セント・オブ・ウーマン/夢の香り(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
1992年制作。アメリカ映画。監督はマーティン・ブレスト。主演のアル・パチーノは本作でアカデミー主演男優賞を受賞。名門高校に通う苦学生のチャーリーは休暇中のアルバイトで全盲の退役軍人フランクの世話をすることになる。気難しく毒舌なフランクとニューヨークを旅することになったチャーリーは、フランクに振り回されながらも、彼と年齢を超えた友情を育んでいく。
主演のアル・パチーノは本作で第65回アカデミー主演男優賞を受賞。
それまで7回ノミネートされてやっとの受賞だった。
この時他に主演男優賞にノミネートされていたのは下記錚々たる名優たち。
スティーブン・レイ(「クライング・ゲーム」)
ロバート・ダウニーJr(「チャーリー」)
デンゼル・ワシントン(「マルコムX」)
クリント・イーストウッド(「許されざる者」)
映画「マルコムX」が社会現象となるほど大ヒットしたりと「当たり年」だったが、彼らを抑えての受賞だった。
アカデミー賞授賞式の会場ではアル・パチーノの名前が呼ばれると会場総立ちで拍手が起きた。
「やっと取れた」の思いは皆わかっていたようだ。
アル・パチーノは大変緊張しながらスピーチをして映画とは対照的に「意外と普通のおじさん」の姿を見せた。
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目次 - Contents
- 『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』のあらすじ・ストーリー
- 『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』の登場人物・キャラクター
- フランク・スレード中佐(演:アル・パチーノ)
- チャーリー・シムズ(演:クリス・オドネル)
- トラスク校長 (演:ジェームズ・レブホーン)
- 『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「足が絡まっても、踊り続ければいい」
- 「俺が生きねばならん理由が?」「タンゴとフェラーリの運転は自慢できます」
- 「チャーリーも岐路に直面した。そして彼は正しい道を選んだ。真の人間を形成する信念の道だ。彼の旅を続けさせてやろう」
- 「これでいつでも、あなたを探せます」
- 『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話