【黒執事】シエル双子説の伏線まとめ!【原作ファン向け】

原作1巻~最新話までの双子説の伏線と思われる台詞、シーンをまとめました。重大ネタバレ有るので気を付けてください。原作ファン向け。原作とアニメ(1期、2期)はストーリーも設定も異なるので注意です。ぜひ最後までご覧ください!

63話
「デザートは?」「坊ちゃんの好きなガト―ショコラを」
→坊ちゃんが好きなケーキは苺のケーキではなくガト―ショコラ(※53話参照)

「僕はファントムハイヴ家<この家>について知らないことが多すぎる 教えてもらう前に先代は亡くなってしまったからな」
→次男で病弱だった坊ちゃんはあまり女王の番犬としての家業のことを知らされていなかった

「これで正式に貴方は伯爵となった 地位も財産も美しい婚約者も全て貴方のものです」
→兄が死んだことで兄のものになる筈だったものを全て手に入れた坊ちゃんへの嫌味(坊ちゃんがシエルなら、婚約者=リジーは元々シエルのものなのでセバスの台詞に矛盾が生じる)

「シエル・ファントムハイヴ伯爵<この名前>を背負ったからには もう前に進むしかないんだ」
→タイトル(爵位)ではなく、「シエル」という名前を背負った事に意味がある

66話
「見てシエル! このお花柄とか懐かしくない?」「えっ?」
→リジーとイースターを何度も過ごしたのは坊ちゃんではなくシエル
→坊ちゃんは病弱でイベントに参加できなかったため、「懐かしくない?」と聞かれても覚えていないのではなく単純に何のことか分からない(※132話参照)

「ああ… そうだな」
→あっちの方向を向いて明らかに誤魔化している

「…」
→坊ちゃんがイースター・エッグを覚えてないことにショックを受けているリジー

「昔シエルはあたしが作ったイースター・エッグを一番に見つけてくれたよね!」
→坊ちゃんの記憶を試す為に、わざと嘘をついている(本当は今回初めて自分でエッグを作った)

「今年もぜーったい一番に見つけてね!」「わ わかった」
→二人のやり取りを見つめるセバスチャンの意味深なコマ(リジーの嘘に気づいている?)

「やっぱり一番に見つけてくれたのねっ!」「ああ 昔と一緒だ」
→坊ちゃんはリジーの嘘に気づかなかった

「でもあたしがイースター・エッグを作ったのは今年が初めてよ」「シエル― あの1か月で貴方に何があったの―?」
→さすがにリジーも不審を抱き始めた?

15巻(寄宿学校編)

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当時の英国社会における次男の立場

爵位を継げるのは長男のみ。次男以降は結構厳しい生き方を強いられる。

68話
「ふぁっぐ?」「兄弟ねぇ…」
→坊ちゃんはファッグ(寮弟)のことを知らない(特典漫画「その執事、看病」でヴィンセントにファッグについて教えてもらったのはシエルの方)

71話
「爵位持ち<勝ち組>のお前らには爵位ももらえない次男の気持ちなんかわかんねーだろ?」
→元々は坊ちゃんも次男でモーリスと全く同じ立場だった

19巻(緑の魔女編)

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坊ちゃんの「あの日」の回想⑤

「ああ そうか 僕には君がいた」

90話
「特にお前らに死なれちゃ困るからな」
→お前ら=双子のこと

檻の中でバーを掴んでいるのが坊ちゃんの左手。それをそっと握ったのがシエルの右手。

「大丈夫だよ お前は僕が守ってあげる」
→兄のシエルが弟の坊ちゃんに言ってる

「ああ そうか 僕には君がいた」
→「僕」が坊ちゃんで、「君」がシエル。

「連れて行かないで!! シエル!!」
→檻の中の坊ちゃんの台詞。連れて行かれたのはシエル。

「気分はどうですだか?シエル坊ちゃん」「シ…エル?」
→記憶が混乱して、自分が今シエルを名乗っていることを忘れている

「シエル 痛いのもうやだあッ!!」
→フィニをシエルと間違えて甘えてる

91話
「僕なんか守る価値ない 僕だけが 僕なんかより もっと…」
→「僕だけが(あの日生き残ってしまった) (病弱で役に立たない)僕なんかよりもっと(皆に愛されてたシエルの方が生き残ればよかったんだ)」という意味

92話
「セバスチャン… 嫌だ! あいつがシエルを…」
→召喚される際にセバスがシエルの魂を渡り賃として食べた(※61話、62話参照)

20巻(緑の魔女編)

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坊ちゃんとシエルの対峙

「僕を犠牲に手に入れた力で」

93話
チェス盤の上で見つめ合う坊ちゃん(左分け、契約印あり)とシエル(右分け、契約印なし)

「本当は直視するのが怖いんだ 傍にある罪の証を」
→罪の証=セバスチャン(シエルの犠牲の上に坊ちゃんが得た力)

95話
チェス盤の上で対峙する坊ちゃん(左分け、契約印あり)とシエル(右分け、契約印なし)

「わかっているなら、お前はなぜ復讐をしようとしているの? 僕を犠牲に手に入れた力で」
→シエルが生贄として死んだことであの日セバスチャンが召喚され、結果的に坊ちゃんは強大な力を手に入れた

シエル、ヴィンセント、レイチェル、マダムレッド、ジョーカー、ドール
→全員故人

「僕に許されたかった?」
→坊ちゃんはシエルを助けられなかった事に罪悪感を感じていた

「弱い自分と決別したかった?」
→元々坊ちゃんはシエルと違って心も体も弱かった

「何もかも自分のものにしたかった?」
→もしシエルが生きていたら爵位も当主の座も番犬としての地位もリジーという婚約者も何一つ手に入れることはなかった

「貴方は何故大きな犠牲を払い、魂をかけてまで私と契約したのです?」
→セバスチャンを呼び出す為の「大きな犠牲(シエルの死)」とセバスチャンと契約する為に必要な「坊ちゃんの魂」

21巻(緑の魔女編)

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ファントムハイヴ家の謎

「きっとお前「達」の力になってくれる」

99話
「死んでしまえばお前が救えたかもしれない者の断末魔も聞かずに済む 」
→救えたかもしれない者=シエル(これまでの言動を見るに、坊ちゃんはあの日シエルを助けられなかったことに強い罪悪感を感じている?)

101話
坊ちゃんの回想
→カーテンに隠れてオドオドしている子が坊ちゃん、ヴィンセントに抱っこしてもらってる子がシエル(※130話参照)

「もし私に何かあってもきっとお前達の力になってくれる」
→お前達=双子のこと(※130話参照)

102話
表紙
→ヴィンセントの後ろに隠れてディーデリヒの様子を窺っているのは坊ちゃん

103話
ファントムハイヴ家の家系図
→ヴィンセントとレイチェルの間から伸びている枝が途中で分岐している
→要するに子供が2人いたということ(坊ちゃんとシエル)

103話の家系図の一部。32話のジョーカーの「お子様達」発言と併せて、兄弟がいたのは確定。

1889年現在存命しているのは坊ちゃんとミッドフォード一家のみ。

22巻(緑の魔女完結編)

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葬儀屋の目的とは?

寝ている男の子の正体は果たして。

105話
「(ヴィンセントの死体はもう燃えてしまったけど)"ファントムハイヴ伯爵"はまだいるからね」
→葬儀屋の言う"ファントムハイヴ伯爵"とは坊ちゃんではなく、本物のシエルのこと

108話「その執事、潜航」
葬儀屋が薬を飲ませた男の子は坊ちゃんではなく死んだはずのシエル
→ビザールドールか、または葬儀屋がシエルの脈を計ってるようにも見えるので実は生きてた?
・前髪の分け目が坊ちゃんと逆
・右目に契約印があれば坊ちゃんだが、手で覆っていて見えない
・葬儀屋が目の前にいるのに全く驚いていない
・背景の右側の窓の位置が坊ちゃんの部屋と違う(坊ちゃんの部屋は窓と窓の間隔がもっと離れている)
・後述の番外編でのヴィンセントの「私の息子たちの行く末」という台詞

番外編「その悪魔6、無礼講」
「どうか私の息子達の行く末を見守ってやってほしい」
→「私の息子達=坊ちゃんとシエル」という意味(※ただしシエルは3年前に一度死んでいる筈なので、何らかの方法で生き返った可能性がある)

23巻(青の教団編)

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新章突入!

遂に双子説確定…!

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