Dr.STONE / ドクターストーン

Dr.STONE / ドクターストーン

『Dr.STONE』とは、原作・稲垣理一郎、作画・BoichiによるSF・サバイバル漫画である。2017年から『週刊少年ジャンプ』で連載開始した。2019年に第1期が全24話でアニメ化し、2021年に第2期が放送。ある日、謎の光によって地球上の全人類が石化してしまう。長い長い時が流れ、最初に石化から目覚めたのは主人公「石神千空」で、人類が石化してから約3700年が経っていた。人類はこれまで築いてきた全文明を失うが、千空は幼馴染「大木大樹」などの仲間と共に科学によってその文明を取り戻していく。

Dr.STONE / ドクターストーンのレビュー・評価・感想

Dr.STONE / ドクターストーン
9

科学知識満載の心躍るアニメ

まず最初に、アニメ概要を説明させていただきます。
ある日地球に、地球すべてを覆いつくすほどの緑色の光が降り注ぎます。その光によって、地球人すべてが石化してしまいます。そこから数千年の間に、人類が作り上げた文明がすべて滅びてしまいました。
いち早く石化から解かれた主人公、千空は、とんでもない科学知識と頭脳でこれまで作り上げてきた人類の文明を一から作り上げていくと決心し物語が進んでいきます。
このアニメの面白いところは、千空は、一人で文明を作り上げていくことは困難と判断し、人類石化の謎を解明し、人類を少しづつ復活させながら再建を図ることを決めるところです。
その中で、いろいろな科学の原理や、知識が出てくるのですが、その知識を面白おかしく、わかりやすく説明してくれるので、とても知的好奇心がそそられ面白いです。
また、その最中で、石化と関わっているであろう人物との衝突や、科学の発展を嫌うものとの衝突など、人間関係の課題に直面していくのですが、その中で、実生活につながる解決策を間接的に教えてくれるので、とてもためになるすごい作品だと思っています。
漫画では完結しているそうですが、アニメはまだすべて放送されていないため、私は漫画でのネタバレを得ず楽しむつもりです。

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9

科学(化学)に1ミリも興味ない人に観て欲しいアニメ

設定が突拍子もないし、色々ご都合主義で物語は進んでいきます。でもでも、是非とも、文系人間に観て欲しいです。身の回りの、ありとあらゆる物が、実は単純な1品1品で構成されており、その地道な積み重ねが魔法のような現代社会を形作っていたんだな、と驚かされます。科学(化学)に疎ければ疎いほど、科学(化学)は魔法みたいに色々な問題を解決してくれると思ってしまいがちです。でも、この作品を観ると、本当にとるに足らない物、身の回りの物で、私たちの「便利な文明機器」を作れることに驚かされます。何だか、自分でもスマホやレコードが作れるんじゃないかと思わせてくれます。
でも、作品内に溢れる科学(化学)知識だけに捕らわれてはいけません。実は、人間社会における、心理学的な知識や、環境問題も盛り込まれています。いざというとき、自分を助けるのは培った知識なのだということを、改めて思い知りました。
でも全体的にはコミカルで、ハリウッドばりのご都合主義の展開なので、気楽に観ることができます。「次回、どうなるんだろう?」というよりは、毎回「へえ~!」と感心させられる作品です。
既に第3期まで作成されており、期を重ねるに連れOP・EDも名の知れたアーティストが担当するようになっていくあたり、かなり売れ筋のアニメなのだと思います。

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9

科学の知識が増えるアニメ

完全オリジナルストーリーだと思うが、科学の知識や、歴史などは実際の情報を基にしていて、見ているだけで知識が増えていくアニメである。

ある日突然、世界が石化してしまうというストーリーから始まるが、何千年後かに目覚めた人から、その謎の解明と人類復活に向けてそれぞれが活動していく。中には人類を滅亡させて私利私欲に走る者もいるところが、これまでの歴史にも実際にいたであろう独裁者を彷彿とさせる。
人類が辿ってきた歴史から文明の発展を1から人の手で復活させていくストーリーが描かれているが、復活した者たちの記憶は現代のままなため、同時に現代人の知識や技術も利用して、現代の科学の知識から逆算して文明が発展していく。学生時代に理科の授業で習ったような知識を人類の歴史と踏まえて、発展してきた順序や物の細かい化学的な作りなどが理解しやすくまとめられている。そのため、理解しきれていなかった知識も改めて理解することができるのだ。

現代の知識を持つ者たちと、現代の知識を持たない者が共に行動して、1つずつ文明を作り上げていくが、一人ひとりの感情の変化や成長も見ていて面白い。歴史の中で文明を作り上げてきた人たちもこのような思いだったのかと、考えを巡らせてしまうのも歴史や文明、化学の理解を深める要因になるのではないだろうか。

学びの多いアニメだが、優しいギャグも含まれており見応えがある。

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7

全人類が石化した世界で、化学が1から誕生する。

Dr. Stoneは主人公である石神千空とその幼馴染、大木大樹が通う学校での、何気ない風景から始まる。大木大樹が長年の恋心を小川杠に伝えようとした矢先、突如として現れた謎の光によって、人類が次々と石化していってしまう。
人類の石化後も時は着実に流れていき、千空がとあるきっかけで目を覚ました時には、約3700年が経っていた。石化した後も、時間を数え続けていた千空。目を覚まし状況整理を行ったのち、化学を使って一から文明を復元すると心に決める。

石化を解く方法も分かり、大樹を始めとした人間の石化を解いていくが、石化前の世界に嫌悪感を抱く司と対立してしまう。武力を誇る司と科学で勝負する千空。
千空は司軍との戦に備え、行き先で見つけた村の住人たちと一緒に科学の知識を使って文明を作り上げていく。科学など知らない村の住人たちの協力を得ることは容易ではなかったが、試行錯誤を繰り返し、1人1人仲間にしていく。仲間が増えていくたびにそれぞれが持つ想いに感動させられるストーリーとなっている。また、村の住人たちと関わっていく中で知った、千空の父親である白夜の行いには、思わず心が揺さぶられてしまうだろう。
なぜ人類は石化してしまったのか、武力と科学はどちらが勝つのか。科学の知識が盛りだくさんのため、理系好きには堪らない作品となっている。

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8

科学の教科書を超えた漫画

ある日地球の全生物が謎の光線で石化。
そしてそのまま月日は流れ3700年後、主人公の科学オタク高校生・千空が目覚める。
地球の文明は完全にリセットされている中で、千空はありとあらゆる開発をして、とんでもないスピードで文明を発展させていく。
この漫画の面白いところは、千空の科学による文明開発がすべて原理から説明されており、
教科書でも学べないような科学の原理をいちから理解・納得できるところにある。
例えばこの作品を読めば、今手に持っている携帯電話の仕組み・原理が学べるのである。
どのようにして電波が飛ぶのか?声はどのようにして電話から伝えられるのか?
その仕組みを理解しながら発明品で生き抜いていくストーリーは非常に魅力的で面白い。
ほかにもコーラやワインなど実際に作って楽しめる発明品も紹介されている。
千空は全人類復活を目標に、自分で発明した復活液の大量生産のため、徐々に仲間を増やしていく。
(※この復活液までもが、石を溶かすしっかりとした原理が説明されている)
復活する人が増える中で、仲間だけでなく悪人(敵役)もでてくる。
千空と悪役キャラクターとの科学での戦争も非常に見どころでワクワクさせられる。
この作品は身近な知識も増やしながら楽しめるとても魅力的な漫画である。

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7

文明はある日突然、リセットする

科学文明が目まぐるしく発展した現代。ありふれた日常を送っていた主人公の石神 千空(いしがみ せんくう)と大木 大樹(おおき たいじゅ)は、ある日突然青い光を浴び、石化してしまう。世界中でも同じように青い光を浴びた人類が石化し、人類が築き上げてきた文明は1日で滅んでしまった。

しかし石化した人類の中で、意識を保ち続ける者たちがいた。

ある者は目的を果たす為、ある者はわずかな可能性を信じて日にちを数え続けていた。

人類が石化して3千年が過ぎたころ、地球は完全に別世界へと変わり果てた。建築物はすべて朽ち果て、世界を支配するのは大自然と動物たち。石化した人間はボロボロに砕けて朽ちるものもあれば、そのままの形で残るものもあった。

まさしく地球は、人類が誕生する前の世界にリセットされたのである。

しかしそれでも、意識を保ち続けた者たちは諦めていなかった。そして何百年、何千年という途方のない時間の中で幾つもの奇跡が積み重なり、主人公の石化が解けたのだった。3000年の石化から目醒めた彼の目の前に広がるのは原始の地球。その地球で生き抜くために彼が駆使するのは「科学の力」だった。

石化を解く鍵を科学の力で解明し、石化された人間達を回復させる。様々な困難や問題に科学の力で挑み、3000年前の文明を一から復活させるために奮闘する物語である。

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10

主人公の髪型が変なのに、気にならないほどかっこよく見える

突如世界中の人類すべてが石化し数千年後、高校生の千空と大樹が石化から復活する。文明が滅んでいる世界で2人はゼロから科学文明を築きあげていく。
科学を知り尽くしているといっても過言ではないが、体力のない主人公の千空(せんくう)。頭は弱いが、底なしの体力をもつ真っ直ぐな男大樹(たいじゅ)。2人が危機的状況を打開するべく復活させた霊長類最強の高校生司(つかさ)。千空と大樹の「科学で全人類を救う」という考えと、司の「純粋な若者だけを復活させ世界を浄化させる」という考えが対立し物語は進んでいく。
科学大好きな千空だが、その髪型は重力に逆らっているのではないかというほど変な髪型をしている。しかしその髪型が気にならない程(やっぱり多少気にはなる)に科学の知識量が半端ではなく、そして言動がかっこいい。効率重視で無慈悲なことをさせたりゲスい考えをしていたりするが、情に厚く涙を流すシーンや感極まっているであろうシーンなどあったり。頭はとてつものなく良くてかっこいいのに「戦闘能力ゼロ」「体力がミジンコ」など、主人公にキュンキュンさせられてしまうのは不可避。
文明が滅びている中、家をつくったり、土器、酒、石鹸、火薬、ラーメン、ガラス、発電所、綿あめ、ストーブ、携帯電話、蒸気機関などなど様々なものを作っていく。その過程が科学がわからなくてもとても面白く楽しい。そしてどのキャラクターもキャラが立っていて、そこもこの作品を面白くしている要因である。
ところどころシリアスな部分もあるが、それを完全なシリアスにしないところがとても魅力的で、何度も見ていられる楽しく面白い作品です。

Dr.STONE / ドクターストーン
9

人間と科学の力の偉大さを思い知らされる

全人類が石になり荒廃した地球で1から文明を取り戻すという唐突でファンタジーな開幕ながら、その過程は非常に地道で科学的というギャップが面白い。
決して王道ではないが、友情・努力・勝利の三拍子が揃った少年ジャンプらしい胸が熱くなる作品だ。
主人公の千空が様々な事を試しながら可能性を模索し、一歩ずつ目的へと歩んでいく姿は読んでいて勇気を貰える。
また、千空だけが活躍するのではなく、集まった人間がそれぞれの特技を生かしながら物事に取り組んでいくのも魅力的だ。
人類が力を合わせればどんなことも成し遂げられるのだと思わせてくれる。
そして、地球がどんな状況であろうと科学の力というのは偉大なものだということも教えてくれる作品である。
先人たちが築き上げてきた文明が廃れてしまっても、科学の火は消えていないのだ。
私は勉強は苦手で科学のこともあまり詳しくはないが、Dr.STONEを読むと科学というものの偉大さは理解することが出来る。
むしろあまり詳しくないからこそ余計に面白く感じるのかもしれない。
自分達の生活は科学と強く結びついているのだと改めて実感出来る。
稲垣理一郎によって緻密に練られた原作を、Boichiの迫力ある絵で描いた本作。
テンポよく進む物語の中で、人間や科学の力がどれほど偉大かを思い知らされるマンガである。

Dr.STONE / ドクターストーン
10

子供がいたら、間違いなく読ませてあげたい。

現在ジャンプで連載、アニメも二期が放送され、続編の作成も決定しています。
この漫画の原作は、「アイシールド21」の稲垣 理一郎先生が担当していらっしゃいます。
アイシールド21が好きな人は、蛭間が主人公の漫画と思っていただければ(笑)

この漫画は、一言でいうと現代版エジソンなのではないかと思います。
人類が全員石化して3700年が経ち、文明が滅びた地球でたった一人目覚めた主人公千空が、
何もないところから科学文明を作り、人類を復活させていく物語です。

この漫画はちゃんとした科学に則って作られており、理系出身なら
「ああ~、こうやって科学って応用されているんだな」ていうのがすごくよくわかると思っています。

私がこの漫画を読んでほしいのは、単純に面白いからだけではありません。
人類が歩んできた文明の歴史をこの漫画から学べるからです。
普段食べているパン・ラーメンを小麦からどのように作るのか
普段着ている服を作るのにはどうすればよいのか
普段乗っている車にはどんな仕組みがあるのか
普段飲んでいる薬はどのように配合されているのか
いま私たちが使っている身の回りのものはすべて人類の科学が生み出したものです。
それを生み出すのに、人類がどれだけトライアンドエラーを繰り返してきたのかがこの漫画を通してわかりました。

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10

ある日、地球上の全人類が石化してしまった。しかし、何千年もの間石化してもなお諦めていない高校生がいた。

高校生が主人公の週刊少年ジャンプで連載されている漫画のアニメ化がされた。
つばめが石化するという現象が起こり興味をもっていた千空(せんくう)は科学の天才で、子供のころから科学にのめりこんでいた。
幼馴染の大樹(たいじゅ)が以前から好意を持っていた杠(ゆずりは)に告白することを千空に宣言し、千空が友人らと大樹の告白が成功するのか校舎から見守りながらかけていた。
大樹が杠に告白しようとしたその瞬間目の前に緑色の光が広がり、光を浴びた千空たちを含む地球上の全人類が石化してしまう。
石化してしまい、視覚、聴覚、触覚などすべての感覚がなくなった中でも意識を飛ばすことなくまだ諦めていない男がいた。
千空はいつか石化が解けるときのために石化した瞬間から「時間」という情報を自分から絶やさないように秒数を数え続けたのだ。
なにも無くなった地球で生き残るには春に石化が解けることがベスト条件だった。
そして千空たち全人類が石化してから約3700年後のある春の日、突然千空の石化が解ける。
千空は自分の中にある科学知識を駆使して、全人類の石化を解くことを決意する。
全人類が石化したと思われたストーン・ワールドで千空は仲間を集め全人類を石化から戻すため、科学の力で全人類の復活と科学の近代化を進めていく物語。

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10

科学文明VS

人類が謎の光を受けて石化してから3,700年。
一人の少年-千空が石化から復活し、科学文明を発展させていく物語です。
3,700年たっているため、建物など一切存在しない時代で、石化を解くための方法を検証していきます。
トライ&エラーをモットーに失敗しても次の方法を考え、成功させていく姿に憧れます。
千空は石化を解くための方法を見つけ、友人と霊長類最強の男子高校生、獅子王司を復活させます。
司は腐敗した現代の大人を復活させず、新しい文明を作り出すことを信念におき、千空と敵対関係になります。
千空は友人を司のもとに残し、新たな地で出会った人類の末裔たちと科学文明を復興させていきます。
司との戦いの中で、メンタリストのゲンやソナーマンの羽京など様々な人物との出会いを掴み、科学文明の仲間へと巻き込んでいきます。
誰が味方となり誰が裏切者か、それぞれの信念が交差する中で、「誰も殺さない」を信条に真っすぐに進む姿勢がかっこいいです。
漫画を原作に、アニメが3期の作成が発表されました。
石化を解くために、そもそも石化が起きた原因を探るべく、船を造り世界へと飛び出していこうとしています。
世界の先に出会うキャラクター・謎が深まる中、仲間とともに進む千空たちに目が離せません。

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9

理系はみんな見ろ!あなたも科学を学びたくなること間違いなし!!

ある日地球は謎の光に包まれ、地球上のすべての人間とつばめは石化した。そこで人類は滅亡したと思われた。しかし!数千年の時を経て、天才的な頭脳をもつ主人公の石神千空は目を覚ます。文明も何もかもなくなった原始の地球で、科学の力をもって1から文明を造り上げ、数千年前の石化の謎を解き明かし石化した全人類を救おうとするお話です。
科学の発展した現代を生きる私たちにとって、日常的によくつかっているものも、原始の地球で1から作ろうとすると「こんなに大変なんだ…!」とあらためて感じさせられたり、「この素材からこれができるの!?」と驚かされたりします。そしてあなたも実際に素材を集めて作ってみたくなるはずです。私はコーラ作ってみたくなりました(笑)でも、けっこう危険物を取り扱っているものも多いので、アニメの途中に出てくる「よいこはマネしないでね」というようなテロップは見逃さないでちゃんと守ってくださいね!
物語の中でいろんな科学知識が紹介されていく形なので、科学に興味がなかった人も、「科学っておもしろそう!」とか「ちょっと科学について真面目に勉強してみようかな…」とか思ってしまうはずです!気になった方はぜひ見てみてください!

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10

勉強になって面白い!

とにかく、科学の勉強になります!ストーリーもとても面白く、今まで人類が築いてきた文明を、1からやり直していくというのはとても興味をそそられました。人間とは何か。科学とは何か。見ていくうちに、どんどんハマってきました。ダラダラとしたストーリーではないところも、私がDr.STONEを好きな要素の一つです。今、私たちは沢山の物を当たり前のように使っています。しかし、この作品を見ると「それは当たり前のことではないんだな」と深く考えさせられるのです。どれ程の積み重ねで、どれだけの命のお陰で今があるのか。そういった背景を思わず想像してしまう。誰が見ても新鮮で面白い作品だと思います。

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8

面白いだけでなく勉強にもなる!

この作品の良いところは普通の漫画では面白いで終わってしまうが、勉強も同時にすることができるということです。
全ての世界の人が石(ストーンワールド)になったところから始まり、その人々を3700年以上経って解放された人が助ける話になっています。少年漫画らしく仲間の信頼関係がとてもかっこよく美しいとかんじました。石化から復活する人が一人ひとり個性的で自分の意思をしっかり持っているので、どのキャラクターに視点を置くかで楽しみ方が変わるかと思います。
初めはこのストーンワールドには何もないが徐々に科学に必要なものが揃っていき、人間に必要な物が創造されるプロセスにどんどん引き込まれていって読んだら科学好きになるかもしれないです。読み進めているうちに科学で必要な実験やどの化学物質から今の製品が作られているか読んでいるだけで簡単にわかります。携帯電話や車、それだけでなくラーメンまでも科学で作られているから面白いですよね。読み進めていくうちに科学に包まれた現代の生活で、これはあの化学物質が使われているななども気付くことができるようになると思います。
この素晴らしい漫画を中学時代に読んでいればもう少し理科を理解する能力や基礎知識の身につけかたが無意識に付いていたような気がします。

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現代から3千年後の人類の話。

この漫画は現代から3千年以上未来の地球での物語です。ある日突然、地球上の人類みんなが謎の光によって石になってしまい、時が経つこと3千年以上…。ある事がきっかけで石から目覚めた千空という主人公が他の石になってしまった人々をなんとかもとに戻そうとしていくストーリーです。
ストーリーの鍵となっていくのは科学の力なんですが、科学の知識のあまりない私でも分かりやすく楽しむことができる内容になっています。はじめは千空一人で石から復活しましたが仲間を増やしていくうちに意見の違いなどからトラブルや争いが起こります。その、一つ一つのトラブルを科学の力で乗り越えて行くところがとても魅力的で面白いです。
3000年後の世界は現代では当たり前にある文明も科学も何もなく原始的な生活をしていますが、トラブルを解決していく中で科学の力を発揮して少しづつ生活も便利になっていきます。その、変化を楽しみながら読むことができます。
また、登場人物も魅力的で主人公は科学の天才。その他にもメンタリストの人、格闘家、耳がとても良い人、体力自慢の人、裁縫上手、などなど…。話が進むたびに個性的なメンバーが集まり、互いに得意な事を生かして成長していく世界を楽しむことができます。まだまだ話は続いており、これから人類がなぜ石になったのかの謎を解明する旅に出るなど目が離せない作品です。

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10

楽しく科学のお勉強!

普段あまりアニメは見ないのですが、友人に勧められて見てみることに。なんだか独特な絵だなーと思っていたら、原作漫画は「サンケンロック」のBoichi先生!こりゃ絶対漫画も絵柄きれいなんだろうなーなんて思いながら、なんとなく視聴。開始早々に、主人公の化学大好きネギ頭の千空、脳筋体力ばか大樹、ヒロインゆずりはちゃん含め、全人類謎の光に包まれて石化してしまう。展開が急すぎて焦った。そして数年、数万年後、大樹の石化がとけ目覚めるのだが…その前に千空は目覚めていた!
2人は再会するのだが、千空の石化中の話がまたぶっとんでいる。なんと石になってからもなお、頭をはたらかせ、時間をひたすらかぞえてたという。はて?ww石に意思はあるのだろうか?(いしだけにね)となんとも謎展開。ただここからが面白い!「どうやったら石化をとけるのか」と科学の力を駆使して、解き明かしていく!その後、素手でライオンをぶちのめす、人類最強高校生が出てきたり(またえげつない個性)、科学の知識を駆使して進化を遂げていく。なんとも調べてみると、Dr.STONEに出てくる科学知識は、はったりではなくしっかりとした内容らしい。みていくと「へーなるほどな」と思うことが多く、豆知識・雑学としての科学知識には良いと思う。加えて大樹、ヒロインゆずりはの、いかにも青春っぽい恋愛模様も見ものである。

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アニメDr.STONEは面白い!

アニメDr.STONEはとても面白いです。
石化して人類の科学技術がなくなってしまった世界において、イチから文明を作り上げていく、壮大なストーリーが展開されます。
主人公は天才高校生の千空。
科学部だった彼はあらゆる科学技術の知識を持っているので、何もない世界でたった一人目覚めても、人類の文明を取り戻すべく奮闘するのです。
彼を待ち受けるのは、霊長類最強の高校生、謎の原住民など個性豊かなキャラクターばかり。
そして彼は機械も素材もすべて自力で作ったり調達したりして、医薬品を作ることに成功し、原住民の少女の病気を治すことに成功するのです。
そして中でも感動するのが彼の父親とのからみです。
彼の父親、百夜は宇宙飛行士。
百夜が宇宙ステーションに滞在している間に地球上では千空を含むすべての人類が謎の石化を遂げてしまったのです。
最愛の息子である千空が誰よりも早くたった一人で目覚めるであろうことを確信して、百夜は千空の石化が溶けた時に困らないようにとあらゆる手を尽くします。その父親が息子にかける愛情をみて涙が止まりませんでした。
日本のアニメ史上でも屈指の作品だと思うので見たことのない方はぜひ視聴してみることをお勧めします。

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9

子どもに読ませたい科学クラフト漫画

週刊少年ジャンプにて2017年から連載されている漫画で、原作はアイシールド21の稲垣理一郎先生。
少年漫画では珍しい「科学」をテーマにしており、ミステリー要素もある冒険開拓ものです。科学と聞くと小難しいのかなと思ってしまう方もいるかもしれませんが、ストーリーがサクサク進む上にジャンプ原則の「友情・努力・勝利」要素もきっちりあるので、科学のことがさっぱり分からなくても飽きずに一気読みできます。

主人公は天才チートキャラの石神千空。舞台は、突然謎の光線により地球上の全人類が石化してから3700年経った世界。石化から目覚めた千空が、体力が取り柄の幼馴染である大木大樹を復活させた後、科学を使ってこの世界を生き抜くところから始まります。

猛獣だらけのサバイバルを生き抜くために石化を解いた“霊長類最強の高校生”と詠われていた格闘家である獅子王司と価値観の違いから決裂、戦争(STONE WARS)状態になったところから一気におもしろくなっていきます。

主人公は科学チートキャラでご都合主義な点はありますが、難題に立ち向かうために「何度も何度も繰り返し実験する、試行錯誤する」と、きちんと研究者の努力部分も描かれている点は評価したいです(いつか、子どもにも読ませたいです)。

世界の人類がほぼ石化、という超絶望的な状況なのに出てくるキャラクターがほとんど前向きな点もサクサク読める魅力の一つです。

Dr.STONE / ドクターストーン
9

人類滅亡の危機から少年たちが科学史200万年をかけあがる。凝縮された人類の物語。

Dr,STONEは「週刊少年ジャンプ」にて2017年より連載されている少年漫画だ。マンガ大賞第2位、小学館漫画賞少年向け受賞など様々な功績を残している。

<あらすじ>(以下引用 出典Dr.STONE公式サイト:https://dr-stone.jp/story/)
全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年——。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚めた。文明が滅んだ石の世界を前に、千空は、科学の力で世界を取り戻すことを決意。新たな仲間を集め『科学王国』をつくりあげる。
火、鉄、電気、ガラス、ケータイ……石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がる千空たち。
しかし、そこへ霊長類最強の高校生・獅子王司が率いる『武力帝国』が立ちはだかる。人類浄化を目指す司は、強大な武力によって、科学の発展を阻止しようとするのだったーSTONE WARS、いざ開戦!

石器時代から現代に至るまで日本は文化、文明を目覚ましく発展させてきた。その中心に科学の存在があったことは疑う余地がないだろう。
その知識、経験が全て失われた世界で、1人の天才少年が現代へと階段を一気にかけあがる。科学を利用しようとする人、科学に救われる人、科学だけでは成し遂げられないこと…。
人類の歩んできた葛藤、感動が一挙に凝縮された超大作!大人も子供もその壮大なストーリに圧倒されること間違いなし。

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科学って勉強する意味なくね?って人!生き残れません!

科学を勉強する意味なんてないと思っていた。自分が生きて行く上で、学生時代に覚えた科学が役に立っているとも思っていなかった。
突然荒廃した地球で生き残るサバイバル系のマンガはたくさんあるが、この『Dr.STONE』はまったく別物だった。原始時代に戻ってしまった地球を科学の力で文明を取り戻す物語。科学は無機質な冷たいものと思っていたけれど決してそうではなかった。全人類が石化してしまう謎の現象から物語は始まる。3700年後に1人目覚めた、ずば抜けた知識と探求心を持つ科学オタクの少年。科学の力を駆使して仲間を救い、失われた文明を取り戻していく。科学者=冷たい人というイメージを嫌味なく壊してくれる主人公に、ピュアすぎる友人達。対立する武力で世界を制しようとする武力軍団。全てのキャラクターに愛着がもてる。それぞれの生きてきた背景にも心を揺さぶられる。そして主人公と父の過去と未来を超えた伏線回収は見事ととしか言いようがない。生活を豊かにする科学。人の命を救う科学。地球を救う科学。
「目覚めた世界には自分ひとり。文明すら無い世界…。あなたならどう生き残りますか?そして、あなたは創世者として、新たにどんな世界を作っていきますか?」

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Dr.STONE

主人公の男子高校生千空(せんくう)は、天才科学少年である。友人の大樹(たいじゅ)は熱血漢の体力バカ。二人はいつものように何気ない日常を過ごしていた。
しかし、ある日大樹が大好きなクラスメイトの杠(ゆずりは)という女の子に告白しようとしていたときに異変が起きた。突如、空が光ったかと思うと、大樹の全身が石化してしまう。大樹だけでなく杠や千空も含めた、世界中の人間が石化。そして地球上から人類が消えてしまった。それから膨大な月日が流れ、約3700年後。あることをキッカケに大樹は石化から解除された。またすでに千空も石化から解き放たれていた。そして2人は誓い合う。この「ストーンワールド」で生き抜くことを。最愛の杠に数千年越しの告白をすることを。

そして2人はある方法を使って3人目の人間を復活させることに成功した。霊鳥類最強の高校生獅子王司である。
最初のうちは千空たちと仲良くしていたものの、「使えない老人たちを排除する」という思惑のもと石化した人間たちを破壊していく。そのため両者は意見が対立し、各々の理想の世界を創るため、別々の道を進むこととなった。

この作品の面白いところはなんと言っても、天才科学少年である千空がなにもない世界で科学の知識を使い一から道具を発明するところである。作り方も解説されており、子供にもわかりやすいため、科学に興味を持つきっかけにもなるのではないかと思う。頭脳で人を引きつける千空と腕力で人を服従させる獅子王司の戦いを是非読んで頂きたい。

Dr.STONE / ドクターストーン
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鬼退治よりも、呪術よりも…

私がオススメするのは、「Dr.stone」という週刊少年ジャンプ掲載の少年漫画です。ジャンプ作品では鬼滅の刃や呪術廻戦が話題で人気ですが、どちらも残酷な描写があり、決して幼い子供に勧めてまで見せようと思うものではありません。
Dr.stoneの良さは、まず基本的に人が死なないところです。いや、石化した時点でほとんどの人が死んでいるので、正しくは残酷な描写がないという方が正しいかもしれませんが。なにせ平和的なのです。争い事が起こっても主人公は化学で解決しようとします。頭を使って解決するのです。これこそ親が子供に見せたい漫画だと思います。
さらに化学文明を一から創り上げていくという壮大な話にも関わらず、私たちがよく耳にする物質が出てくる事で、化学を身近に感じることのできる内容です。
鬼退治や呪術で、勇気や友情は学べるかもしれませんが、Dr.stoneでは、勇気や友情の他にも科学の知識や平和的解決方法を学ぶことができるのです。
キャラクターも魅力的で、様々な能力に長けています。問題が起こった時、それぞれの得意分野を活かして、力を合わせて解決するのです。
アニメ化もしていて、これこそ今沢山の人に観てほしい作品だと私は思います。

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途中で「ジーマー」が癖になってくる

主人公の『石神千空(いしがみ せんくう)』は、宇宙飛行士の『石神百夜』を父に持つ、化学マニア。
幼馴染の体力自慢で真っすぐな性格の『大木大樹(おおき たいじゅ)』と、その片思い相手『小川杠(おがわ ゆずりは)』は仲の良い同級生であった。
ある日、長年杠に片思いし続けている大樹は学校のクスノキの木の前に彼女を呼び出し、告白に臨む事に。
千空にからかわれつつも想いを伝えようとしたその時!
突如、空がまばゆい光で覆われ真っ暗に。
次第に五感を失い身動きが取れなくなっていく。
なんと、世界中の人間の体が石化してしまったのだ。
大樹は動かない体をよそに、杠への思いだけは強く持ち続け長い年月を耐えしのぐであった。
年月を経て変わりゆく世界、風化した景色が広がってゆく。
それから約3700年後ーーー
石化から解放された千空と大樹は再会を果たし、文明が全て消えた石の世界『ストーンワールド』で、ゼロから文明を作り出すことを誓う!
『復活液』を完成させ幼なじみの杠を復活させようと試みる二人に思わぬ悲劇が!
かつて霊長類最強の高校生と言われた男『獅子王司(ししおう つかさ)』を復活させてしまうことに!
千空と司は、互いの理想の違いゆえに対立していくのであった。
科学王国を目指す千空、武力と自然を誇示する司帝国、後に決戦は免れない状況に!!
司帝国から科学王国に寝返った『浅霧幻(あさぎりゲン)』。
石化前の世界ではマジシャン兼メンタリストとして有名だった若干19歳の青年。
他人を惑わすことに長け、人を操るのが得意。
口癖は「ドイヒー」、「ジーマー」。
少し古くなつかしさも感じられ、性格の悪さに対してなかなか憎めない人物!
今後の展開に大きく関わることであろう幻の行動には要チェックです!

Dr.STONE / ドクターストーン
10

皆違って、皆いい!!

主人公だけでなく、出てくるキャラクターひとりひとりに個性があり、見ていてどのキャラクターにも愛着が持てる。ここまで色々な登場人物に愛着を持てる漫画も珍しい。また、アニメの構成やテンポがよく、飽きがくることが全くない。最初から最後までハラハラドキドキし、不思議と主人公に感情移入できる。主人公の科学に対する情熱が色々な人たちを動かし、失敗しながらも常に試行錯誤し続けていくところが見ていて面白く、元気が出る。また、今当たり前にある様々なテクノロジーが、頭の良い人、ものづくりが得意な人、運動が得意な人など様々な人たちによって築き上げられているということを再認識した。人にはそれぞれ得意なことや不得意なことがあり、偏った知識や力だけでは文明を築き上げることができないといったような思いが、作品の中に込められているように感じる。そして個人的にとても気に入っているのが、アニメで世界的有名歌手のキャラクターが歌うシーンである。曲がとても素晴らしく、感動を覚えた。鳥肌ものの曲で、アニメの為に作られたとは思えないほど、素晴らしい曲である。歌が人に与える力は偉大だ、と思えた作品でもある。