ロマンシング サ・ガ(ロマサガ1)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロマンシング サ・ガ』とは、1992年1月28日に現スクウェア・エニックスから発売されたスーパーファミコン(SFC)用ロールプレイングゲーム(RPG)。
ゲームボーイ用ソフト『Sa・Ga』シリーズのスタッフが新たに手掛けた意欲作。最大の売りは、当時まだ珍しかった自由度の高い「フリーシナリオシステム」を採用したこと。それぞれ異なる事情を抱えた8人の主人公から1人を選んで自由に世界を冒険するうち、伝説の邪神と戦うこととなる。

グレイ編

グレイのスタートは仲間とのリガウ島への冒険から。

グレイは顔も良く、腕もたつが時々キザな冒険者。
冒険者仲間のガラハド、ミリアムと共にリガウ島での冒険を終えたグレイは、バファル帝国の首都メルビルで彼らと別れ、気ままな冒険者に戻った。

グレイは、メルビルで古い知り合いでもあるバファル帝国の諜報部員ジャンに出会う。
ジャンからの依頼で、クローディアという女性の護衛を引き受けることになる。
クローディアは、謎の暗殺者に狙われており、グレイは彼女を守って旅をする。

メルビルの警備隊事務所に行くと、最近発生している変死事件を調べてくれないかという依頼が舞い込む。
調査をするうちに、黒いローブを着た者が金銭と引き換えに恨みのある相手がいれば呪い殺すという依頼を受けていたことがわかる。
黒ローブの者を探していると、下水道から行ける地下の秘密神殿を根城にしているらしいと判明。
黒ローブの連中は古の邪神サルーインを信仰する神官だった。
サルーインの神官たちはサルーインのための儀式を行おうとしていたが、それを阻止し、グレイはサルーインの神官たちと戦い倒す。

グレイはバファル帝国の親衛隊長ネビルに呼ばれる。
グレイはかつて帝国の兵士だったことがあり、ネビルの部下だった。ジャンはその時の同僚だった。

ネビルから、帝国の有力者ローバーン公コルネリオの動向を調べていたジャンが行方不明になったと聞く。
ジャンを探すため、ローバーンの町外れにいる帝国の連絡員モニカと接触すると、ジャンはローバーンの地下牢に捕らわれているとの情報を得る。
グレイは無事にジャンを救出する。ジャンによれば、ローバーン公コルネリオは王位を狙い、サルーインの手下であるミニオンと手を組んで皇帝に呪いをかけているという。
また、コルネリオの妻であり皇帝の腹違いの妹マチルダは、第一皇女のクローディアが生きていることを知り、彼女を亡きものにしようと暗殺者を送りこんでいた。
グレイはクローディアがその皇女であることも知らず、彼女の護衛を続けていたのだった。

クローディア編

行方不明のジャンを探すクローディア。

バファル帝国にある迷いの森で魔女オウルに育てられたクローディア。
彼女は仲間のシルベンというオオカミと、ブラウという熊と共に、ひっそりと森で暮らしていた。

ある時、クローディアは森に迷いこんだ帝国の諜報部員ジャンがモンスターに襲われていたところを助けた。
名前を聞かれて、クローディアはジャンに名乗る。
するとジャンは森から出たことのないクローディアを、帝国首都メルビルに来るよう誘う。
オウルはクローディアに、ジャンに名前を名乗ったかどうかを尋ね、クローディアが名乗ったことを知ると「面倒なことになる」と呟いた。
それでもオウルは外の世界を見ておいで、とクローディアを送り出す。
ジャンの誘いを受けたクローディアは、メルビル宮殿に行くと、ジャンからネビルという親衛隊長を紹介される。
ジャンとネビルはなにやらひそひそと話をしたあと、ネビルはクローディアを宿まで送るようジャンに命じる。
町の宿屋で、クローディアはジャンから護衛にと、グレイという男を紹介される。
クローディアは護衛はいらないがガイドならいい、とグレイと行動を共にする。

メルビルの街中で、クローディアは暗殺者に狙われる。
なぜ自分が狙われるのかわからないクローディア。
実はその理由はクローディアが身に着けていたサンゴの指輪にあった。

ある時、クローディアの耳に魔女オウルの呼ぶ声が聞こえた。
その声に導かれ森へ戻ると、オウルには死期が迫っていた。
オウルは死の間際に、クローディアに重大な秘密を打ち明ける。

実はクローディアは、バファル帝国の皇女だった。
クローディアの父はバファル帝国の皇帝で、母親は既に死去していた。
クローディアは生まれた時から王位後継者争いに巻き込まれており、命を狙われた赤ん坊のクローディアを守るために侍女が部屋から連れ出したのだった。しかし侍女は迫りくる暗殺者からクローディアを守りきれないと悟り、魔女オウルを呼び出してクローディアを守るよう託したのだった。
その際、侍女が赤ん坊のクローディアに渡したのが皇女の証となるサンゴの指輪だった。
侍女はその後どうなったのかは不明だが、オウルは侍女の願い通り、人を寄せ付けない迷いの森でクローディアを立派に育て上げたのだった。
クローディアはそんなこととは知らずにサンゴの指輪をずっと身に着けていたのだった。
皇帝は行方不明のままの皇女をずっと探させていた。
たまたま迷いの森にやってきた帝国の諜報員ジャンは、クローディアという名前とサンゴの指輪に気付き、皇女ではないかとの思いを持ち、彼女をメルビルへ呼び寄せた。
以前クローディアがメルビルを訪れた際も、ネビルはクローディアという名前とサンゴの指輪を見て皇女だと確信し、部下であるジャンと彼女を秘密裏に守る算段をしていたのだった。
オウルが心配したとおり、王位継承争いという面倒なことに巻き込まれてしまったクローディアだったが、オウルは彼女が自分の運命に立ち向かわねばならない時がきたと、あえてメルビルに送り出したのだ。

オウルが死に、森を出て世界を見て回ることを決意するクローディア。
仲良しのシルベンとブラウとも別れなければならない時が来た。
オオカミのシルベンは実は月と獣の女神エリスの化身であり、迷いの森の番人としてオウルと共にこれまでクローディアを守ってきたのだった。
エリスは、森から出て自分の運命と向き合うというクローディアの決意を尊重して森から送り出し、森で彼女の帰りを待つことにした。
このとき、エリスは後に訪れることになるジャングルの神殿に入るためのアイテム「エリスのシンボル」をクローディアに渡す。

ジャングルの神殿は、後に仲間とともに冒険をしている中で、実の父親である皇帝にかけられた呪いを解くというイベントで訪れることになる場所であり、ここでディステニィストーンであるムーンストーンを入手する。

ジャミル編

ハーレムに忍び込み、ファラを助け出すジャミル。

ジャミルはクジャラートの首都エスタミルで、相棒ダウドと共に盗賊をしていた。
ある時、幼馴染のファラが借金のカタにクジャラートの国家元首アフマドの秘密のハーレムへ連れ去られてしまう。
ハーレムには女しか入れないということだった。
彼女を助けるためにジャミルは女装して北エスタミルのアムト神殿の中にあるというハーレムに侵入する。
アフマドを倒し、ファラを助けるついでに、ハーレムに囚われていたタラール族のアイシャを救う。
ハーレムに侵入したことがバレて街にいられなくなったジャミルは、旅に出る。
ジャミルの相棒ダウドは町に残りたいというので別れることにした。
ジャミルは各地を旅し、仲間を得る。

南エスタミルのパブのマスターから、盗賊ギルドへ行ってほしい、と言われるジャミル。
盗賊ギルドへ行くと、昔壊滅したはずのアサシンギルドが復活し、裏社会で暗躍しているという話を聞く。アサシンギルドの連中は、裏の世界も表の世界も人殺し集団でこの町を牛耳ろうとしているらしく、盗賊ギルドの盗賊たちは、残虐な彼らを野放しにしてはおけないと立ち上がった。
だがアサシンギルドの本拠地はわからないという。
そこで盗賊ギルドの連中は腕利きの盗賊であったジャミルにアサシンギルドの本拠地を探るよう協力を頼んできたのだ。ジャミルは承諾する。
その夜ジャミルが宿屋に泊まっていると、何者かの襲撃を受ける。
それはジャミルの相棒だったダウドだった。
戸惑うジャミルだったが仕方なくダウドを倒す。ダウドはアサシンギルドに操られていたのだ。
ダウドは死の間際、アサシンギルドの本拠地の場所を言い残す。
悲しみとアサシンギルドへの憎しみを胸に、ジャミルはアサシンギルド本拠地へと乗り込む。
そこにはミニオンという謎の人物がいた。ミニオンがアサシンギルドの頭のようだ。
ミニオンはアサシンギルドの名をかりて クジャラートを混乱させる計画をたてていたが、盗賊ギルドとジャミルによって邪魔され、計画を中止せざるをえなくなった。
ミニオンは古の邪神サルーインの信奉者のようで、ミニオンは「サルーインの復活を阻止しようとしているならば許さん!」とジャミルに襲い掛かる。
ジャミルはミニオンを倒すも逃げられる。
だがアサシンギルドを壊滅させることができた。
盗賊ギルドの盗賊たちは、「この町の支配者は俺たち盗賊ギルドだ!」と宣言した。

アイシャ編

アイシャは行方不明だった祖父に再会する。

ローザリア国の東、草原地帯のガレサステップで生活しているタラール族の娘、アイシャ。
好奇心いっぱいの彼女は、草原にいるところをモンスターに襲われ、危機一髪のところをローザリアの皇太子ナイトハルトに救われる。
ナイトハルトはタラール族にローザリアの傘下へ入るよう要請するためにガレサステップまでやってきたのだった。
助けたアイシャがタラール族の族長ニザムの孫娘だと知ると、ナイトハルトは彼女に族長の元へ案内するよう頼む。
ナイトハルトは、タラール族からカヤキス(黒い悪魔)の通り名で恐れられている人物だった。
もし断ったらその悪魔の名の通り、村を滅ぼすかもしれないと族長のニザムは恐れを抱く。
タラール族はナイトハルトを恐れて傘下へ入ることを承諾する。

その後、アイシャはガレサステップに現れた奴隷商人に捕まって、北エスタミルのハーレムへ売られてしまう。
ハーレムにいたアイシャを救ったのは幼馴染を助けに来たジャミルという青年。
ジャミルに助けられた後、アイシャはガレサステップの村に戻るが、なぜか村の人々は皆いなくなっていた。

アイシャは村の人々を探して冒険の旅に出る。

冒険の末にカラム砂漠の地底人の村にたどりついたアイシャは、タラール族たちが地底の湖の町にいることを教えられる。

地底人から教えられた町で、アイシャは祖父ニザムらと再会する。
ニザムによれば、実はアイシャたちタラール族と地底人は神に作られた同じ「古代人」であったという。
古代人たちはかつて起こった神々の戦いから地底深く身を隠していたが、戦いの後に外へ出てみると世界はすっかり変貌しており、変化を恐れてそのまま地底に残る者と、変化の起こった外の世界へ出ていく者に別れた。それが地底人とタラール族に別れた理由だという。

そしてタラール族は、邪神サルーインが蘇り、かつて起こった神々の戦いがまた起ころうとしているという女神ニーサのお告げにより、タラール族の祖先が暮らしていたというこの地に避難したという。
ニーサとは神々の王エロールの妻である女神。古代人はかつて神々の戦いの際、ニーサの導きにより生きながらえた。それ以来、古代人の末裔である地底人とタラール族はニーサを信仰している。

ニザムはアイシャにここで一緒に隠れて暮らそうと言う。
だがアイシャは自分には仲間がいるといって旅を続けることを選択した。

アイシャたちがニーサの祭壇という場所にたどりつくと、女神ニーサが現れる。
ニーサはアイシャたちにもうじき復活するサルーインの脅威を話し、サルーインが復活すれば世界は破滅の危機を迎えると教える。
ニーサはアイシャたちにディステニィストーン・トパーズを渡し、サルーインの復活を止めるよう命じる。

ホーク編

愛用の船「レイディラック号」を失くしたホークは海に出られなくなり酒場で愚痴を言っている。

パイレーツコーストとサンゴ海を拠点として活動を続ける海賊・キャプテンホーク。
海賊としてのモラルを守るホークと対立する自己中心的でやりたい放題のブッチャー。
ブッチャーは、海賊を目の敵にしているバファル帝国と戦うために、全ての海賊が自分の指揮下に入ることを提案するが、ホークはこれを拒否する。
ついに対立するホークとブッチャーが決着をつける時が来た。
しかしホークはブッチャーの罠にはまり、海賊を取り締まるバファル帝国海軍のスパイ容疑をかけられてしまう。
ブッチャーに率いられた海賊たちに追われ、パイレーツコーストにいられなくなったホークは、ゲッコ族の相棒ゲラ=ハら乗組員たちと自身の所有する海賊船レイディラック号で脱出する。
だが、嵐に見舞われてレイディラック号は大破してしまう。

船を失いながらもホークたちがたどり着いたアロン島には、ゲラ=ハの故郷であるゲッコ族の村があった。
ゲッコ族の族長に話しかけると、ゲッコ族の仲間が人間にさらわれているため人間不信になっているという。
ホークたちはゲッコ族をさらおうとしていた海賊たちを倒し、ゲッコ族を解放した。
族長はホークを信頼し、伝説の大海賊キャプテンシルバーの財宝の情報を教えてくれる。

船を失ったホークは自分を「陸に上がったカッパ」と自嘲しながらも、キャプテンシルバーの財宝を求めて旅することとなる。

バファル帝国の首都メルビルにやってきたホークは、通りかかった建物の扉の奥から「俺たちゃ海賊」という声を聞く。
扉をあけて奥へ行くとそこは海賊のアジトだった。
帝国海軍の主力は、サンゴ海へ海賊討伐に出ていた。
海賊たちは、帝国軍がいない間に首都メルビルを襲う計画を立てていた。
いきなり入ってきたホークに海賊たちは計画が漏れることを恐れて襲い掛かったが、あっさり返り討ちにされる。
ホークは、海賊によるメルビル襲撃を警備隊へ連絡した。
すると警備隊はすぐさま、海賊の侵入経路を封鎖し、船着き場に兵士を配置した。
船着き場にブッチャーの船を見つけたホークは、この計画を主導していたのがブッチャーであることを知り、ブッチャーと対峙する。
ホークは今度こそ決着をつけてやるとブッチャーと戦い、退ける。
ブッチャーは逃亡していった。

その頃、メルビル宮殿にモンスターが襲来していた。
宮殿には邪神サルーインの配下を名乗るミニオンという謎の人物の姿があり、ミニオンに命じられてサルーインを信奉する神官たちがモンスターを先導していた。
ホークは神官とモンスターらを排除しながらメルビル宮殿へ向かう。
ミニオンは宮中にスフィンクスというボスモンスターを召喚して去った。
ホークは皇帝を守りながら、スフィンクスを倒す。
メルビルをモンスターの襲撃から守り抜いたホークは、皇帝からねぎらわれ、サルーインと戦う者として送り出される。

バーバラ編

旅芸人一座のバーバラは一座の仲間と旅をしている。

旅芸人の踊り子として暮らすバーバラ。
会計係のエルマン、歌手のナタリーらと各地を旅して回り、とうとうフロンティアにまで辿り着いたのだった。

ウエストエンドの町に着くと、バーバラは酒場に入る。そこにいた吟遊詩人ハオラーンに請われ、バーバラが踊りを見せると、バーバラは吟遊詩人からお礼にと幻のディステニィストーンであるアメジストを受け取る。

フロンティアには北の開拓村と北東の開拓村がある。
北の開拓村では子供がモンスターに誘拐されるという事件が発生しており、バーバラたちはモンスターの巣窟である洞窟へ向かう。
洞窟内でモンスターのボスを倒し、無事子供たちを助け出す。

北東の開拓村近辺ではモンスターが大発生していた。このモンスターたちは東のダンジョンからやってくるという。
バーバラたちは村を救うためにそのダンジョンに行くと、フレイムドッグという、炎を吹いてくる強敵がいた。
バーバラたちはこれを倒し、村を救う。
その後も各地を巡り、仲間を得る。

共通

このイベントで「殺してでもうばいとる」を選択するのが冥府への近道。

邪神サルーインは封印されつつも3体の分身を作り出した。
それがミニオン。
3体のミニオンは、サルーイン復活の時に備えて、世界中で暗躍する。
主な活動目的はディステニィストーンの入手と、サルーイン復活に必要な人間の負のエネルギーの収集であり、各地の権力者を裏から操り、世界中に騒動と混乱を起こしていた。

各地で勃発する問題を解決していく主人公たちは、行く先々でサルーインの手下のミニオンたちと対峙する。
ミニオンはサルーインがもうじき復活するという。

いくつかのディステニィストーンを手にした主人公たちだったが、冒険をするうちに10個のディステニィストーンのうちすでにいくつかは消失していることを知る。
主人公たちは、もしサルーインが復活したとしても、かつて伝説の騎士ミルザがしたように、10個揃わない状態ではディステニィストーンの力をもってしてもサルーインを再び封じることは叶わないと失望する。

主人公たちは各地を放浪している吟遊詩人のハオラーンから啓示を受ける。
サルーインは強く、普通の武器では倒せないという。主人公たちはハオラーンにサルーインを倒すための強力な武器防具を取りに行くように以下の場所へ行くよう言われる。

最終試練:これまでのイベントの選択肢で、善行をしているとここへ行くこととなる。かつてミルザが通った試練。強力な神々の武器を入手できる。

オールドキャッスル:善行をそこそこにしているとここへ行くこととなる。
オールドキャッスルを超えた先にある巨人の里では、強力な武器・防具・術法が購入できる。

冥府:イベントの選択で悪行の限りを尽くしていると、ここへ行くこととなる。HP上限の制限を受けたり仲間の命と引き換えに武器防具を手に入れなければならない。

最終試練では、吟遊詩人ハオラーンの正体が、実はマルディアスの神々の王である善神エロールであることが明かされる。
エロールがなぜわざわざ吟遊詩人に身をやつしていたかというと、自分の代わりにディステニィストーンを集める人間を見守るためだった。
邪神の封印に神が介入してはマルディアスの大地が大きなダメージを受けるため、このマルディアスでの問題は人間自身が解決しなければならないことだとエロールは言う。
実際最初の邪神サルーインの封印は、人間であった騎士ミルザにやらせている。
しかしディステニィストーンをすべて集めることはできないまま、サルーインは復活しようとしている。
だが、もしサルーインが復活したとしても、復活後すぐなら、完全に力を取り戻してはいないため、付け入るスキはある。

ついにサルーインは復活した。
場所はイスマス城近くの洞窟。
アルベルトがかつて探検したあの洞窟で見つけた謎の紋章からワープした先のダンジョンにサルーインはいるという。
ワープした先がラストダンジョンとなり、ここで3体のミニオンたちを倒し、更に奥でサルーインを倒す。
サルーインは最後の力でダンジョンごとイスマス城とイスマス地方を崩壊させてしまう。

エンディング

ラスボス・サルーインとの死闘。

サルーインを討伐しに向かった主人公たちのことを、彼らの知り合いたちが心配していた。
イスマス地方が崩壊したことを知り、主人公たちも死んだものと思われていた。

しかし主人公たちはなんとか脱出して無事だった。
彼らは崩壊したイスマス城を眺めている。

アルベルトの姉ディアナはナイトハルトのもとにいた。
弟が死んだと思って悲しんでいた。

シフの故郷バルハラントでは村長のガトがシフの帰りを信じて待っていた。

メルビル宮殿では、クローディアの父である皇帝が娘をサルーインとの戦いで失ったと思い悲しみに暮れている。

どこかの町のパブでは吟遊詩人のハオラーンがサルーインと主人公たちの戦いを歌にして歌っていた。
そしてグレイの戦いを見事だった、と語る。

南エスタミルでは、ファラがジャミルの帰りを信じて待っていた。

タラール族たちが暮らすテントでは、アイシャのことを心配する祖父が祈りをささげていた。

ウエストエンドのパブでは、バーバラが良い踊り子だったと話す客たちの前に、ハオラーンが現れ、「今もこれからも良い踊り子ですよ」と語る。

パイレーツコーストでは、ホークがいなくなったあと海賊たちが落ち込んでいる。そしてやっぱりホークがいないとダメだ、と話す。

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