ロマンシング サ・ガ3(ロマサガ3)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロマンシング サ・ガ3』とは、1995年に現スクウェア・エニックスより発売されたスーパーファミコン用ロールプレイングゲームソフト。サガシリーズの6作目にあたり、ロマサガシリーズの3作目にしてシリーズの集大成との呼び声も高い。シリーズの特徴であるフリーシナリオの他、ミニゲームも充実。グラフィックや演出、音楽などの点で特に評価が高い。8人の主人公から1人を選び、「死食」がもたらす数々の謎を解き明かす冒険の旅に出る。

国威191以下で、国威状態が普通・充実 の場合
政治がおろそかになったと発言し、さらに頑張る。

国威192~239で、国威状態が充実・強大の場合
ロアーヌ公爵になる。

国威240以上で、国威状態が強大・最高の場合
ロアーヌ王になる。

エレン編

エレンはシノンにいた時、ユリアンに口説かれていて、ユリアンには友情以上のものを感じないと断ったものの、やはり気になる様子。
エレンはユリアンがモニカのプリンセスガードになると、不機嫌になる。

シノンに戻ったエレンは、ユリアンや、過保護すぎるほどに世話を焼いていた妹・サラがトーマスと共に自分の元を去っていったため、1人ぼっちになってしまう。
そんな寂しさをまぎらすため、エレンは旅に出る。
シノンの酒場ではハリードが仲間になる。
ユリアンがプリンセスガードの入隊を断った場合は、ロアーヌ城へ行くと「一緒に連れて行ってくれ」とエレンに頼んできて仲間になる。

エンディング

ユリアンがパーティにいない場合
サラと2人でこれまでの仲間に会いに行く。

ユリアンがパーティにいる場合
シノンにユリアンが帰ってくる。

サラ編

サラは少年と運命の出会いをする。彼とサラは宿命の子だった。

姉エレンの後をついて回るような、消極的な性格のサラ。
しかし姉から自立しようと決心したサラは、シノンに戻ってからトーマスと一緒にピドナに行く。
選択肢によってはハリードも同行する。

トーマスが仲間の場合はピドナ、ハリードが仲間の場合はツヴァイクへ向かう。
サラは各地の酒場で1人の少年と出会う。
彼は東方からやってきたという。
本名も不明で、身よりもなく各地を放浪しており、心を閉ざし他人を遠ざけていた。
だが、サラと出会ったことで、彼は少しずつ心を開いていき、仲間になる。
しかし、旅を続けていくうち、アビスゲートが開き、「四魔貴族」の幻影と戦うことになり、アビスの深淵をのぞいた時、自分と少年が「宿命の子」であることを悟る。

エンディング

エレン、ユリアンがパーティにいない場合
エレンと別れて1人で仲間たちに会いに行く。

エレンがパーティにいる場合
エレンと2人で仲間たちに会いに行く。

エレン、ユリアンがパーティにいる場合
シノンにユリアンが帰ってくる。

トーマス編

トーマスは、ユリアンたちと共に、モニカを助けたことで、ミカエルから恩賞として2000オーラムをもらう。

トーマスはシノン一の豪農・ベント家の生まれで、本家はメッサーナ王国の首都ピドナにある。
ベント家は元はメッサーナ王国の名族であり、クラウディウス家に縁のある家柄だという。
トーマスは祖父から本家のあるピドナへ行くように言われたため、ハリードやユリアンと別れの挨拶を交わす。
この時、先にサラと話すとサラが仲間になり、エレンとは喧嘩別れしてしまう。
先にエレンと話せば、サラとエレン2人とも仲間になる。

ピドナについたトーマスは、はとこの家に行く。
ピドナの名家クラウディウス家の元令嬢のミューズがスラム街に隠れ住んでいるというので、ミューズの家を訪ねる。
トーマスが主人公もしくは仲間にいれば、会社経営のミニゲームを行える。

エンディング

トレードイベントを全てクリアした場合
会社を人に任せて旅に出る。

トレードイベントを終わらせていない場合
シノンに戻り、祖父の後を継ぐ。

モニカ編

ロアーヌ城にもどったモニカは、ミカエルに外出許可をもらって気晴らしに出かけた。
そこへモンスターが来襲し、モニカは攫われてしまう。
気付くと洞窟の中にいたモニカ。
出口をさがして歩いていると、洞窟内を放浪している吟遊詩人に出会い、話しかけると仲間になってくれて、一緒に出口を探すこととなる。
洞窟の南にいくと、ゴドウィンがいた。
ゴドウィンは、反乱計画を邪魔したミカエルへの復讐のために、彼の妹のモニカを攫ったのだった。
ゴドウィンは悪鬼を呼び出してモニカたちを襲わせる。
そこへ、モニカを探してやってきたユリアンが現れ、モニカに加勢する。
悪鬼を倒したモニカたちは、ゴドウィンを追い詰める。だが、ゴドウィンは洞窟に落盤の罠を仕掛けており、洞窟が崩れ落ちてきた。
モニカたちは、なんとか洞窟から脱出できたが、ゴドウィンは落盤に巻き込まれ生死不明となった。
洞窟の外で詩人と別れ、ロアーヌ城へ戻ったモニカは、ミカエルから、ツヴァイク公が来ていると聞く。
ツヴァイク公は、自分の息子とモニカを結婚させたいという申し入れをしてきた。

ここでユリアンと話すか、ミカエルと話すかの選択になる。
ユリアンと話すと、モニカはユリアンと駆け落ちしてミュルスへ向かうことになる。

ミカエルと話すと、モニカはツヴァイクへ輿入れすることになる。
ユリアンを護衛に、船でツヴァイクを目指すモニカだったが、途中でモンスターに襲われ、船が難破し、モニカとユリアンは海へ飛び込む。
モニカはファルスへ流れ着き、ユリアンは消息不明となってしまう。
そこからモニカの1人旅が始まり、ユリアンを探しながら各地で仲間を集めて冒険に出る。

エンディング

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