麗しのサブリナ

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麗しのサブリナのレビュー・評価・感想

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麗しのサブリナ
10

オードリー・ヘップバーンの若きしの代表作の一つです。

映画「麗しのサブリナ」のサブリナは、オードリー・ヘップバーン演じる大富豪ララビー家お住みつきの運転手の娘です。ララビー家では、夜な夜な豪華なパーティーが開かれ、サブリナは木に登って眺めています。ララビー家の次男に恋い焦がれながら。
そんなサブリナをサブリナの父親や使用人仲間は、叶わぬ恋を忘れさせる為、パリへ送り出します。パリの料理学校で2年経ち、帰国したサブリナはすっかり洗練された美しい女性になっていました。恋焦がれていたララビー家の次男もそんなサブリナに気付かず、パーティーに招待します。
ドレスを着て登場するサブリナことヘップバーンは本当に美しく、次男が本気でサブリナに惹かれている事に気付いた長男は、次男に怪我を追わせ、サブリナの相手を次男に代わりボートに乗せたり、話をしている間に、お互いに惹かれ合う事に気付いてしまいます。
長男は次男と違い、会社を大きくするため、仕事一筋でしたが、サブリナの純粋な心と美貌に惹かれ、次男もやがてその様子を悟り、後押しをし、ハッピーエンドになります。オードリー・ヘップバーンの代表作である「ローマの休日」の翌年に発表された「麗しのサブリナ」もヘップバーンの魅力が満載です。パリから帰国した時のサブリナは、本当に美しく、永遠の妖精と名付けられているのもうなづける作品。

麗しのサブリナ
10

女性の憧れ

大富豪ララビー財閥のお付きの運転手の娘であるサブリナ(オードリー・ヘップバーン)は大富豪のお坊ちゃまデイヴィッド(ウィリアム・ホールデン)に恋をするが、見向きもしてもらえない。サブリナは父親の勧めもあり、パリの料理学校へと留学する。おしゃれな街パリにいったサブリナは料理だけならず、教養、立ち振る舞い、メイク、ファッションを洗練させて帰ってくる。デイヴィッドはそんなサブリナを見直し惚れ直すが、デイヴィッドの怪我のアクシデントから兄のライナス(ハンフリー・ボガード)がデートの相手をすることに。最初は仕方なく弟のデイヴィッドの代わりにサブリナとデートをするライナスだったが、いつしかサブリナのことを好きになってしまう。
BGMがとても素晴らしいのと、登場人物達の豪勢なパーティー衣装は、おしゃれの教科書としても使える。また、キャスト陣が豪華なのも見物。
一介の運転手の芋くさい娘がパリ仕込みのとびっきりのおしゃれな女性になって成長する姿は、思わず観ているものを魅了する。その大変身の様子は女性なら誰もの憧れそのもの。見れば見返すほど、味のある作品。コメディ要素があるので気構えずにみることができる。