【黒執事】シエル双子説の伏線まとめ!【原作ファン向け】

原作1巻~最新話までの双子説の伏線と思われる台詞、シーンをまとめました。重大ネタバレ有るので気を付けてください。原作ファン向け。原作とアニメ(1期、2期)はストーリーも設定も異なるので注意です。ぜひ最後までご覧ください!

8巻(サーカス編)

出典: www.amazon.co.jp

坊ちゃんの「あの日」の回想②

「貴方は今 檻の外にいるのですよ」

34話
「僕の名前はシエル・ファントムハイヴ その一つだけだ」
→名前に固執する坊ちゃんとその坊ちゃんに意味深な視線を送るセバス(※後述の豪華客船編の回想から察するにたぶんセバスは坊ちゃんの本名が「シエル」ではないと最初から知っている)

檻の中にいた坊ちゃん視点の「あの日」の回想
→視線の先にシエル(右分け、左目に痣)が台の上に倒されて、必死に坊ちゃんに向かって手を伸ばしているが、次のページで思いっきり腹を刺されている

「お願い お願い誰か 誰でもいい なんでもいい 僕達を助けて」
→複数形(「僕とシエル」の意)

「貴方は"今" 檻の外にいるのですよ」
→つまりセバス召喚当時、坊ちゃんは「檻の中」にいた(必然的に台の上で刺されたのは兄のシエル)

35話
「全部嘘だっていうのかよ」「その通りだ 僕の名はシエル・ファントムハイヴ」
→「僕の名はシエル~」のところも含めて嘘ということ

36話
「その悪魔は僕のものだ」のコマ
→セバスチャンを召喚した直後と思われる坊ちゃん(ボタンが3つ閉めてある、シャツに血痕がない、右目に契約印)

37話
坊ちゃんのお腹には刺し傷の痕がない(セバスに治癒能力があるという設定は今のところないので「あの日」お腹を刺されたのはやはり坊ちゃんではなくシエル)

9巻(幽鬼城殺人事件編)

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坊ちゃんの幼少時の回想

「弟…」

40話
坊ちゃんの回想
→両親の部屋に忍び込んだのは坊ちゃん(※本誌では前髪の分け目が逆だったが、コミックス版で修正された)

「弟…」
→アーサーに弟扱いされて兄のシエルを思い出している

10巻(幽鬼城殺人事件編)

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坊ちゃんの「あの日」の回想③

44話
「あの時は誰でもよかったんだ」の坊ちゃんの回想1コマ、檻の中にいた坊ちゃん視点で、目の前に悪魔セバスチャン→やはりセバスチャンが召喚された時坊ちゃんは檻の中にいた模様

11巻(幽鬼城殺人事件編)

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坊ちゃんの言う「嘘」とは?

50話
「”嘘”もつき通せば”真実”になる 最後は全てお前が飲み込んでしまえばいい話だ」
→嘘=坊ちゃんの正体、つまりこのまま誰にも真実を打ち明けずに「シエル」として生き、死ぬという坊ちゃんの決意

12巻(豪華客船編)

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坊ちゃんの「あの日」の回想④

「シエルはもうここにいなくて」

53話
「シエルが好きなイチゴが乗ったケーキよ」
→双子の好きなケーキが違う。リジーは坊ちゃんのことをシエルだと思っているのでシエルの好きなケーキは苺のケーキを選んだが、実際に坊ちゃんが好きなケーキはガト―ショコラ(※63話参照)

54話
「お前だけは絶対守ってみせる 何に変えても!!」
→シエルの婚約者だからシエルの代りに守るという意味。またはシエルは守れなかったけれど、今度こそリジーだけは守るという意味?

坊ちゃんの「あの日」の回想
→檻の中にいる子は坊ちゃん、その視線の先に大人に連れて行かれるシエル(左目に痣、一番上のボタンが1つだけ閉めてある)、檻の中から手を伸ばす坊ちゃん(痣がない、ボタン3つ閉めてる)

「違う 同じじゃない 僕は(今)檻の外にいて」
→つまり「あの日」は檻の中にいた

「シエルはもうここにいなくて」
→本物のシエルは「あの日」死んだ

「僕はファントムハイヴ伯爵で」「僕は僕で 僕が」
→記憶が混乱している坊ちゃん

腹を刺されて死んでいる子(シエル)は左目に痣があるのに対し、次のページの坊ちゃん(目に契約印が入ってる)には同じ場所に痣がない、更に坊ちゃんのシャツには血が付着していない
→「あの日」刺されて死んだのはシエル

血まみれの坊ちゃんの掌の中に当主の指輪
→たぶん死んだシエルの体内から取り出した

56話
咳き込む坊ちゃんを心配そうに見つめるリジー
→66話でリジーがこのシーンを回想しているので何かしらひっかかるものがあったのだと思われる(坊ちゃんの正体に気付き始めた?)

57話
「ですがお身体を冷やされますとまたお咳が…」「今はその話をするな!」
→喘息の話をするとリジーに自分が実はシエルではなく病弱な弟の方であることがバレる可能性があった為、セバスチャンに口止めした(※28話の坊ちゃんの回想に幼いリジーがいたのでリジーは確実に双子の弟(坊ちゃん)と面識があり、彼が喘息持ちであったことを知っている)

13巻(豪華客船編)

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セバスチャン視点の「あの日」

「貴方のお名前は?」

58話
リジーの回想
→庭で仲良く団欒しているヴィンセント・レイチェル・シエル。坊ちゃんはおそらく喘息で外に出られず、家の中にいた。

「今日はここまでだ」
→フランシスにフェンシングの手ほどきを受けているのはシエル
→吹き出しで隠されているがリジーの向かい側に坊ちゃんが座っている(※131話参照)

「僕のお嫁さんになるのがリジーでよかった」
→シエルの発言
→ちなみに「リジー」と愛称で呼んでいる

「信じられない!!本当にシエルなのね」 「…」
→問いに答えられず、沈黙で返す坊ちゃん

「ただいま エリザベス」
→愛称の「リジー」ではなく、「エリザベス」と呼んでいる
→病弱だった坊ちゃんはあまりリジーと面識がなく、シエルのように愛称で呼んでいなかった
→次のコマで目を見開いているリジー(「エリザベス」呼びに違和を感じている?)

「帰ってきたシエルはあたしより細く小さくなってた」
→リジーの背が伸びたのではなく、病弱な坊ちゃんはシエルより少し背が低かった?

「あたしシエルの嫌いな怖い女の子なの~~」「はっ!? なんだそれは!?」「だって昔強いお嫁さんはヤダって言ったじゃない~~!」「そ…そんなの昔の話だろう」
→実際に言ったのは坊ちゃんではなくシエルなので、坊ちゃんは身に覚えがない

出典: pbs.twimg.com

吹き出しの下に見える小さな足

※130話参照

61話
「貴方のお名前は?」「僕の名前は… …… シエル シエル・ファントムハイヴ」
→名前を言うまでに間がある。左目に痣がない、シャツに血が付いてない(つまり坊ちゃんは刺されていない)

「僕の名前は…」の左のコマ
→やや見えづらいが台の上にシエルの死体がある

「ふふ… 成程 良いでしょう」
→セバスは既に坊ちゃんの「嘘」を見抜いている

62話
「貴方は大きな犠牲を払った」「渡り賃はしかと頂きましたから」
→犠牲=渡り賃=シエルの死(※おそらく召喚の際にセバスがシエルの魂を「食べた」)

「力が欲しい… 僕らをこんな目にあわせた奴らに復讐する力が!!」
→複数形(「僕とシエル」の意)

血まみれの掌の中に当主の指輪(※10話のセバスのシネマティックレコード参照)
→雑誌掲載時は、掌に指輪をのせたシエルのコマだったが、単行本では血だらけの指輪のアップになっている。わざわざ1コマ描きかえたということは、やはり指輪が重要な伏線?

「今度は…僕は絶対負けない ファントムハイヴ家当主シエル・ファントムハイヴとして…絶対に!」「私には嘘を吐くなと仰るのに貴方はとても嘘吐きでいらっしゃる」
→「嘘」は「シエル・ファントムハイヴとして」の部分を指している

「僕はあまり外に出たことがないから…」
→坊ちゃんは病弱だった方の子

病院でタナカと再会、タナカは帰って来た子を「坊ちゃん」と呼んでいる
→おそらくタナカはこの子がシエルではなく弟の坊ちゃんの方だとすぐ見抜いた?

吹き出しで隠されていて見えづらいが、真新しいお墓が4つある
→左から坊ちゃん、ヴィンセント、レイチェル、シエルの墓
→坊ちゃんが「シエル」として帰って来た為、後に「シエル」のお墓が撤去される(8話参照)

入浴シーン
→坊ちゃんのお腹に刺し傷の痕がない=刺されたのはシエル

左端のお墓が坊ちゃんのもの

14巻(豪華客船編)

出典: www.amazon.co.jp

セバスのシネマティックレコード続き

「あの1か月で貴方に何があったの―?」

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