レスラー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『レスラー』とは2008年に公開された、心臓発作で引退を勧告された中年レスラーが自分の人生を見つめなおす、ヒューマンドラマ映画である。監督はダーレン・アロノフスキー、主演はミッキー・ロークである。嘗て人気のプロレスラーであったランディ(ミッキー・ローク)は、年老いてもプロレスを続けていたが心臓発作を起こしてしまう。しかし20年前に伝説の試合と言われたアヤトッラー(アーネスト・ミラー)との再戦に望むのであった。見どころはランディのプロレスにかける情熱と、リアルなプロレスシーンである。

『レスラー』の概要

『レスラー』とは2008年に公開された、心臓発作で引退を勧告された中年レスラーが自分の人生を見つめなおす、ヒューマンドラマ映画である。
監督はダーレン・アロノフスキー、主演をミッキー・ロークが務めた。第65回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を筆頭に、54個の賞を受賞した。主演のミッキー・ロークは、第66回ゴールデングローブ賞主演男優賞を筆頭に、各地の映画祭で主演男優賞として22回表彰された。劇中のプロレスシーンなどでは、ネクロ・ブッチャーをはじめ、20人を越すプロレスラーを登場させた。またプロレス団体ROHも会場等で協力した。

80年代人気プロレスラーであったランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン(ミッキー・ローク)は、年老い落ち目になってもプロレスを続けていた。試合やファン交流のギャラでは生活ができず、アルバイトをしていた。若い頃からプロレスを優先し、娘のステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)を蔑ろにしてきた。その為ステファニーとは疎遠になっていた。孤独なランディは、想いを寄せるストリップクラブのキャシディ(マリサ・トメイ)の店に行く日々を送っていた。ある日、伝説の試合と言われたアヤトッラー(アーネスト・ミラー)との20年ぶりの再戦話が持ち上がり快諾するランディであった。しかしランディはネクロ・ブッチャー(ネクロ・ブッチャー)との対戦後、心臓発作を起こし倒れてしまう。病院のベッドの上で目を覚ましたランディは、医師からプロレスを辞めるように言われる。不安になったランディはステファニーに会いに行ったが、今頃現れたランディに不快感を表すステファニーであった。ステファニーといい関係になりたいランディは、キャシディに手伝ってもらいステファニーへのプレゼントを買いにいくのだった。そして体に不安を抱えたランディは引退を決意するのだった。その後プレゼントをきっかけに、無事ステファニーとの仲を修復したランディはステファニーと食事の約束をした。いい気分のランディは、ストリップクラブに行きキャシディにお礼を言う。キャシディに前から好意を寄せていたランディは、キャシディと親密になろうとするがキャシディに拒まれてしまう。ランディは思わず酷い言葉をキャシディに言ってしまい、ストリップクラブを出ていく。その後ランディはバーで知り合った女とドラッグをして、関係をもってしまう。酒とドラッグのせいで眠り込んだランディは、ステファニーとの約束を破ってしまう。ランディは慌ててステファニーの元へ行くが、ステファニーはランディを拒むのだった。
結局ランディはアヤトッラーとの再戦話を受け、試合にのぞむことにした。会場にかけつけたキャシディが、試合を辞める様ランディを説得するが大歓声の中リングの上で試合をするランディであった。

見どころは、年老いたレスラーであるランディのプロレスにかける熱い思いや、生き様である。そして実際のプロレスラーを登場させることで、迫力あるリアルなプロレスの試合シーンが見られる所である。

『レスラー』のあらすじ・ストーリー

年老いたレスラー

ランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン(ミッキー・ローク)は、1980年代人気の プロレスラーであった。当時は1万8500人のファンたちが、ランディの必殺技である「ラム・ジャム」を待っていた。
それから20年の月日が経ち、ランディは年老いてはいたもののプロレスを続けていた。しかし客も少なく、週末に行われるプロレスのギャラだけだは生活できない状態であった。その日の夜も、家に帰ると家の扉には錠がかかっていて入ることが出来ずにいた。ランディは度々家賃が払えず、そのたびに管理人であるレニー(マーク・マーゴリス)に締め出されていたのだ。しかたなく、ランディは自分の車の中で一夜を過ごすのであった。
翌朝、近所の子供たちが車内で眠っているランディを起こしに来た。ランディは子供たちとプロレスごっこをして遊ぶのだった。その後、ランディはアルバイト先であるスーパーへ向かう。そして上司のウェイン(トッド・バリー)にシフト時間の延長を頼むのであった。ランディはプロレスの収入だけでは生活できず、アルバイトをして生活をしていたのだ。
その夜、ランディはトミーとの試合をひかえていた。控室には多くのレスラーたちの姿があり、和やかな雰囲気であった。ランディは今夜の対戦相手であるトミーと握手を交わし、試合の流れについての打ち合わせを始めるのだった。そしてランディは手首に巻いたテーピングの中に、小さな刃を隠すのだった。やがて試合のラストを飾るランディとトミー戦がやってくる。ランディとトミーは激しい戦いを繰り広げる。トミーから激しい攻撃を受けたランディは倒れる。その隙にファンを挑発したり、レフリーを放り投げたりとトミーが悪事を働いている間にランディは仕込んだ刃で自分の額を切るのだった。流血の中、ランディはトミーに必殺技である「ラム・ジャム」をかけ、勝利するのであった。歓声の中、ランディは笑顔でその場を去っていくのだった。控室に戻ったランディは傷の手当を受けながら、プロモーターであるニック(ウェス・スティーヴンス)から20年前の伝説の試合の再戦話を持ち掛けられる。しかもウィルミトンでのファンフェスタで、メーンイベントとして行うと言うのである。それは、20年前に観客を沸かせた中東の獣アヤトッラー(アーネスト・ミラー)との再戦だった。アヤトッラーは今は引退し中古車販売業をしていたが、ランディとの再戦であれば乗って来るだろうとの事だった。勿論ランディも再戦に乗り気であった。
その後、ランディは馴染みのストリップクラブに行った。お気に入りのキャシディに会う為である。しかしキャシディはVIPルームにおり、若い男性客たちから年齢の事で馬鹿にされていた。それを見たランディは男たちに「レディに失礼だぞ、謝れ」と言う。怒り出す男たちにランディは「よく聞け、彼女は百倍もセクシーなんだよ、お前の青臭い花嫁よりもな」と言い放ち、怒った男たちは帰ってしまう。客に逃げられたキャシディは「200ドルがパーよ」とランディに怒るが、「ごめん、でも俺の方が男前」と冗談を言うのだった。思わずランディの冗談に笑顔になるキャシディであった。ランディは、稼ぎ損ねたキャシディにチップを渡しラップダンスを踊ってもらう。その間もずっとランディはプロレスの話をしていたのだった。

ドクターストップ

ランディはジムのロッカールームで、ジム仲間から筋肉や体力を維持する為に薬を買っている。その後美容室で髪を染めたり、日焼けサロンで日焼けをして見た目を仕上げていた。そして次の試合で使えそうな武器を、ホームセンターに選びに行っていた。ランディの次の試合の相手は、デスマッチを得意とするネクロ・ブッチャー(ネクロ・ブッチャー)であった。ネクロ・ブッチャーと打ち合わせをした際、ネクロ・ブッチャーからホッチキスのような武器を使う事を提案されたのだった。

ランディとネクロ・ブッチャーの試合はビンタから始まり、ホッチキス攻撃やフォーク、有刺鉄線を使った試合であった。両者共に、凄まじい流血であった。試合後体中に刺さったホッチキスの芯や、ガラスの破片を抜いてもらいながら手当てを受けるランディであった。しかし手当て中様子がおかしくなったランディは、吐いた後に心臓発作を起こし倒れてしまう。
目を覚ますとランディは病院のベッドの上であった。心臓のバイパス手術が、無事に終わっていたのだった。
翌朝病室を訪れた医師からランディは、プロレスの為に常用していた薬を止めて処方された薬を飲むように言われる。おまけに普通の運動ならばいいが、バイパス手術をした心臓で激しい運動は無理だと言われる。プロレスをすることに、ドクターストップがかかったのである。
退院の日、ランディは病院の職員にニックから預かったという手紙とお金を渡される。手紙には次の試合の事が書かれていた。ランディは家に戻ると、レニーに家賃を払い錠を開けてもらう。家に入ったランディは、暇を持て余していた。外で遊んでいた近所の子供アダムを呼び、家で一緒にプロレスのテレビゲームをしていた。しかしアダムに「これは古すぎる」と言われてしまうのだった。その後、ランディはトレーニングのつもりでランニングしたものの、すぐに苦しくなってしゃがみこんでしまう。
夜、ランディはキャシディのいる店に行く。ランディは話があると、しきりにキャシディを外に誘おうとする。しかし外でお客と会う事を禁止されていると一旦は断ったものの、心臓発作を起こしたことを聞き外で会う事を承諾した。煙草を吸うふりをしながら店の外に出て来たキャシディは、ランディの車に乗り込む。ランディは「プロレスは無理だと言われ、先の事が考えられなくなりキャシディと話したくなった」と言う。しかしキャシディはランディに必要なのは家族だと言い、娘と話すように勧められる。しかし娘に嫌われ、長く疎遠であったランディは戸惑うのであった。

父親の顔

ランディは、娘のステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)に会いにステファニーの元を訪ねた。今までプロレスばかりで、娘を蔑ろにしてきたランディを当然ステファニーは受け入れられなかった。話しかけるランディに冷たい態度のステファニーであった。ステファニーに心臓発作の事を話したランディだったが、ステファニーから「面倒は見ない」と怒鳴られてしまう。
その夜ランディはキャシディの店に行き、ステファニーに会ったことをキャシディに話した。ステファニーに嫌われたままのランディは、ステファニーにプレゼントをしたいが好きなものがわからなかった。キャシディは洋服はどうかとランディに助言し、洋服選びを一緒に手伝う事になった。

ある日ランディは、アルバイト先の上司ウェインの元を訪ねていた。ランディは、フルでもっと働かせて欲しいとウェインに頼むのだった。ウェインは週末勤務ならと提案したが、週末はプロレスの試合でいつもは休みにしていたのだ。しかしランディはその条件をのむのであった。しかも接客のある、忙しい総菜売り場で働くことになったのだった。

土曜日、ランディはキャシディとステファニーの洋服を選ぶため、待ち合わせをしていた。ランディは緑のSの文字が入った派手なブルゾンを選び、キャシディはシンプルな黒のピーコートを選んだのだった。その後ランディはキャシディを飲みに誘う。しかしキャシディは、自分には9歳になる子供がいることを告白し、帰らなくてはならないと誘いを断った。しかしランディは「ビール一本だけ」と再びキャシディを誘い、二人はバーに行くのだった。店にはランディの好きな80年代の曲が流れていた。ランディは立ち上がり踊り始めるのだった。ランディとキャシディは、ガンズ・アンド・ローゼズやモトリー・フルー、デフ・レパードなど80年代のアーティスト話で盛り上がった。しかし「ニルヴァーナの登場で楽しさがぶち壊し」と話すランディとキャシディだった。ランディは、話の勢いでキャシディにキスをする。突然のキスにキャシディは「客との接触はだめ」と言ってランディを残し、店から出て行ってしまう。
その後ランディはアルバイト先のスーパーの総菜売り場で、慣れない様子で仕事をこなしていた。不器用ながらも、持ち前のユーモアのセンスで客たちを楽しませていた。仕事の後、ランディはニックに電話をして、引退する事を告げるのであった。そしてランディはステファニーに会いに行ったのだった。
ステファニーが学校から帰ると、家の前でランディが待っていた。ランディはプレゼントをステファニーに渡した。自分が選んだ緑のブルゾンはイマイチの反応だったが、キャシディが選んだピーコートは気に入った様子であった。「暖かくしてほしくて」と言うランディにステファニーはお礼を言うのであった。その後二人は、子供の頃ステファニーがお気に入りだった場所に訪れる。ランディは今まで家族を置き去りにしてきたことを、心から謝罪した。そして「お前に嫌われたくない」とランディはステファニーに言い、涙を流すのだった。ステファニーはランディの心からの謝罪を受け入れ、ランディと腕を組んで歩く。帰り際、ランディはステファニーと食事の約束をするのだった。
その夜、ステファニーとも和解できたランディは、お礼の手紙を渡しにキャシディの店を訪れる。手紙を渡し手を握るランディを、キャシディは拒むのだった。客と一線は超えないと頑ななキャシディと、ランディは口論になる。ランディは金を渡し、ラップダンスを踊れとキャシディに言う。拒むキャシディにランディは「尻ふって胸掴んで踊れ」と言うのだった。思ってもいない酷い言葉をキャシディに言ってしまったランディは店から追い出されるのであった。その後ランディはバーに行き、見ず知らずの女とドラッグをして、トイレでセックスをしてしまう。

翌朝、目を覚ますと昨夜一緒にドラッグをした女の家だった。ランディはその場を逃げるように立ち去り、自宅に帰る。自宅に戻ったランディはもう一眠りしてしまうのだった。
ランディが再び目を覚ました時には、ステファニーとの約束の時間を過ぎていた。慌ててステファニーの家に向かうが、二時間も待ちぼうけをくらったステファニーは激怒していた。ステファニーから完全に拒絶されたランディは涙を流し、トボトボと帰って行くのであった。

再びリングに

ステファニーから絶縁宣言された翌日、ランディは、総菜売り場で接客をしていた。口うるさく細かい客や、ランディをプロレスラーだと知る客が騒ぐため、ランディはイライラを募らせていく。そしてとうとうイライラが爆発したランディは、チーズをカットする機械にわざと指を入れる。血まみれになりながらランディは、店のものを破壊して出て行ってしまうのだった。店を後にしてからランディはプロレスをすることを決意し、ニックに電話をかけアヤトッラーとの再戦を受けるのだった。
自宅に戻ったランディは身支度をはじめ、荷物を車に積み始めた。丁度その時、キャシディがランディを訪ねて来て口論の件を謝った。ランディは試合をするから見にこいとキャシディに言い、車を走らせるのだった。試合会場に到着したランディは、久しぶりにアヤトッラーと再会し抱きしめ合う。
一方キャシディは、ストリップクラブでダンスをしていたがランディの事が気がかりであった。キャシディはダンスを途中で止めると、ランディの元に向かうのだった。自分の試合を待っているランディの元にやってきたキャシディは、試合を止めさせようとする。しかしランディは心臓を心配するキャシディに「俺にとって痛いのは外の現実の方だ」と言うのであった。やがて会場からランディを紹介するアナウンスが流れる。ランディは「あそこが俺の居場所だ、行くよ」とキャシディに言い残す。大歓声の中、ランディはファンたちの前に登場するのであった。ランディは試合前のマイクパフォーマンスで、多くの人に無理だと言われたがプロレスしかない事を伝えた。更に年老いて、落ち目になっても自分に辞めろと言う資格があるのはファンだけだと言い、ファンに感謝の言葉を伝えたのであった。
そしてアヤトッラーとの戦いが始まった。命をすり減らしながら激しくぶつかり合うランディの姿を、キャシディはみていられなくなりその場を去るのだった。試合中、何度も胸の痛みがランディを襲う。しかしファンの歓声がランディを戦わせていた。対戦相手のアヤトッラーも、ランディの異変に気が付き心配しながら試合をしていた。会場はランディの必殺技である「ラム・ジャム」コールが響いていた。胸の苦しみに耐えながら、ランディは必殺技である「ラム・ジャム」を笑顔できめるのであった。

『レスラー』の登場人物・キャラクター

主人公

ランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン(演:ミッキー・ローク)

椅子に座って休んでいるランディ

日本語吹き替えでは、安原義人が声を務めた。
80年代国民のヒーロー的存在の人気レスラーである。
現在は年老い、落ち目になってはいるものの昔からのファンも存在している。
プロレスでの収入では生活できず、スーパーでアルバイトをしている。
楽しみは、想いを寄せるストリップクラブのキャシディに会いに行くことである。
プロレスに人生を捧げ家族を蔑ろにしてきたせいで、娘のステファニーとは疎遠である。
心臓のバイパス手術をしており、プロレスについてはドクターストップがかかっている。

友人

キャシディ(演:マリサ・トメイ)

ランディとビールを飲むキャシディ

日本語吹き替えは、佐々木優子が声を務めた。
ストリップクラブで働くストリッパーである。
9歳の子供を育てている母親である。
ランディに好意はあるものの、一線は超えない事を決めている。
明るく優しい女性である。

家族

ステファニー・ラムジンスキー(演:エヴァン・レイチェル・ウッド)

いきなり現れたランディに冷たい態度のステファニー

日本語吹き替えでは、永吉ユカが声を務めた。
ランディの娘である。
学生であり、ルームメイトの女性と一緒に暮らしている。
父親であるランディとは疎遠であった。
一時は父と娘の絆を取り戻したものの、再び約束を破られた事でランディとは完全決裂となる。

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