ハイキュー!!の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ

才能は開花させるもの！センスは磨くもの！！

春高バレー宮城県予選準決勝、青葉城西高戦での烏野高校マッチポイントでの及川ファインプレーの際のセリフ。
及川は、自分は天才ではないと諦め嘆かず、自分の力はこんなものではないと信じ練習をし続けてきた。そんな努力が伝わってくる言葉となっている。

俺は自分の選択が間違いだと思った事は一度も無いし、俺のバレーは、何ひとつ終わっていない。取るに足らないこのプライド、絶対に、覚えておけよ。

牛島は「及川は青葉城西なんかではなく白鳥沢に入るべきだった」とずっと言っており、「春の高校バレー」という大会の県予選で青葉城西が烏野に負けた際、「もう二度と選択を間違えるな」と及川に忠告した。そのときの及川の返答。
取るに足らないプライドのために白鳥沢でなく青葉城西を選択し、案の定敗退した。牛島はそれを「選択の誤り」だと思っているようだが、及川の上記のセリフで否定される。牛島への強い闘争心が見て取れる。

"6人"で強い方が強いんだろうがボゲが!!!

及川は県内では敵無しとまで言われる程のセッターだったが、彼の前にはいつも牛島が存在し、いつも牛島に苦汁を舐めさせられていた。
更に中学最後の年に影山が入学して来て、前にも後ろにも壁がある事に焦り、サーブを教えて欲しいと口にした影山に手を挙げた際に放った岩泉の言葉です。
いつもは乱暴ながら、きちんと及川に対して頼れ！と暗に言って聞かせる岩泉の男らしさがわかる名セリフとなっている。

ただ、もしもその瞬間が来たら、それが、お前がバレーにハマる瞬間だ。

他校との合同練習があった際、東京の強豪梟谷高校の木兎が月島に言ったアドバイスの一部。
自主練に励むみんなを見て月島は「上には上がいるのだから、絶対に一番にはなれないのに、何故たかが部活でそこまで頑張れるのか」と考えており、そもそもバレー自体も特に楽しいとは思っていなかった。
木兎にそのことを言うと、全国五本指に入るほどのエースである木兎でも「バレーが楽しい」と思えるようになったのは最近だと言う。
それは、それまでできなかった技を完璧に成功させ得点を決めたとき、自分の上達を肌で感じ、強くなったと実感したその「瞬間」の快感を得て以来だという。
その瞬間があるかないかでバレーへの思いは変わるのだというアドバイスである。下手に何かを諭そうとはせず、ただひたすら木兎の思うバレーの熱や楽しさが伝わってくるシーン。後に月島は、全国三大エースの一人、牛島の攻撃を幾重もの策略の末に完璧にブロックし、その「瞬間」が訪れた。

五色、頼むぞ。

春高県予選で敗退し、三年生は引退となる白鳥沢学園バレー部で、最後に牛島から部員全員に向けて激励とアドバイスを一人一人送っていった。
一年生の五色は普段から牛島とエースの座を勝手に張り合っていた。しかし同時に自分の未熟さも自覚しており、生意気な態度も自分で分かっていた。
牛島の名指しが五色の番になり、五色はどんな至らぬ点を指摘されるかと心の準備をしているところへ、ただ一言「頼むぞ」と言われる。
エースとしての後継者へ、余計な言葉は必要ない。牛島から五色へ、名実ともに「白鳥沢学園のエース」を託された瞬間だった。

何か嫌だ 俺は 俺達が勝つ事を疑わない でも今 初めて明確に お前を叩き潰したい

春高バレー宮城県予選、白鳥沢戦での白鳥沢エース・牛島若利のセリフ。
全国でも屈指の実力も持つ牛島。勝つことを疑わない、絶対的な王者である彼が、これまで全く意識していなかった日向に対して初めて敵対心を露わにした名シーンとなっている。

俺のセットで打てへんやつはただのポンコツや

ユース合宿にて、稲荷崎高校のセッター・宮侑が影山に放った台詞。
スパイカーに「上手くなった」と錯覚させるほどの実力を持ち、高校NO.1セッターとの呼び声も高い宮侑。負けず嫌いで、バレーボールが好きで努力を続けてきたその実力と自信を裏付けるような台詞となっている。