高校入試(ドラマ)の謎・伏線を徹底解説・考察まとめ【ネタバレ注意】
『高校入試』は2012年放送のテレビドラマで、地元で有名な進学校である県立高校の入試を妨害するために勃発する出来事を描いている。伏線が多いミステリー作品となっており、一度見ただけですべての謎・伏線を理解することは難しい。
ここでは『高校入試』の謎・伏線を解説する。
⇒2枚の答案の内、1枚を白紙で提出した田辺がもう1枚を校内に隠し、杏子が回収、捜索中に一人になった時に55番と記入し貼り付け。目的は罪を犯した奴らへの裁き。
田辺が隠した答案の場所は2B教室が妥当か。杏子の回収は2B教室掃除中。掃除用具入れにあった携帯をジャケットのポケットしまう時にアップになったのは、同じポケットに答案が入っていたからかもしれない。目的に関していえば、学校側への裁きは入試時の管理体制の杜撰さをネットを通じて白日のもとに晒すため。沢村一家が選ばれた理由は、兄弟たちの過去の不正入学を晒すため、もしくは今回の入試で注目を沢村の答案・合否に注目を集めさせることで不正がおこなわれることを防止させるためだろうか。
▼訂正→沢村同窓会長答案発見時の折り目から、答案は二つ折りで運ばれたことがわかる。つまり、杏子のポケットには入りそうもないです…。だとしたら石川、田辺が貼ったんだろうか。うーん。
第7話の伏線と思われるもの
【4】滝本みどり(音楽教諭)の彼氏
杏子のカマかけにより相田が暴露。やっぱり相田・滝本ラインでしたね。インディゴリゾートに入試当日の晩に出かける予定でしたが、予定通りにはいきそうにありません。
【6】相田と石川衣里奈の関係
教室で相田の彼女の話になった際に宮下が、「相田っち、みどりちゃんと付き合ってたんだ。俺、てっきり別の…」と発言している。見る人が見れば、相田と石川の関係はバレバレだということだろうか。まぁ、キヨタンだしなあ…
【3】受験生の英語の解答
発見された55番の答案の解答だが、「Shakespeare」「ハムレット、マクベス、リア王、オセロ」と記載されていた。また、小西が「これ満点だ!」と発言していることから、満点の答案であることが予想される。
【3】電気がついていたバレーボール部の部室
相田が確認しにいくと部室の電気が消えており、鍵がかかっていた。しかし、中には石川がまだいたのだったとさ。電気つけたり消したり、扉を開けたり閉じたりは一体何なんでしょうね。
【3】沢村息子のカンニング
スルーされ気味でしたが、掲示板に書き込み。21時00分「ケータイ騒ぎに便乗してカンニングしたヤツもいる試験官は気づいた様子。でも、同窓会長の息子なら見逃すか?」。直前に松島息子が掲示板の存在に気づいたので、カンニングを知っていて、同窓会長の息子ということも知っている松島息子が書き込んだのは間違いないだろう。
【2】引きこもり男の弟
5年前の回想。一高に落ちた男の弟の名前は「ジュンイチ」でした。そして現在に戻り、掲示板に書き込む田辺淳一。入試一つで人生狂わされた兄、そしておそらく家族関係も大きく変わってしまったのだろう。復讐するには十分な理由だ。
【2】パソコンの前にいる無精髭の謎のひきこもり男
5年前の回想で詳細が明らかになりました。田辺光一は自己採点5教科平均91点を取り、平年の合格ラインを上回ったはずだったが、一高に不合格になった。一緒に来ていた友人の点数は平均88点。通常なら自分ではなく友人が不合格になるはずなのに、という気持ちのあらわれから「なんでアイツが合格」という言葉も出ている。なお、5年前に受験生だったので、今は20歳と思われる。
受験生の点数
主要な受験生の点数がわかったので記載します。
芝田77番 国語91 数学76 社会89 理科78 英語95 総得点429 ボーダーライン1つ上
沢村55番 国語90 数学79 社会90 理科89 英語82 総得点430 ボーダーライン2つ上
田辺46番 国語100 数学100 社会97 理科97 英語0
松島は載っていなかったため不明。沢村よりは出来ていそうなので、余裕で合格圏内かな。
嘘をつく事情聴取
荻野の事情聴取に対してみんな嘘つきすぎです。笑 それぞれの嘘について。
村井、水野、教頭:受験番号は確認した⇒本当は確認していない
みどり:「職員室に戻ろうとしたところを呼び止められた」⇒応接室に耳を当て盗み聞きしているところに声をかけられた
みどり:「何にも指一本触れていません」⇒英語の答案が入った袋に触っている
相田:構内には誰もいなかった⇒石川に会っている
坂本と松島は、一応嘘を言っていないのかな…
男どもは嘘つくときに一瞬顔に出るのに、みどり先生まじポーカーフェイス!女性コワイね!
掲示板の書き込み
校内の人間しか知りえない情報について。20時55分「答案用紙、発見!」、20時57分「同窓会長、採点中の学校に乱入」。これを書き込めた人物は絞られる。まず校内を動き回れる石川。ただ同窓会長があらわれたことを知っているかどうかは不明。大きな声だから近くにいればわかるかも。知っていたのは20時55分頃に出会った杏子、村井、みどり、荻野。20時56分頃、職員室で知った小西、坂本、宮下、相田。書き込めるのは自由な石川と、荻野を呼びにいくため一人になった村井、お茶汲みをしている滝本みどりぐらいか。みどりと沢村が応接室にいる間、村井と荻野はどこ行った?怪しい?
5年前の入試で合格した田辺光一の友人
誰?一番可能性がありそうな沢村家の次男の可能性を検証。
沢村三男が15歳、兄の哲也は25歳。哲也が長男だとすれば、次男が現在20歳でもおかしくないので年齢的には合う。
次に学校の問題。田辺光一と合格した友人と田辺淳一は同じ制服。一方、松島と沢村三男が同じ中学。可能性があるとしたら田辺兄弟と合格した友人は私立の中学で、松島と沢村三男が公立中学ということ。であれば、田辺淳一と沢村三男の制服が違う説明になる。一応田辺淳一の部屋には中学入試の問題集があるように見えました…。
ただ説明がつきづらい部分がありまして、松島息子と沢村三男が通っている学校が「橘中央中学校」、田辺淳一は「川西中学校」で両方とも地名が学校の名前になっていて公立中学っぽいんですよね。
もう一つ可能性があるなら、沢村家が引っ越している場合。5年前には「川西中学校」の学区内で、現在は「橘中央中学校」の学区内に住んでいれば制服問題を解決できる。でも引越しは無理あるかな…。
というわけで、田辺光一の友人は沢村次男ではなく、単なるモブキャラ説を私は推してみます。要するに友人は不正入学をおこなったのではなく、光一の答案における採点ミスの結果だったということじゃないかと。
校内を動き回る人物
20時44分、男子トイレを捜索した宮下、小西が去った廊下で動く謎の人物。また、20時51分には食堂にいる滝本が何者かの足音を聞いている。普通に考えたら校内の実況をしろと言われている石川が情報収集してるのかなと思います。次点で次回予告に出てくる芝田母、大穴は大洋ツーリスト優ちゃん!
第8話
『高校入試』 第8回 石川による実況が続く中で、またもや麻美の母親が乱入し、ますます混沌とする中で、誰もいなくなってしまった本部に忍び寄る影。
japan-film-award.livedoor.biz
日本のドラマや映画たちを見つめてきた 日本放送映画藝術大賞 さまざまな苦境を乗り越えてきた 日本の映画やドラマを応援する市民映画&放送賞。 人それぞれに感動した作品、笑えた作品、みんな違います。 ここにレビューされているのはあくまでも個人的な感想ですが、 どんな作品でも、スタッフ、キャストのみなさんが、 一生懸命作ってくれた作品であることには変わりありません。 その想いに敬意を払いつつ、日本の映…
第8話の謎
真相追求:受験生の親、松島先生の行動
今回謎と思しきものがなかったので、今回限りなくクロであることがわかった松島先生の行動について考察します。
英語の答案について何か知っている松島
8話での村井との会話で松島は「坂本先生が英語の答案を洗面台に置いて便所に入ったときにたまたまオレも便所にいて出てきたところを鉢合わせになったんだ」と話している。どうして「英語の答案を洗面台に置いて」あることを知っていたのだろうか。洗面台に置いていたことを知っているのは、坂本本人と事情聴取をした荻野のみ。松島の事情聴取でトイレを出たところで鉢合わせしたことは語られているが、荻野の口から答案の細かい所在については語られていない。松島と坂本がトイレの前であった以降接触がないことから、坂本と話して知った可能性もない。
つまり、松島は女子トイレで実際に見た以外に「英語の答案を洗面台に置いて」あることを知り得る機会はないということだ。
松島は英語の答案に何をしたのか?
英語の答案に何か細工をしたであろう松島。犯行可能な時間は坂本がトイレにいる数分。その間にたくさん細工するのは難しいだろう。では何をしたのか。
考えられる一つは、答案のすり替え。白紙が1枚入っていたのは松島がやったのだろうか。田辺は答案2枚を手に入れており、仮に2枚とも記入して、1枚を持ち帰り、1枚を提出したとする。松島は46番の答案を白紙とすり替える。でも理由が見えてこない。あとで46番と書かれた答案が発見されたら、松島すり替え説が合っていることになる。でも、田辺白紙解答提出説を私は支持しときます。
第二に、芝田の答案を改ざん説。先に説明した通り、芝田の英語答案は2箇所「シェイクスピアのつづり」と「ハムレッド」が改ざんされている。松島が加担しているのだろうか。理由は?理由については芝田を合格圏内にすることが目的だろう。芝田が合格すればネット上で糾弾され、合格点に達しながらも不合格にすれば親から訴えられる、いずれにしても学校側はダメージを負うことになるからだ。では改ざんが可能だったかについて検証。まず、芝田娘の受験番号をどうやって知ったか。松島と芝田親子は、保護者待機室、保健室、応接室などで多く絡みがある。しかし、受験番号を知る機会はなかった。松島が77番=芝田を知ることは限りなく不可能と言える。つぎに、英語の正答をどうやって知ったか。これに関してはシェイクスピアのつづりとハムレッドの修正のみなので、問題を知らなくても修正できるので、大丈夫だろう。
第三に、息子の答案見て55番の解答に手を加えた説。息子の受験番号を知っていたであろう松島は息子の答案を盗み見る。そこにはカンニングの告発が書かれていた。その後どう行動に出るかは、うーん。55番が沢村の息子だと知っているわけじゃないだろうし。
可能性はいろいろあるけど、芝田答案改ざん説が濃厚かな。つながるし。
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- ドラマ「高校入試」
- ※※※ネタバレ注意!!!※※※
- 第1話
- 第1話の謎
- 第1話の伏線と思われるもの
- 第2話
- 第2話の謎
- 第2話の伏線と思われるもの
- 第3話
- 第3話の謎
- 第3話の伏線と思われるもの
- 第4話
- 第4話の謎
- 第4話の伏線と思われるもの
- 第5話
- 第5話の謎
- 第5話の伏線と思われるもの
- 第6話
- 第6話の謎
- 第6話の伏線と思われるもの
- 第7話
- 第7話の謎
- 第7話の伏線と思われるもの
- 第8話
- 第8話の謎
- 第8話の伏線と思われるもの
- 第9話
- 第9話の謎
- 第9話の伏線と思われるもの
- 第10話
- 人物整理【6話時点】作成中
- ▼メイキング映像から展開を探る
- ▼関係者の私生活からプライベートから展開を探る
- ・クランイン/クランクアップ情報
- ・出演者の絡み
- ・学校以外のロケシーン
- ・エキストラの出演シーン
- ・ラストシーン
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