牧場物語 3つの里の大切な友だち(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『牧場物語 3つの里の大切な友だち』は、自分だけの牧場で野菜や果物などの作物を作って出荷したり、動物の世話や釣りをしながら、のんびりとした暮らしを満喫できるほのぼの牧場生活シリーズの第29作目である。主人公は子供の頃からの夢を叶えるため、叔父の住む町へ新米牧場主としてやってきた。先輩牧場主である叔父にアドバイスを貰いながら文化やライフスタイルの違う3つの里の住人と交流し、作物や家畜を育てていくほのぼの生活ゲームである。

作物を育てる

牧場物語シリーズでは、様々な作物を育て出荷することでお金を稼ぐことができる。育てられる作物は、野菜の他に果物、穀物、花がある。収穫した作物は出荷し、お金を貯めて動物を飼ったり、設備を整えたりし牧場生活を充実させていくことができる。

作物には、季節ごとに育てられるものが決まっている。また、収穫までの日数も育てるものによって違いがあるため、収穫までの日数を考えながらその季節ならではの作物を育てていく。今作には、ビニールハウスは登場しないが、その代替として「地下室」が用意されている。これはビニールハウスと同じで、季節に関係なくいつでも好きな作物を育てることができる空間となっている。

ファームサークル

今作では、主人公の牧場内に建物やオブジェ、畑といったファームサークルと呼ばれるアイテムを好きな場所に配置し自分好みの牧場にカスタマイズできる。

また、ファームサークルの中には配置するだけで作物の育ちが良くなったり、動物のストレスが軽減できるなどの良い効果がでるものがある。牧場のレイアウトを変えるだけで、作物づくりや動物の世話の効率アップを図ることができるようになっている。

動物を育てる

牧場物語シリーズの特徴の一つである、酪農システムで牧場に動物小屋を建てると動物を買うことができる。飼える動物は、ウシ、ヒツジ、ニワトリ、ウコッケイ、ウズラ、アルパカ、リャマ、アンゴラウサギ、バッファローと種類が豊富だ。動物たちは、毎日欠かさず世話をすることでミルクや卵などの副産物を生み出してくれる。副産物は出荷できるほか、里の住人にプレゼントしたり、料理に使用したりできる。

ペットと暮らす

ゲームが進んでいくと、ペットを飼うことができるようになる。ペットは牧場の仕事を手伝ってくれる。動物の種類による仕事内容の違いは存在しない。好きなペットに好きな仕事を頼むことが可能となっている。頼める仕事は、動物の放牧、副産物の回収、里に自然に実る作物や花などのアイテム探しなど種類が豊富だ。

また、里で開かれるお祭りイベントにペットを連れてコンテストに参加することもできる。日ごろのスキンシップで培ったペットとの絆を確かめるチャンスとなっている。ペットは同時に複数飼うことができる。飼えるペットの種類は、イヌ、ネコの他に、カピバラ、馬がいる。

料理を作る

自宅のキッチンでは、料理を作ることができる。畑で収穫した野菜や、動物から取れる副産物、釣った魚などを使って作った料理は、食べて体力回復をしたり、里の住人にプレゼントすることができるほか、出荷することも可能である。料理の中には、食べると足が速くなったり、体力が減りづらくなるといった特別な効果がついているものもある。なお、料理のレシピは里にある食事処で購入することで手に入る。

釣りをする

里のまわりにある川や海などの水辺では、魚を釣ることができる。釣れる魚は場所や季節によって種類が変わるため、釣る場所、釣る季節を変えることで様々な種類の魚を釣ることができる。また、ルルココ村の浜辺にあるポイントでは、かご網漁をすることができる。なお、釣竿はゲームを進めていくと手に入り、かご網漁はルルココ村の店で売っている魚とりかごを使用するとできるようになっている。

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