高校入試(ドラマ)の謎・伏線を徹底解説・考察まとめ【ネタバレ注意】

『高校入試』は2012年放送のテレビドラマで、地元で有名な進学校である県立高校の入試を妨害するために勃発する出来事を描いている。伏線が多いミステリー作品となっており、一度見ただけですべての謎・伏線を理解することは難しい。
ここでは『高校入試』の謎・伏線を解説する。

第9話の伏線と思われるもの

【2】ほぼ満点の答案

沢村同窓会長が見つけた答案がほぼ満点とわかった理由について、英語が意外に得意だということがわかりました。笑 一応の説明はつきましたが理由付けは無理やりな感じがあるので、やはり誰かが誘導しているのかも…

【2】発見された55番の答案

沢村同窓会長が発見した答案について、会長が受験番号を改ざんしたと杏子が推理。ただ杏子が犯行側の人間と考えると、この話は嘘である可能性が高い。別の人物が受験番号を書き込んだ、もしくは自分で書き込んだか…。

【4】パソコンの前にいる無精髭の謎のひきこもり男

部屋から出てきましたね。弟の淳一の部屋の扉を音もなく開けるのは、ちょっとした恐怖ですよ。

【3】管理職への興味

坂本、水野だけでなく、松島も管理職試験を受けるらしい。しかも、坂本と松島は今年受けるみたい。おそらく水野も今年受けるのだろう。一つの学校から何人合格するといった制限はないため、学校の評判を貶めても不利になるだけなので、管理職志望側の犯行動機としては薄いかな。ただ、ピンチをうまく切り抜けることで評価を上げる人物がいるみたいだけど…。事件は英語で起きたしね…。

【3】掲示板の書き込み

今回の注目の書き込みは、21時41分「教師一名、事情聴取へ」、21時42分「その間に三名が脱出!」、21時58分「同窓会長の息子の英語の答案用紙が何故か2枚。①は82点。②は100点。①なら不合格。②なら合格。さあ、本物どーっちだ!」
全て石川の書き込みで説明がつくか考える。前者二つについては近くにいれば会話等でわかるはず。最後の答案の点数について、書き込みは可能だろうか。8話のラストで人のいない校長室の扉を開ける何者かがいた。時刻は21時37分頃。視聴覚室にいたのは水野、校長、荻野、保護者たち。職員室にいたのは杏子、坂本、小西、宮下、相田。21時35分頃に、松島、村井、滝本が買出しにお出かけ。教頭はトイレ。受験生は全員家に居る。忍び込むことが可能なのは石川のみだ(大逆転で優ちゃん)。

【2】受験生の点数

松島息子の点数がわかったので追記
芝田77番 国語91 数学76 社会89 理科78 英語95 総得点429 ボーダーライン1つ上
沢村55番 国語90 数学79 社会90 理科89 英語82 総得点430 ボーダーライン2つ上
田辺46番 国語100 数学100 社会97 理科97 英語0
松島59番 英語96 他の教科不明

【4】沢村息子のカンニング

カンニングについての掲示板の書き込みに沢村息子が気がつきました。「絶対あいつだ。許さねえ」と報復宣言してます。

【3】松島と村井の関係性

村井が三高出身であることがわかりました。つまり、松島は昔三高の教師だったということです。

【4】杏子の過去

杏子の回想。杏子「誰もあなたを責めたりしていないじゃない」、寺島「いっそ自分で責任を負えたほうがよかったのかもな」。このことから寺島が何か責任を負う立場ではなかったことがわかる。一方で、誰かが責任を負ったこともわかった。入試の採点ミスに関連して責任を負ったのは、宮下、水野、坂本が減給処分(おそらく)。また、元英語教師の荻野が管理職にならずに情報処理の担当に変更したのも責任を負った一環なのかもしれない。

【2】先生たちの出身校

追記
県立橘第一高等学校(通称:イチコウ 今回のドラマの舞台):相田、水野、宮下、坂本、松島、荻野、教頭、校長、沢村(同窓会長)
清煌学院(私立有名校):小西
New!→三高(県立高校):村井
菫ヶ丘女子高(私立女子高):滝本みどり
海外:春山杏子
※荻野、教頭、校長が一高出身なのはフジテレビの登場人物紹介より

【4】沢村の息子と松下の息子の関係

いじめの関係を水野は知っていた。表面上はいじめの関係がおそらくわからなかったはず。入試の昼休みに沢村息子が怒鳴り散らしたことを、他の生徒が水野に伝えたんだろうか。描写はないが、そうであれば多少納得いく展開になる。

【2】ヒガシヤマユキの「やっぱり好き」

杏子が構内で聞いた着信音が「やっぱり好き」でした。杏子はこの曲と教室の落書きを結びつける。気になったのは結びつけた後の杏子の表情。苦い顔。杏子は石川を発見したいのか、発見されたくないのか。わざわざ着信音の話をするぐらいなので、石川を発見したいのかと思ってましたが、苦い表情から察するに着信音=石川のケータイと初めて気づいたんでしょう。校内の不審者は発見したかったが、石川だと思わなかったってことだろうか。つまり、校内実況をする味方がいることを知っていたが、まさか石川だと思わなかったということか?うーん。そしたら石川に命令してる人物があやふやになる…

松島のメール

コンビニにいる時に息子からメール着信。「じゃあメールを見るだけ」と外に出て、誰かにメールを送る松島先生。メールの宛先は普通に考えれば息子だが、それ以外の人物の可能性ももちろんある。また、メールの着信時に携帯電話に「7/14 20.53 無題」と表示されていた。息子がメールを送った(?)のは「教師絡んでるよ」の書き込みを見た3月15日21時32分以降。日付も時間も合っていないがこれは…。松島先生の携帯はきちんと時間が設定されていないのか?コンビニにいた時間は21時50分前後。電源でも切ってたんでしょうか。そして本当に息子からのメールだったのだろうか。

入試がターゲットになった理由

「学校行事はたくさんあるんだから何もこんな年に一度の外部を遮断する日を選ばなくても一般公開する体育祭や学園祭で問題を起こしたほうが仕掛けるほうもやりやすいんじゃないかと」と杏子が問題提起。これにより、坂本は小西と杏子を犯人から除外し、村井、滝本に疑惑を持った。杏子が犯人であることを考えると、この誘導は自分が逃れ、別の人物をターゲットにするためだろう。ただ、杏子は村井とみどりに恨みはないだろうから、矛先は別の人物に向けたかったのだろうか。

「M先生だよ~ん」の書き込み

掲示板に突如あらわれた犯人の示唆。犯行側の人間が書き込んだと考えると意図は何なのか。本当のことを書いて自分が犯人であることを示す必要があったのか、別の人物に疑いの目を向けさせることで罪を逃れたかったのか。普通に考えれば後者。つまりM先生ではない人物が犯人であり、書き込んだ人物もそれを知っているのだろう。仮に田辺が書き込みをしていて、犯人の杏子を逃れさせるためなら辻褄が合う。ちなみにM先生に該当するのは、滝本みどり、村井祐志、宮下輝明、荻野正夫、水野文昭、松島崇史、校長、教頭だ。逆に該当しないのは春山杏子、相田清孝、小西俊也、坂本多恵子である。

ネット上で鼻が利く沢村兄

兄が掲示板を発見した理由について「ネット上で鼻が利く」と語った。少々無理がある気もする。笑 本当に鼻が利くネット廃人なのか、掲示板の管理人なのか、過去の栄光にすがり続けて高校入試の掲示板をチェックする人物なのか…

掲示板を教える受験生

沢村弟が掲示板を知った理由について、「試験が終わった後に面白い掲示板があるって教えてくれたヤツがいたんだ」と語った。知らないやつに掲示板を教えてもらったらしい。んまー、普通に考えて田辺弟が出来るだけ多くに広めて高校入試の真実を白日の下にさらしたいんだろう。リスクはあるけど、入試に白紙の答案出すほうがよっぽどリスクだ。笑

第10話

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出典: stat.ameba.jp

春山杏子(28)

演:長澤まさみ

担当教科:英語
海外の高校出身。大学は日本。
入試では2Bの試験監督補佐を担当。
就職は文系大学生が就職したい企業ベスト3に毎年はいる人気企業「大洋ツーリスト」に勤めていたが、修学旅行を担当し高校教育に興味をもち転職。
帰国子女ということもあり、思ったことをズバズバ言ってしまう性格。
過去に親しかった男性を回想するシーンがあり、その男性が今後物語に関係してくる可能性がある。

滝本みどり(25)

演:南沢奈央

担当教科:音楽
菫ヶ丘女子高(私立の女子校)出身。
入試では保護者待機室を担当するはずだったが、松島先生と交代し職員室で待機している。入試翌日に相田とインディゴリゾートに行く予定だったが、石川が相田の家にあったゴールドカードを盗んでしまう。
何とかするためインターネットで「インディゴリゾート 応仁の乱」で検索すると、偶然入試について書き込みがされている掲示板を発見する。
入試中、よく動き回っており、何度か職員室を空にしている。
国語の採点を担当。

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