ぬらりひょんの孫(ぬら孫)のネタバレ解説・考察まとめ

『ぬらりひょんの孫』とは、椎橋寛によって、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2008年から2012年まで連載されていた、妖怪任侠漫画である。妖怪の総大将・ぬらりひょんの血を継ぐ奴良リクオは、一見普通の男の子だが、祖父のような立派な妖怪の首領(ドン)になることに憧れを抱いている。現代の日本を舞台に、各地の妖怪同士が死闘を繰り広げる妖怪任侠活劇となっている。

CV: 能登麻美子(山吹乙女の依代)、根谷美智子(本体、淀殿)
京都の大妖怪。九尾の狐。魑魅魍魎の主と言われた。安倍晴明の母であり、リクオの父である鯉伴の前妻、山吹乙女が依代となっている。人間の体を依代とし、転生を繰り返す妖怪で、最終目標は安倍晴明を出産することである。転生を繰り返す程に妖力が強大になっていく。
千年前の平安時代から存在し、人間との間に安倍晴明が生まれた。永遠の命を手に入れるべく反魂の術を身に着けた晴明だったが、それは不完全なもので、完全なる反魂の術により転生するために、晴明が還るべき場所として羽衣狐の胎内から生まれる必要がある。その宿願を受け入れ、何度でも産むことを約束した後、不老不死の薬を作るために人間に殺された。
その後転生を繰り返し、400年程前、淀殿として7度目の転生。生き肝信仰により大量の生き肝を集め力を増大させていったが、ぬらりひょんとの戦いで秀元の加勢もあり敗北。
現代にて山吹乙女を依代とし、転生。ついに晴明出産の時となり、無事晴明を出産することができたが、晴明の手によって地獄に落とされた。
その後、ぬらりひょんによって、山吹乙女と魂が融合した「母性の妖怪」として復活。リクオのことも子のように思っており、晴明との闘いで負傷したリクオを半妖の里に連れて行き看病した。

茨木童子(いばらきどうじ)

CV:津田健次郎
京妖怪幹部。気性が荒く好戦的。顔の半分を覆っている卒塔婆が外れると凶暴性が増し、真の力を発揮する。

土蜘蛛(つちぐも)

CV:小杉十郎太
京妖怪の一人だが、羽衣狐には従わず、単独行動を取る。土蜘蛛の畏は百鬼夜行破壊で、「遭遇してはならない妖」と言われるほどの力を持つ。リクオも土蜘蛛との闘いにかなり苦戦し、イタクたちが加勢し、土蜘蛛を真っ二つにするほどの一撃を与えるも倒すことはできなかった。

しょうけら

CV:斎賀みつき
京妖怪の幹部。虫の妖怪。人間の姿の時はミステリアスな雰囲気漂う美青年のクリスチャンだが、妖怪の姿になると何種類も昆虫が複合した姿となる。
信仰心が強く、羽衣狐のことを「闇の聖母(マリア)」、鵺を「主」と呼んでいる。400年前ぬらりひょんの百鬼夜行では木魚達磨と戦い、現代では破軍の使い手であるゆらを狙い花開院家本家を襲撃し、大きな被害を出したが、青田坊に敗北した。

狂骨(きょうこつ)

CV:日笠陽子
京妖怪の幹部。少女の姿をしており、蛇が住み着く人間の頭蓋骨を常に持っている。羽衣狐のことを「お姉様」と呼び慕っており、羽衣狐が晴明に地獄に落とされた後も羽衣狐の帰る場所を懸命に守っていた。晴明戦では地獄から復活した羽衣狐を涙ながらに歓迎し、京妖怪をまとめあげる存在となっている。葵螺旋城にて晴明の攻撃を受け顔の半分が消し飛ぶ怪我を負うものの、半妖の里で療養し、復活を遂げた。

江戸妖怪・百物語組

山ン本 五郎左衛門(さんもと ごろうざえもん)

出典: comic-bunko.com

CV:茶風林
江戸時代に百物語を率い、奴良鯉伴率いる奴良組と因縁の中。
人間であった頃に自分で作った「妖怪談」を広めることで畏れを集め、それを溶かした麻薬のような茶で江戸の重鎮を掌握。世を支配しようとするが、奴良鯉伴の登場により、達成目前にして転落死し、悲願は潰えた。しかし、奴良組への強い恨みから「奴良組を滅ぼすまで決して滅びない妖怪」として、魔王・山ン本五郎左衛門となった。その際身体の各部位(口、耳、腕、骨、面の皮、鼻、脳など)がそれぞれ妖となって蘇ったため、本体は肉体が朽ち果て皮膚のない頭蓋骨だけの頭をした姿に変わり、ただ畏れを求めて徘徊する化け物となってしまう。
その後は、山ン本の「脳」が各パーツに指示を出し、実質の山ン本の本体のように振る舞うが、山ン本の「口」である圓嘲により消されてしまう。

柳田(やなぎだ)

百物語組幹部・山ン本の「耳」。幹部の中では唯一、山ン本の体から生まれた妖怪ではない。語尾に「〜哉(カナ)」と付けて話す。江戸時代から山ン本を尊敬し仕えてきたことで、山ン本が倒された時には強く悲しみ、裏切って殺害した黒田坊のことを憎んでいる。山ン本がいなくなった後は、圓嘲を「師匠」と呼び従っている。山ン本の「鼻」を耳飾りにしており、それを使って怪談や都市伝説を集めたものを圓嘲や鏡斎に渡す役割を担っている。しかし山ン本の復活を願っており、畏れがあれば山ン本は何度でも復活するという確信があったことで、圓嘲を刺殺し怪談を集め続ける。

圓嘲(えんちょう)

圓嘲(中心)

百物語組の幹部の一人。山ン本の「口」。山ン本が地獄に落ちてからは圓嘲が実質のリーダーを担っている。山ン本の復活の前に「鬼ごっこ」を提案し、東京にいる人間にリクオを襲わせ、同時に百物語組の妖怪を放ち、人間を襲うことで畏れを集めようとした。しかし実際には鬼ごっこの黒幕は晴明の復活を願う御門院家の者で、圓嘲は御門院家と手を組み、百物語組を利用していた。鬼ごっこも終盤となりようやくアジトに乗り込んできたリクオに本性を表し、復活した山ン本に吸収されかけるが安倍有行に助けられ、大きな怪我を負うもなんとか逃げ延びた。御門院家が敗北した後は山ン本に忠誠を誓っていた柳田に刺殺される。

鏡斎(きょうさい)

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