ロマンシング サ・ガ(ロマサガ1)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロマンシング サ・ガ』とは、1992年1月28日に現スクウェア・エニックスから発売されたスーパーファミコン(SFC)用ロールプレイングゲーム(RPG)。
ゲームボーイ用ソフト『Sa・Ga』シリーズのスタッフが新たに手掛けた意欲作。最大の売りは、当時まだ珍しかった自由度の高い「フリーシナリオシステム」を採用したこと。それぞれ異なる事情を抱えた8人の主人公から1人を選んで自由に世界を冒険するうち、伝説の邪神と戦うこととなる。

ガト (Gato)

バルハラントのバルハル族の村「ガトの村」の村長。
シフを自分の孫のように可愛がっており、またその剣の腕も信頼している。

四天王

かつてミルザと共にサルーインと戦った巨大な4体の魔物の王のこと。
彼らはサルーインら邪神によって、神々の戦いの道具として生み出された。
だが、自分たちを単なる道具としてしか見ていないサルーインを見限ってエロールたち善神の側についた。
各地に住む四天王たちに関するイベントは、「四天王お使いイベント」と呼ばれ、イベントを成功させれば四天王の協力を得られる。
しかしフリーシナリオであるため、このイベントも、撃破するかお使いするか無視するかはプレイヤー次第。

クジャラート地方の都市タルミッタ近くの神殿に住む「水竜」
バファル帝国のベイル高原地下のグレートピットに住む「アディリス」
ローザリア王国のスカーブ山に住む「タイニィフェザー」
リガウ島のトマエ火山に住む「フレイムタイラント」

特に「アディリス」には、吟遊詩人による「涙を拭いて」の演奏イベントが発生することがある。
また、「フレイムタイラント」はデスの住む冥府の入り口を守るという役目も果たしている。

ミニオン (Minion)

サルーインが自らの復活のエネルギーを収集するために生み出した3体の分身。
3体の分身はそれぞれサルーインの性質を直接反映させたもので、ヘイト(憎悪)・ストライフ(闘争)・ワイル(策略)という名前が付いている。
ヘイトは、主にローザリア、騎士団領、バルハラントを担当して暗躍している。
バルハラントでは、「赤魔法使い」に扮して主人公パーティーに潜り込み、ディステニィストーンであるオブシダンがついた宝剣オブシダンソードを狙う。

ワイルは、主にクジャラートからフロンティアを担当して暗躍する。
クジャラートではアサシンギルドを復活させ、悪行と混乱を巻き起こす。

ストライフは、主にバファル帝国や離島を担当して暗躍する。
ワイルの狙いは帝国を乗っ取って滅ぼすことにあり、帝国の支配権を狙っていたコルネリオを操って帝国の内部分裂を画策する。

『ミンストレルソング』ではワイルとストライフの担当地域が逆になっている。

ウェイ=クビン (Wey=Quevin)

ローザリア王国近くの魔の島に住む魔術士。
ディステニィストーンの1つ「魔のエメラルド」を所持する。
不老不死の研究のために非人道的な研究を行っている。

サラキーン (Sarakihn)

巨人の里の族長。
神々に対しては、彼らの起こした戦いに巻き込まれ、戦いの道具として利用されたことを良く思っていない。
巨人の里を訪れた際、サラキーンと会話をすることになる。
弱気な発言をする彼に対して強気な答えを返せば、「たいしたものだな」と言われ、里で買物をする許可が出る。
また、サルーインの居場所も教えてくれる。

ハオラーン (Haolahn)

マルディアス各地を放浪している謎の吟遊詩人。
各地のパブで会うことができ、主人公たちに道を示す。
その正体はマルディアスの主神・エロール。
『ミンストレルソング』では単なる吟遊詩人とだけ表示され、ハオラーンという名前は登場しない。

『ロマンシング サ・ガ』のゲームシステム

マップ移動

今作ではフィールドマップが存在しない。
『ドラクエ』や『FF』のように、町を出ると外のフィールドに出るが、そのような移動する際に通るマップがない。
ワールドマップから地名を選ぶと直接その場所へ移動できる。
ただし、ワールドマップは地域ごとに区切られており、新しい場所へ移動するためには地図を手に入れ、更に地図上に記載される地名を増やすには、町の住人から情報を得たり仲間から入手する必要がある。

戦闘システム

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