King Gnu / キングヌー

「King Gnu」は日本のロックバンドである。メンバーは全員男性で、ボーカル兼ギターの常田大希・ドラムス兼サンプラーの勢喜遊・ベースの新井和輝・ボーカル兼キーボードの井口理の4人で構成されている。アリオラジャパンというレーベルに所属している。
2013年から常田大希がバンドを立ち上げ、メンバー変更などを経て2017年に「King Gnu」として活動を開始した。常田大希は「millennium parade」という音学プロジェクトの主宰を行なっており、「King Gnu」の他のメンバーもプロジェクトに参加している。
「King Gnu」の特徴として、オペラのような高音を出す井口とロックバンド特有の低音を出す常田という真反対のボーカルが所属していることが挙げられる。また、曲の構成やメロディーのテンポ、高音や低音の使い分けなどをうまく利用しており、非常に知的なバンドである。
2019年に出された「白日」は大きな反響を受け、2021年には100万ダウンロードを達成した。また、「白日」と同じく2019年に出されたメジャーデビュー作品『Sympa』は日本レコード大賞を受賞した。
製作した曲のミュージックビデオをYouTube上に投稿しており、2020年には登録者数100万を突破、2022年の時点で200万人以上の登録者を保持している。

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King Gnu / キングヌーのレビュー・評価・感想

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King Gnu / キングヌー
10

完成度の高すぎるハイセンスバンド

最高のバンド!超格好いい。他のポップバンドと同じように、大衆に人気のある誰にでも受ける曲を出している一方で、攻めた作品も多い印象である。
ミュージックビデオが他のアーティストから群を抜いて魅力的であると思う。彼らのミュージックビデオはまるで現代アートである。世界観が独特で、クオリティーも高く素晴らしい。とくに「泡」という曲のミュージックビデオは、海の中で撮影されており、なんとも幻想的で、曲も映像も迫力がある。だがその一方で深い悲しみが感じられて、何度見ても作品によって生み出される感情に圧倒される。
歌詞も「消えたの泡となり、消えたのいつのまにか」というように、詩的で美しい。king gnuの楽曲は歌詞が印象的だと思う。

最新アルバムの『greatest unknown』は全曲素晴らしい。「何者かになれたなら」「自分を好きになりたい」「あなたはそのままでどこまでも特別」といったように、SNSの蔓延した世代を生きる若者の心に響くような歌詞が、爆発的な若者人気の理由の1つではないかと思う。

また、メンバーの魅力も人気の1つだ。4人全員が個性的である。個性的で風変わり、そして才能あふれる4人が醸し出すカリスマ的な雰囲気に、ファンたちは皆魅了される。

King Gnu / キングヌー
9

独創性溢れるサウンドと深層の歌詞が魅力のKing Gnu

独自の音楽スタイルと深い歌詞で、日本の音楽シーンに革新をもたらしているKing Gnu。
彼らの作品は常に驚きと感動をもたらし、その音楽は多くのリスナーを魅了しています。

バンドの音楽は、ジャンルを越えて多様な要素を組み合わせており、聴くたびに新たな発見があります。彼らの楽曲は時にエネルギッシュでありながら、時には繊細でメランコリックな要素も含まれているのです。特に、異なる音楽スタイルやテクスチャーを融合させた独自のサウンドは、耳新しいものがあります。例えば、「白日」や「飛行艇」などの楽曲は、その音楽的な多様性を象徴するものと言えるでしょう。

歌詞もまた、深い思索と感情を綴っており、しばしば社会的なテーマや人間の複雑な心情に対する洞察が込められています。
アルバム「CEREMONY」に収められた「Slumberland」のような楽曲は、夢と現実の境界を描きながら、聴く者に独自の解釈を与える余地を残しているのです。これらの歌詞は聴く者を共感させ、その世界観に引き込むでしょう。

アルバムごとに異なるコンセプトやテーマが探求されており、その幅広いアプローチは飽きることがありません。
ただし、一部の楽曲は特異なサウンドに慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。しかし、耳に馴染んだ後にはその楽曲の深みが際立つことでしょう。
もしあなたが新たな音楽体験を求めているなら、King Gnuの世界にどうぞ足を踏み入れてみてください。

King Gnu / キングヌー
10

King Gnu最高!!!

今まで聞いてきた中で、1番衝撃を受けたアーティストでした。
曲の完成度の高さ、声の質、胸の奥にスッと入ってくる歌詞の内容。全てが完璧です!!!そして、ビジュアルも素晴らしい!新曲のリリースが楽しみでしょうがないです。
「白日」のセンセーショナルなデビューから、彼らの音楽を聞いてきましたが、捨てる曲がまったくないのが彼らの素晴らしいところ。
PVの完成度の高さも毎回驚きます。ワクワクを思い出させてくれたバンド、King Gnu。
音楽学校で勉強してきた彼らのレベルの高さも感じられ、ただただ素晴らしいとしか言えません。

2ボーカルでそれぞれの得意とする曲を選んで、曲に合わせてパートを変えるところもKing Gnuの良いところだなと思います。
『呪術廻戦』の音楽を担当していますが、カッコよくて痺れました!
「一途」という曲は、原作の漫画に寄り添ったとても胸を打つ内容の歌詞でした。まるで拳銃で射抜かれたような衝撃!
はたまた「逆夢」はしっとりとした曲調。

もうKing Gnuのトリコになるしかないでしょう!彼らがこれから先もどんな曲を作り続けるのか楽しみです。新しいアルバムが出たら勿論TSUTAYAに予約します。
今はサブスクがあるけど、思わずCDを買いたくなるアーティストです。

King Gnu / キングヌー
10

独特な世界観を作り出すKing Gnuについてレビュー

今回は、音楽・ビジュアル共に圧倒的なセンスを持つバンド「King Gnu」について紹介します。

「King Gnu」は、ギター・ボーカル担当の常田大希、鍵盤楽器・ボーカル担当の井口理、ドラム担当の勢喜遊、ベース担当の新井和輝の4人メンバーです。

「King Gnu」という特徴的なバンド名の由来は、アフリカ大陸の南部に生息するGun(ヌー)からきてるようです。ヌーは、春を迎えると個々が合流して、巨大の群れを成して行動する習性を持つ生き物。
自分達や周りを巻き込み、大きな群れとなって育っていくという野望が込められた、彼ららしさが感じられます。

King gnuの魅力は、ロックやクラシック、エレクトリックなど様々な楽器を取り入れ、圧倒的な演奏力と歌唱力で独特な世界観を作り出してるところです。
有名な曲といえば、アニメ『呪術廻戦』の映画の主題歌や、オープニングの「一途」「逆夢」「SPECIALZ」や、ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』の「白日」、『ミステリという勿れ』の「カメレオン」あたりではないでしょうか。

どの曲も作品の魅力やストーリー、世界観がしっかりと盛り込まれた楽曲です。

こうした魅力ある作詞作曲を担当するのは、常田大希。彼の作り出す曲と歌詞は、細かいリズムと幅広い音で独特な世界観を生み出しており、歌詞ひとつひとつにメッセージが込められています。
また、歌詞も面白い表現がされていたりするのが魅力のひとつです。

そして歌うのは、誰でも聞き入れるよう透き通るファルセットが特徴的なメインボーカルの井口理。彼の声は、クラシックやオペラのような発声で圧倒的な歌唱力を持っています。地声と裏声の行き来が、一般的な高い声を出すとミックスボイスになってしまうところを、裏声に地声を混ぜる歌い方により美しい歌声にしているのです。そして、井口・常田のツインボーカルとバンドサウンドが、King gnuの独自性を高めているのです。

King gnuのリズム、メロディー、音色で独自の世界観を作り出していくところに魅力されてしまいます。

King Gnu / キングヌー
10

King Gnu 音楽の未来を切り開くバンド

King Gnuは、日本の音楽シーンに新しい風をもたらすバンドとして注目されています。彼らの音楽はその独自性と多様性に溢れ、聴く者を引き込む力があります。

このバンドの魅力の一つは、その音楽ジャンルの幅広さです。彼らの曲はロック、ポップ、エレクトロニカ、ヒップホップなど、さまざまな要素を融合させています。その結果、どのアルバムや楽曲も新鮮で飽きることがありません。例えば、「CEREMONY」というアルバムは、その音楽的多様性がよく表れており、聴くたびに異なる要素を発見できます。

さらに、King Gnuの歌詞は非常に深いものが多く、聴衆に考えさせる要素を提供しています。彼らの歌詞は愛、人生、社会的問題など幅広いテーマを掘り下げており、感情を揺さぶる力があります。これは、彼らの音楽が多くのリスナーに共感を呼び起こす一因と言えるでしょう。

バンドのメンバーそれぞれの才能も際立っています。メンバー全体が息の合ったパフォーマンスを披露しています。彼らのライブパフォーマンスも非常にエネルギッシュで魅力的です。

総括すると、King Gnuは日本の音楽シーンにおいて、革新的で多様性に富んだバンドとしてその名を刻んでいます。彼らの音楽は、聴く者に刺激を与え、感動を呼び起こす力があり、今後の活動にますます期待が高まります。彼らの新たな作品がどのような進化を遂げるか、楽しみにしています。

King Gnu / キングヌー
10

「SPECIALZ」なKing Gnuが生み出すカオティックな世界

人気ロックバンドKing GnuのSPECIALZです。
自らのジャンルをトーキョーニューミクスチャースタイルロックバンドと称し、日本の音楽シーンを席巻するKing Gnuは「白日」や「逆夢」など、数多くのヒットソングを輩出しました。
そのようなKing Gnuの「SPECIALZ」は、TVアニメ「呪術廻戦」第二期「渋谷事変」の主題歌として書き下ろされた作品です。
この曲で最も注目したい所は、アニメの世界観を最大限に表現したサウンドです。
第二期の渋谷事変は、渋谷を舞台に多くの犠牲を払い対立する二大勢力が戦ったシーズンです。
「SPECIALZ」は、戦場となる渋谷のどんよりした世界感をダーク間の強いビートで表していることが分かります。
このビートを基盤に曲が進んでいくことで、戦いがカオティックの境地に達していることを描いていることも伺えます。
King Gnuの曲には、カオティックなアレンジが組み込まれていることが多いです。今回はそのカオティックな世界を彼らの思う存分発揮した一曲となっています。
暗いビートの中で進んでも、ずっしりインパクトのあるサビがあります。ここでは、なにかと戦っている様子がイメージできます。

また、私が驚いたのはこれだけではありません。
King Gnuが劇場版「呪術廻戦0」で書き下ろした主題歌「一途」のコード進行と(回想を除いた)その続きである渋谷事変のOP「SPECIALZ」のコード進行が類似しているのです。
BPMの速さと楽曲のアレンジの違いで全く違うように感じますが、これは話が続いているということを表しているのでしょうか。この2つの楽曲を聞き比べるのも楽しいです。
書き下ろし作品ならではの伏線を彷彿とさせる歌詞が多く見られました。こちらでは、あくまでも「楽曲レビュー」とさせていただくので深掘りはしませんが、テーマは「呪い」や「友情」といったところでしょう。
King Gnuらしさも顕著に見られながらも作品とも合致しているサウンドと相まって両者のファンも大絶賛の作品となっているでしょう。
私も大満足です。自信を持ってオススメすることができます。

King Gnu / キングヌー
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美しすぎる東京スタイルロック

私が初めてKing Gnuを知ったのは、テレビ番組。手を止めて聴き入ってしまったその理由は、優しく繊細な、美しすぎるハイトーンボイスでした。
そんなボーカルと、ジャンルレスで個性的な楽器陣によるKing Gnuは、とても緻密で繊細なロックバンドです。
音楽に詳しい人がきいたら「すごく難しい!」と思うようなことをサラッとしている一方で、特にこだわりがない人がきいても口ずさんでしまうようなポップさで音楽を発信しているのです。
自分たちの音楽を、「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と表現しているのですが、彼らの曲をきくと、本当にしっくりくる言葉です。
東京の都会的でありながら多くの情報や感情がざわざわと入り混じった感じ、そこにあるキラキラとした希望の光のようなものがあります。
壮大でオーケストラを感じさせるような曲があるかと思えば(実際にギターetcの常田さんはオーケストラでチェロを弾いたりもします)、少年が走っている青春のようなロックがあったり、ジャズやR&Bのグルーブで踊りたくなるものもあります。
いずれにせよ、うたいたくなるのです。
どんなに難しい要素も上質なPOPで包んでくれるので、とても聴きやすく、美しい音楽だなぁ、と聴く人がどんどん引き込まれていきます。

King Gnu / キングヌー
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音楽の壁を壊し、創造していくKing Gnuの魅力とは?代表曲「白日」についても紹介!

今回は話題のバンドKing Gnuについて紹介していきます。

実はあまり知られていませんが、King Gnuには前身と呼べるバンドが存在していて、元々は「Srv.Vinci」という名前で2013年から活動していたんですよね。

King Gnuのメンバーは、常田大希(ギター・ボーカル)、勢喜遊(ドラムス・サンプラー)、新井和輝(ベース)、井口理(ボーカル・キーボード)の4名にて構成されていますが、以前のバンド誕生からメンバーとしてずっと活動しているのは、ギター・ボーカルの常田大樹さんのみです。
ほかのメンバーは変化していき、2015年にこのメンバーになり、名前を変更して活動しています。

名前の由来は、バンド名にも入っている動物の「ヌー」の習性にあります。
「ヌー」は春先から徐々に仲間の群れと合流していき、最終的にはよく見られる大群として行動します。
そこから自分たちも少しづついろんな人を巻き込み大きな群れになりたいと思い、つけたそうです。

そんな背景のあるKing Gnuですが、簡単に言うとこれまでのJ-POPを壊すような楽曲で、クラシック的な要素が取り入れられていたりします。
また曲中に転調されることがとても多いのが特徴的で、アレンジとしてストリングスが使用されることも多々あります(ストリングス:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、などの弦楽器演奏を加え、クラシックな雰囲気を出す際にその演奏や演奏者チーム)。

これは、メンバーのバックボーンが大きく影響しています。
King Gnuの作詞作曲を担当している、常田大希さんが音楽の東大といわれる東京藝術大学音楽学部器楽科チェロ専攻に進学していることが大きいでしょう。
中台をしていますが、そのチェロの腕前は凄くて、あの世界的に有名な小澤征爾さんが主宰する小澤国際室内楽アカデミーにチェロ奏者として在籍していたことがあるほどです。

またそれだけではなく、井口理さん(ボーカル・キーボード)さんは、同じく東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業しています。
しかも声楽科は例年芸大の音楽学部内では最高の入試倍率となっている学科で、お二人のエリート具合が垣間見れますね!

またこのお二人に加えて、プロのミュージシャンの両親を持ち幼いころから音楽のあふれた家庭で育ってドラムをたたいていたという生粋の音楽人・勢喜遊さん(ドラムス・サンプラー)と、14歳よりベースを始めてたまたま先輩に連れられて見に行ったジャズにはまり、国立音大公認の名門学生ジャズバンド「NEWTIDE JAZZ ORCHESTRA」に参加し、さらに山野ビッグバンドジャズコンテストで最優秀賞を受賞しているという輝かしい経歴を持つ新井和輝さん(ベース)という異色のメンバーが加わることで、King Gnuの魅力が漏れることなく発揮されているようです!

それでは音楽界の各方面に輝いていた才能たちが同じ方向を見て作り出す作品を一つ紹介します。

それは、「白日」。
King Gnuの代表曲の一つで、2019年2月22日『イノセンス 冤罪弁護士』の主題歌として書き下ろされた曲です。
記録にも記憶にも残っている曲で、なんといっても2022年3月9日付でBillboard JAPANチャートにてストリーミングの累計再生回数が史上5曲目の5億回を突破する快挙を達成するという、異次元過ぎてもはやよくわからない記録も樹立しています。

曲は繊細そのもので、井口さんの澄んでいて屈託のない、かつ力強さもどこかで感じるパートから始まり、ドラマのストーリーにもかかわる「罪」というメインテーマに沿って、流れる小川のような冒頭を聴いた後、サビの部分に入ると誰しもが負っている「罪」というものも背負いながらも生きていくという強い意思を感じる大きな川となって流れ込んできます。

儚くも強く生きる人間模様を悲観的になりすぎずに表現しているのが、クラシックとロックをうまく掛け合わせているKing Gnuだからできる、まさしく「神曲」であると感じます。

今回はJ-POPに新しい風を吹き込み席巻しているKing Gnuさん、そして代表曲として「白日」を紹介させていただきました。

音楽という大きなテーマを知れば知るほどに、King Gnuという存在の異色かつ鮮烈な存在に引き込まれていくことでしょう!

お読みいただき、ありがとうございました。

King Gnu / キングヌー
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個性豊かな四人組バンド King Gnu の魅力

『King Gnu』とは、Vo&Key井口理、Gt&Vo 常田大希、Ba 新井和輝、Dr 勢喜遊の4人組からなる、日本のポップアーティストである。
『King Gnu』と言えば、代表曲「白日」で一躍その名を世間に知らしめたが、彼らの素顔を知る人はそこまで多くはないのではないだろうか。
今回は、そんな『King Gnu』の知られざる魅力について余すとこなくお伝えしようと思う。
早速、彼らの代表曲である「白日」を聴いてみて欲しい。
まず、耳触りの良いハイトーンボイスが流れてくるだろう。その正体は、ボーカルの井口理だ。
彼の歌声の最大の特徴は、その透き通るような声にある。ただ高い声を出そうと思えば誰でも出せるかもしれない。
ただ、彼の声が他の人と異なるのは、“地声と裏声の境目がほとんどない” ということだ。
よって、彼の歌声は連続しており、その透き通るような声質と合わさって唯一無二の歌声が生み出されている。
そんな彼の歌声を支えるメンバーの一人が、ボーカル兼ギターの常田大希だ。
その甘いルックスもさることながら、何と言っても彼の世界観、そしてギターの演奏技術、歌声に至るまで、
正に『King Gnu』の骨格を作っているメンバーであると言っても過言ではない。
特に、彼の鬼才ぶりがよく表れているのが、「Slumberland」だ。
「白日」とは異なる点があることにお気付きだろうか。
「白日」では井口がボーカルであったのに対し、何と「Slumberland」では常田がメインボーカルになっている。
同じバンドにおいて、全く違う曲が作れてしまう作曲センス、そしてそれに裏打ちされる確かな演奏技術、
井口とは対照的な低音ボイスが常田の鬼才ぶりを象徴しているといえる。
そして、ドラムを担当する勢喜遊も絶対に外してはならないメンバーの一人だ。
そのインパクトのある見た目から、彼の姿が目に焼き付いている方も多いのではないだろうか。
彼の生み出すリズムは、その名の通り、“遊び” の多さに最大の特徴があると言って良い。
技術的な部分に関しては詳しくは述べられないが、圧倒的な手数とトリッキーなリズムが『King Gnu』というバンドと見事に調和している。
荒々しさと調和、一見すると矛盾するような特徴を兼ね備える彼のドラムには、ワクワクさせられること間違いなしだ。
最後に紹介するのが、ベースの新井和希だ。
一見するとクールな印象だが、実は天然なところがあるなど、そのギャップには心を打たれる。
彼のベースは、『King Gnu』の発表してきたほとんど全ての曲において、存在感を発揮している。
今までの説明からもお分かりだと思うが、『King Gnu』はジャズ、バラード、ロックまで、様々なジャンルの音楽を生み出している。
だが、“King Gnuの曲”は、聴いただけで『King Gnu』だと分かるような統一感がある。
なぜだろうか。その答えは彼のベースにある。
しなやかなメロディーで、曲全体を支える彼の演奏は、井口、常田、勢喜のメロディーをまとめ上げる。
これにより、ぶつかり合う個性が一体となるのである。
このように、『King Gnu』は個性豊かな4人が見事に調和した、最高のバンドといえるのではないだろうか。
ぜひ、何気なく聞いていた彼らの曲を、彼ら一人一人の生み出す音に注目しながら聴いてみて欲しい。

King Gnu / キングヌー
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ぜひ聞いてほしいKing Gnuの曲

『King Gnu』は常田大希、井口理、勢喜遊、新井和輝の4人からなるミクスチャーバンド。
代表曲に「白日」や「teenager forever」がある。楽曲「白日」では井口理の高音ボーカルが話題となった。
その後も「三文小説」という楽曲にて、井口理の高音ボーカルが披露され、ファンの間で話題になった。
「白日」、「三文小説」共に、常田大希もボーカルとして参加しており、常田の低音と井口の高音が合わさることで楽曲の良さが増すと思う。
『King Gnu』の楽曲からは音楽基礎をしっかりと持ち合わせながらその上で新しい分野に挑戦していくという姿勢が感じ取られる。
事実、常田大希は中退しているものの東京藝術大学音楽科に入っており、音楽の基礎を学んでいる。
井口理も同じく東京藝術大学に入っており、ボーカルの声がここまで整っているのはこのおかげもあるだろう。
また、『King Gnu』のアルバムは統一性が非常に高いと思う。
2019年に発売された「Sympa」では全体を通して宇宙をテーマに。
2020年発売の「CEREMONY」ではアルバムの初めと終わりに開会式と閉会式という楽曲が入っており、発表会をみているような気持ちになれる。
アルバムを全曲通して聴くのと、それぞれで聴くのとはまた別の良さが味わえるだろう。

King Gnu / キングヌー
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「愛してる」や「好き」という歌詞がなくても、深い愛情を感じさせる1曲。『三文小説』

ラブソングといえば、現実の会話で言葉にするには少し気が引けてしまうような「愛してる」や「恋しい」などの歯の浮くような言葉が乱用されがちだが、
King Gnuの『三文小説』の歌詞には、その手の言葉は一切出てこない。
それでも愛する人と生涯を共にしたいという、深い愛情を想像させる作品だ。
『三文小説』という曲名の通り、この曲を聴くとまるで小説を1つ読み終えたかのような充実感に満たされる。
情報は多くないにも関わらず、曲中に出てくる登場人物の息遣いを感じるのだ。
登場人物といっても、出てくるのは主人公とその伴侶である「君」の2人だけ。
それなのに脳裏には、2人が送ってきた人生や、乗り越えてきた壁が浮かんでくる。
そしてボーカル井口の美しいハイトーンボイスと、クラシック音楽のような荘厳な曲調があいまって、聴く者の心をストレートに刺してくるのだ。
誰だって若い頃はわかりやすい愛情に魅力を感じてしまうし、恋人が「愛してる」「好きだ」と言ってくれないと不満や不安を感じてしまうものだ。
しかし夫婦2人が生涯を共にする道のりは、そんな甘っちょろいものではない。
『三文小説』は、上辺だけの重みのない愛の言葉よりも大切な、もっと深く静かな愛情がこの世にあることを改めて認識させてくれる1曲だ。

King Gnu / キングヌー
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新しい日本のオルタナティブだと思う

リーダーの常田大希の才能は、底無し。
それを表現し続けるメンバーたちもまた、才能に溢れている。

私がこのアーティストを推すのは、メンバー1人1人のクオリティの高さが霞むことなく光り続けているからだ。
特にお気に入りは、リーダーではなくボーカルの井口理。
初めてKing Gnuの楽曲を聴いた時から、彼の音域の幅広さに私の心は鷲掴みされたままなのだ。
そして、音楽に合わせて作られたミュージックビデオも私のお気に入りである。
好き嫌いはあるだろうが、最高にカッコイイとしか言えないものばかりになっている。
中には、メンバーそれぞれの過ごし方を描いた面白いものもある。

そうして色々な楽曲を聴くうちに、すっかり虜になってしまった。

私のお気に入りのミュージックビデオは「Vinyl」。
どの楽曲も最高の出来なのだが、このビデオの井口は最高にセクシーでカッコイイのだ。

最新のツアーは途中で中止になったりしたが、見事、新様式とオンライン配信という形でやり遂げ、
見ていたファンは、その中に光り続けたKing Gnuらしさを目のあたりにし、歓喜に沸いたことは間違いない。
日本のJ-POP界に新たな風を起こし続ける彼らは、これからもたくさんの物を私たちに届けてくれるに違いない。

King Gnu / キングヌー
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聞いてみるべき

私が初めてどハマりしたミュージシャンです。メンバーは4人でそのうちの2人が東京藝術大学と言う賢い大学に進学しています。Mrs.VinciやSrv.VinciやTokyo Chaoticなど改名に改名を重ねて2018年4月にKing gnuが誕生しました。King gnuが出した曲のほとんどがCMに使われたり、映画に使われたり大活躍しています。例えばdocomoのCMに使われた曲は「flash!!!」が使われたり、ANAのCMには「飛行機」が使われたり、ブルボン、アルフォートのCMには「傘」が使われたり合計10曲以上が使われています。なんと言っても「白日」を知らない人はいないくらい有名ですよね。「白日」で優秀ビデオ賞や最優秀新人アーティストビデオ賞を受賞しました。2021年5月時点で3億再生越えです。2017年、King Gnuとして初のアルバム「Tokyo Rendez-Vous」を発売しました。2018年1月に2ndアルバム『Sympa』を発売しました。このアルバムは日本レコード大賞で優秀アルバム賞を受賞しました。2020年1月に3rdアルバム『CEREMONY』を発売しました。King gnuは実際、成績もしっかり残し紅白歌合戦にも出場しています。ボーカルの声が本当に今まで聞いたことないくらい綺麗な声なので是非、1回言いてみてはいかがでしょうか。

King Gnu / キングヌー
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ロック界の鬼才

4人組バンド「キングヌー」、音楽プロジェクト「ミレミアムパレード」を率いるアーティスト常田大希。
東京芸術大学チェロを専攻し中退。そこからキングヌーの全身バンドサーヴァヴィンチを結成し音楽活動をしていきます。
キングヌー結成後、白日が大ヒット。そこで出てくる歌詞の世界観は魅了されました。また音楽的にもすごく深いものがあります。
まず最初はピアノの音色から始まり歌は井口理さんの心地よいファルセット(裏声)から始まります。そこからギターのカッティングプラスワウを弾きながら常田大希さんが歌います。その時の井口さんと常田さんのハモリがとても上手で聞いてて気持ち良いです。コード進行も今までのjpopにはあまりないものを使っていてそこからお洒落に決めていくのは常田さんしかできないことだと思います。
常田さんはあまり今までのjpopにない新しいものを取り入れています。それがトレードマークにもなっているメガホンです。井口理さんのきれいな歌声に、常田さんの低音でダンディーな声でメガホンで歌ったら聞いててとてもかっこいいです。そこでなぜメガホンを取り入れここまで完成度の高い音楽ができているのかは常田さんの才能だと思います。次々と新曲を出しますがほとんどの音楽が新しい世界を見せてくれます。常田大希さんの音楽の新しい世界に触れてみてはいかがでしょうか。

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聴いたことがない曲を提供するプロ集団

常田大希を中心とする4人から成るミクスチャーバンドである。楽曲によって洋楽、邦楽、ジャズのようにも聴こえる多様なジャンルの曲に取り組んでおり、各メンバーが様々な音楽から影響を受けている事から、トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイルと称される。メンバーは、プロデューサーの役割である常田大希、ドラム・コーラスの勢喜遊、ベース・コーラス・コントラバスの新井和輝、ボーカル・キーボードの井口理である。尚、常田大希においては、作詞作曲、ギター・ボーカル・ピアノ・チェロなど担当し、前述の通りバンドのプロデューサーのような役割を果たす。過去に小澤征爾のオーケストラに参加した事もある。常田は東京藝術大学を中退、井口は声楽科を卒業している。
ドラマの主題歌になった「白日」で有名になるが、メジャーデビュー前から海外でライブを行い、圧倒的な人気があった。常田の確実な曲作りとリズム隊と称される勢喜と新井の突出したリズム感覚、そして、ハイトーンボイスで豊かな音楽性のある井口からなるプロ集団のKing Gnuは、メジャーデビューに関わらず多くのファンを作り、まさにGnuのように大きな群れをなした事だろう。
どの楽曲も今までに聴いたことがないような曲だと評価は高い。
また、井口の剽軽であり繊細な性格、他メンバーの優しさと仲の良さがより一体感を持って楽曲に表現されているようである。

King Gnu / キングヌー
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最高バンド

日本一ライブチケットが取れないとも言われている、King Gnu。
メンバー4人中2人が東京藝大出身、という天才音楽集団です。
ビジュアルもお洒落で独特の音楽センスは一度ハマったらもう抜け出せないです。
中でも、常田大希さんのセンスは群を抜いていて、聴くだけで涙を流してしまう曲を作れるアーティストに私は初めて出会いました。
ボーカルの井口さんは一見クールそうに見えますが、全くの真逆。
頭の回転が速くて面白いし、インスタライブなどを見ると滲み出る人の良さを感じます。
ベースの新井和樹さんは「新井先生」と呼ばれているほど落ち着きがあり、いつもふざけて笑いと取っている井口さんを隣で優しく見守っています。
ドラムの勢喜遊さんは幼い頃からドラムをやっていただけあって、レベルが高いです。
個人的に、一番好きな曲は『三文小説』です。

King Gnu / キングヌー
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素晴らしい高音

「白日」で瞬く間に有名になったKing gnuは、やはり井口理の素晴らしく綺麗な高音が売りではないだろうか。
初めて聴く人には、女性ボーカリストなのではと思わせる歌声、一度聴いたら頭から離れなくなってしまうだろう。また、King gnuの見た目の治安の悪さとのギャップを知ってしまうと、もうその沼から抜け出せなくなってしまう。
よく知られている「白日」の他にも、すばらしい曲がたくさんある。激しいロック調の曲から涙を誘われるバラード曲、とにかくバリエーションの広さに驚かされる。「King gue」という新しいジャンルを作っても良いのではないかと思ってしまうほどだ。
ロック調の曲でオススメといえば「Vinyl」だ。曲の入りからかっこよ過ぎて、一気に引き込まれてしまう。バラード曲では「The hole」だ。冒頭からの美しいピアノの音色に、心を持っていかれる。この二つの曲に共通しているように、King gnu全ての曲は、曲のスタートボタンを押して、一秒で聴いている人をKing gnuの波に引き込んでしまう。そして何度も何度も聴いても、全く飽きることがない。曲の入りでいうと、ぜひ聴いてほしいのは私がKing gnuに出会うキッカケになった「Player X」だ。一度聴いたら、頭から離れなくなること間違い無しだ。
そんな一度ハマったら逃げ出せないKing gnu沼。あなたもハマって見てはどうだろうか。

King Gnu / キングヌー
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醜さを認めてくれる曲

King Gnuの曲風は基本的には大人っぽいものが多いです。
具体的に言うと、社会風刺や、複雑な恋愛、生きていくことの痛み、苦しみ。
そういったものを音楽で表しているのかな、と思います。
このグループは常田大希という鬼才が率いる、ありとあらゆる人間のリアルさを、言葉と音にのせて最大限に引き出す天才集団である、と言っても過言ではないでしょう。
私たちが日頃抱いている思いを、メロディーも踏まえて表し、私たちの心を強く揺るがせてくるようです。

彼らの曲の中でも特に有名なものの一つに、「白日」という曲があります。ご存知の方も多いことでしょうが、この曲は、特にわかりやすく人間味を表しているように思えます。歌詞も私たちに伝わりやすい直球な表現がされており、曲調も何となく寂しげですね。
しかしながら、サビに入ると力強いメロディーに変化します。それまで、落ち着いた、少し悲しい感じの曲調から、一気に強く訴えかけるような曲調に変化します。
彼らの曲にはこういった流れのものが多いように思えますが、ここにKing Gnuの魅力が詰まっていると言えるのではないでしょうか。

痛みや苦しみ、罪悪感や劣等感、そういった負の強い思いは、我々人間が互いに関わりあって生きている以上、避けては通れないものです。
普段は他人に見えないようひっそりと隠していようとも、必ずそれらの思いは少しずつ積み重なり、やがて心の中にどしんと居座るようになります。
そんな私たちの心に住み着いた重い気持ちを、King Gnuの曲はサビ外で少しずつ溶かし、サビで弾けさせる。

こうして、私たちの心の重りを少し楽にさせてくれているような気がします。
King Gnuの曲はそうやって、私たちの人間の醜いとも言うべき一面を認めてくれるからこそ、ここまでの人気を誇れたのではないでしょうか。
己の醜さに苦しみ、罪悪感に潰されそうになった方は、ぜひKing Gnuの曲を聴くことをおすすめします。

King Gnu / キングヌー
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カルチャーの創造

変態音楽家集団。この言葉がよく似合う。彼らは今までの音楽をリスペクトしつつ、見事に自分たち独自の音楽を作り上げている。バンド内の二人が東京藝術大学の出身者であることはもう何百回と言われてきたことだろう。しかしそのキャリアはもはや横に置いておきたい。いや本人からすれば置いておきたくないほどの努力はあっただろうが、そこを通過しなくともどこかで頭角を現し世に出てきていたことは明らかである。バンドをあえてジャンル分けするならば「ミクスチャーロック」ということになるだろう。このジャンルにはアメリカのビッグバンドRage Against the Machineがいる。ボーカルがドレッドヘアを振り乱しながらヒップホップを歌い、楽器隊がロックをかき鳴らす。ギターはハーバード大学出身のこれまた変態だ。何故かギターからターンテーブルのスクラッチ音が出る。King Gnuのフロントマン、常田もこれに匹敵するものがある。どんな改造を施してあるのだろうという見た目のギターでステージに立ち、その時に鳴らしたい音を出す。それは他の楽器隊も同じで、その根幹にあるものは変態的な音楽への愛情である。そこにボーカル井口の洗練された歌声が乗る。このバンドでなければ成立しないバランスだ。

King Gnu / キングヌー
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King Gnu

私は「slumber land」からファンになったのですが、少しずつスマホから曲を購入して聴いています。
その後に発売された「白日」や「飛行艇」「傘」もとても良い曲でした。
YouTubeでMVが見れるのですが、MVの考察をしている人がいてびっくりしました。
「Player X」のMVだと、「信者達には耳がない 信仰しているのはピアニストなのに」と書いている人がいて「ああ!なるほど!」と思いました。
私は考察が苦手なので、考察している人を見ると尊敬してしまいます。
interFM897の「PERIMETRON HUB」と言うKing Gnuのギター・ボーカルの常田大希さんがパーソナリティーをしている番組では何の曲のCDジャケットから忘れましたが、CDジャケットの考察をしているリスナーさんがいました。
King Gnu井口理のANN0では1回だけメンバー全員が揃ってラジオをしていました。「白日」のアコースティックバージョンを歌ってくれて感動しました。
後はドラムの勢喜遊さんと新井和輝さんがそれぞれ別の日にゲストとして出演しました。
ラジオで弾けている井口理さんが大好きで、ラジオのスペシャルウィークの時には、ポルノグラフィティのカラオケを歌ったり、フリーアナウンサーの宇垣さんとの子供が見えると言い出したりと自由なラジオで聴いていて楽しいです。
ラジオで新曲を流してくれるのも有難いです。
ライブには行けないので、ライブのDVDを買おうと思います。

King Gnu / キングヌー
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令和の時代を創るのは、多彩多才なメンバーで構成されるKing Gnu

令和になって急遽耳にすることが多くなったのではないでしょうか。king gnuこそ、これからの令和の時代の音楽業界をけん引し、世界の名だたるアーティストを席巻すると思っています。なぜなら、日本の音楽業界にはこれほど多才なメンバーがそろって調和しているグループは存在しえないと思うからです。
有名なのは「白日」。この曲を作ったのは、ギター兼ヴォーカルの常田大希。彼はking gnuの全ての作詞作曲をしています。見た目はやんちゃそうですが、実は両親は音楽奏者であり彼自身はチェロ奏者、東京芸術大学を中退。きちんと音楽に精通したいわばサラブレッドです。
そして美しい声を響かせるのはヴォーカルの井口理。彼も声楽を専門に学び東京芸術大学を卒業しています。とにかくこの2人が幼少期からきちんと音楽を「学び」、体得したからこそ全く違う世界観と、日本のポップス界の常識を超える音楽を奏でます。
歌詞はaikoやYUKIのように、遠回りした言葉ではなくまるで話かけているようなストレートな言葉を使っているのもポイントです。聞いたことがないけれども聞きなれないわけではない曲調に彼らの熱いメッセージを乗せている曲を1つでいいから聞いてほしいです。絶対に虜になります。

King Gnu / キングヌー
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最高にカッコイイ4ピースバンド King Gnu

King Gnuという4ピースバンドを聞いたことがありますか?私は最初失礼ながら彼らのバンド名が読めませんでした。
King Gnu(キングヌー)は、2013年にリーダーの常田大希さんが立ち上げたプロジェクトMrs.Vinci(ミセス・ヴィンチ)、それを原型としたSrv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)を前身とする。2017年にKing Gnuへ改名。
とてもスピード感があり、4ピースバンドのかっこよさを体現する彼らです。自身たちの音楽を「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と呼び、他者とは違う世界観で音楽を作っていると言っても良いと思います。
[ALBUM Sympa]
King Gnuを知るには、1番はSympaがおすすめです。殆どの曲が疾走感溢れるものが多く、入りやすいALBUMだと思います。
このALBUMには、駆け抜けていきそうなスピード感を感じるFlash!や、優しく諭すような歌声で広がるバラード、The hole等が収録されています。
Flash!は初めて聞いた時のスピード感に驚かされました。この曲を聞いて、King Gnuの素敵さに感動してすぐさま、このALBUMを買ったくらいです。
人生観を語るような詞。ずっとリピートしていたくなります。
The holeはとても悲壮感漂うバラードです。バラードが好きな人にオススメです。
また他にも飛行艇という曲があります。こちらはALBUMには収録されていませんが、DLのみで購入することができます。TVのCM曲として使用されて聞いたことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか?
他にも沢山King Gnuには良い曲があります。ますばFlash!やThe holeから聞いてみてはいかがでしょうか?

King Gnu / キングヌー
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透き通ったハスキーな歌声と、独特の世界観が醸し出す新鮮ながらもここに残る楽曲を生むアーティスト。

深夜アニメの主題歌『Prayer X』・連続ドラマの主題歌『白日』で人気を博すようになった彼らですが、それ以前にもデビュー当時からクオリティの高い曲を出していました。哲学的な歌詞が多く、それでいて重みのあるフレーズは、リスナーの心を魅了します。
誰でも理解できる簡単な単語だけど、それを絶妙に組み合わせてメロディに乗せているのがひしひしと伝わってきます。音楽に疎いという方や、最近の音楽に飽きてきたという方にも、驚きとノスタルジーが感じられるアーティストだと思います。
一般的に知られている情報として、歌詞は主に彼ら自身の音楽人生を綴っているものとのこと。その多くは、自分の作りたいものと世間体との葛藤が丁寧な旋律にのせられています。自分たちが本当に作りたいものを少しずつ世間受けすることにどこか悲しげな印象の多い曲もありますが、それだけファンのことを考えながら作曲してくれているのではないでしょうか。彼らの人柄の良さが伺えます。
また、そのような曲はアンニュイなイメージを持たれやすい一方で、自分を抑圧して社会に適応しようと生きる現代人の心に通じる側面があり、まさに私たちにぴったりなものだと考えられます。

King Gnu / キングヌー
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今更聞けない「キングヌー(King Gnu)」って?

映画やドラマなどに多くの楽曲提供をして話題沸騰中のバンド・King Gnu(キングヌー)。
「名前はよく聞くけど、一体どんなバンドなの?」そういう方々に、簡単ではあるが紹介したいと思う。
King Gnuは4人組のバンドで、常田大希(Gt・Vo)・井口理(Vo・Key)・勢喜遊(Dr)・新井和輝(Ba)からなるミクスチャーバンドだ。ちなみにミクスチャーバンドとは、ロックとロック以外の音楽を混ぜたジャンルのことを指す。他のバンドでは、Dragon Ash、Rizeが挙がるだろう。また、各々が色んな音楽や活動を経験していることもあり、「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」として指している。
バンド名の由来も面白い。冠している”ヌー”は、、まさに動物のヌーのこと。春から徐々に他の群れと合流していきながら巨大な群れになる習性を持つことから、自分たちから派生して様々な人々を巻き込みながら大きな群れを作るという思いから付けられている。
メンバーも個性的ねメンツが揃っている。常田は、東京藝術大学でチェロを専攻していた経歴の他に、MV制作などを手掛ける「PERIMETRON(ペリメトロン)」を自ら立ち上げて活動している。井口は、常田の小学校時代からの幼馴染で、同じく東京藝術大学で声楽科を専攻している実力者だ。また、演劇などの舞台俳優としても活動中だ。
勢喜は、三歳から電子ドラムを使っていた。というのも、両親がプロのミュージシャンだったので幼い頃から音楽に慣れ親しんている。また、ダンサーを目指していた時期もあり、やはりリズム感は抜群だ。新井は、友人に誘われたバンドがベース不在だったために練習をし始めたことが経緯だ。コピーで腕を磨きながら、高校入学時にベーシストとして有名な日野賢二さんに教えを受けていたこともある。
このように様々な経験を音楽に落とし込んでチャートを牽引している。今後も彼らから目が離せない。

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