King Gnu(キングヌー)の徹底解説まとめ
King Gnuとは、東京藝術大学出身で独自の活動を展開するクリエイター常田大希(Gt.Vo)を中心に結成された日本の4人組ミクスチャーロックバンドである。2015年に前身バンドであるSrv.vinci(サーバ・ヴィンチ)というバンドで活動を開始する。その後、バンド名をKing Gnuと改名する。メンバーそれぞれが様々な音楽から影響を受けており、そこから新しい音楽を作り上げているため、自らの音楽を「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と称している。
King Gnuの概要
King Gnu(キングヌー)は、東京藝術大学出身でクリエイターとしても活動している常田大希が、2015年にKing Gnuの前身バンドであるSrv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)というバンドで活動を開始したことから始まる。その後にメンバーチェンジを経て現在の4人体制となり、2017年4月26日にバンド名をKing Gnuと改名する。
このKing Gnuというバンド名の由来は、動物のヌーが、春から少しずつ合流してやがて巨大な群れになるという習性を持っており、自分たちも老若男女を巻き込み大きな群れになりたいという思いから名付けられた。常田が立ち上げたクリエイター集団の「PERIMETRON(ペリメトロン)」が、King Gnuのミュージックビデオの制作や、バンドのロゴタイプをはじめとするビジュアルデザインを担っている。また、メンバーそれぞれがロック、ヒップホップ、ジャズ、ファンクといった多種多様な音楽から影響を受けているため、通常のミクスチャーロックとは異なるという意味も込めて、自らの音楽性を「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と称している。
King Gnuの活動経歴
2015年
常田を中心に、「Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)」を結成する。
9月16日に全国流通盤となる1stアルバム「Mad me more softly」を発売する。
2016年
9月14日、ミニアルバム「トーキョー・カオティック」をタワーレコード限定で発売する。
2017年
現在のメンバー編成となり、4月にバンド名を「King Gnu」に改名することを発表する。
7月26日、FUJI ROCK FESTIVAL`17に出演する。
10月25日にKing Gnu名義では初となるアルバム「Tokyo Rendez-Vous」を発売する。
2018年
1月28日、キャリア初となるワンマンライブ「Tokyo Rendez-Vous」を渋谷WWWで開催し、 チケットは即日ソールドアウトした。それに伴い追加公演を渋谷WWW Xで開催。
初のシングル「Prayer X」を9月19日にリリースする。この曲はフジテレビ系TVアニメ「BANANA FISH」のエンディングテーマに起用される。
2019年
1月6日、同月19日からスタートする日本テレビ系土曜ドラマの「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌として、新曲「白日(はくじつ)」を書き下ろしたことを発表する。また、バンド初のドラマタイアップである。
1月16日に2ndアルバム「Sympa」をリリースして、メジャーデビューを果たす。このアルバムはソニー・ミュージックレーベルズ内のアリオラジャパンから発売される。
3月13日にメンバーの井口が「オールナイトニッポン0」(ニッポン放送)の木曜日パーソナリティーに就任することを発表。
King Gnuのメンバー
常田 大希(つねた だいき)
ギター、ボーカル、チェロ、プログラミング担当。1992年5月15日生まれ。長野県伊那市出身。
King Gnuにおける全ての楽曲の作詞作曲を担当しており、バンドのリーダー兼プロデューサーでもある。
King Gnuとは別に「Daiki Tsuneta Millennium Parade (略称DTMP)」名義でのソロ活動なども行っている。
以前は東京藝術大学でチェロを専攻していた。
クリエイター集団の「PERIMETRON(ペリメトロン)」を主催している。
主にケンドリック・ラマーやレディオヘッドといった洋楽アーティストから影響を受けているが、ブランキー・ジェット・シティーやミッシェル・ガン・エレファントなどの邦楽アーティストも好んでいる。
井上陽水のような歌詞を書きたいと述べている。
勢喜 遊(せき ゆう)
ドラムス、サンプラー担当。1992年9月2日生まれ。徳島県阿南市出身。
幼少期は家にあった電子ドラムを叩いていた。プロミュージシャンの両親を持つ。小、中学生時代にはダンススクールに通い、ダンサーを志望していた。
ブラックミュージックをルーツとし、ファンクを好み、ラテンを聴いていた時代もあった。
新井 和輝(あらい かずき)
ベース、シンセベース、コントラバス担当。1992年10月29日生まれ。東京都福生市出身。
一般の大学に通っていたものの音楽に没頭し、友人のいる音楽大学に通って授業を受け、音楽の知識を得る。そんな時に、ドラムの勢喜遊と出会う。
ベースを初めたきっかけは、バンドに誘われた際、ベースパートしか空いていなかったことから。
当時はASIAN KUNG-FU GENERATIONのコピーをしていた。並行して他アーティストのサポートや、ジャズのセッションマンとしても活動している。
井口 理(いぐち さとる)
ボーカル、キーボード担当。1993年10月5日生まれ。長野県伊那市出身。
常田とは幼馴染。東京藝術大学で声楽を学んでいた。常田曰く「嫌われない声」の持ち主で、多くの人に届く声と評価している。
最も好んでるミュージシャンは七尾旅人。他にも、親の影響から井上陽水、チューリップ、オフコース、布施明、尾崎紀世彦などの日本のアーティストを好んでいる。
バンドと並行して舞台役者としても活動している。
King Gnuのディスコグラフィー
King Gnu名義 シングル
「Flash!!!」
2018年7月13日に発売。こちらは配信限定シングルで、デジタルダウンロードでの販売となる。ライブでは、よく1曲目に披露されるアッパーチューンな曲となっている。
収録曲
1. Flash!!!
「Prayer X」
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目次 - Contents
- King Gnuの概要
- King Gnuの活動経歴
- King Gnuのメンバー
- 常田 大希(つねた だいき)
- 勢喜 遊(せき ゆう)
- 新井 和輝(あらい かずき)
- 井口 理(いぐち さとる)
- King Gnuのディスコグラフィー
- King Gnu名義 シングル
- 「Flash!!!」
- 「Prayer X」
- 「白日」
- King Gnu名義 アルバム
- 「Tokyo Rendez-Vous(トーキョーランデブー)」
- 「Sympa」
- Srv.vinci名義 アルバム
- 「Mad me more softly」
- 「トーキョー・カオティック」
- Daiki Tsuneta Millennium Parade名義 アルバム
- 「http://」
- King Gnuの代表曲
- 白日
- Prayer X
- Slumberland
- Vinyl
- King Gnuの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ボーカル・キーボードの井口理が面白い
- 米津玄師との出会い