『高校入試』は2012年放送のテレビドラマで、地元で有名な進学校である県立高校の入試を妨害するために勃発する出来事を描いている。伏線が多いミステリー作品となっており、一度見ただけですべての謎・伏線を理解することは難しい。
ここでは『高校入試』の謎・伏線を解説する。
杏子に好意をもつ(?)小西(2回目)
缶コーヒーを買いにいく杏子についていく小西。年齢的には相田が一緒に行くべきだが、自分から名乗り出て杏子と買いに行く。恋心があるのか、杏子を怪しんでいるのか。
電気がついていたバレーボール部の部室
石川と相田が入試当日に密会していたバレーボール部の部室。石川が16時過ぎにバレーボール部の部室を去ったあと、17時15分頃に小西と杏子が缶コーヒーを買って会議室に戻る際、部室の電気が付いてることに気づく。小西が誰かいるか問いかけても反応がなく、また、鍵がかかっていた。17時20分頃、小西がバレー部の部室の電気について相田に話してコーヒーを吹き出していた頃、部室の電気が消える。中に誰かがいるのは確実だろう。普通に考えればさらに何かをしようとしている石川だろう。
杏子の観察眼
英語の採点中、受験生の受験番号について杏子はきちんと覚えていた。告発文が書かれていた59番が松島先生の息子であること、過呼吸をおこした芝田娘が77番であること。英語の採点者で2Bを担当していたのが杏子だけなので、物語をきちんと説明するためには杏子が覚えてなければ話にならないというのはもちろんある。杏子は受験番号をきちんと覚えている必要があったから詳しかったのだろうか。
受験生の英語の解答
今後何か関わってくる可能性があるシェイクスピアと四大悲劇の部分だけ取り上げておく。
77番芝田娘「Shakespeare/ハムレッド マクベス オセロ リア王」
55番沢村息子「空欄/ハムレット マクベス オセロ リア王」
61番カンニングされた相手「Shakespeare/ハムレット マクベス オセロ リア王」
66番「空欄/空欄」
60番「Shakespeare/ロミオとジュリエット マクベス リア王 オセロ」
ちなみにエンディングの映像に出てくる英語の解答は「acspia/ハムレット・マクベス・オセロ・リア王」で、まだ出てきていない。シェイクスピアを「Shacspia」と誤答している人間が言れば、かなり怪しい。
芝田娘の解答だが、村井が回収し答案用紙を袋に入れた際は「Shakespear」と書いているが、採点の宮下が確認した時には「Shakespeare」と最後に「e」が足されている。また解答の「ハムレッド」の部分のドの濁点が若干消えて「ハムレット」と修正されているように見える。そのため、村井の回収~宮下の採点の相田に誰かが答えを修正した可能性がある。
第6話
第6話
fod.fujitv.co.jp
教科ごとに担当に分かれ、教師たちによる試験の採点が始まった。英語の採点場となっている会議室では、春山杏子(長澤まさみ)ら5人の教師たちが採点をしている。すると、試験会場2の採点をしていた、宮下輝明(小松利昌)が答案用紙が1枚足りないと言い出す。確認のため杏子も答案用紙の枚数を数えるが、やはり1枚足りない。無くなっていたのは受験番号46の答案用紙だった。教科主任の坂本多恵子(高橋ひとみ)は自分の評価が下がるとイライラする。試験会場2を担当していた杏子は、英語の答案用紙を受験生たちに配布したとき、確かに受験生の人数分ぴったりの答案用紙があったはずだと言う。また、試験が終わり答案用紙を回収する時には、杏子は過呼吸を起こした芝田麻美(美山加恋)を保健室に連れていき不在、水野文昭(阪田マサノブ)も携帯電話の回収袋を取りに行っていて不在だったため、残っていた村井祐志(篠田光亮)が1人で答案用紙を回収していたことを思い出す。坂本は村井の回収ミスではないかと、頭を抱える。
一方、校長室では的場一郎(山本圭)、上条勝(清水一彰)、荻野正夫(斉木しげる)が、一高の入試について書かれている掲示板を見ながら頭を抱えている。試験中に携帯電話が鳴った麻美が合格したら訴えるという書き込みが掲示板にあったからだ。3人は麻美の採点結果を不安に思いながら待ち続ける。
その頃、石川衣里奈(山崎紘菜)はバレー部の部室で1人で携帯電話に写る相田清孝(中尾明慶)との2ショット写真を見ながら、相田との出会いを思い出していた。すると衣里奈の携帯にメールが届く。そのメールに書かれていたのは…。
第6話の謎:石川にメールを送った人物は誰か
バレー部部室で相田とのツーショット写真を携帯で見ていた石川のもとにメールが届く。「試験問題のリーク、お疲れ様。ありがと。まだ、学校いるよね。本番はこれからだから、校内の実況もよろしく」。そしてその後にこう続く。「ところで、きみの彼氏のセンセは音楽のセンセと二股かけてるよ。これが終わると、二人でインディゴリゾートに!だから、思いきりジャマしちゃって」
糸口1:メールを送ることができた人物
まず、送信者の携帯アドレスが不明だったが、送信者は複数携帯所持、フリーメールアドレス等いくらでもやりようがあるので誰でも可能だったところから始める。このドラマは基本的に時間が不可逆なので送信時間は前のシーンである英語の採点がおこなわれていた18時5分から、本部のシーンの18時14分までの間である。最初に採点が終わった社会は19時15分のため、18時5分~14分はどの教科も採点中だったはずである。つまり、採点に関わっている人物は携帯を触ることがほぼ不可能だったといえる。可能だったのは、本部にいた荻野、教頭、校長、採点に関わっていない松島、受験生および外部の人間だろう。
糸口2:試験問題のリーク
一通目のメールで送信者は「試験問題のリーク、お疲れ様」と石川に送っている。指示した人物は試験問題の実況ができない状況にある人物、もしくは試験問題を知ることができない人物である可能性が高い(もちろん実況できる環境下にいながら、石川を利用している可能性もある)。逆にいうと、実況で来た人物は送信者の可能性が低いといえる。実況可能だったのは、職員室待機で問題を見ることができた滝本みどり、描写がない本部にいた荻野正夫、教頭、校長である。
糸口3:滝本と相田の関係、インディゴリゾートの旅行の日程を知っている
「きみの彼氏のセンセは音楽のセンセと二股かけてるよ」、「音楽のセンセ」は登場人物は滝本みどりのみ、きみの彼氏のセンセは相田以外あり得ないだろう。送信者はこの二人の関係を知っている人物である。また、「これが終わると、二人でインディゴリゾートに」と送っていることから、二人がいつ旅行をするかの日程まで知っていることになる。
まず滝本と相田の恋仲についてだが、どの教師でも感付く可能性はある。知らないと発言しているのは杏子と小西の二人であるが、演技しているかもしれない。
インディゴリゾートについて全て知っているのは相田、滝本、杏子、優ちゃん(?)。小西は日程のみ知っている。村井は杏子と優ちゃんの修学旅行斡旋の話を聞いている。坂本は杏子が滝本にカードを渡した直後に更衣室で一人でいた。
ただ、杏子が犯行側の人物であることがほぼ確定しているため、杏子が送信者に情報を流していれば送信者はインディゴリゾート云々について知ることができる。
つまり、この情報で送信者の特定は難しいことがわかる。
⇒送信者は田辺の可能性高
確定ではないが、受験生46の田辺の可能性が高い。まず教師は採点中にメールを送ると不自然である。また、本文に「本番はこれからだから、校内の実況もよろしく」とあることから、校内の状況がわからない人物である可能性が高い。そうなると、犯行側が確定している田辺が杏子に情報を受けて石川に指示していると考えるのが妥当だろう。
第6話の伏線と思われるもの
電気がついていたバレーボール部の部室(2回目)
部室にいたのはやっぱり石川だった。
受験生の英語の解答(2回目)
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目次 - Contents
- 『高校入試』の概要
- 相関図
- 第1話
- 第1話の謎:「入試をぶっつぶす」の張り紙は誰が貼ったのか。
- 糸口1:入試前日の15時以降は生徒立ち入り禁止
- 糸口2:犯行時刻は12時50分〜15時5分
- 糸口3:2B教室の鍵を持っていた村井
- 糸口4:2A~2Cの教室(2D/2Eも使用しているが張り紙については不明)に犯行予告の紙が貼られていた
- 糸口5:2Bの教室に置かれている椅子の位置
- ⇒物理的に犯行可能なのは「春山杏子」と「村井祐志」
- 第1話の伏線と思われるもの
- オープニング映像
- ピンクの携帯電話
- 過去の入試の採点ミス
- 滝本みどり(音楽教諭)の彼氏
- コーヒー用のマグカップ
- 相田と石川衣里奈の関係
- 杏子に好意をもつ(?)小西
- 先生たちの出身校
- 松島と村井の関係性
- 宮下と水野の関係性
- 坂本と「入試をぶっつぶす」
- 第2話
- 第2話の謎:誰が何の目的で坂本先生の携帯電話を黒板の上に置いたのか
- 糸口1:坂本先生の携帯事情
- 糸口2:各教室のメッセージ
- 糸口3:掃除大臣の担当教室
- 糸口4:掲示板の書き込み
- ⇒石川の犯行の可能性が濃厚
- 第2話の伏線と思われるもの
- ヒガシヤマユキの「やっぱり好き」
- 杏子の過去
- 相田と石川衣里奈の関係(2回目)
- 滝本みどり(音楽教諭)の彼氏(2回目)
- 相田の女性関係
- インディゴリゾートのゴールドカード
- 杏子の元同僚の「優ちゃん」
- コーヒーの砂糖とミルクの量
- 入試の注意事項の張り紙
- 保護者待機室(食堂)の注意事項の張り紙
- 掃除後の村井と水野の行動
- 村井の観察眼
- 水野の秘密
- 管理職への興味
- 沢村の息子と松下の息子の関係
- 第3話
- 第3話の謎:試験中に試験問題の内容を掲示板に書き込んだのは誰でどんな方法だったのか。
- 糸口1:入試問題は高校自校作成なのか
- 糸口2:ポケットの携帯を触る芝田麻美
- 糸口3:9時31分書き込み「試験監督の3人は、生真面目2人と空回り1人、ってかんじ」
- ⇒受験生はほぼ不可能、書き込みがほぼリアルタイムのため教師が行なっている可能性大
- 第3話の伏線と思われるもの
- ピンクの携帯電話(2回目)
- 相田の女性関係(2回目)
- パソコンの前にいる無精髭の謎のひきこもり男
- 引きこもり男の弟
- 入試の注意事項の張り紙(2回目)
- 保護者たちの不審な動き
- 保護者待機室で見られている「永遠の夜に咲く花」
- 「今年の桜はいつ咲くと思いますか」
- 一昨年入試の石川携帯事件
- 別の階のトイレを利用する受験生
- 数学の時間に泣き出す女子受験生
- ニコニコ食堂のとんかつ弁当
- 杏子先生の携帯電話
- 廊下の机の中にあるもの
- 第4話
- 第4話の謎:試験中に携帯電話が鳴ったのは偶然なのか、仕込みなのか。
- 糸口1:マナーモードになっていない携帯電話
- 糸口2:携帯電話の着信音
- 糸口3:着信の時間と掲示板の書き込み
- 糸口4:携帯電話が鳴った時間
- ⇒おそらく偶然、計画では杏子の携帯を鳴らすはずだった
- 第4話の伏線と思われるもの
- 相田と石川衣里奈の関係(3回目)
- 杏子の元同僚の「優ちゃん」(2回目)
- インディゴリゾートのゴールドカード(2回目)
- 杏子の過去(2回目)
- 寺島俊章という男
- 保護者待機室(食堂)の注意事項の張り紙(2回目)
- 杏子先生の携帯電話(2回目)
- 沢村の息子と松下の息子の関係(2回目)
- 沢村の息子の体調
- 宮下先生の家庭事情
- 荻野先生の過去
- 一枚足りなかった英語の解答用紙
- 英語の入試問題
- 誰もいない職員室
- 沢村息子のカンニング
- 2B教室に残された2人の教師
- 構内を走り回る石川
- 構内の見回りをする相田
- 第5話
- 第5話の謎:白紙の解答用紙は誰が、何のためにどうやって出したのか
- 糸口1:杏子が田辺に渡した2枚の解答用紙
- 糸口2:英語の解答用紙に触ることが出来た人物
- 糸口3:田辺の2枚の解答用紙の行方
- ⇒受験番号46田辺が白紙の解答用紙を提出、本物は別の場所
- 第5話の伏線と思われるもの
- 入試の注意事項の張り紙(3回目)
- 沢村息子のカンニング(2回目)
- 杏子先生の携帯電話(3回目)
- 保護者待機室(食堂)の注意事項の張り紙(3回目)
- インディゴリゾートのゴールドカード(3回目)
- 滝本みどり(音楽教諭)の彼氏(3回目)
- 相田と石川衣里奈の関係(4回目)
- ニコニコ食堂のとんかつ弁当(2回目)
- 杏子に好意をもつ(?)小西(2回目)
- 電気がついていたバレーボール部の部室
- 杏子の観察眼
- 受験生の英語の解答
- 第6話
- 第6話の謎:石川にメールを送った人物は誰か
- 糸口1:メールを送ることができた人物
- 糸口2:試験問題のリーク
- 糸口3:滝本と相田の関係、インディゴリゾートの旅行の日程を知っている
- ⇒送信者は田辺の可能性高
- 第6話の伏線と思われるもの
- 電気がついていたバレーボール部の部室(2回目)
- 受験生の英語の解答(2回目)
- 相田と石川衣里奈の関係(5回目)
- 一昨年入試の石川携帯事件(2回目)
- 構内を走り回る石川(2回目)
- 沢村の息子と松下の息子の関係(3回目)
- 杏子の過去(3回目)
- 寺島俊章という男(2回目)
- ピンクの携帯電話(3回目)
- 松島と村井の関係性(2回目)
- コーヒー用のマグカップ(2回目)
- 過去の入試の採点ミス(2回目)
- 英語の答案回収
- 一昨年の入試で不合格になった女子生徒
- 芝田麻美のピアノ
- 村井と松島息子の関係
- 水野の点数入力
- 第7話
- 第7話の謎:受験番号55の答案はなぜ2枚あったのか。誰がやったのか。
- 糸口1:田辺の2枚の答案用紙
- 糸口2:白紙を出した理由
- 糸口3:答案に55番と書き、窓に貼った人物は誰
- 糸口4:選ばれた55番
- ⇒2枚の答案の内、1枚を白紙で提出した田辺がもう1枚を校内に隠し、杏子が回収、捜索中に一人になった時に55番と記入し貼り付け。目的は罪を犯した奴らへの裁き。
- 第7話の伏線と思われるもの
- 滝本みどり(音楽教諭)の彼氏(4回目)
- 相田と石川衣里奈の関係(6回目)
- 受験生の英語の解答(3回目)
- 電気がついていたバレーボール部の部室(3回目)
- 沢村息子のカンニング(3回目)
- 引きこもり男の弟(2回目)
- パソコンの前にいる無精髭の謎のひきこもり男(2回目)
- 受験生の点数
- 嘘をつく事情聴取
- 掲示板の書き込み
- 5年前の入試で合格した田辺光一の友人
- 校内を動き回る人物
- 第8話
- 第8話の謎:受験生の親、松島先生の行動
- 英語の答案について何か知っている松島
- 松島は英語の答案に何をしたのか
- 第8話の伏線と思われるもの
- 校内を動き回る人物(2回目)
- 掲示板の書き込み(2回目)
- 芝田麻美のピアノ(2回目)
- ピンクの携帯電話(3回目)
- 管理職への興味(3回目)
- パソコンの前にいる無精髭の謎のひきこもり男(3回目)
- 過去の入試の採点ミス(2回目)
- 滝本と荻野の関係
- 発見された55番の答案
- 光一のブログ
- 視聴覚室に行く理由
- ほぼ満点の答案
- 第9話
- 第9話の謎:松島が答案を1枚抜き、受験番号を書き換えたのか。
- 糸口1:松島の犯行時刻
- 糸口2:受験番号46の答案
- 糸口3:息子の答案についてのリアクション
- 糸口4:低すぎる55番の点数
- 糸口4:真実を知る水野
- 糸口5:管理職抗争
- ⇒松島に46番改ざんは不可。可能性があるのは55番もしくは77番の改ざん
- 第9話の伏線と思われるもの
- ほぼ満点の答案(2回目)
- 発見された55番の答案(2回目)
- パソコンの前にいる無精髭の謎のひきこもり男(4回目)
- 管理職への興味(3回目)
- 掲示板の書き込み(3回目)
- 受験生の点数(2回目)
- 沢村息子のカンニング(4回目)
- 松島と村井の関係性(3回目)
- 杏子の過去(4回目)
- 先生たちの出身校(2回目)
- 沢村の息子と松下の息子の関係(4回目)
- ヒガシヤマユキの「やっぱり好き」(2回目)
- 松島のメール
- 入試がターゲットになった理由
- 「M先生だよ~ん」の書き込み
- ネット上で鼻が利く沢村兄
- 掲示板を教える受験生
- 『高校入試』の登場人物整理(6話時点)
- 春山杏子(28)
- 滝本みどり(25)
- 相田清孝(28)
- 小西俊也(33)
- 村井祐志(25)
- 宮下輝明(43)
- 水野文昭(43)
- 松島崇史(45)
- 坂本多恵子(48)
- 荻野正夫(55)
- 上条勝(50)
- 的場一郎(58)
- 芝田麻美
- 松島良隆
- 沢村翔太
- 田辺淳一
- 石川衣里奈(17)
- 沢村幸造(50)
- 芝田昌子(50)
- 寺島俊章
- 徳原優介(28)
- 沢村哲也(25)
- 田辺光一
- 『高校入試』のメイキング映像から展開を探る
- 『高校入試』の関係者の私生活・プライベートから展開を探る
- クランイン/クランクアップ情報
- 出演者同士の交流
- 学校以外のロケ
- エキストラの出演シーン
- ラストシーン
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