蜥蜴郎（シャーマンキング）の徹底解説・考察まとめ

蜥蜴郎のプロフィール・人物像

蜥蜴郎（トカゲロウ）とは、『シャーマンキング』に登場する日本の戦国時代の盗賊の霊で、主人公・葉の持霊（もちれい）阿弥陀丸に恨みを持って地縛霊となっていた。盗賊の頭であった頃、阿弥陀丸の刀「春雨」を奪おうとして返り討ちにあい、死亡する。それから600年もの間阿弥陀丸への恨みだけで現世に留まり続けていた。
ある晩、ふんばりが丘の不良、梅宮竜之介に取り憑いて阿弥陀丸に復讐しようと企むが、誰も傷つけたくない葉の捨て身の行動と優しさに触れ、改心する。
やりたいことも行き場もなくしてしまって途方に暮れているところを竜之介に誘われ、竜之介の持霊となる。その後は阿弥陀丸とも持霊仲間として良好な関係を築き、竜之介のパートナーとして活躍する。
作中では主に「トカゲロウ」とカタカナで表記される。

蜥蜴郎の能力

トカゲ剣法 ヌキウチ

「トカゲ剣法」はトカゲロウ独自の剣術。盗賊ならではの素早さが売りだ。
竜之介に取り憑いて阿弥陀丸に復讐を企んだ初登場時以外は使わない。

蜥蜴郎の関連人物・キャラクター

梅宮竜之介

『シャーマンキング』の序盤の舞台、東京の地方都市「ふんばりが丘」に君臨していた不良。ただの地元の不良だったが、トカゲロウに取り憑かれたところを葉に助けられて改心する。
高校卒業後、シャーマンになろうと葉の祖父・葉明（ようめい）に弟子入りを決意したが門前払いされた。門の前で粘っていたところをトカゲロウと再会し、トカゲロウが居場所をなくして困っていると聞いた竜之介は自分の持霊になることを提案する。
トカゲロウは竜之介と共に葉明の修行を乗り越え、以後、竜之介のパートナーとして活躍する。

梅宮竜之介（シャーマンキング）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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梅宮竜之介とは、『シャーマンキング』に登場する、長いリーゼントと木刀がトレードマークのキャラクター。仲間たちからは「竜」や「竜さん」と呼ばれる。地元の不良たちを率いる「木刀の竜」として名を馳せたが、盗賊の霊・蜥蜴郎（トカゲロウ）に取り憑かれたことをきっかけにシャーマンとしての能力が開花した。主人公の葉を「旦那」と慕い、シャーマンファイト本戦では葉のチームの一員として戦う。シャーマンファイト終了後はふんばり温泉の板前長となり、葉の息子の花の面倒や、女将の補佐に奔走している。

阿弥陀丸

『シャーマンキング』の主人公、葉の持霊。トカゲロウは阿弥陀丸に殺されたことで地縛霊となり、阿弥陀丸に復讐する機会を伺っていた。
葉の尽力によりトカゲロウが改心し、竜之介の持霊となってからは良好な関係を築いている。

阿弥陀丸（シャーマンキング）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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阿弥陀丸とは、『シャーマンキング』の主人公・麻倉葉の相棒で、600年前に千人斬りの伝説を残した侍の霊。この世に未練を残して地縛霊となっていたが、墓地で出会った葉に未練を解消してもらったことで彼に仕えることを決める。葉の持霊（もちれい）として500年に一度行われるシャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、数々の猛者と戦い、葉の修業のためなら地獄であってもついていく。シャーマンファイトが終わった後は葉の息子の花の持霊となって面倒を見ている。

蜥蜴郎の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「どうもオレは居場所をなくしちまったらしいんだ」

トカゲロウが竜之介と再会したとき、「どうもオレは居場所をなくしちまったらしいんだ」と弱音を吐く。
長年の恨みつらみが浄化されたはいいものの、やることも行き場もなく、途方に暮れた様子がうかがえる。
トカゲロウの苦悩を聞いた竜之介は、「居場所がねえならオレが居場所になってやる」と言ってトカゲロウを持霊に誘う。