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raspberryのレビュー・評価・感想

麗しのサブリナ
10

オードリー・ヘップバーンの若きしの代表作の一つです。

映画「麗しのサブリナ」のサブリナは、オードリー・ヘップバーン演じる大富豪ララビー家お住みつきの運転手の娘です。ララビー家では、夜な夜な豪華なパーティーが開かれ、サブリナは木に登って眺めています。ララビー家の次男に恋い焦がれながら。
そんなサブリナをサブリナの父親や使用人仲間は、叶わぬ恋を忘れさせる為、パリへ送り出します。パリの料理学校で2年経ち、帰国したサブリナはすっかり洗練された美しい女性になっていました。恋焦がれていたララビー家の次男もそんなサブリナに気付かず、パーティーに招待します。
ドレスを着て登場するサブリナことヘップバーンは本当に美しく、次男が本気でサブリナに惹かれている事に気付いた長男は、次男に怪我を追わせ、サブリナの相手を次男に代わりボートに乗せたり、話をしている間に、お互いに惹かれ合う事に気付いてしまいます。
長男は次男と違い、会社を大きくするため、仕事一筋でしたが、サブリナの純粋な心と美貌に惹かれ、次男もやがてその様子を悟り、後押しをし、ハッピーエンドになります。オードリー・ヘップバーンの代表作である「ローマの休日」の翌年に発表された「麗しのサブリナ」もヘップバーンの魅力が満載です。パリから帰国した時のサブリナは、本当に美しく、永遠の妖精と名付けられているのもうなづける作品。

ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger
10

ワールドトリガーってどんな漫画?

異世界から侵略に来るネイバーと呼ばれる敵を撃退するために、地球のある市でボーダーという防衛機関が作られた。戦闘シーンが特に見どころのはなしである。
主人公の三雲修はボーダーに入隊し、仲間と共に訓練に励み成長する。序盤は、三雲があるネイバーと出会い共にチームを結成するが、ボーダー本部はネイバーの加入を認めようとしない。そんな中三雲が尽力する。
ワールドトリガーで個人的に最も盛り上がる場面はアフトクラトルというネイバーの大規模侵攻編である。強化トリオン兵を用いて次の神を選定するために侵攻してきた。ネイバーの大規模侵攻へボーダーのたくさんの部隊が対抗する。ボーダーにはA級、B級、C級とランク付がされていて、中でもA級部隊の戦闘シーンは強者を感じさせる格好いい振る舞いを見せる。また、戦う際に地形、天候、戦略な細かく分析して、相手の行動から何を考えているのかを推測する頭脳戦の要素もあるところが面白い。
さらに、武器や技の種類も豊富である。戦闘員はアタッカー、シューター、ガンナー、スナイパー、オペレーターと5つに分類される。刀を用いたり、狙撃したりと多彩な戦闘が見られる。近距離戦、遠距離戦などとチームが持つ戦闘員によって戦略を変える。
これはボーダー内で行われるランク戦で最もはっきりとわかる。このように、戦闘員も武器も戦術も多様で頭を使って戦うため面白い。さらに強い戦闘員の登場シーン、戦闘シーンも華があって魅力的である。これらがワールドトリガーの素敵な部分である。

11年後、私たちは
8

あるあるの連続!共感できて癒やされました

タイトルにもあるように、11年間つきあったカップルのお話です。決してうまくはないんだけど、表情とか、言いたいことは伝わってくる素朴な絵とか、全然キラキラしていないストーリーが非常にリアルで、「あるある!」と共感してしまいました。

主人公は11年つきあった彼氏と別れて、踏んだり蹴ったりな思いをするのですが、「そういうことってあるよな」と、現実で体験するエピソードの連発です。こういった日常で起こる理不尽なこと、不愉快なことを書いてもらったおかげで、「自分だけじゃないんだな」と、何となく癒やされました。そして、そんな主人公の様子を見ていて、浮気した彼氏のことがめちゃくちゃ憎くなったし、嫌なヤツだと思ったのですが、彼氏の方の視点から描かれたエピソードを読んでいると、彼氏側の気持ちにも感情移入してしまっている自分に気づき、ハッとさせられました。別れっていうのは、どちらか一方に否があるということはなく、それぞれに事情があるものだということは、頭ではわかっていても、なかなか納得しづらいものです。しかし、この漫画を読んでそれが腑に落ちるという体験をしました。地味に見せて、なかなかすごい漫画であると思います。

思い出のシーンの中の、つきあいたての頃の主人公はロングヘアで可愛い感じに描いてあるのに、11年つきあい続けた現在のシーンではボブカットで、表情とかもあまり女子力が高くない感じになっているのが、なんだか切なかったです。そんな主人公の職業の設定が、企業の中のデザイン部というところもやけにリアルでした。

東京喰種トーキョーグール / Tokyo Ghoul
10

絶対におすすめしたいアニメ

人間の肉を喰べる「喰種」という生き物が東京に住んでいます。
普段は人間の姿をしているので、人の肉を喰べて生きていくこと以外は人間と同じような生活をしています。
この物語の主人公「金木研」はどこにでもいるような普通の大学生ですが、ある女性との出会いにより生活が一変していきます。その彼女とは「神代リゼ」。彼女は喰種で、人の肉を喰らい続けている人物です。
事故にあってしまった研は、喰種であるリゼの臓器を移植され、半喰種になってしまいました。
人間としても生き、喰種としても生きていかなければならなくなってしまった研。今まで食べていた食事は一切喉を通らず、人間の肉が喰べたくなる自分を攻め続けます。いろいろな困難が待ち受けている中で、喰種の仲間達と出会い、だんだん心を開いていくように。
人間と同じように生きたいと願っている喰種もいるということそ知り、自分の目的を見つけ試練に立ち向かいます。
彼の唯一の目的は人間と喰種が共に分かり合い、争いを無くすことです。
果たして研は目的を果たすことができるのでしょうか。
物語の内容がとても濃く、1話から続きが気になる程です。最終回まで一気に観てしまうほど素晴らしい作品ですのでおすすめです。

Plastic Tree / プラスティック トゥリー
10

「どこにも居場所がなかった」彼らの世界

ビジュアル系と称されるバンドの中にも細かなジャンルがあり、バンドごとに様々な個性を持っている。そんな中でPlastic Treeは「どこにも居場所がなかった」と述べている。「文学的な歌詞」と紹介されることの多い彼らだが、決して歌詞の内容がわかりづらいというわけではない。「元気にさせてくれる曲」がメディアでは取り上げられるが、彼らは自分が落ち込んでいるときに「寄り添ってくれる」を通り越し「どん底まで一緒におちてくれる」、そんなバンドである。
ライブが楽しいバンドは多いが、彼らは「ライブでこそ楽しさ、良さがわかる曲」と「一人で落ち着いて聞くのが合ってる曲」と極端にわかれる。ライブにも音源にもしっかりと価値を生み出せているということだろう。「昔の方がよかった」と言われてしまうバンドが多い中で、メンバーの変更があっても変わらない世界観を持ったまま活動している。新メンバーも「Plastic Tree」というバンドの世界を壊さずに、その世界を彩ってくれている。
彼らがライブでよく口にするのが「また枯れない木の下で」という言葉だ。バンド名の「Plastic Tree」を日本語にすると「樹脂 木」である。つまり「枯れない木」なのだ。居場所がなかった彼らは自身の名前である「枯れない木」という居場所を作り出し、私たちファンの居場所となってくれている。結成から25年以上も安定感が続いていて、どこまでも自分と一緒にいてくれる世界観。必ずあなたの一番近くに一緒にいてくれる曲が見つかるだろう。

ブスに花束を。 / ブス花
9

思わず主人公を応援したくなる

スタイルも容姿もお世辞にも可愛いとは言えないネガティブ喪女が主人公の恋愛マンガ。好きな相手が爽やかイケメンだったり、友人やライバルの恋模様も描かれているところはフラワーコミックスの「君に届け」に似ているところがあります。自分に自信を持てずにボッチの高校生活を過ごした人や、現在ボッチで高校生活を送っている人間には「あるある!」と叫びたくなるほど感情移入しやすく、爽やかイケメンとの恋というテーマに夢があるのがいいですね。
主人公はネガティブ思考だけど、卑屈になっておらず、前向きなひたむきさがあって好感が持てるし、思わず応援したくなってくる作品です。主人公の1人回想が多く、ゆっくりストーリーが進んでいきます。ストーリーが進むにつれて主人公への他キャラの視点も多くなってきて面白いです。また、片思い→告白で終わるのかと思えば恋人として付き合うことになったり、過去の話が持ち上がったり…2人が安心して堂々と恋人同士で付き合えるようになるのはいつになるのか!?ハラハラドキドキというよりも、「あーっ!そんな回りくどいことしてないで早く堂々と恋人同士になっちゃいなよ~‼」と少しイラっとする部分もありますが(笑)、いつも楽しく読んでいます。

amazarashi / アマザラシ
9

ロックバンド「amazarashi」についての紹介

ロックバンド「amazarashi」は、作詞・作曲、ボーカルを務める秋田ひろむを中心とする青森県出身のロックバンドである。
俳優の菅田将暉や歌手の中島美嘉への楽曲提供を行った経歴がある。amazarashiの曲の特徴としては、日常の中で体験する息苦しさや生きづらさ、挫折などのマイナスな気持ちをストレートに歌詞として表されていることである。例えば、「フィロソフィー」という曲では、「都市の距離感解せなくて電車は隅の方で立ってた」や「心のぞかれたくないから主義主張もなりを潜めた」といった生きづらさを感じている人の気持ちが歌詞として表れている。他にも、「ジュブナイル」という曲では、「侮辱されて、唇かんで」や「撫でる青痣、みみずばれの頬」などの人物の描写が歌詞の中でリアルに表現されている。
ここまでは、暗い歌詞でイメージが良くないように感じられるだろう。amazarashiの曲の魅力としては、曲の終盤に聞き手に希望を与えてくれる歌詞やボーカルの秋田ひろむの感情的な歌い方が挙げられる。例えば、「僕が死のうと思ったのは」という曲では、「死ぬことばかり考えてしまうのはきっと生きることに真面目すぎるから」や「あなたのような人が生きてる。世界に少し期待するよ」などの歌詞がある。励ますだけではなく、聞き手に寄り添ってくれるような曲が多く存在し、困難に立ち向かっていくモチベーションを与えてくれるような曲となっている。これらの点から、ロックバンド「amazarashi」に少しでも興味を持った場合は、ぜひ曲を聴いていただきたい。

名探偵コナン 純黒の悪夢
8

劇場版 名探偵コナン純黒の悪夢のストーリー

この作品はコナンの最大の敵である黒の組織が関わる作品でジン、ウォッカ、ベルモットなどの中心メンバーはもちろんキールやバーボンなどといったスパイであるメンバーもたくさん出てきます。
黒の組織のメンバー「キュラソー」が警察庁に侵入し世界中のスパイのリストを持ち去った。
それを赤井秀一と安室透に追われキュラソーは事故を起こし記憶喪失になった。記憶を失ったキュラソーは偶然、コナンと遊園地で遭遇しコナンは黒の組織のメンバーであると見抜き組織への糸としてキュラソーを調べ始める。一方、キュラソーが持ち出したスパイのリストによりバーボンやキールに疑いがかかり拘束されてしまう。バーボンは拘束されながらもなんとか組織の次の動きを聞いてコナン達がいる遊園地に向かう。公安警察である安室透とFBI捜査官である赤井秀一はどちらも自分の手でキュラソーを捕まえようとして対立、戦闘状態になってしまう。観覧車に仕掛けられた爆弾を発見したコナンは組織のやるとしていることを見抜き安室に爆弾解体を命じて赤井秀一と組織のメンバーが乗っているヘリを落とそうと試みる。組織はキュラソーが観覧車に乗っている最中にゴンドラごと連れ去ろうとするも失敗。計画をキュラソー奪還から暗殺へと切り替えキュラソーがいる観覧車にヘリから銃弾の雨を浴びせる。コナンと赤井は何とか組織のヘリを撃ち落とし観覧車が崩壊するのを防ぐ。

この映画は漫画作品から独立しているわけではなく若干本編とのつながりがあるので漫画やアニメで黒の組織が出てくる回を先に見ておくことをお勧めします。

私立恵比寿中学 / エビ中
10

テンションが上がるような楽しい曲が多い

私立恵比寿中学(略してエビ中)とは、2009年の8月に結成された「永遠に中学生」がコンセプトの6人組グループです。
私立恵比寿中学のファンはファミリーといい、自分の年齢のことを年齢から12を引いて中学何年生(年齢が20歳だったら20-12をして中学8年生)と言います。メンバーは出席番号順から、3番の真山りか、5番の安本彩花、7番の星名美鈴、10番の柏木ひなた、11番の小林歌穂、12番の中山莉子で私立恵比寿中学という名前とは裏腹に現役の中学生はいなくて3番・5番・7番・10番のメンバーはもう成人を迎えていますが、だからこそ私立恵比寿中学という名前で活動することでどんな曲を歌っているのか聞いてみたいという気持ちにさせることが出来ます。
名前に中学生とついているのでテンションが上がるような楽しい曲が多く、「仮契約のシンデレラ」などのキャッチ―な曲名が特徴です。しかし、最近はメンバーの年齢が上がっていることもあるので大人っぽい曲が増えてきています。今年はメジャーデビューして10周年の10周年イヤーで、色々なイベントが目白押しになっています。イベントの中では、川谷絵音がサウンドプロデュースしているテレビドラマの「神ちゅーんず~鳴らせ!DTM女子~」がただいま放送中です。

藤田麻衣子
10

女性アーティストの中での憧れ

弾き語りで活動している方で、シンガーソングライターでもある方。女性の恋心を主にしていますが、それでもたくさんの曲を出してます。透き通る声に、ブレスのタイミングが分かりにくい曲もありますが、とてもいい曲ばかりです。
一番最初に知ったのはとあるゲームのオープニングやエンディング曲がきっかけです。高低差の激しい曲も中にはありますが、声の出方に違いが出てないのに驚きました。そして、他のアーティストだと、CD等で聴く曲と、ライブ等で聴く曲と同じなのに違う曲に聴こえてしまう事もありますが、この方の曲はそう言う事がまずありません。
応援ソングになる曲もあれば、泣ける曲もあります。実際に私は藤田麻衣子さんの『泣いても泣いても』という曲を聴いて泣き出したこともありました。『あなたは幸せになる』という曲では、泣きもしましたが、同時に応援されてる気持ちになりました。他にも自分より年上の彼氏や、年下の彼氏の時ある曲だったり、季節ごとで違う印象をもてる曲、結婚して親に感謝を伝えようとしてる曲もあります。たくさんの曲を出しているので1度は皆さんにも聴いてもらいたいアーティストだと言えます。

Apex Legends / エーペックスレジェンズ
10

爽快感のあるFPSゲーム

爽快感があるというのは、1試合ごとにかかる時間が少なくマッチングが早いためすぐに次の試合が始まることで感じます。最初のゴチャゴチャした撃ち合いで負けてしまったとしても、すぐに次の試合が始まるのでストレスが少なく続けられます。
このゲームはキャラごとにスキルがそれぞれ決められていて、個性が別れています。1つのキャラを使い続けて極めるのも、色々なキャラを使うのもその人次第です。これによって、長い時間続けていてもキャラを帰ることによって気分転換ができ、飽きることなく長い時間続けることができます。
このゲームは、銃にも際立った個性があります。弱い武器から誰が使っても強い武器、上手な人が使ったら強い武器と個性が別れています。キャラと同じく武器を変えることでも気分転換はできます。その試合で使う武器を変えると立ち回りを変えることになります。それはその試合で気をつけることが変わるので気分転換に繋がると思います。武器は大きく分けて、4種類に別れていて武器が落ちている確率と弾が落ちている確率がそれぞれ決められています。しっかりとバランスがとられていてどの武器を使っても戦えますが本当に弱い武器もあるので気をつけましょう。

下妻物語
10

強く勇気のある女の子達の友情に笑ってほろりとさせられる

Amazonのprime Video の中でたまたま見つけた作品。見出したら引き込まれ、止まらなくなった。
カット割りの勝利。斬新さの勝利。スピードの勝利。日本アニメの実写版といったところか。
例によって製作予算が極端に少ないのがバレバレである。しかし、低予算なりに知恵を絞ったら、面白い映画が出来たという典型。
主役の女の子二人の演技の下手さ、台詞回しの下手さ加減をカバーするのに困っただろう。でも、カワイイからいっか、どーせマンガの世界だから。リアルさを追求したら金がかかる。架空の世界だから、名優じゃなくてもいいや。

様々なハンディーを抱えながら作った方が面白い映画になるという、日本映画の不思議さよ。
実は刺繍を認められるシーンが特に好きだったりします。この頃の深キョン本当可愛い。
強く勇気のある女の子達の友情に笑ってほろりとさせられるいい映画だなーって思います。

何回見ただろ笑 という邦画映画です。
私は基本、洋画派だったので完全スルーでした。
しかし、出会いは映画鑑賞が趣味ということで
スカパーでした。番組宣伝で惹かれた”女””ヤンキー”のワードたち。男のヤンキーや、ヤクザ映画がほとんどの中での女が同等の題材での
主役映画はなかなかなく、思い返しても、
”極道の妻たち”ぐらいですね。こちらも大好きでした。
なにがって、男社会に女がプロパガンダするのですから!女、なめんなよ。ですね笑
そうもこうも、邦画全体のスケールの小ささを理由になかなか観ようとしなかった私が観ようとした最大の理由が私の置かれていた環境でした。
ある田舎の学校に通う私でしたが、なんとそこは土地柄と隣の県を繋ぐだけの大通りがあるだけの田舎でよく暴走族が走るわ走る。
思春期に見たレディース80名が通りにあるコンビニを占拠してた時はある意味感動でした。
今はもう見ませんが…
同じ学校にも女のヤンキーがいて、大人しいか不良かどちらかというと不良側の彼女達と親しくしていた私からすると
この作品はその当時をフラッシュバックしてすごく懐かしくなる故に大好きで、かつ、世代を超えても勧めたいと思える作品の一つになりました。

そこで、ある時なぜこの映画を勧めたいのかとふと考えた時があり、思ったこと。
それは、ヤンキーに憧れたとかいう単純な理由でもなく、形に囚われない友情と、信念と自己というものがコミカルに表現されていたからでした。
ある種、これらは親しみやすい言葉に置き換えるならば”個性”なのですが。
”協調性”を美とする国、日本においての”個性”とは強ければ強いほど理解されにくく、爪弾きにされてしまう、というもののようで。この映画を鑑賞するとそんな彼女達の思春期なりの”協調性”に対するプロパガンダ=自分なりの信念を持ち必死に生きることという風につい解釈ができてしまい。
とはいえ、私もそれなりの歳になり。周りも大人になり、それなりに”協調性”を培い、見た目の進化もして。揉まれて揉まれてまぁあるく、その時代を卒業した今は、世の中の日本のルールとは何億人という人口に対しての一定の基準として定められていると解釈できたおかげで、どこまでが”なし”でどこまでが”あり”なのか。判断できるようになったということですが。
ただ一つ。変わらないのは爪弾きされても、彼女達のように”信念”を持ちながら生きるということでした。
おかげで、今の私の大親友は元レディースあがりの女の子ですが、教養と”協調性”を持ちつつの身なりの素敵な女性になりましたが、やはり元ヤン。
本質〈仲間思いなど〉はさほど変わらない(笑)ため、
長いお付き合いが出来ております。
そして彼女はとても人気者です。
何か困ったら助けにいく!とお互いに歳をとっても、結婚したとしても、お付き合いしていける人間だと、心底尊敬し合える仲であります故に、尚更この映画に共感できているのかもしれないという疑惑はございますが。(笑)
それでも!断言できると私が思うこと、それは。
それなりにやんちゃしても、なし、ありの
最低ラインを学んできた人とは、基本、
信用できる人が多いし、打ち解けたらピュアで
まっすぐで、信念を持ってる方が多い。
本当の友とは数ではなく、深さであり。
長いお付き合いができて、尊敬できること。
太い関係性を築ける友を求めるならば、
私はこれらは必要最低限の基準となるのでは
ないかと、改めてこの映画を鑑賞して感じました。
なのでパッケージに囚われず(笑)
是非似た境遇だった人や元ヤンの皆様には
特におススメしつつも(笑)
ヤンキーとは無縁だった皆様にも
形に囚われずに、本当の友情というものとは
なにか。を興味本位でよいので鑑賞頂ければと
下妻物語一ファンとしておススメいたします!
きっと後悔しないお時間となると思いますよ♫

食人族
6

モンドムービーの草分!

アマゾン川上流にあるグリーンインフェルノと呼ばれた地帯で、4人が消息を絶ち、捜査にあたった教授は原住民族に接触しながらそこにあったフィルムを入手します。そのフィルムに収められていたのは、行方不明の4人が藁で作った原住民の住処に火を放ったり、原住民族の娘を強姦したりするという映像でした。原住民の怒りを買った彼らは、殺されてしまいます。
私もホラー映画好きですが、なぜかこのモンド系には触手が動かないのです。やはりドキュメンタリーのテイストが入っているのが原因なのでしょう。これらの映画、絶対的といってもいいほど裸族が登場して、文明が発達していないのが定番です…。確かに殺人シーンは作品によって違うのですが、その前段階で飽き飽きし、もうどうでもいいや、などと思ってしまう訳であります。モンド映画のなかで唯一、これは面白いかも!というものがありました。「猟奇!食人族 密林の変態儀式」というタイトルでした。これはインドネシア産のショーモナイ映画だったのですが。もう殆ど覚えていませんが楽しんで見れたのは記憶が有ります。この映画が嚆矢となって、主にイタリアなどで模倣作が量産された時期もありました。私も数本このテの映画は観ましたが、似たようなものばかりで新鮮味がなくスグに飽きてしまいました。

トレインスポッティング / Trainspotting
8

斬新な表現法とかっこいい音楽

この作品は、ドラッグや音楽がとても印象的な作品です。主人公がドラッグをキメているシーンはこの作品の特有の表現方法で表しています。ドラッグを使用したことが無い人でも想像できる様なドラッグの使用シーンの表現はとても印象的で素晴らしいです。ドラッグの禁断症状の表現の仕方も必見です。カメラワークや照明の使い方、他にも演者の演技力もこの作品のクオリティをあげています。
幸せとは何か、自分の人生とは何か、など主人公が悩みながらも頑張って自分の人生を選んでいくストーリーは展開も気になり面白いです。主人公がどうやって自分の人生を選んでいくか、これがこの作品の1つのテーマだと言えます。
この作品にはイギー・ポップのラスト・フォー・ライフという曲が使われているのですが、この作品ととても合っていてカッコ良い印象でした。最初のシーンのラスト・フォー・ライフが流れながら主人公がセリフを言うシーンはこの作品を魅了する要因の1つだと私は思います。
この作品の監督はダニーボイル監督で、TrainsPotting以外にもスラムドッグミリオネアや28日後といった作品を監督されている方です。この作品が気に入ったら他の作品も見ることをオススメします。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット / Harry Potter and the Goblet of Fire
3

原作を読んでいないとわからないかも、でも、原作を読んでいると不満が残る

私は原作を読んでいます。その視点でのレビューです。バックビークを救うために奔走するシーンが描かれていない、クィディッチファイナルがなく、試合シーンはスリザリンと戦ってハリーが落ちる試合だけ、ファイアボルトが出てきたのは最後にちょこっと、ハーマイオニーとロンの仲違いが描かれていない、ハリーたちが襲撃されハリーの両親が死んだ時の真相がかなりはしょられて説明されている点が不満です。
キャラクターの細かい心情など、映像と台詞だけでは表現できないこと、時間の問題などがあるのはわかるのですが、ハリーの両親の死の真相くらいきちっと語ってほしかったです。原作を読んでいない人にはわからないと思います。あと、映像でクイディッチに優勝して「私達が優勝よ!!」を見れなかったのも不満です。
よかったのは、ディメンターの不気味さがとても伝わってきました。全体的に、ディメンターのせいか暗い雰囲気ですし、映像も暗いです。小さい子が見るには、ディメンターがかなり怖いので辞めたほうがいいと思います。原作を読んでいない人が見て、原作で細かいことを理解する見方が1番いいのかなと思いました。原作を読んでいる人は、もはや別物と思った方がいいかもしれません。

ホーリーランド / Holyland
8

いじめられっ子の喧嘩漫画

この漫画は、中学校からいじめを受けていた主人公の神代ユウが、高校生の時に他校のヤンキーにトイレで恐喝され、自己防衛でぶん殴ったことから始まる格闘技系喧嘩漫画です。
神代ユウは中学校の時にいじめを受け不登校になる。街で歩いていると同じ学校の人に遭遇し、ボコボコにされる。本屋で痛くない殴られ方を探しているとボクシングの本を見つけ、家に帰った後本で見たパンチの打ち方を思い出し練習する。毎日5000回拳を振り二年後、トイレで恐喝してきたヤンキーを返り討ちにし、次第に「ヤンキー狩りボクサー」という名前で噂される。
その後、柔道部・空手家・レスリング・ボクシング部・剣道部・キックボクサー・拳法使い・総合格闘技と沢山の格闘技経験者に勝つ。中には格闘技経験はなく、ストリートの喧嘩で有名な相手にも勝つ。
ある日、街にドラッグが流行する。神代ユウはその元凶の拳法使いを倒し、ドラッグを止める。最終戦では神代ユウの憧れの人である伊沢マサキと闘い勝利する。その帰り道、不良に絡まれてる所を助けた少年に脇腹を刺される。しかし、数年後の街で神代ユウが恐喝されていた少年を助けているので生きていることが分かる。
この漫画の面白いところは、いじめられっ子がだんだんと強くなり噂される存在になることです。もし今いじめなどを受けて悩んでいる人。人間は強くなれる。諦めないで。

あしたのジョー / Ashita no Joe
10

昭和の漢気に魅せられて!

私はアニメが昔から好きで、どちらかというとレトロなスポ根穴イメが大好きです。
その中でもお勧めしたいのが明日のジョーです。

主人公のジョーは手の付けられない大不良で、天涯孤独の身。
やくざ相手に暴れて、それに魅せらた元拳闘家の丹下団平がジョーの拳に惚れてボクシング仕込むが、荒くれものジョーが人からの教えを素直受けるわけもなく、ひたすら反発、しまいには少年院はいることになりました。

そこで出会ったのが力石徹です。ジョーの永遠の生涯ライバルであり、親友でもあります。少年院でジョーは力石ぶちのめされて、やっとボクシングをやる気になります。
そして、少年院で開かれたボクシング大会!素人のジョー!将来を期待される天才ボクサー!この二人の因縁の熱い試合です。

ジョーは素人。素人のジョー力石にまともにやっても勝てるわけがなく、階級も違うジョーがいかにして力石に勝つのか!
そんな熱い戦いが繰り広げられました!

そして、試合の結果は相討ちとなります。
ジョー必殺のクロスカウンターでダブルノックダウン!
ボクシングの技術などは割と無視したボクシング漫画でしたが
勢いと男たちの熱いハートそこに魅せられた僕でした。

イナズマイレブンGO ギャラクシー / ギャラクシー ビッグバン / ギャラクシー スーパーノヴァ
8

宇宙を舞台に戦うサッカー

TVアニメ「イナズマイレブンGO ギャラクシー」は、サッカーを愛する主人公たち3人の男の子と、サッカーが初心者で、いろいろな壁や悩みを乗り越えていく姿を描いた8人のメンバーたちが力を合わせて、地球を、そして宇宙を救うために戦うサッカーの物語です。
サッカーの世界大会、アジア予選の試合が描かれた物語の最初の方では、日本代表に選ばれたメンバーたちが、試合の中で、自分の中にあるいろんな壁や悩みを乗り越えていくシーンが描かれています。
そして、少しずつ、メンバーたちの心が素直になり、心を開いていき、素敵なチームになっていきます。
物語の途中からは、舞台が宇宙へと変わり、宇宙人たちとサッカーで戦う展開になっていきます。
そして、地球を守るため、主人公たちは、地球代表として、宇宙へ旅立っていきます。
その中で、いろいろな星で、たくさんの宇宙人たちと出会っていきます。
最終決戦の試合では、今まで戦ってきた星の宇宙人たちも一緒に力を合わせて戦います。
いろいろな星で出会った、チームのキャプテンの宇宙人たちが集まって、一緒に戦うシーンは、すごく感動しました。
宇宙を超えた友情って、とっても素敵だなぁっと思った、楽しくて面白いアニメ作品です。

たまゆら
9

優しさがあふれるアニメ

アニメ「たまゆら~hitotose~(ひととせ)」は、写真が大好きな主人公の女の子と、街の人々の素敵な日々を描いた、優しさがあふれるアニメです。
主人公の女の子は、お父さんとの思い出を大切にしていこうと、大好きな写真を再び始めるようになります。
大好きな街で出会う素敵な人々と新しい素敵との出会い、そして、思い出との再会。
優しく包み込むような優しい音楽と、誰かを大切に想うキャラクターたちの優しい台詞と、ほっこりとした柔らかく描かれた素敵な風景、全てから、優しい気持ちがあふれていて、見ていると、すごく優しい気持ちになれます。
大好きな街へ久しぶりに訪れて、駅に「おかえりなさい」と描かれていて、小さい頃からの友達が「おかえり。」と、主人公の女の子を迎えに来たシーンや、主人公の女の子を事をずっと心配して応援していた女の子が、夏休みに遊びにやってきて皆とお友達になるシーン、雨上がりの竹に明かりがともったお祭りの道を皆で見るシーン、皆の大好きなものをたくさんの人に見てもらう展示会をしようと新しいチャレンジをするシーンなどなど、どのお話も、素敵でほっこりと温かくて、心に響きます。
ふんわりとした、優しい気持ちがいっぱいつまった、心温まる、最高のアニメです。

Stardew Valley / スターデューバレー
9

ぼーっとできる

農園を耕して、収穫して、売ったり買ったりして、村の住人達と交流を深めて…という農園シミュレーションゲームです。
四季があり、季節によって収穫できるものやイベントが異なります。村を囲む海・川・池で釣りもでき、これも季節によって釣れる魚の種類が変わります。
単に農園を耕してればいいというわけでもなく、村のはずれに鉱山があって、そこで鉱石をゲットできたりだとか、はたまたそのうち砂漠に行けるようになったりだとか…。基本的には1日の動きはルーティンなんですが、クエストがうまいこと盛り込まれていて、それらをクリアしていくのが楽しいです。
また、村人たちの設定も何気に凝っているというか、やり取りにちょっとした毒があったりしておもしろいです。家庭環境が複雑であったりとか。意外な人が恋愛関係にあったりだとか。村人はそこまで多くはないとはいえ、見事に全員キャラが立ってます。また村人と交友度を高めていくといずれカップルになることができ、結婚ができます。不倫もできます。離婚もできます。LGBTもばっちりです。
また家を大きくすることができるので模様替えができたり、収穫した果実や野菜を使ってワインとかお酒が作れたり、お料理もできたりします。そのうち家畜も飼うことができるようになります。牛乳とかチーズとかウールとか取れて楽しいです。

このように意外とやれることが多いゲーム。ぼーっとゲームしたい方にお勧め。癒されますよ。

宝石の国 / Land of the Lustrous
8

独特な世界観をもつ作品

最初は興味本位で手に取った作品でした。というのも、わたしの好きな絵師さんがよくこの作品のイラストを描いていたので気になり始めました。
宝石に命があり、人間のように動く…とても不思議な世界の中で、月からやってくる敵と戦っていく。なぜ彼らは襲ってくるのか、そしてなぜ宝石たちを連れて行ってしまうのか、非常に謎が多い始まりです。
最初は世界観についていくのがやっとで話についていけないかも…と読むのを諦めかけたこともありました(笑)しかし読み進んでいくうちにどんどん引き込まれ…1日、徹夜して読みふけっていましました。

主人公のフォスが最初はダメダメな子なんです。一番若い宝石で、戦いも下手で、頭も悪い。ほかの宝石たちも「手がかかるわ~」みたいな感じで呆れちゃってるわけなんですが、作品を通して成長…というかなんというか、とても変化をするんです。外見も内面もかなり変わります。恐らく最新刊だけ見た人は1巻の彼を見たら驚くんじゃないでしょうか。フォスのせいでさらわれた宝石のアンタークという宝石がいるのですが、彼がさらわれてからのフォスは不気味なくらい変わります。
といった感じで宝石たちの変化に目が離せないですし、深まっていく謎に様々な考察が止まらないです。
好みはかなり分かれる作品だと思います。自分としてはかなりお勧めしたい作品です。

甘々と稲妻 / Sweetness and Lightning
9

ご飯が美味しそう!

料理が出来なかった父・犬塚公平と、その娘・つむぎが公平の働く高校の学生である飯田小鳥と一緒に料理が出来るように頑張る話です。つむぎが幼稚園の友達とけんかをして落ち込んだり、公平が熱を出してつむぎがひとりで小鳥ちゃんのお家に行ったり、公平とつむぎがけんかをして中々仲直りが出来なかったりと、何かある度に公平とつむぎ、小鳥ちゃんの三人が頑張って料理を作ります。その料理はどれもすごく美味しそうで、読んでいるこっちも作りたくなります。
私は、甘々と稲妻を見て煮こみハンバークに挑戦しました。レシピも甘々と稲妻に載っているレシピだったので「マンガに載っているものと同じやつだ~」と嬉しかったです。

私が印象に残っている回は『めでたい!春のお祝いごはん』という回です。小鳥ちゃんが卒業したり、小鳥ちゃんのおうちがリフォームされる最後のご飯会をした会でした。最後につむぎが頑張って作った今までのご飯会のアルバムを小鳥ちゃんに渡しています。そのシーンが一番好きです。アルバムの中にある写真はどれも美味しそうだったし、つむぎちゃんの字がとても可愛かったです。また、「こんなのやったなー」って思い出したり、「この回こんなことがあったなー」と思い、つむぎちゃんが大きくなったなと感じました。

未来帝国ローマ
4

ルチオ・フルチの異色作

「サンゲリア」「地獄の門」「ビヨンド」等で知られるルチオ・フルチの近未来SF映画。
前作「SFコンクエスト/魔界の制圧」で、どーしよーもないファンタジー作品を撮ったフルチが続いて制作したのが「未来帝国ローマ」でした。分かり易くいえばシュワルツェネッガーの「バトルランナー」を思い浮かべてくれればと思います。
この映画も「SFコンクエスト〜」に並ぶ超駄作。スケートリンクのような円形状の会場をバイク(?)みたいな乗り物でぐるぐる廻るのには呆れてしまいました。よくこんな映画を撮ったもんだよ!フルチ先生!と言いたくなる作品です。とは言うものの、私自身こういう映画も決して嫌いではなく楽しんで観ることができました。移動手段は車ではなく、ちゃちな宇宙船みたいな乗り物。そこにイチイチ大仰な音楽が流れるのにも閉口。特に印象に残っているのは前述の円形状の会場でアキラというモンゴル人がでてくるのには余りのバカバカしさにまたしても呆れてしまいました。当然のことですがアキラなどというモンゴル人は存在しないでしょう。そんなこともわからないのかフルチ先生よ!まあ、全体的にやっつけ仕事で撮ったのがよくわかりますが後年の「クロック」などの意味不明な作品なんかよりも一応ストーリーがあるのがまだ救いでしょうか。当然DVD化されていませんが、もしDVD化されたならば一も二もなく私は購入するでしょう!

LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-
5

かわいくも不気味な世界観が何とも言えず心地良い。

同居人が面白そうというので、ホラーという事前情報だけを知りつつSteam版を購入、プレイするに至りました。第一印象はプレイ画面が地味。ホラーなので当然といえば当然なのですが、システム的に体力などのパラメータが存在しないので、画面には自分の操るキャラクターと縦横スクロールのフィールドのみのシンプル構成。
キャラクターを動かしてフィールドの仕掛けを解き、時には怖いやつに追いかけられながら進んでいくホラーゲームです。進めていくと、地味なプレイ画面が不気味ながらも、どこか可愛いこのゲームの雰囲気にぴったりとマッチしているんだなと思いました。決して華やかではないのですが、パラメータなどのシステム項目が表示されないがゆえに、世界観に没入しやすく、シュールなビジュアルの敵キャラの怖さを倍増させているのかもしれません。
ゲームの難易度的には難しいという程ではないが、簡単でもないという良いラインではないでしょうか。何度も死んで攻略法を探していく事になりますが、こまめなオートセーブ機能がありますのでリプレイはそこまで苦痛ではありません。DLCもプレイすればやりごたえもありますし、可愛くて不気味な独特の世界観に興味がある方なら楽しめるのではないでしょうか。