィンがヤーデ伯を継いだ頃から軍備を増強し、立派な大都市へと変貌した。

ワイド(Wide)

ヤーデ伯領の北方に位置する、ワイド侯の治める地域。
ワイド侯の豪華な屋敷を中心に、町が広がり、それを取り囲むように城壁がある。
ワイド侯には多くの優秀な側近がおり、軍部を統括する将軍と内政を取り仕切る内政官らが分担して国政を担っている。

北大陸(Terionis)

開拓が始まったばかりの未開の地。
そのため一山あてようと多くのディガーや冒険者たちが訪れる。

ノースゲート(North Gate)

北大陸の玄関口として、開拓者たちが築いた町。
周辺には多くの遺跡や洞窟があるため、発掘を目的としたディガーたちが多く訪れる。
この町を起点としてディガーたちは遺跡目指して旅立つ。

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