【黒執事】シエル双子説の伏線まとめ!【原作ファン向け】

原作1巻~最新話までの双子説の伏線と思われる台詞、シーンをまとめました。重大ネタバレ有るので気を付けてください。原作ファン向け。原作とアニメ(1期、2期)はストーリーも設定も異なるので注意です。ぜひ最後までご覧ください!

109話「その執事、信仰」
巻頭カラーページの眠っている男の子はシエル

111話「その執事、泥棒」
坊ちゃんの守護星はシリウス
→シリウスは2連星(俗に言う「双子星」でシリウスAとシリウスBからなる)

113話「その執事、独行」
リジーが対峙している寝ている男の子は坊ちゃんではなく、別の部屋にいるシエル(眼帯をつけていない、靴を履いてない、背景が違う)
→リジーが家に帰りたがらないのは真実(双子の入れ替わり)を知ってしまったせい

114話「その執事、暴行」
シエル(先月号と服装が一緒)に寄り添うリジー

115話「その執事、拝聴」
「シリウス様」の正体はシエル
→坊ちゃん・シエル・ヴァイオレット全員AB型と思われる

24巻(青の教団編)

出典: www.amazon.co.jp

シリウス様の正体は…?

リジーは何を知ってしまったのか。

117話「その執事、丁々」
「でも、あたしは…あたしだけはそっちに帰れない!!」
→シエル(本物)を教団に残して帰れないということ

シリウス様の部屋=108話で葬儀屋が寝ているシエルを訪ねた部屋と同じ
→シリウス様はシエルで葬儀屋の与えた薬と信者から採取した血液で生きながらえている?

最後のページ
ベッドの上に眼帯をしたラビットのぬいぐるみ(33話や58話でリジーが抱いていたもの)
→ずっと大事にしていたぬいぐるみを置いていった=坊ちゃんとの決別を暗示している?

118話「その執事、改装」
扉絵のセバスチャンが持っている三段トレイ
3段目の仰向けに倒れているビターラビットは坊ちゃん(眼帯をしている)
1段目は服装からしてソーマとアグニ
2段目のリボンのついてるビターラビットはリジー、その横でうつ伏せに倒れているのはシエル(本物)

連載10周年記念特別編「その執事、抒情」
坊ちゃんの記憶
→幼いリジーと手を繋いでいた子供は坊ちゃんではなくシエル
病弱だった坊ちゃんは参加できずにいつも二人を遠くから見ていた(※132話参照)

25巻(青の教団編)

出典: www.amazon.co.jp

遂に「彼」が目覚めた!?

目覚めた「彼」が真っ先に向かった場所はなんと…!?

123話「その執事、明徴」
ピットの台詞
→悪戯っ子で好奇心旺盛だったのはシエルの方
坊ちゃんが昔の家族写真を見られたくなかったのは双子だとソーマに知られたくなかったから

124話「その執事、搬送」
坊ちゃんを見たバイオレットが驚愕の表情
→「シリウス様(シエル)」と間違えたから

125話「その執事、帰投」
アグニが暖炉の燃えかすから見つけたのは123話で坊ちゃんが頑なにソーマに見せようとしなかった家族写真
→驚いているのはシエルが双子だと知ったから

ソーマに銃口を向けた人物=シエル
→ソーマの反応からしてその人物はソーマとは気安い仲(シエルを見て坊ちゃんだと思った)
→ソーマが若干屈んでいるのでソーマより背が低い
→熱があるのではと心配している(サーカス編で坊ちゃんは熱を出し、ソーマに看病された)
→外で待機している御者が葬儀屋に見えなくもない
→「青の教団編」冒頭で「目覚めるにはまだ早い」と言われていたシエル(最新技術を駆使した完璧なビザールドール?)が遂に復活した

26巻(青の教団編)

出典: www.amazon.co.jp

怒涛のクライマックス…!!

今巻で遂に双子説が確定。
10年分の伏線回収が今、始まる…!!

127話「その執事、讃称」
「アグニ!」
→ソーマはシエルを坊ちゃんだと思っているので、シエルを攻撃しようとしたアグニを反射的に止めてしまう
→ソーマの声で戦闘モードから我に返ったアグニは襲撃犯(シエル)を見て驚愕する(坊ちゃんと同じ容姿だから)
→一瞬気を取られた隙にもう一人の襲撃犯(フードの人物)に脇腹を刺される

128話「その執事、見証」
ソーマが坊ちゃんを殴ったのは襲撃犯の一人(シエル)が坊ちゃんだと勘違いしているから

「お腹のキャンディ盗ったのだぁれ?」
→直後に坊ちゃんの手元(指輪)のカット
→つまりキャンディとはおそらく当主の指輪のこと
→殺される前にシエルが指輪を飲み込み、死後に坊ちゃんがそれをシエルの遺体から取り出したと思われる描写がある(10話、54話、62話)

ソーマの掌から落ちた写真
→おそらく124話でピットが持ってきたファントムハイヴ家の家族写真(坊ちゃんとシエルが写っている)
→127話でソーマを納戸に押し込める前にアグニがソーマに何かを手渡している描写がある
→アグニはソーマに真実を伝えようと手渡したがソーマは茫然自失状態でまだそれを見ていなかった
→だから双子の存在を知らず、坊ちゃんがアグニを殺したと思い殴った

「お前…僕に嘘はついてないな?」
→「あの日お前は本当にシエルの魂を食べたのか?」という意味

「残念ながら私は嘘はつきません」
→あの日シエルの魂は確実に悪魔の生贄になった。つまり戻って来た「シエル」は魂のない存在(=ビザールドール)である可能性が高い。

129話「その執事、錯綜」
※結論から言うと双子説確定しました!

「今後は客が来ても不用意にドアを開けるな たとえ相手が僕でもだ」
→坊ちゃんと同じ顔を持つシエルが来るかもしれないから

「お嬢様はお嬢様のいるべき場所へ向かわれました」
→おそらくリジーはシエルの元へ向かったということ

「もし一番大切にしていたものがある日突然壊れてしまったら」
→坊ちゃんがシエルでないということをリジーが知り、それによって大切にしていた坊ちゃんへの恋心が壊れたということ?
→または「大切なもの=シエル」で、そのシエルが壊れてしまった(死んでしまった)から彼を生き返らせる為に奔走しているということ?

「本物の蒼き星は―」
→蒼き星、およびシリウス様の正体はシエル

「俺が見間違うはずがない あいつは―」
→こちらもシエルのこと(でも坊ちゃんと勘違いしている可能性が高い)

「シエル・ファントムハイヴはこの僕だ」
→2話の坊ちゃんの台詞と対になっている。ただし本当に「シエル」なので坊ちゃんと違って引用符がない。

130話「その執事、認証」
「あの日はよくもやってくれたな」
→召喚にあたってセバスが真シエルの魂を食らった

「貴方のような方にお会いするのは初めて」
→「悪魔に魂を食らわれて復活した人に会うのは初めて」という意味?

レイチェルの出産シーン
→か細い産声が坊ちゃん、大きい産声がシエル?
(※実は坊ちゃんが先に生まれ、何らかの事情で双子を入れ替えた可能性あり)

「レイチェル様がご出産されたのは双子の男の子だったのです」
「お二人は鏡合わせのように何もかも瓜二つ」
→双子説完全確定

最後のコマ
→7巻32話表紙参照。シエルが花冠をあげた相手は坊ちゃん。

131話(※いわば双子説の解答編。過去10年分の伏線を全て回収しています)
表紙
→32話表紙のシエルと対になっている

庭先でシエルとリジーがマダムレッドと遊んでいるのを部屋から見つめる坊ちゃん
→10話のマダムの回想と同じシーン

「病弱な母親に似た~」のコマ
→28話と同じシーン

ディーデリヒとヴィンセントと双子のシーン
→101話と同じシーン

「僕と違って挨拶できた~」のコマ
→31話、32話と同じシーン

「伯爵になれないのは僕だけ」のコマ
→「枢やな画集 黒執事1」に収録されている片方が焼けた写真のイラスト(2008年のもの)と同一のものと思われる(下記参照)

ボート遊びの回想
→Book of Circus DVD/BD4巻 特典漫画「その執事、看病」と同じシーン(下記参照)

「僕は幸せだった」
→シエルが摘んできた花はライラック(無邪気)・ルピナス(いつも幸せ)、デイジー(平和)・ガーベラ(希望)、スズラン(純粋)・カスミソウ(無邪気、幸福)、ベゴニア(幸福な日々)・バラ(幸福)でいずれも幸せの象徴

2話のシーン

坊ちゃんはシエルじゃないから引用符あり。

128話のシーン

シエルは本当にシエルだから引用符なし。

約10年越しの伏線回収

左のイラストは2008年のファントムナイトイベントで初公開されたもの。
右は26巻130話(本誌131話)の1コマ。

双子説に関する伏線がもり沢山!特典漫画「その執事、看病」

出典: www.amazon.co.jp

Book of Circus DVD/Blu-Ray4巻初回特典漫画「その執事、看病」

坊ちゃんの回想(特典漫画であるのがもったいないくらい、本当に濃い内容です。双子説に関する伏線がめちゃくちゃあるので、興味のある方は是非ご購入を!)

Book of Circus DVD/Blu-Ray4巻初回特典漫画「その執事、看病」(※130話と繋がっています)

坊ちゃんの回想が始まってからレイチェルに食事を届けるまでのシーンに登場するのがシエル(明るく元気な子)、その後のページで子供部屋で一人で遊んでいるのが坊ちゃん(喘息持ちで下がり眉の大人しい子)

坊ちゃん「昔一度このメニューを食べた事がある」
→「作ったことがある」ではなく、「食べたことがある」なので、ヴィンセントとディーデリヒと一緒に料理を作ったのはシエル

ヴィンセント「また皆揃った時にしよう」
→「レイチェルが治ったら」ではなく、「皆揃った時」ということは、病気なのはレイチェルだけじゃない?(坊ちゃんも病気だった)

ヴィンセント(シエルに対して)「というかお前はまた(喘息用ののど飴を)盗み食いしたな」
→シエルは喘息体質じゃないので飴を食べる必要がない、だから「盗み食い」

ヴィンセント「あれ美味しかったからウチのにも食べさせてあげたくてさ」「ディーデリヒは僕の愛する家族が死んでもいいっていうんだ」
→「レイチェル」と限定していない、病気だったのはレイチェルと坊ちゃんの二人

シエル「お咳こんこん苦しそうなの ぼく早く良くなって欲しい」
→「誰が」とは言っていないので、レイチェルと坊ちゃんのこと

シエル「リジーとおままごとした事ある!」
→シエルはエリザベスのことを「リジー」と呼ぶ(2話、58話参照)

シエル「偽物(の弟)なんかいらないよ」
→「本物の弟がいるから」という意味

レイチェル「あの子の様子を見てきてあげて」
→たった今部屋を出て行ったシエルのことを指しているなら「あの子の様子を見ててあげて」という筈なので、シエルではない別の子(坊ちゃん)のことを指している

食器が2人分、お揃いのクマのぬいぐるみ
→直前まで坊ちゃんとシエルが食事しながらチェスをして遊んでいた

坊ちゃん「僕は翌日熱がぶり返し一緒にボート遊びには行けなかった」
→ヴィンセント・レイチェル・シエルの3人でボート遊びに行った

坊ちゃん「先代たち(ヴィンセント・シエル・ディーデリヒ)が手料理を作ったのはあの一度だけ」
→「先代達と」ではなく「先代達が」と言っているので、やはり回想で一緒にお料理をしていたのは坊ちゃんではなくシエル

出典: pbs.twimg.com

シエルの意外な一面

シエル「寮弟?」
パパ「学校限定の弟みたいなもの お前にもいつかできるよ」
シエル「いらない 偽物なんかいらない」

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