ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』とは、2017年にスパイク・チュンソフトより発売されたPS4・PS Vita向けのゲーム。同年9月以降には、米国、欧州等でも発売している。ダンガンロンパシリーズにおいては4作目、ナンバリングタイトルとしては3作目となる。作品舞台が希望ヶ峰学園から、才囚学園に変更された。1、2との関連性は薄い。今作は才能あふれる「超高校級」という称号を持つ16人が才囚学園に監禁され、コロシアイの1番を競わされるストーリーとなっている。

謎の資料

ゴン太の処刑が終わり、優しいゴン太を学級裁判で裁かなければならず、絶望しかない外の世界を思い、全員で泣いていた。
しかし、王馬だけは違った。
「ま、待ってくれ!やっぱり嫌だよぉ!ゴン太、行かないでよぉ!」とみんなと一緒に泣いていたかと思った矢先、王馬は「嘘だよー!バーカ!あんな嘘泣きなんかを本気で信じちゃったの!?バカだなー!俺がゴン太のためなんかに泣くわけないだろ!」と言った。
結局、王馬にとってはコロシアイを盛り上げる為に、ゴン太を利用しただけ。
ゴン太のように「みんなを助ける」などという意思は、王馬には少しもなかった。
最後には「俺は純粋に心の底から、この疑心暗鬼のゲームを楽しみたいんだよ。おまえらが苦しめば苦しむほど、俺にとっては面白くて仕方ないんだよ!」と王馬は吐き捨てて裁判場を後にした。
その後、百田と最原の間に微妙な空気が流れていた。
百田が吐血したという事もあったが、それだけではない。
百田は、最原の探偵の力を信じ、背中を押した助手であり、親友だった。
最原も今回の事件については、本当にクロを指摘していいものか、悩みに悩んだ。
疑いたくない相手を疑う辛さを、赤松の時に感じた最原。
それと同じ思いを今回の裁判でも嫌と言う程、感じていた。
しかし、百田は「ゴン太は人殺しするようなヤツじゃない」と信じていた。
その為、ゴン太を疑った最原に対し、憤りを感じてしまった。
ゴン太が犯人だったことは真実だったが、百田の中で最原は「裏切り者」という位置付けになってしまったのだ。
これまでは「終一」と呼んでいた百田だったが、最後には「最原」と呼び、その場から去って行ってしまった。
それまで最原に協力し、仲が良かった春川ですら、最原を置いて百田を追いかけて行った。

昨日の裁判から一夜明け、いつも通り食堂に集まった超高校級達。
王馬だけは姿を見せなかった。
そして、表面上いつも通りとは言え、やはり百田と最原の間には確執が残っている。
百田は、最原と目も合わせようとしない。
最原はただ、赤松に励まされ、みんなで無事にここを出るという約束を果たそうとしただけ。
最後まで自分自身と戦い、他のみんなを生かす道を選んだのだが、その思いは百田には届いていないようだった。
そこへ、いつものようにモノクマが登場した。
「事実上最後の鍵」と「本当に最後の鍵」という胡散臭いアイテムを持ってきたのだ。
これでまた、行ける場所が増えたらしい。
ひとまず探索を始めた超高校級達。
今回行けるようになったのは、百田の研究教室、天海の研究教室、エグイサルが格納されている格納庫だった。
百田の研究教室は宇宙をイメージして作られており、宇宙船のコックピットのようなものもあった。
そこで最原達が発見したのは「ゴフェル計画」の資料。
以前話題となった、隕石から人間を守る世界各国が打ち出した打開策だ。
話題となった時には、それ以上の詳細は思い出す事が出来なかったが、目の前には詳細が書かれている資料がある。
全員で目を通してみると、そこには「ゴフェル計画とは、宇宙より降り注ぐ災難から『優れた才能を持つ少年少女たち』を未来の希望の種として、新たな地へ向かわせること」と書かれていた。
計画書には続きがあったようだが、黒く塗りつぶされていてそれ以上読む事は出来なかった。
「優れた才能を持つ少年少女たち」とは、即ち最原達「超高校級」の生徒達だろう。
しかし、結局のところ計画書が塗りつぶされてしまっている為、ゴフェル計画の全容を掴む事は叶わなかった。
その後は、最原の研究教室の近くにある赤く不気味な扉が姿を現していた。
しかし、鍵が掛かっており、モノクマから渡された鍵では開ける事が出来なかった。
するとモノクマが現れ、この扉は既に犠牲となってしまった天海の研究教室だった事を説明する。
基本的に、研究教室が開放される前に死んだ生徒の研究教室には、それ以降入る事は出来ないらしい。
ここまで来ても、天海の能力は分からずじまいだった。
続いて、中庭にある大きな扉。
モノクマにもらった鍵を使い、中に入ると大きなシャッターがあり、シャッターの前にはセンサー感知する警報機があった。
モノクマがまたどこからか現れ、シャッターのロックを解除し、中に入る超高校級達。
そこにはエグイサル全5体が格納されていた。
また、格納庫には大きなプレス機とトイレも設置されていた。
プレス機はエグイサルを処分する時に使われる物らしく、生体反応センサーがついており、人間がプレス機の間に挟まると安全上、自動で停止するようだ。
一通り探索したが、最原はこの学園の核心に迫れるような物は何も見つけられなかった。

ゴフェル計画の真実

その日の夜。
今までは最原、百田、春川の3人で集まっていたが、この状況で集まる事はないだろうと最原は思っていた。
その時、最原の部屋のチャイムが鳴る。
ドアを開けた先には春川が立っていた。
春川は「さっき…百田に頼まれたんだ。私の研究教室を見せて欲しいんだって。あんたも来なよ」と、最原を誘いに来たのだった。
今の百田との関係を考えると、最原はあまり行きたくはなかった。
しかし、春川に押され結局行く事になった。
予想通り、春川の研究教室で最原と目が合った百田は「お前も来たのかよ…」と呟いた。
百田はここにある武器に興味を持ったようで、春川に色々聞きながら武器のパーツを組み上げていく。
最原はそんな二人の間に入る事が出来ず、ただただ時間が過ぎるのを待つしかなかった。
百田が帰った後、春川と2人になった最原。
春川は、百田と話す機会を作る為に最原も呼んだようだが、結局は険悪な空気のまま、春川の気遣いは裏目に出てしまったようだ。
最後に春川は最原に「百田は不器用だから、最原を嫌いになったんじゃなくて、ただ意地になってるだけだよ」と言った。
最原は自分の信じる道を、苦しみながらも進んだだけ。
それ以上、やはりどうする事も出来ないまま、自分の部屋へと戻った。

翌日、全員が集まる食堂でやはり王馬の姿はない。
百田はそんな事は気にせず「俺がオマエラをここから脱出させてやる。でも…その為にはテメーらの力が必要だ。俺と一緒にモノクマと戦ってくれ」と言った。
百田には、それを実行出来る何かしらの計画がありそうだった。
百田の言葉を聞き、モノクマと戦う決意をした超高校級達。
今夜にでも決戦となる。
夜時間に体育館へ集合だと声をかけ、その場は解散となった。

夜になり、朝に百田が提案した作戦を決行するべく、超高校級達は体育館に集まっていた。
春川の研究教室にあった多くの武器を手にしようとしていた、その瞬間。
しばらく姿を現さなかった王馬が体育館に姿を現した。
王馬の手には爆弾のような物が握られている。
王馬は「オレも、そろそろこのコロシアイゲームを終わらせたいと思ってたんだよ。そこで、誰かオレと生き残りたい人はいない?」とその場に居る超高校級達に問い掛ける。
学園生活のルール上、生き残りが2人になればその時点でこのゲームは終わる。
殺害する人数についての上限は記載されていなかった。
王馬は、自分と生き残りたい人間を残し、手に持った爆弾でそれ以外の人間を殺そうという計画を明かしたのだ。
そうすれば確かに、このコロシアイゲームは終わる。
それでも、そこまでして生き残りたいと思う人間は、もう今この場には居なかった。
誰も手を挙げず、「そんな生き残り方をするくらいなら死んだ方がマシだ」と全員が言った。
すると、王馬は笑顔を浮かべ「あははっ、皆殺しなんて嘘だよ!オレはみんなの覚悟を見たかっただけなんだ!」と言った。
今まで散々嘘をつき、引っ掻き回してきた王馬の言葉をどこまで信用していいものか、超高校級達は戸惑うばかりだった。
王馬はそんな事お構いなしに、先程の爆弾を見せ「これは、入間ちゃんが作ったエレクトボムって言って、電波を妨害する粒子をばらまいて、あらゆる通信を妨害してくれるものなんだ」と言った。
更に、王馬はハンマーのような物も持ち出し「これはエレクトハンマーって言って、これも入間ちゃんにお願いして作ってもらった物なんだ」と続けた。
エレクトハンマーは、叩いた電子機器を停止させる事が出来る発明品だった。
ロボットである以上、モノクマもエレクトハンマーで叩けば機能停止させる事は可能だろう。
しかし、エレクトハンマーは電力消費が激しく、1度使い切ってしまうと24時間の再充電が必要だという弱点も備えている。
王馬は2つの武器を「使うか使わないかは、みんなの自由だし、オレは干渉しないから」と言って置いて行った。
王馬の去り際、コロコロ変わる態度で嘘か本当か分からない対応をする王馬にキレた春川は王馬の首を掴んだ。
そして「ねぇ、本当の事を言いなよ。あんたは何を企んでるの」と、「超高校級の暗殺者」らしい殺気を春川は王馬に向けた。
王馬は、春川に首を絞められながらも「オレは、みんなを仲間だと思ってる。だからコロシアイを止めたいだけ」と答えた。
嘘か本当か、この局面になっても王馬の真意は誰にも分からなかった。
春川が手を放すと、王馬はそのまま体育館から出て行った。
王馬が去った後の体育館では、エレクトハンマーやエレクトボムをどうするか全員が悩んでいた。
使ってみてもいいかもしれないが、王馬が持ってきた物である以上、説明された機能が本当かどうか怪しい。
悩んでいる所に、意外にも百田が「使ってみてもいーんじゃねーか?」と言い出した。
百田も当然、王馬が持ってきた物という事で怪しんではいた。
しかし、「もし王馬の言う事が嘘じゃなかったら、外に出られるチャンスかもしれない」と百田は言う。
そして話を進めていくうちに、エレクトハンマーを使えば、以前何度も失敗した地下道から外に出られる可能性もあるのではないかという事になった。
一同は早速エレクトハンマーを持って地下道へ移動した。
初めてこの場所へ来た時には、何度も失敗し、傷つき、疲弊だけが残った。
しかし、今回はエレクトハンマーがある。
前回とは比べ物にならない程、容易に道を進む事が出来た。
長い地下道だったが、何とか走り抜け、大きな扉の前まで辿り着く事が出来た。
この扉の先には、ずっと望んでいた外の世界がある。
誰もがそう信じて疑わなかった。
大きな扉にはロックが掛かっていたが、これもエレクトハンマーで解除する事が出来た。
しかし、扉を開いた先に待っていたのは希望ではなく、絶望だった。
真っ赤に染まり、廃墟群と化している街。
扉を開けた瞬間に襲う汚染された空気。
「ここから出たい」と願っていた超高校級達が思っていた世界とはかけ離れた光景が目の前に広がっていたのだ。
ゴン太や王馬が先に知っていた外の世界の光景は、この事だったのだろう。
大気汚染により、呼吸すらままならなくなり、全員の意識が朦朧とする中、「おめでとう!これでコロシアイゲームは終わりだよ!」の声と共に現れたのは王馬だった。
フラフラな仲間達を前に、王馬は外の世界の真実を語り始めた。
外の世界が滅亡した始まりは、地球に向かって無数の隕石が降り注ぎ始めた事。
規模が大きく、衝突も避けられず、このままでは地球は滅亡してしまう。
そう思った各国政府は、地球の滅亡は防げずとも、人類の滅亡だけは防ごうと動いた。
それが「ゴフェル計画」だった。
『優れた才能を持つ少年少女たち』を宇宙へと旅立たせ、人間が生存可能な星に着陸させ、人類の種の保存を目的とした計画だった。
そこで選ばれたのが「超高校級」と呼ばれる高校生16人だった。
しかし、当の超高校級16人は全員、ゴフェル計画を辞退した。
家族や友人、大切な人達を残し、自分達だけが生き残るという地獄を味わいたくなかったからだ。
終末思想を掲げる過激なカルト集団が現れ始めたのも、ゴフェル計画が動き始めたのと同時期の事。
カルト集団は、隕石の墜落による地球・人類滅亡は、人類が受け入れるべき罰であるという理念を持っていた。
その為、ゴフェル計画を知ったカルト集団は計画阻止に乗り出たのだ。
今まで超高校級達の記憶の断片にあった「超高校級狩り」が始まった時期だ。
「人類は例外なく滅びるべきである」という考えのカルト集団にとって、ゴフェル計画により生き残る人間が存在する事が有り得ない出来事だったのだ。
そこで各国政府は、カルト集団に対抗すべく、「16人は不慮の事故により全員死亡」という嘘の情報を世間に流した。
思い出しライトで最原達が見た、葬式の光景はこの時の物だったのだ。
カルト集団の「超高校級狩り」を掻い潜り、ゴフェル計画は実行され、16人は宇宙へと放たれた。
そのゴフェル号こそが、今居る才囚学園の真の姿であり、集められた超高校級16人の為の宇宙船コロニーだった。
選ばれた16人は、コールドスリープの状態で宇宙船に乗り込み、生活していくのに相応しい星に着陸した後、コールドスリープが解除されるという計画だった。
しかし、宇宙へと逃がしたはずの16人の間でなぜ、コロシアイが起きてしまったのか。
そこには、政府の見落としが潜んでいた。
生き残りとして選んだ16人の中に、ゴフェル計画を阻止しようとしていたカルト集団のリーダーが、高性能ロボットと共に宇宙船に乗ってしまっていたのだ。
高性能ロボットは、つまりモノクマ。
カルト集団のリーダーが持ち込んだモノクマは、当然コールドスリープになどされておらず、全員が眠っている間にゴフェル号を操作し、地球へと戻してしまった。
本来ならば、地球ではない別の星で目覚める予定だった16人は、知らない間に地球に戻され、そこで目覚め現在に至る。
先程見たのは現在の地球のありのままの姿だった。
隕石により滅び、汚染された空気の中、酸素も生物もない地球。
全員が「生きてここを出たい」と願っていた外の世界の真実だった。
地球の人類は、現在ここに居る7人の生徒達のみ。
そして話の締めくくりに王馬は「という訳で、素直に告白するけど、さっき言ったカルト集団のリーダーってオレなんだよね」と衝撃の告白をした。
王馬は「超高校級の総統」として、「カルト集団のリーダー」として、ゴフェル計画を一番最悪な形で潰す為にこの宇宙船に乗り込んだ。
だからこそ、人類最後の希望である16人でモノクマを使い、コロシアイをさせたかった。
そして、自分が本当に首謀者であると言わんばかりにどこからともなくリモコンを取り出し、エグイサルを呼び出した。
確かに首謀者であれば、エグイサルもモノクマも操る事は簡単なのだろう。
全てを聞き終え、我慢の限界を迎えた百田はたまらず王馬にとびかかる。
しかし、今やエグイサルは王馬が自在に扱える存在。
子供をあしらうように容赦なく百田を捕らえ、攻撃を仕掛ける。
そんな百田を助けようと、春川もエグイサルに向かっていこうとするが、いくら超高校級の暗殺者と言えど、相手はロボットだ。
生身の人間では、百田の二の舞になるのがオチだ。
最原は必死で春川を止める。
しばらく暴れていた春川が落ち着いた頃、王馬は「もうコロシアイゲームは飽きちゃったから好きにしていいよ」と鼻で笑った。
続けて「みんなで仲良く自殺するのもいいし、念願の外に出て死ぬのもいいし…この学園に居たいならそれでもいい」と言い、捕まえた百田を連れて、王馬はエグイサルと共に格納庫へ去って行った。
残った全員にめちゃくちゃな絶望だけを残して。

絶望と希望

全ての始まりは希望ヶ峰学園

夜が明け、朝はいつも通りにやってくる。
そんな中で、最原はただ絶望していた。
この学園に訳が分からないまま閉じ込められ、「生きて無事に出たい」と何度も願った外の世界。
現実は、隕石にまみれ、人類の生き残りは自分達以外誰も居ない、呼吸する事さえ出来ない汚染された空気が漂う絶望の世界。
この学園に来てから唯一の希望だった外の世界は、これまでコロシアイで精神を疲弊してきた超高校級達にとって、あまりにも無慈悲な現実だった。
赤松との約束だって、もう最原に守る事は出来ない。
出たいと願っていた外の世界は、既に到底人類が住める状態ではない。
「もういっそ、死んでもいい」と最原が思い始めた時、部屋のチャイムが鳴った。
ドアを開けた先には春川が立っていて、最原の顔を確認すると「酷い顔だね…。とりあえず、みんなが食堂で待ってるから…早く来なよ」と短く言って去って行った。
仕方なく食堂へ向かう最原。
王馬と百田を除き、全員が揃っていた。
全員とは言え、今となっては食堂に集まっているのは5人しか居なかった。
そして、5人はそれぞれやはり生きる希望を失い、「死にたい」と口々に言っていた。
そんな中、春川は思い出しライトを差し出した。
朝、春川が食堂へやってきた時には既にテーブルの上に置いてあったのだとか。
そして「楽に死なせてあげるよ。…ただし、思い出しライトを確認してからだけど。どうせ死ぬなら、出来る事をやってから死んだ方がいい。死んでから後悔は出来ないから…」と春川は全員に向かって言った。
春川の言葉に納得した他の生徒達は、ひとまず思い出しライトを使う事を決めた。
思い出しライトを使い、最原達はこれまで失っていた記憶の全てを思い出した。

全ては『希望ヶ峰学園』から始まっていた。
希望ヶ峰学園は、あらゆる分野において才能のある高校生を集めた政府公認の一流高校。
所属する生徒は、何かしらの才能を持っており「超高校級」と呼ばれた。
将来への希望に満ち、果ては世の中の希望そのものであった希望ヶ峰学園の生徒達。
そんな希望ヶ峰学園で起こった『人類史上最大最悪の絶望的事件』。
『人類史上最大最悪の絶望的事件』とは、「超高校級の絶望」と呼ばれた江ノ島盾子という1人の女子生徒によって引き起こされた世界を滅亡させる程の大事件だ。
江ノ島盾子は、手始めに希望ヶ峰学園に通っていた一部の生徒を絶望に落とした。
絶望に染まった生徒達を、世界各地に送り込み、同時多発テロを敢行。
この事件により、世界の犯罪率が急激に跳ね上がり、戦争等も頻発した。
江ノ島盾子は、ただ世界を絶望に染め上げる為だけに絶望の伝染をしていった。
「絶望は伝染する」という江ノ島盾子の言葉通り、学園から始まり、終いには絶望で世界は染まっていった。
人類にとって、本当に絶望としか言い表しようがない事件であり、今となっても語り継がれている大事件となった。
その最中、希望ヶ峰学園78期生による今回と似たようなコロシアイゲームも行われた。
江ノ島盾子と同期だった彼ら超高校級が、同じように希望ヶ峰学園内に閉じ込められ、コロシアイをさせられた事があった。
しかし、78期生によるコロシアイの果てに江ノ島盾子は自らにおしおきを下し、死亡した。
その後、78期生の生き残り達を含めた人類が力を合わせ、事件の収束を図り、復興に向けた活動をしていた。
それでも、江ノ島盾子を崇拝する「絶望の残党」と呼ばれる集団により、絶望が途絶える事はなかった。
絶望の残党に立ち向かうべく結成された「未来機関」という復興を目指す組織と、絶望の残党との戦いはその後も続いた。
そんな中、突然その戦いは終焉を迎える事となる。
その原因となったのは地球に降り注いできた無数の隕石だ。
その隕石からは、未知のウイルスが発生し、瞬く間に地球を滅亡へと追い込んでいった。
絶望の残党達は、カルト集団へと姿を変え、究極の絶望である「人類の滅亡」を促進していた。
そのカルト集団に対抗すべくゴフェル計画を立てたのが未来機関だった。
未来機関には、江ノ島盾子にコロシアイを強要された希望ヶ峰学園78期生の生き残りとされている、苗木誠や十神白夜等が所属していた。
絶望に勝つ為に希望をぶつける。
未来機関は、そんな思いを希望ヶ峰学園の生徒16人に託した。
それが、才囚学園に集められた最原達だった。
元々最原達は、未来機関が再建した希望ヶ峰学園に通う生徒だったのだ。
最原達がゴフェル計画に参加する事となったのは、選ばれた訳ではなく、ただ隕石による未知のウイルスにより16人を残して全員死亡してしまったからだった。
何の因果か、最原達16人には未知のウイルスに対する免疫が体内に存在していた。
ウイルスが蔓延する中で、唯一の免疫を持ち、生き残った生徒達に希望を託す事を未来機関は決めたのだった。

百田の救出に向かう生徒達

自分達が希望ヶ峰学園の生徒であった事、人類の希望の象徴であった事、これまで起こった事を全て思い出した最原達。
ただ、王馬だけは違う。
彼は絶望の残党であるカルト集団を率いる人間だった。
王馬もまた、絶望の残党であり、超高校級の絶望に近い人間だったのだ。
今回の才囚学園での事も、王馬が絶望の残党であるならば頷ける状況だった。
学級裁判やモノクマ、希望ヶ峰学園の生徒同士のコロシアイ等、全てにおいて超高校級の絶望である江ノ島盾子が立てた計画と同じだった。
全てを思い出した最原達は、絶望に沈んでいた表情とは打って変わって、「自分達が人類の希望になってみせる」という表情を浮かべていた。
最後まで戦い、様々な人間が繋げた未来、希望を無駄にしない為に、最原達は再び絶望に立ち向かう事を決めた。

再び絶望と戦う為にはまず、王馬に捕まった百田を救出しなければならない。
その後、王馬との決戦となる。
王馬は百田を連れて、エグイサルの格納庫に向かったはずだった。
格納庫のシャッターにはロックが掛かっており、センサー感知で警報も鳴る。
どうしたものかと最原達は頭を抱えていた。
すると、春川が「突破する方法ならあるよ」と呟いた。
最初にエレクトハンマーでシャッターのロックを解除する。
次にエレクトボムで遠隔的に警報を止める。
また、エレクトボムがあれば王馬が手にしているエグイサルを操るリモコンも無効化できる。
春川の案により、格納庫突破の光が見えた。
「この案で行こう!」と全員やる気になったようだ。
最後に春川は最原に「…頑張ろうね。また…3人でトレーニングしないと」と言った。

エレクトハンマーは、地下道を進むときに使ってから充電をしていなかった。
その為、結局のところ24時間後までは行動が出来ない。
百田の救出と王馬との決戦は明日の朝行う事とし、その日は解散となった。
解散後、最原は落ち着かず、1人で格納庫まで下見に来ていた。
格納庫の周辺にはエグイサルが見張りをしていたが、何故か中央には動かないモノクマが置かれ、その周りにエグイサルがモノクマを守るように配置されている。
しかし、ここにエグイサルがあるという事は格納庫自体は今、あまり危険ではないという事。
ただし、結局のところ格納庫のシャッターは閉まっており、センサー感知は働いている。
最原は格納庫の裏側に回り込み、トイレの窓から偵察を試みた。
すると、最原はトイレの中で百田を発見した。
王馬に連れ去られた後、百田は格納庫のトイレに閉じ込められていたようだ。
百田によると、王馬は隣の部屋でエグイサルと一緒に居るらしい。
最原と少し話した後、百田はまだ諦めていない事を最原に告げる。
「俺がなんとかしてやる!テメーらが頑張ってるのに何もしねーわけにはいかねーからな!」と百田は笑った。
相変わらずの百田の反応に最原はホっとし、ゴン太の裁判での事を謝ろうとする。
その時、百田は最原の話を遮るように「みんなを頼むぜ!終一!」と、以前のように最原を下の名前で呼んだのだった。
お互いに謝る事はしなかったが、百田なりにまた最原を信じて出た言葉を聞き、最原も安心した。

翌朝、最原、春川、白銀、夢野、キーボは食堂へ集まり、エレクトハンマーを手に決戦の場である格納庫へ向かった。
道すがら、最原は昨日見た見回りや、モノクマを守っているエグイサルについて説明をした。
トイレに閉じ込められていた百田と話をした事も話した。
すると、キーボが「昨日の夜に忍び込んだ時と状況が違いますね」と言った。
実は昨日夜、キーボも格納庫を訪れていたようだ。
状況からして、最原が去った後の事だろうか。
キーボは、戦わずとも、話し合いで解決が出来ないかと考え、王馬を訪ねたようだ。
しかし、王馬からの反応はまるでなく、諦めて帰ろうとした時だった。
モノクマを守っていたはずの緑色のエグイサルが格納庫に入って行くのをキーボは見た。
その際、エグイサルには警報センサーもシャッターのバリアも反応を示さなかったという。
エグイサルの行動や、格納庫についてはまだ謎が多かったが、ひとまず全員で格納庫へ向かった。
途中見かけたエグイサルは停止しており、中央のモノクマもなくなっていた。
キーボの話通り、緑色のエグイサルは確かにそこから居なくなっていた。
格納庫前に着き、エレクトボムとエレクトハンマーを使い、シャッターのロックを無事解除した最原達。
いざ中に入ろうとしたとき、最原はロック解除するタッチパネルが、傷だらけになっているのに気付いた。
不思議に思ったが、今はそれどころではない。
コロシアイを、この絶望を終わらせる為に、格納庫へ入った全員の目に飛び込んできたのは血だまり。
プレス機からは百田が着ていた服の袖がはみ出ており、大量の血が飛び散った跡。
再び希望を持つ事を決意した5人を絶望に叩き落すかのような光景。
そこへ聞こえてきたのは「アーッハッハッハッハ!!まだまだコロシアイは続くよー!」という久しぶりに聞くモノクマの非情な声だった。

久しぶりに聞いたモノクマの声と死体発見アナウンス。
全ての感情が「無」となったまま、5人は立ち尽くしていた。
仲間がまた犠牲になっている。
プレス機に圧迫され、一体誰が殺されたのか判別はもはや不可能だった。
唯一の手掛かりとなりそうなのは、プレス機からはみ出している、百田の服の袖。
それから袖口には不自然な穴が開いているという事だけだ。
絶望に立ち尽くしていた最原だったが、昨日会った百田の「テメーなら真実だけじゃなくて、その向こうにあるものまで手が届くはずだ」という言葉を思い出した。
自分を信じた百田が最後に託したかもしれない言葉。
親友の為にも、超高校級の探偵としても、真実を解き明かさなければならない。
最原は、自分を奮い立たせモノクマファイルを確認した。
死体の身元は「不明」となっている。
他に死亡時刻等の詳細情報も今回は提示されていなかった。
ひとまず、プレス機の調査を始めた最原。
巨大なプレス機だが、機能としては昇降ボタンと緊急停止ボタンだけのシンプルな物だった。
近くには「安善に関する注意事項」という紙が貼られている。
その中には、初めてここを訪れた際に確認した、「プレス機には安全装置がついており、赤外線センサーで生体反応を感知すると自動で停止する」という物が書かれている。
要は、仮に動いているプレス機に人が横たわる、もしくは人が横たわった状態でプレス機を作動させた場合、生体反応を感知し、そのままプレスされるという事はないはずだ。
続いて、死体を確認する為、最原はプレス機を上げようとする。
しかし、いくらボタンを押してもプレス機は上がらない。
よく見ると、プレス機の電源コードが意図的に切られていた。
また、プレス機からトイレに向かって伸びる血痕も発見した。
続いて、最原はトイレの調査を始めた。
昨夜、百田が閉じ込められていた場所だ。
現在は誰も居ない。
トイレには、以前春川の研究教室に行った時に見かけた黒いケースが置かれていた。
その傍には、春川に教わりながら百田が組み立てたクロスボウもあった。
更に血痕がついているクロスボウの矢も3本落ちている。
トイレの中にも点々とした血痕があり、状況から被害者はトイレ内で殺害され、プレス機まで運ばれたと考えるのが自然だ。
そうすれば、プレス機からトイレに伸びていた血痕にも説明がつく。
トイレ内には、他に謎のビンも落ちている。
ラベル部分は血が付着しており、はっきりとは読めないがかろうじて「毒」という文字が見える。
入間の事件の時のような毒ビンで、これも最原の研究教室から持ち出されたものだろう。
トイレの窓は人は通れないが、物であれば余裕で通るだろう。
誰かがクロスボウや毒ビン等を百田に渡した可能性もある。
一通り格納庫内を調査し、外へ出た最原。
先程、格納庫へ入る際に気づいたタッチパネルの傷。
刃物のようなもので付けられた細かい傷がいくつもついている。
パネルに近づけばセンサーに感知され、警報が鳴るはずだ。
誰がどうやってこのパネルを傷つけたのは、謎のままだ。
それから、モノクマを守っていたエグイサル。
キーボが見た緑色のエグイサルは格納庫へ戻り、今は3体の動かないエグイサルがあるだけだ。
そこへモノクマが現れ、「あの時のエグイサルは自動操縦で、ボクの動向だけに注目するように指示されていたからね」とわざわざ説明するだけして居なくなった。
中央にモノクマを置き、その周りに居たエグイサルはモノクマを見守っていたわけではなく、監視していたのだろうか。
そして、モノクマを監視するようにエグイサルを自動操縦に変えたのは、恐らくリモコンを所持していた王馬だろう。
しかし、何の為に自動操縦に切り替え、モノクマの動向を見させていたのか、その目的はやはり謎だった。
他にもエグイサルの近くにはエレクトハンマーが落ちていた。
その後、エグイサルが格納庫に入って行くのを見たと言っていたキーボに話を聞いた。
すると、実はその時エグイサル以外にも見かけた物があったとキーボは話した。
その人物は夢野だった。
その時の夢野は、黒い袋を抱えて格納庫へ向かっていき、しばらくして戻ってきたが、持っていた黒い袋はなくなっていたという事だった。
もしかすると、百田へクロスボウや毒薬のビンを渡したのは夢野だったのだろうか。
その話を終えると、キーボは先程トイレである物を発見したと最原をトイレに連れて行った。
キーボが見つけたのは王馬の服だった。
トイレに詰まっていたところ、キーボが引っ張り出したらしい。
トイレに詰まっていた物という事で、調べるのを躊躇していた最原だったが、調べないわけにもいかず、意を決してびしょ濡れの王馬の服を調べた。
王馬の服の背中と袖口には小さな穴が開いていて、そこから血が滴った跡が残っていた。
先程の血痕がついたクロスボウの矢の本数から考えると、1本は百田の袖口に、2本は王馬の背中と袖口に刺さったのではないかと最原は推理した。
そうすると、プレス機で殺害された死体は王馬の可能性もある。
まだ謎は残ったままだったが、時間は過ぎ、学級裁判の開始を知らせるアナウンスが鳴った。

被害者不明の学級裁判

被害者が特定されないまま学級裁判が始まったのは初めての事だった。
また、百田も王馬も不在で5人のまま開廷されたのだ。
モノクマは「あぁ、心配しなくても大丈夫だよ。生きている方には裏でスタンバイしてもらってるからさ」と言った。
「生きている方」とはつまり、今回のクロの事だろう。
今回の裁判は、予想で進めていく他なかった。
状況証拠しか残っておらず、被害者も分からないままだからだ。
議論を進めていくと、モノクマが先程言っていた「生きている方」を呼んだ。
出てきたのは1体のエグイサルだ。
中からは、王馬の声がした。
「あははっ、本気でオレが死んだと思った!?オレが死ぬ訳ないじゃーん!」と、その口調や声は王馬そのものだった。
しかし、エグイサルで隠されている為に、王馬の姿は確認出来ない。
すると今度は百田の声で「いや、生きているのは俺だ」とエグイサルが言う。
どちらかは恐らく被害者となっているだろうが、どちらの声も口調も本人そのものであり、現場は混乱した。
しかし、最原は冷静に推理をし、答えを導き出したのだった。
まず、王馬によって格納庫のトイレに閉じ込められていた百田は、夢野にクロスボウを持ってくるように何かのタイミングで依頼。
最原と話した後の百田は、約束通り、みんなの為に自分も動きたかったのだろう。
首謀者であるとされている王馬と戦うためには武器が必要であり、話し合うにしても王馬を無力化しないとならない。
しかしもちろん、百田は最初から王馬を殺す気はなかった。
夢野に持ってきてもらった1本の矢で王馬を無力化し、話し合いをする目的だったのだろう。
百田が夢野から受け取ったクロスボウを組み立てている間、実は春川も王馬を殺す為に格納庫へ向かっていた。
百田を救出する為、首謀者である王馬を殺し、このコロシアイを終わらせる為に、春川は百田が受け取ったのとは別のクロスボウを手に一人部屋を出た。
持ち出した2本の矢には毒薬を塗り付けて。
格納庫付近へ着いた春川は、エレクトハンマーを使い、エグイサルの1体を無力化し、乗り込んだ。
エグイサルを操縦し格納庫へ入る。
キーボが見た緑色のエグイサルの中には、春川が乗っていたのだろう。
春川がエグイサルに乗り込み、王馬と百田の元へ向かっている最中、格納庫の中では王馬が百田の様子を見にトイレへ行っていた。
王馬が入ってきた瞬間、百田は持っていたクロスボウで王馬の腕を撃った。
痛みによろめく王馬に百田は飛び掛かり、トイレを出て格納庫でもみ合いとなった。
春川は丁度その場面に出くわし、エグイサルのコックピットから顔を出した。
王馬はすかさず、持っていたリモコンで春川の乗るエグイサルを操作しようとしたが、それよりも早く、春川がクロスボウを撃ち、王馬の背中に命中した。
毒薬は王馬の体を巡ったが、即効性の物ではなかった為にまだ王馬の息はあった。
春川は、絶望の残党である王馬から最後に真意を聞く為に遅効性の毒薬を選んでいた。
しかし、王馬は死を目前に迎えてもいつも通りの態度だった。
「…なんの事?そもそも…絶望の残党って何?そ、それよりなんで…終わったはずのコロシアイをまた始めちゃうの?」と王馬は言った。
最期まで真実を語ろうとしない王馬に苛立ちを覚え、春川は持っていたもう1本の矢を王馬に放った。
するとその瞬間、百田が王馬を庇い、毒薬が塗られた矢を受けてしまう。
当然、百田に矢を当てる気など全くなかった春川は慌てて、解毒剤を取りに格納庫を飛び出した。
その間、王馬は入口のシャッターを閉め、再び格納庫を誰も入れないようにした。
戻ってきた春川も当然正面から格納庫に入る事は出来ず、トイレの窓から百田に解毒剤を渡した。
しかし、百田に渡した解毒剤は王馬に奪われ、更にはその解毒剤を王馬が飲み干してしまう。
春川は再び正面シャッターに回り、必死にタッチパネルにナイフを突き立てたがシャッターが開く事はなかった。
その後、春川は再度トイレの窓に戻ったが、既に百田と王馬の姿はなかった。
春川は「自分が百田を殺してしまった…」という絶望を抱えながら、その場から立ち去る事しか出来なかった。
そこまで最原が話すと、エグイサルに乗っていた百田が姿を現した。
エグイサルにはボイスチェンジャー機能が搭載されており、王馬の声を出す事が可能だった。
そして、百田は、春川が去った後、王馬と話した事を説明しだした。
春川が立ち去った後の格納庫で王馬は、隠し持っていたエレクトボムを使い、全ての電子機器センサーを無効化した後、飲んだように見せかけた解毒剤を百田に渡した。
百田が解毒剤を飲んだを確認すると、王馬は全ての真相を話し始めた。
その内容は「お願い」というよりも命を使った「命令」に近いものだった。
まず、王馬は「自分が首謀者ではなく、真の首謀者は他に居る」と言った。
ちなみに、エグイサルを操るリモコンは、生前入間に作らせた物だった。
そして、このコロシアイには「娯楽」程度にしか見ていない見物客が居るという事。
このコロシアイを「娯楽」にする為に、モノクマはルールは絶対だとし、盛り上げているという事。
「大抵のデスゲームってのはさ、『誰かに見せている』からこそ、成立するものなんだよ」と王馬は言っていた。
百田にとっては、とても信じられない話だったが、逆に突拍子もない話だからこそ、信じるに足るのではないかと百田は思った。
そして王馬は世界が滅亡している事と、自分が首謀者であると言った理由については、みんなを絶望させる事で逆にコロシアイをやめさせる目的があったのだという。
王馬はこの学園に来た当初から、モノクマを操る首謀者と、コロシアイを娯楽として見ている奴らに一泡吹かせてやろうと、機会をずっと窺っていた。
今回の事件での王馬の目的は、被害者は百田であると首謀者に誤認させる所にあった。
学級裁判でモノクマに間違った判決をさせ、そこへ百田が登場し、間違った判決を指摘する事が王馬の命を懸けた嘘だった。
見物客が居る事については、王馬も確信があったわけではない。
しかし、モノクマが異常なまでにルールに拘る姿勢を見て、誰かに見せる意図があるからではないかと、王馬は考えていた。
ルールがある事で、コロシアイを盛り上げる狙いだったのではないかと。
だからこそ、モノクマに誤判決をさせ、言い逃れ出来ない状況を見物客に見せようとしていたのだ。
そこで、モノクマに被害者の誤認をさせる為には各所に設置された監視カメラを停止させ、モノクマの動きも封じる必要があった。
王馬はエレクトボムを使ってモノクマの動きを封じ、エグイサルを自動操縦に切り替え、モノクマを見張らせていた。
同時にエレクトボムの効果で監視カメラの動きも封じた。
そして、プレス機のすぐ傍に設置したカメラで百田がプレス機で殺害される動画を作り出す事を思いついた。
それもこれも、首謀者に死んだのは百田だと思わせる為だった。
まずは、プレス機に百田を横たわらせ、王馬がギリギリまでプレス機を下げる所を撮影する。
そこで緊急停止ボタンでプレス機を止め、カメラの動画も一時停止。
百田と王馬が入れ替わり、今度は百田がカメラと一緒にプレス機を作動させ、王馬を殺害。
本来ならば、安全装置が働くプレス機も、エレクトボムの効果によりセンサーは無効化されており、そのまま王馬はプレス機に潰された。
その後、百田はプレス機の電源コードを切り、王馬の服をトイレに流し、格納庫に収納されていたエグイサルに乗り込み今まで隠れていた。
「これがこの事件の真相だ…」と百田は言った。
しかし、いつもコロシアイについて反対していた百田が、王馬の計画を聞いたからと言って人を殺したのか。
それは、春川の為だった。
春川が王馬に放った矢には毒が塗られていた。
そのまま放置していれば、王馬は毒により死亡する。
そうなった場合、結果として王馬を殺したのは春川という事になってしまう。
百田はそれを危惧し、避けなければならない事態だと考えた。
百田は春川との交流の中で、本当は春川が人殺しである自分を嫌っている事、これから変わりたいと思っている事などを知っていた。
だからこそ、もうこれ以上春川に人を殺させる事をしたくなかった。
そして、真の首謀者は思い出しライトによって、コロシアイを継続させようとしていた。
春川は、まんまとそれに引掛り王馬を殺そうとしていた。
そう気付いた時に、「それならば自分がやろう」と決意し、百田は王馬の計画に乗ったのだった。
王馬も、コロシアイを終わらせる為に、動いていた仲間の一人だった。
百田に計画を話している最中、王馬は「コロシアイが最高に楽しい?嘘に…決まってんだろ。オレはどんな手を使おうと、絶対に…このゲームを終わらせてみせるんだ!」と言っていた。
本当に全ての真実を語り終えた後、百田は激しく吐血した。
このコロシアイが始まってからずっと、百田の体を蝕んでいた病が末期症状になっていたのだ。
最原達16人は隕石から出た未知のウイルスに対する抗体を持っていたからゴフェル計画に選ばれたはずだった。
しかし、百田は検査の時に発症していなかっただけで、実はウイルスに侵されていたのだ。
最後に百田は最原に対し「正直に言うとよ…俺はテメーに嫉妬してたんだ。テメーの探偵としての能力が、俺らを生き延びさせてくれた…。そんなテメーがカッコいいから俺は悔しかったんだ…。悪かったな…」と言った。
春川は、百田の言葉を聞きながら泣いていた。
誰かを守りたいと思ったのも、ハルマキというあだ名で呼んでくれたのも、人を好きになったのも、初めての感情は全て百田からもらった物だった。
百田は、春川の言葉を受け「こんな俺を好きになってくれたんだ!きっと、テメー自身の事も好きになれるはずだぜ!」と言って笑った。
そして最後に百田は全員に向かって「テメーら後は任せたぜ!このくだらないコロシアイを終わらせてくれよ!」と叫んだ。
直後に始まる、百田へのおしおき。
宇宙船に乗せられ、宇宙へ辿り着いたのち、船は地面へ真っ逆さま。
百田はおしおきの直前に病で既に息絶えていた。
処刑はあったけれども、仲間に希望を託し、モノクマのくだらないおしおきにさえ勝利したのだ。
モノクマは最後に「コロシアイは絶対に終わらないんだ!絶対に絶対に!まだまだ終わらないんだッ!」と言って、学級裁判は幕を閉じた。

コロシアイゲームの真相

学級裁判の後、中庭にやってきた最原。
百田の為にも、今居る仲間や死んでいった仲間達の為にも、絶望に屈する訳にいかない。
そう改めて決意した最原だった。

一方その頃、キーボは百田のおしおきの最中落ちてきた宇宙船が落ちてきた時、みんなを庇い、頭のアンテナが壊れていた。
キーボには、この学園に来る前からずっと内なる声が聞こえていた。
キーボはその声を道しるべとして、歩いてきた。
いわば、キーボの希望だった。
しかし、アンテナが壊れた事により、内なる声が聞こえなくなってしまっていた。
希望が消えてしまった事で一時は落ち込んでいたキーボだったが、百田や王馬の話を聞き、このコロシアイを自分も終わらせると決意。
遂にキーボのロボットとしての才能が覚醒し、コロシアイを終わらせる為に攻撃を始めたのだ。
キーボはこの学園を壊す事で、無理やりにでもコロシアイを終わらせようとしていた。

キーボの攻撃により、校内は崩壊していた。
今となっては、この学園を真実を暴き、やはり外に出るしかない。
瓦礫の山となっている校内を最原は仲間達の力を借りながら探索する事にした。
最原が向かったのは一番気になっていた、天海の研究教室。
現在も鍵は掛かっているが、キーボの攻撃により扉はいとも簡単に吹っ飛んでいった。
中には様々なゲームが置いてあり、大きな金庫のような物があった。
金庫の中には、映像データが入っているというデータチップが出てきた。
映像には天海が映し出され、見ている人間に話し掛けるような口調で話している。
所々聞き取る事が出来ないが、最後に天海は「これはキミ自身が望んだコロシアイっす」と言っていた。
最原達には理解が出来ない内容だった。
そこへモノクマが現れ、「ここは『超高校級の生存者』の研究教室だよ」と言うだけ言って去って行った。
死ぬまで超高校級の才能が何だったのか、分からずじまいだった天海は「超高校級の生存者」だった。
一体、何から生存したというのか。
最原はひとまず研究教室を出て、寄宿舎にある天海の部屋へ向かった。
天海の部屋には、全員が渡されていたモノパッドとは別にもう一つモノパッドが置かれていた。
モノパッドを起動すると「生存者特典」と表示された。
生存者特典の一つは、先程見た天海の映像。
もう一つは、才囚学園全体のマップだった。
この才囚学園全体のマップには、解放される前から全ての部屋が記載されており、更には図書室の隠し部屋の見取り図までもが記載されていた。
そして、図書室の隠し部屋は1階の女子トイレとダクトのような物で繋がっている。
最原は早速、図書室へ向かった。
今までカードリーダーがなく、入る事が出来なかった場所だったが、モノクマが開放したのか、扉は開いていた。
中へ入るとテーブルとイス、それから部屋の中央には巨大なモノクマを模したオブジェが置かれている。
オブジェにはボタン等もついており、どうやらモノクマのスペアを作り出す機械のようだった。
他に図書室では、ゴミ箱の中にピンク色の繊維がついている砲丸を発見した。
それから、部屋の隅には隠し通路のような物があり、進んでいくと天海のモノパッドに書かれていたように1階の女子トイレに出た。
そこで最後の学級裁判を知らせるアナウンスが鳴った。
真の首謀者を暴く、最後の学級裁判。
最原は生き残った仲間達と一緒に裁判場へと向かった。

学級裁判が始まり、まずは何を議論していくかとなった時に最原は「天海くんの事件を再度やり直そう」と提案する。
「何故わざわざ?」という疑問が仲間達の中に走ったが、最原は「赤松さんが犯人ではないのかもしれない」と言った。
最原は、先程見つけた図書室の隠し部屋でのピンク色の繊維がついた砲丸、隠し部屋が1階の女子トイレに繋がっていたという所から疑問を抱いたのだ。
あの砲丸についていたピンク色の繊維は、恐らく赤松が着ていたピンク色のベストの繊維だ。
しかし、天海の死体発見時の捜査では、転がっていた砲丸にピンク色の繊維など付いていなかった。
それが隠し部屋に捨てられているという事は、もしかすると実際に天海を殺したのは別の人間であり、黒幕なのではないかと推理していたのだ。
また、隠し部屋が女子トイレに繋がっていた事を考えると、誰かに見つかっても不思議がられない女子生徒である可能性が高い。
そして、キーボが「そういえば、食堂で集まっていた時に、事件の起こるちょっと前にトイレに立った人が居ましたね…」と最原の推理に確証を持たせる発言をした。
その人物は、事件の起こる少し前にトイレからあの隠し部屋へ行き、赤松の砲丸が落ちてきたのを見計らい、天海を殺害した。
そのまま隠し部屋に戻り、赤松の砲丸をゴミ箱に放り、何食わぬ顔でトイレから出て食堂に戻った。
そもそも、道を作ったからと言って、砲丸が上手い事天海の頭上に落ち、殺害するなど奇跡的な確率であり、不可能にも近い事だった。
赤松は、実際に天海を殺してなど居なかったのだ。
最後のクロ投票で赤松を正解とした、モノクマの背後に居る黒幕は赤松に罪をなすりつけたのだ。
このコロシアイを仕組み、赤松に罪をなすりつけた黒幕。
それは、白銀つむぎだった。

真の黒幕と判明した白銀は、遂にこの世界の真相について語りだした。
まず、外の世界について。
以前、全員で見た荒廃した街並み。
あれは作られた物であり、生き残った超高校級達に絶望を与える為の物だった。
本来の外の世界は荒廃や滅亡とはかけ離れた、とても平和な世界だった。
平和過ぎて、毎日が退屈に感じる程の世界だった。
そして、退屈で平和な世界に生まれた娯楽。
リアルなコロシアイゲームの存在だ。
コロシアイゲームのタイトルは「ダンガンロンパ」。
外の世界の人間達は、高校生達のコロシアイを見る事が唯一の娯楽だったのだ。
最初はアニメやテレビゲームから始まったダンガンロンパだったが、いつしか画面を超え、リアルの世界でも行われるようになっていった。
次に隕石墜落やゴフェル計画について。
これは、このコロシアイをより一層盛り上げる為のスパイスでしかなかった。
いずれも外の世界ではそんな事は起こっていない。
ゴフェル計画や超高校級狩り等というのも、全ては白銀がゲームの設定としていた物だった。
「ダンガンロンパ」というフィクションの世界を、デスゲームショーとして見せていたという事だ。
では、この才囚学園に集められた16人は一体どういう人選だったのか。
すると、白銀はある映像を流し始めた。
そこには、最原達16人の姿が映っていた。
どこかの部屋でそれぞれが面接のようなものを受けている。
ある映像では、「私はこのゲームに向いていると思います。他人を信じた事とかないんで」と言う赤松の姿が映っていた。
続いて「設定としては、『超高校級の探偵』がいいですね」と言っている最原の姿が映し出された。
そんな調子で自分のアピールや、希望する超高校級の才能について話している16人分の面接映像は続いた。
実は集められた16人は、このコロシアイゲームが始まると聞き、自ら参加を志願した高校生達だったのだ。
思い出しライト等で見せられた記憶も、超高校級狩りにあったという記憶も、何もかもが黒幕である白銀が植え付けた偽物の記憶だった。
そして、天海が「超高校級の生存者」という事は、コロシアイは以前にも行われていたという事になる。
今回のコロシアイのタイトルは「ダンガンロンパV3」。
そして「V3」の「V」はローマ字ではなく、ギリシャ数字の「5」であり、今回は「53回目のコロシアイ」という事だった。
天海は52回目のコロシアイゲームの生き残りだった。
今の外の世界では、この「ダンガンロンパ」というフィクションのコロシアイゲームが話題で人気なのだ。
そして、キーボに聞こえていた内なる声。
これは、ダンガンロンパを見ている視聴者達の声だったのだ。
黒幕が明かされ、後は投票を待つだけとなった今なお、キーボの頭の中では視聴者の声が渦巻いている。
当然、視聴者の中にはこのままコロシアイゲームが続く事を願っている者も居る。
しかし、これまでコロシアイゲームをさせられてきた今の最原達には、自分達でこの「ダンガンロンパ」というゲームを終わらせる決意をした。
最原が最終的に導き出したのは、「クロの投票を放棄する事で、ダンガンロンパというコロシアイゲームを終わらせよう」という決断だった。
白銀や視聴者は「つまらない展開」、「そんな事をしても結局また復活するだけ」と最原の決断を諦めさせようとした。
しかし、最原の決断に同意した夢野や春川もその決断は揺るがなかった。
クロへの投票を放棄し、時間切れとなった。
学級裁判のルールでは、投票の時間切れは明記されていなかったが、白銀が言うには「全員におしおき」という事だった。
何が本当かも分からず、これまでの自分の感覚も作り物なら、甘んじて結果を受け入れようと全員覚悟を決めた。
校内は崩れだし、全員におしおきが下されようとしたその瞬間だった、キーボはロボットの性能をフル活用し、最原、夢野、春川を中庭へ追い出した。
そのまま、学園の瓦礫に飲み込まれていくキーボと白銀。

結局、最後まで生き残った最原、夢野、春川。
中庭では才囚学園を囲っていた檻も崩れ、外への道が開けていた。
「これからどうしよう…」と呆然とする夢野と春川。
最原だけは「生きなくちゃ。それから、実は希望ヶ峰学園も存在しているかもしれない」と言い、立ち上がった。
夢野と春川には、最原の言葉の真意は分からなかったが、ひとまずは生きて、歩いて行く事を決意し、3人は才囚学園の外へ出た。

『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』のゲームシステム

学級裁判

ノンストップ議論

事件発生後、生き残った生徒達がテーマ毎に話し合いを行い、その中で見つけた矛盾点を論破していく。
発言の中には「ウィークポイント」とされる黄色の文字があり、矛盾しているウィークポイントに「言弾(コトダマ)」と呼ばれる手掛かりを△ボタンで撃ち込む事で論破が可能。
議論の中では、テーマに沿っていない無関係なダミーウィークポイントや、言弾が存在している。
また、捜査の段階で入手している言弾での論破が出来ない場合、議論内のウィークポイントから△ボタンで新たに言弾として手に入れる必要がある。
ウィークポイントへの言弾打ち込みの際は、Rボタンで「精神集中」を使用でき、議論のスピードがスローになる。
ただし、集中力が減る為、使い放題ではない。
ゲーム自体の難易度が「普通」以上だと、議論中に「雑音セリフ」という議論に関係ない紫の文字が出現する。
雑音セリフに言弾が当たると、弾かれてしまい、論破が出来ない。
ノンストップ議論は、一度全てのセリフを確認してから行動に移すのが確実に論破出来るポイントである。
また、本作では過去作のシステムに加え、3つの新要素が加えられている。

・V論破
精神集中の際、ウィークポイントの特定の場所に赤いマーカーが出てきて、そこに言弾を撃ち込む。
V論破となると、「V」マークが出て学級裁判での評価がアップする。

・偽証
△ボタンを押し続けると、言弾が「ウソダマ」に変化し、△ボタンを離すと撃ち込める。
こうしてあえて、偽証をする事により、矛盾していない発言さえも論破が可能となる。
△ボタンを押している間はライフゲージが減り、成功すれば問題ないが、失敗する押していた分のライフゲージはなくなる。
また、ウソダマでは論破だけでなく、同意も可能となっている。

・裏ルート分岐
その名の通り、本来のストーリー進行とは違う分岐に行く事が出来るシステム
特定の議論で有効なウィークポイントが二つある場合があり、裏ルート分岐の言弾に撃ち込む事で行ける。
嘘を使いこなす事が重要なポイントとなる。

パニック議論

基本的には「ノンストップ議論」と変わりはないが、複数のキャラクターが3つのウィンドウで同時に発言をするシステム。
その為、一度に現れる情報量が多くなっており、矛盾点を見つけるのが難しくなっている。
第2章以降では、パニック議論内で議論するキャラクターの一人のウィンドウや文字、声が大きくなる邪魔が発生する。
その際は、他2つのウィンドウには言弾は当てられないが、黙らせる事は出来る。

反論ショーダウン・真打

主人公と、反論してきたキャラクターが1対1で対戦するシステム。
次々に出てくる相手の反論を斬っていく事により議論が発展、矛盾点が生まれるようになる。
反論の矛盾点は適切な「言刃(コトノハ)」で斬る必要がある。
前作と違い、画面スラッシュで斬るのではなく、左スティックで方向を決める。
他にも回数制限がなくなったり、V論破があったりと多少の違いがある。

mzk_9119v1
mzk_9119v1
@mzk_9119v1

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『かまいたちの夜』とは、大学生の透が、ガールフレンドの真理にスキー旅行に誘われ、彼女の叔父のペンションで滞在するところから物語が始まるサウンドノベルゲーム。 ある日の夕食後、宿泊客のOL3人組の部屋には殺人をほのめかす不気味なメモが入れられていた。外は猛吹雪で透を含めた宿泊客はペンションに閉じ込められ、実際に殺人事件が起きてしまう。透は真理を守る為、事件の真相に迫ることになる。

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弟切草(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

弟切草(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『弟切草』とはチュンソフトからスーパーファミコン用ソフトとして発売されたサウンドノベル・アドベンチャーゲーム。 深夜、男女2人がドライブ中に事故を起こし、森で立ち往生してしまうところから物語がはじまる。助けを求め森深く進むと異様な雰囲気の洋館を発見し2人はその洋館に迷い込む。 主人公とその恋人、奈美が館の中で様々な体験をするという内容で、選んだ選択肢によってストーリーの展開や登場人物の人物像が大きく変わっていくマルチシナリオが採用されている。

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ファンタジーの定番「エルフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

ファンタジーの定番「エルフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

エルフとは、ファンタジー風の異世界を舞台とする作品にたびたび登場する、人間に近い姿をした「亜人」と呼ばれる種族の1つである。もともとは北欧に伝わる妖精の一種で、『指輪物語』や『ロードス島物語』といった作品で取り上げられながら設定が整理されていった。 エルフは長い耳と人間の数倍以上の寿命を持ち、種族的に高い魔力を持つ。自然を崇拝し、森の中を主な生活圏にしており、他種族に対しては排他的な傾向が強い。ここでは、ファンタジー物の作品では定番のキャラクターであるエルフについて解説していく。

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ダンロンV3の主要な登場人物・キャラクターまとめ【ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期】

ダンロンV3の主要な登場人物・キャラクターまとめ【ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期】

『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』は、『ダンガンロンパシリーズ』のナンバリングされた作品では3作目にあたる。舞台が「希望ヶ峰学園」から「才囚学園」へと移り変わっているが、「学級裁判」や「ノンストップ議論」といった『ダンガンロンパ』の特徴的なシステムに変更はない。 ここでは「才囚学園」に在籍する主要な登場人物・キャラクターをまとめた。

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ダンロンV3の感想・レビュー・評価まとめ【ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期】

ダンロンV3の感想・レビュー・評価まとめ【ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期】

『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』は『ダンガンロンパシリーズ』の作品である。過去の作品は「希望ヶ峰学園」を舞台としていたが、『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』は世界観や登場人物を一新し、「才囚学園」で起こる事件を描いている。ここでは『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』の感想をまとめた。

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狛枝凪斗との関係とは?苗木誠の情報まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

狛枝凪斗との関係とは?苗木誠の情報まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

苗木誠は『ダンガンロンパシリーズ』の登場人物・キャラクターの1人である。本作の主人公で、「超高校級の幸運」として「希望ヶ峰学園」に入学する。作中では、「超高校級の幸運」の称号を持った人物が他にもいる。それが狛枝凪斗である。ここでは狛枝凪斗との関係性を踏まえて苗木誠の解説を行う。

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ダンロンを時系列順にまとめてみた【ダンガンロンパシリーズ】

ダンロンを時系列順にまとめてみた【ダンガンロンパシリーズ】

『ダンガンロンパシリーズ』はスパイク・チュンソフトにより開発・発売されているコンピュータゲームのシリーズで、小説やアニメ・漫画などのメディアミックス展開もされている。作品の発表順と作中の時系列は必ずしも一致するわけではなく、後発作品が既存作品の前日譚にあたる場合もある。ここではそんな『ダンガンロンパシリーズ』を作中の時系列順にまとめた。

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ダンロンのキャラクター画像を人気順にまとめてみた【ダンガンロンパシリーズ】

ダンロンのキャラクター画像を人気順にまとめてみた【ダンガンロンパシリーズ】

『ダンガンロンパシリーズ』はミステリー・推理要素が中心のアクション要素を含んだアドベンチャーゲームである。登場人物・キャラクターの多くが超高校級と呼ばれる類稀なる才能を持つ生徒だ。彼らの才能は多種多様で、「超高校級の探偵」といった職業から、「超高校級の幸運」といった本人の意思や努力ではどうしようもないものまで存在する。 ここでは『ダンガンロンパシリーズ』のキャラクター画像を人気順にまとめた。

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【ナエギリ】苗木誠と霧切響子のカップリングイラスト・画像まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

【ナエギリ】苗木誠と霧切響子のカップリングイラスト・画像まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

苗木誠と霧切響子は『ダンガンロンパシリーズ』に登場するキャラクターである。『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』においては「コロシアイ」生活に巻き込まれた2人。霧切響子は記憶を失っていることもあって他人と距離をおいていたが、物語が進むにつれて苗木誠に信頼を寄せるようになる。そんな2人のカップリングは非常に人気が高い。

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霧切響子のイラスト・画像まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

霧切響子のイラスト・画像まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

霧切響子は『ダンガンロンパシリーズ』に登場するキャラクターである。超高校級の探偵だが、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』では当初、「コロシアイ」生活を強いた黒幕により記憶を奪われていたため自分の才能が分かっていなかった。自分の過去や家族に対して思うところがあり、他人とは距離を置く傾向にある。

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江ノ島盾子のイラスト・画像まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

江ノ島盾子のイラスト・画像まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

江ノ島盾子は『ダンガンロンパシリーズ』に登場する「超高校級」の才能を持つキャラクターの1人である。ボリュームのあるツインテールや赤い付け爪が特徴的で、当初は超高校級の「ギャル」として紹介される。しかしその正体は超高校級の「絶望」であり、超高校級の才能を持つ生徒たちに「コロシアイ」生活を強いた黒幕だった。

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ダンロンの高画質な壁紙・画像・動画まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

ダンロンの高画質な壁紙・画像・動画まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

『ダンガンロンパシリーズ』はミステリー・推理要素が中心のアクション要素を含んだアドベンチャーゲームである。「コロシアイ」生活を強制された超高校級と称される優れた才能を持つ生徒たちが、殺人事件が起こるたびに「学級裁判」と呼ばれる議論で犯人を特定していくことで物語が進行する。 ここではそんな『ダンガンロンパシリーズ』の壁紙・画像や動画をまとめた。

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モノクマのイラスト・画像まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

モノクマのイラスト・画像まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

モノクマは『ダンガンロンパシリーズ』に登場するクマのぬいぐるみである。右と左で色が分かれていることが特徴的。性格は陽気で残忍。「うぷぷぷぷぷ〜」という笑い方をする。超高校級の才能を持つ生徒たちに「コロシアイ」生活を強いた黒幕が操作しており、モノクマに危害を加えると爆発したり、おしおきと称して罰せられたりする。

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苗木誠のイラスト・画像まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

苗木誠のイラスト・画像まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

苗木誠は『ダンガンロンパシリーズ』に登場する超高校級の幸運の肩書を持つキャラクターである。やや引っ込み思案だが、人よりも諦めが悪く、どんな苦境に立たされても決して前向きな姿勢を失わないことから、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』の終盤では超高校級の希望と称された。また、超高校級の幸運とされるものの、作中では何かと不運に遭うことが多い。

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ダンロンのイラスト画像・壁紙まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

ダンロンのイラスト画像・壁紙まとめ【ダンガンロンパシリーズ】

『ダンガンロンパシリーズ』は『 ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』から続くシリーズ作品である。ミステリー・推理要素が中心のゲームであり、公式ではジャンルを「ハイスピード推理アクション」と命名している。「超高校級」と称される才能を持った生徒たちが「コロシアイ」生活に巻き込まれるというのが、主なあらすじ・ストーリーとなる。

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pixivに投稿されたダンロンのイラストまとめ【ダンガンロンパシリーズ】

pixivに投稿されたダンロンのイラストまとめ【ダンガンロンパシリーズ】

『ダンガンロンパシリーズ』はミステリー・推理要素が中心のアクション要素を含んだアドベンチャーゲームで、アニメや漫画などにメディアミックス展開されるほど人気の作品である。イラストコミュニケーションサービスのpixiv(ピクシブ)にも数多くのダンロンキャラクターのイラストが投稿されている。ここではブックマーク数が多いイラストを厳選してまとめた。

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ダンガンロンパ1・2 Reloadの攻略情報、Wiki・公式HPなど役立つサイトまとめ

ダンガンロンパ1・2 Reloadの攻略情報、Wiki・公式HPなど役立つサイトまとめ

『ダンガンロンパ1・2 Reload』は『ダンガンロンパシリーズ』の作品で、1つのソフトに『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』と『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』の2つがまとまっている。単なる移植に留まらず、グラフィックがHD化されている他、『1』には追加要素として「スクールモード」が実装されており、作品をプレイしたことがある人も楽しめるような仕様となっている。 ここでは『ダンガンロンパ1・2 Reload』の攻略サイトやWikiを紹介する。

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ダンロンのおしゃれな壁紙・画像集【ダンガンロンパシリーズ】

ダンロンのおしゃれな壁紙・画像集【ダンガンロンパシリーズ】

『ダンガンロンパシリーズ』は超高校級と称される類まれなる能力を持つ生徒たちが「コロシアイ」生活に巻き込まれるゲームである。プレイヤーは殺人が起こるたびに現場を検証して証拠を集め、「学級裁判」にて犯人を暴かなければならない。その際に挿入されるアクション要素がかっこいいと評判である。ここではそんな『ダンガンロンパシリーズ』のおしゃれな壁紙・画像をまとめた。

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【ロトシリーズ】ドラゴンクエストI~IIIに登場する主人公パーティのキャラクターまとめ【DQ1・2・3】

【ロトシリーズ】ドラゴンクエストI~IIIに登場する主人公パーティのキャラクターまとめ【DQ1・2・3】

「伝説の勇者ロト」の子孫と竜王の苛烈な争い『ドラゴンクエストI』、Iから百年後の世界で三人のロト子孫が戦う『ドラゴンクエストII』。そして後に「勇者ロト」と呼ばれるようになった主人公の冒険を描いた『ドラゴンクエストIII』は、通称【ロトシリーズ】と呼ばれて親しまれている。本記事ではドラゴンクエストI~IIIに登場する主人公パーティのキャラクターを、画像と併せてまとめて紹介する。

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『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』の被害者・生存者まとめ【ダンロン】

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』の被害者・生存者まとめ【ダンロン】

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』では、超高校級の才能を持つ高校生たちが「コロシアイ」生活を強制されたことで、多くの殺人事件が起こってしまう。ここでは『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』で他の生徒に殺害された、または「学級裁判」にて殺人が暴かれて「おしおき」された登場人物・キャラクターを被害者として、無事に学園を脱出できたキャラクターを生存者としてまとめた。

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