ダンジョン飯(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ダンジョン飯』とは、年10刊漫画誌「ハルタ」(KADOKAWA)にて2014年2月から2023年9月に連載されていた、九井諒子原作の長編連載作品である。古典的ファンタジーな世界観をもつ作中のダンジョンに登場する魔物を、現実にある方法で料理し食す、グルメ&アドベンチャー漫画となっている。作中で作られた料理にはレシピが記載され、これにより作者の持ち味である、架空と現実が融合した世界観が存分に発揮されている。

東方群島出身のオーガの女性。本名はヒジョウヒ。作中年齢は17歳。
物心着く前に何らかの理由で親元を離れており、女性でありながら賭け相撲の力士として育てられた。その初土俵を見ていたシュローの父親に買い取られた過去をもつ。それまでの生活環境はなかなかに過酷であったらしく、半本家での待遇には満足しており自由主義のイヅツミが脱走しようとすることに驚愕していた。
差別対象とされる獣人のイヅツミには、比較的好意的に接していた。
腕っ節は強いが巨躯のため、密偵としては真価を発揮できずにいる。また上述の過去から満足な教育を受けていない可能性があり、それゆえか知恵を使った戦闘は苦手とする。
通り名のイヌタデは「犬蓼(イヌタデ)」が由来。

オーク

ゾン

黄金の迷宮出身のオーク男性。作中年齢は21歳。
オーク達を束ねる族長を務める。
地下5階層に集落を構えていたが突然現れたレッドドラゴンにより、集落の移動を余儀なくされた。
妻が3人いる。

リド

黄金の迷宮出身のオーク女性。作中年齢は14歳。
オークの族長ゾンの妹である。兄よりも好戦的であり、兄が族長となってから戦闘に消極的になったことを残念に思っている。レッドドラゴンから逃げず、戦うべきと主張し、5階層にとどまった。

カナリア隊

西方エルフによって派遣された迷宮調査および鎮圧の任務に就く部隊のこと。隊員は全員がエルフであり、貴族や名家の子弟と、古代魔術に関与した者が労役刑としてこれに従事させられている。
貴族や名家の子弟が看守となり、2名の罪人を1名の看守が担当する。

ケレンシル家のミスルン

北中央大陸出身のエルフ男性。作中年齢は185歳。
カナリア隊で隊長を勤めており、シスヒスとオッタを担当する看守。
エルフにしては機敏な動きで荒事にも長けている。転移術を得意とし、触れている対象物を任意の場所に飛ばすことが可能。転移させた物体を、転移先の同じ形・同じ容量の物体と交換するため、石壁の中に転移させれば同じ形の石が転移元に現れる。
訳あって隻眼であり、それゆえに命中率は百発百中ではないため、周囲の人間にとっても危険。また、方向音痴なところがあり、カブルーに言わせると「方向音痴と転移術は最悪の組み合わせ」とのこと。
かつて迷宮の主であったことがあり、彼の迷宮の終わりに悪魔によって欲望を食われ、食欲や睡眠欲など生活に必要なほとんどの欲を奪われた。これにより生活全般に世話をやく人物が必要である。
またこの時に悪魔によって右目を貫かれており、隻眼となった。

ヴァリ家のパッタドル

北中央大陸出身のエルフの女性。作中年齢は82歳。
現場任務は作中が初となる最年少の看守。フレキとリシオンを担当している。
生真面目で融通のきかない性格をしている。そのため、上司であるミスルンのことは尊敬しているが、囚人である他の隊員には高圧的な態度を取る。看守の立場を振りかざし度々囚人らの動きを封じるため、怒りを買いがちである。

シスヒス・オフリ

北中央大陸出身のエルフ女性。作中年齢は149歳。
古代魔術の使用及び殺人教唆・文書偽造・詐欺などの罪で終身刑となっている囚人。
スズランのような形をした鈴の音によって人の心を惑わせる幻覚術の使い手。この幻覚術でミスルンの介護役を勤めている。もともと詐欺を働いていたこともあり、嘘を見破るのが得意。

オッタ

北中央大陸出身のエルフ女性。作中年齢は137歳。
古代魔術品の売買及び使用、人身売買などの罪で囚人となった。懲役年については不明。
精霊を使役し、迷宮に接触することで床を隆起させたり壁を切り開いたりできる。男性的な格好や言動を好み、それゆえエルフからも性別を間違われることがある。
また性的対象は女性のようであることが公式ガイドブックで触れられている。

フレキ

Kyazu0818t2
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@Kyazu0818t2

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