きみに読む物語(The Notebook)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2004年制作。アメリカ映画。出演のジーナ・ローランズは本作でゴールデン・サテライト賞助演女優賞を受賞した。療養施設にいるデュークは、認知症の老女に物語の読み聞かせをしている。その物語とは、1940年代のある若いカップルの話だった。話を聞くうち、老女は時折記憶を取り戻す。原作はニコラス・スパークス。

「私たちの愛に不可能はないさ」

終盤、年老いたノアとアリーの会話。
夜、アリーの寝室をノア訪れる。アリーは記憶を取り戻し、ノアを認識する。
「不安だったわ。もう(記憶が)戻らないかと思った。」
「そばにいるよ。離れない。」
「あなたは私たちの愛が奇跡を起こすと思う?」
「ああ思うよ」
「私たち一緒に死ねるかしら」
「私たちの愛に不可能はないさ」
二人は手を取り合い穏やかに微笑みながら、永遠の眠りにつく。

伏線

詩の朗読

ノアが自宅のポーチで父親に詩を朗読するシーンがあり、その時の詩がホイットマンの作品。
映画終盤に年老いたノアがアリーに読み聞かせをする時、やはり詩を読む。
「あなたの詩?」「ホイットマンだよ」
若い時にも同じような会話をしていて、認知症のアリーは何か思い出したような表情をする。

『きみに読む物語』の用語

ホイットマン

ウォルター・ホイットマン (Walter Whitman, 1819年5月31日 – 1892年3月26日) はアメリカ合衆国の詩人、随筆家、ジャーナリスト、ヒューマニスト。超越主義から写実主義への過渡期を代表する人物の一人で、作品には両方の様相が取り込まれている。アメリカ文学において最も影響力の大きい作家の一人でもあり、しばしば「自由詩の父」と呼ばれる[1]。発表当時の作品に対する評価は大きく割れ、特にその代表作の詩集『草の葉(en:Leaves of Grass)』は性的表現があからさまなところから「わいせつ」と評された。

出典: ja.wikipedia.org

『きみに読む物語』のエピソード・逸話

「名言」項の「30年後40年後…」というノアに、どうやっても誰かが傷つく、というアリーにノアは続ける。
「人のことは考えるな。俺もヤツも両親も忘れろ。君だよ、問題は。君はどうしたい?」
ノアは「君はどうしたい?」と繰り返すが、このセリフはアドリブでノア役のライアンが考えた。

『きみに読む物語』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

主演のライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスは、スクリーンから外れても、ノアとアリーのように愛を育んだ。
しかし、撮影中は険悪な時もあったようだ。ライアンはある時「彼女と演じるのは無理だ。他の女優と交代してくれ」と監督に申し出た。
監督とプロデューサー、ライアンとレイチェルは、怒鳴り合いを始めたという。
その後、お互いの考えがわかり順調とはいえないまでも状況は好転して撮影が進んだ。

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