シャーマンキング(SHAMAN KING)のネタバレ解説・考察まとめ
『シャーマンキング』とは1998年から2004年にわたって週刊少年ジャンプで連載された武井宏之の作品。通称は『マンキン』で、アニメ化もされた。1度は打ち切りになったが、約380Pの描き下ろしが追加された完全版が発売となり物語は完結した。霊と交流でき戦う能力を持つ「シャーマン」の少年・朝倉葉。彼はシャーマンの頂点「シャーマンキング」を目指し、500年に1度行われる「シャーマンファイト」に参加する。
麻倉葉(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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麻倉葉とは、『シャーマンキング』の主人公で、「なんとかなる」が口癖の心優しいシャーマンの少年。侍の霊・阿弥陀丸を相棒に、「楽に生きられる世界」を作るため、500年に一度行われるシャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加する。人類滅亡を目論む宿敵にして兄・ハオを止めるべく奔走する。争いごとを好まない穏やかな性格で、特に人殺しは決して許容しない。多くの出会いと戦いを通して成長し、自分の行いの結果を受け止める覚悟を持つようになる。
阿弥陀丸(あみだまる)
CV:小西克幸
葉の持霊。もともと地縛霊だったが、葉の持ち霊となり甲斐甲斐しく尽くす。
生前の愛刀は親友の鍛冶屋・喪助が打った「春雨」。独自に編み出した「阿弥陀流剣術」は、真空波を飛ばす「真空仏陀切り」・腰の左右の鞘から刀を半身抜いて構える「如来」、「後光刃」を始めとして、凄まじい威力を持つ。
阿弥陀丸(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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阿弥陀丸とは、『シャーマンキング』の主人公・麻倉葉の相棒で、600年前に千人斬りの伝説を残した侍の霊。この世に未練を残して地縛霊となっていたが、墓地で出会った葉に未練を解消してもらったことで彼に仕えることを決める。葉の持霊(もちれい)として500年に一度行われるシャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、数々の猛者と戦い、葉の修業のためなら地獄であってもついていく。シャーマンファイトが終わった後は葉の息子の花の持霊となって面倒を見ている。
小山田まん太(おやまだまんた)
CV:犬山犬子
葉の初めての人間の友達。小柄。万辞苑という辞書を常に携帯している。
霊は見えるがO.Sや憑依合体はできない。霊と話している葉を見たことがきっかけで様々な事件に関わることになるが、シャーマンファイトも観戦に行くほど葉を応援している。
金持ちの息子で、父親と家に反発心がある。
小山田まん太(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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小山田まん太とは、『シャーマンキング』の主人公・麻倉葉の友人の少年。家は世界的な電子機器メーカーを経営する大富豪で、社長である父の跡を継ぐため、まん太は日々勉学に励んでいる。もとは霊の存在自体を信じていなかったが、ある晩、墓地の近くを通りがかり、葉が幽霊たちと談笑する姿を目撃して以来、霊が見えるようになる。葉にとっては生まれて初めての人間の友達だ。シャーマンの力は持っていないが、葉の身をいつも案じるよき友人であると同時に、作中いちのツッコミ役でもある。
恐山アンナ(きょうやまあんな)
CV:林原めぐみ
葉の許婚。美少女だが、周囲からはそのキツイ性格ゆえ恐れられている。
恐山に捨てられていた所、葉の祖母・木乃に拾われ、育てられた。人の心が読める霊視能力を持っていたため人と自分を世間から隔絶させて生きていたが、10歳の時に出会った葉に救われ、霊視能力も消滅。
『超・占事略決』を一瞬で理解、ハオの式神であった前鬼、後鬼を容易く倒し自身の持霊にするなど、シャーマンとしての能力は高く、ハオから求婚される。
ユルシ道具の1つ、「1080」を持っている。
恐山アンナ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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恐山アンナとは、『シャーマンキング』のヒロインで、主人公・麻倉葉の許嫁。葉の祖母の弟子で、霊峰・恐山のイタコだ。キツすぎる物言いと手の早さで、葉をはじめとするあらゆる人物から恐れられている。ハオが麻倉家に残した秘伝書「超・占事略決」を短期間でマスターし、書を守っていたハオの式神「前鬼」と「後鬼」をねじ伏せて持霊にするなど、シャーマンとして桁外れの能力を持っている。葉をシャーマンキングにするべく地獄のような修行を課すが、すべては葉への深い信頼と愛情のためだ。
ハオ/麻倉葉王
CV:高山みなみ
五芒星をシンボルにしている。正体は、グレートスピリッツを使って優れたシャーマンだけの世界を作ろうとした麻倉家始祖の大陰陽師・麻倉葉王。天才陰陽師と名高く、マタムネを愛猫としていた。「超・占事略決」を残した麻倉家の先祖。陰陽道を究め、自らの輪廻転生を自在に操れるようになった葉王は、葉の双子の兄・ハオとして誕生した。魂は1000年の時を生きている。
人の心を読むことができる霊視能力を持っており、人心掌握術に長けている。そのため周囲から恐れられていた。
口癖は「ちっちぇな」。
ハオ/麻倉葉王(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ハオとは、『シャーマンキング』のラスボスであり、人類せん滅を企む麻倉家の始祖、麻倉葉王(ハオ)が転生を繰り返して主人公・葉の双子の兄として生まれた少年。「ちっちぇえな」が口癖で、シャーマンのエネルギーである巫力(ふりょく)は約125万という圧倒的な数値を叩き出すほど規格外の力を持つ。主人公を含めて誰にも超えられない絶対的な壁として作品全体に君臨する。最後は大勢の人々が見守る前で実の母・麻ノ葉に諭されるという恥ずかしい思いをした。シャーマンキングとなった後は葉の息子である花を見守っている。
ふんばり温泉チーム
梅宮竜之介(うめみやりゅうのすけ)
CV:田中正彦
趣味はベストプレイス探しで“木刀の竜の”通り名を持つ。リーゼントはトレードマーク。
義理人情に厚い性格で葉を「旦那」と呼ぶ。
持霊は蜥蜴郎。憑依されたのがきっかけでシャーマンとしての特性に目覚め、葉のチームに入る。O.Sに用いる媒介は神木から切り出した木刀・「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」。
梅宮竜之介(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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梅宮竜之介とは、『シャーマンキング』に登場する、長いリーゼントと木刀がトレードマークのキャラクター。仲間たちからは「竜」や「竜さん」と呼ばれる。地元の不良たちを率いる「木刀の竜」として名を馳せたが、盗賊の霊・蜥蜴郎(トカゲロウ)に取り憑かれたことをきっかけにシャーマンとしての能力が開花した。主人公の葉を「旦那」と慕い、シャーマンファイト本戦では葉のチームの一員として戦う。シャーマンファイト終了後はふんばり温泉の板前長となり、葉の息子の花の面倒や、女将の補佐に奔走している。
蜥蜴郎(とかげろう)
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目次 - Contents
- 『シャーマンキング』の概要
- 『シャーマンキング』のあらすじ・ストーリー
- シャーマンキングを目指す少年・麻倉葉
- シャーマンファイトへの出場
- 葉王と葉の因縁
- X-LAWSとの対立
- ガンダーラと五人の戦士
- 葉の決断
- シャーマンキング
- 『シャーマンキング』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 麻倉葉(あさくらよう)
- 阿弥陀丸(あみだまる)
- 小山田まん太(おやまだまんた)
- 恐山アンナ(きょうやまあんな)
- ハオ/麻倉葉王
- ふんばり温泉チーム
- 梅宮竜之介(うめみやりゅうのすけ)
- 蜥蜴郎(とかげろう)
- ファウストVIII世(ふぁうすとはっせい)
- エリザ・ファウスト
- チーム・THE蓮
- 道蓮(たおれん)
- 馬孫(ばそん)
- ホロホロ/碓氷ホロケウ(うすいほろけう)
- コロロ
- チョコラブ・マグダネル
- ミック
- X-LAWS
- アイアンメイデン・ジャンヌ
- シャマシュ
- マルコ・ラッソ
- リゼルグ・ダイゼル
- モルフィン
- 麻倉家関連
- 麻倉葉明(あさくらようめい)
- 麻倉木乃(あさくらきの)
- 麻倉幹久(あさくらみきひさ)
- 麻倉茎子(あさくらけいこ)
- マタムネ
- 玉村たまお(たまむらたまお)
- 麻倉花(あさくらはな)
- 道家
- 道潤(たおじゅん)
- 李白竜(りーぱいろん)
- 道円(たおえん)
- 道黽(たおめん)
- その他
- シルバ
- ルドセブ・ミュンツァー
- セイラーム・ミュンツァー
- 『シャーマンキング』の用語
- シャーマン
- 巫力
- 憑依合体
- オーバーソウル(OS)
- シャーマンファイト(SF)
- シャーマンキング
- パッチ族
- グレートスピリッツ(GS)
- 五大精霊
- 超・占事略決(ちょう・せんじりゃっけつ)
- ゴーレム
- 『シャーマンキング』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 麻倉葉「オイラのじいちゃんが言ってた 霊を見ることが出来る人間に悪い奴はいないって」
- 葉「毎日好きな音楽聴いて のんびり暮らせればそれでいい」
- 恐山アンナ「それでもあいつを信じてるから あたしはここにいるんだけどね」
- 小山田まん太「だからぼくも助けなきゃ 友達だもんね」
- 麻倉葉「この世に救えない奴なんかいねえ」
- 竜が慕われていることが分かるシーン
- シルバ「知恵とは閃き 無から有を生み出す力 それはつまりこの世に新たな可能性を見出す光」
- 麻倉葉「お前の夢をかなえてやればいいんだ オイラがシャーマンキングになってな!!」
- 麻倉葉「そ…それじゃ競争して負けてく“夢”はどうなるんだ?少なくとも負けたみんなの“夢”はだめになっちまうじゃないか」
- 麻倉葉「負けてこんなにくやしい気持ちになるなんて…!生まれて初めてだ…!!」
- 麻倉葉「帰れよ もうお前とは友達じゃねえっつってんだ」
- 梅宮竜之介「おめえが葉のダンナのとこにいたのは そこにやりてえ事があったからだろ」
- 麻倉葉「今は手探りでもただ前に進むしかない いずれなんとかなるだろってな」
- 麻倉葉「真正面から蓮を受け止める」
- 道蓮「力では風や水は壊せないのだな」
- 道蓮「人間はそれほど汚くはない」「だがオレは――それに気づくまで あまりに多くの人間を殺しすぎた」
- 梅宮竜之介「オレは本当はそんなダンナにあこがれてシャーマンになりてえと思ったんだよなァ」
- 麻倉葉「何が大事かは人の勝手だ そいつが本気でやってりゃ上も下もねえだろ」
- X-III「だがそれでいいんだ リゼルグ・ダイゼル 君の優しさこそ我らの正義に一番必要な事なんだから」
- マタムネ「これは心が決めた事故に」
- マタムネ「信じる事をやめた小生のこの行いこそ 人の闇そのものだったのです」
- 道蓮「ならばオレは!!! 奴を行かせる道を選ぶ!!!」
- 麻倉葉「やったらやり返される」
- チョコラブの師匠「たとえどんな悪人でさえ心に罪悪感を覚えない者はおらん」
- 麻倉葉「だってあいつ友達いねえだろ」
- 『シャーマンキング』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作者である武井半から公認されたボカロ曲「恐山ル・ヴォワール」
- 『シャーマンキング』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):林原めぐみ「Over Soul」(第1話~第34話)
- OP(オープニング):林原めぐみ「Northern lights」(第35話~第63話)
- ED(エンディング):林原めぐみ「trust you」(第1話~第34話)
- ED(エンディング):林原めぐみ「おもかげ」(第35話~第63話)
- ED(エンディング):麻倉葉(CV:佐藤ゆうこ)「魂魄重ねて」(第64話)
- 挿入歌:林原めぐみ「brave heart」
- 挿入歌:麻倉葉(CV:佐藤ゆうこ)「SILENT WEAPON(ASAKURA-YOH VER.)」