メディアの勉強もできるアニメ
転生と学園もの、推理と芸能界、たくさんの楽しみ要素が詰まったストーリー。町医者とその患者、関係ある者同士が、大ファンのアイドルの子供に生まれ変わるという発想もユニークだ。
1シーズンはオープニングテーマソング、YOASOBIが歌う「アイドル」からの本編、そして、エンディングテーマソング、女王蜂が歌う「メフィスト」までの流れも素晴らしかった。
テーマソングも話の一部みたいな感じで、いつまでも話の余韻に浸っていられる。
第2シーズンは1つの舞台を作り上げる話。役者それぞれのシナリオへの向き合い方が面白くて見ていて楽しい。
感情演技を主体で進めなくてはいけない舞台に初めて挑むモデル上がりの役者の成長にはグッとくるものがあった。自分から変わろう思って努力すれば、なりたい自分になれることを教えてもらった気がする。
『【推しの子】』は芸能界をテーマにしているので、メディア関係のお仕事について学べるところも面白い。
アイドル、映画監督、役者、モデル、動画編集、芸能会社の社長、YouTuber、レーベル所属のミュージシャン、舞台監督、漫画家、脚本家、舞台役者など、様々な仕事に触れている。
将来何らかの形でメディアの世界に携わりたい人は1度見てみることをオススメする。