ゲット・アウト

ゲット・アウト

『ゲット・アウト』(原題:Get Out)とは、2017年2月に公開されたアメリカのホラー映画。日本では2017年10月に公開された。監督・脚本はジョーダン・ピール、主演はダニエル・カルーヤが務めた。白人の恋人に連れられて彼女の実家を訪れたアフリカ系アメリカ人の青年が、そこで想像を絶する恐怖に遭遇する。本作は、長らくコメディアンとして活動してきたジョーダン・ピールの監督デビュー作であり、初めて携わったホラー作品だ。

0agresia33のレビュー・評価・感想

ゲット・アウト
8

おもしろい着眼点

黒人の男が白人の彼女の家に行くと、すごく歓迎されるがなんだかおかしいというホラー映画でした。
私にはあまりなじみはありませんが、アメリカでは黒人が白人の家族に会うのはちょっと怖いところがあるんだなと思いました。監督さんは黒人なので、自分の体験談なのかもしれません。
映画の中の話は結構、荒唐無稽で面白かったです。たぶん、実はこの白人どもは、悪いことしているのだろう、黒人を殺してるのかなと思ってみていたので、ビンゴ大会がはじまって、それがオーディションではみたいな展開になって、主人公の体が取引されていることがわかったときは、ここからどうなるのかなとドキドキしました。まさか、体のっとりの話だったとは!びっくりです。
たしかに、黒人のアスリートは多いし、体力とかありそうだし、その体がほしいと思うのもうなづけます。今まで、そんな、発想に基づいた映画はなかったので、面白いなと思いました。主人公もなんとなく違和感からどんどん恐ろしくなって行く感じがリアルで怖かったです。もうすでにこいつらの中身はちがうんだとわかるところとか、SFチックでおもしろかったです。
まだ、新しい監督さんらしいですが、なかなかいい監督です。これからも楽しみです。