今からでも遅くない!アニメ『【推しの子】』の魅力を教えます
このアニメの始まりは田舎の病院の病室。タイトルとはかけ離れているのではと思うかもしれませんが、話の中である1人のアイドルについて、主人公の婦人科医師が語り始めます。
ここからはネタバレ有の内容になるのでご注意ください。
現実にもよく聞く“推し”について医者が看護師や患者と話しながら「いつか実際に会ってみたい」と思いを抱いていると、患者の1人として“推しのアイドル”が診察を受けにやって来ました。16歳で双子を妊娠していると判明し、医者は複雑な思いを抱きながらも“1人の医師”としてのサポートを始めます。
妊娠40週と出産間近のある日、事件が2人の人生を変えてしまいます。その事件とは、“アイ”の熱狂的なオタクによる、医者への追及。守秘義務があるため、決して口外しない医師は逃げるストーカーを追い詰めるものの、崖から突き落とされれて医師は意識を失います。
目を覚ますと“アイ”の双子の1人“アクア”として、もう1人の“ルビー”と一緒に生まれ変わっていたことが判明。
“アイ”も隠し子がいることを世間に隠しながらアイドルを続けていました。アイドルの仕事も波に乗り、大きな会場でのコンサートを控えている中、“アイ”の自宅にストーカーが訪れ“アイ”のことを殺してしまいます。
その姿を目の当たりにした、“アクア”はストーカーに復讐を図るために、芸能界に足を踏み入れる決断をします。双子のもう1人“ルビー”は母への憧れから同じアイドルを目指すことに。こうして、2人の成長が描かれていきます。