映画『キャプテン翼 ヨーロッパ大決戦』のあらすじ・登場人物まとめ

ここではサッカー漫画の金字塔『キャプテン翼』の劇場版作品『キャプテン翼 ヨーロッパ大決戦』のあらすじ・ストーリーや登場人物・キャラクターをまとめた。主人公・大空翼を中心として全日本少年選抜チームが海外遠征を行い、海外の強敵と戦う物語だ。

シュナイダー登場

前半のこり5分でヨーロッパは選手交代。
スタンドの割れんばかりの大歓声を背に、ついに皇帝シュナイダーとキーパーヘフナーがフィールドへ。

スピードに乗ったドリブルで日本陣内を突破

ボールを受け取るや否や、スピードに乗ったドリブルで日本陣内を突破してゆくシュナイダー。

シュートと見せかけてパス ヨーロッパ同点に追い付く

翼のタックルをジャンプ一番かわし、空中でシュート体勢の入るシュナイダー。
左右両足どちらでも超弾丸シュートを放てるシュナイダーは、シュートと見せかけ味方のピエールにパスを出した。
ノーマークから放たれたピエールのシュートは日本ゴールへ突き刺さる。

全盛期のベッケンバウアーを彷彿させるシュナイダーの頭脳プレーで、ヨーロッパは同点に追い付く。

日向渾身のシュートもヘフナーに通用せず

シュナイダーの加入で意気上がるヨーロッパ。
そしてGkヘフナーもその実力を見せつける。

日向が放った渾身の弾丸シュートを両手でキャッチ。その威力に押され体ごとゴールを割られそうになるも、咄嗟にゴールポストを掴んで得点を許さない。

岬対ピエール

テクニックで勝る本場ヨーロッパは、シュナイダーの登場でチームとしてのまとまりが出てきた。

原作でライバル同士の岬とピエール。
相手の足にわざとボールを当て、一気に抜き去るピエールに、岬の口から「なにぃ!?」の名台詞が漏れる。

翼をも抜き去るシュナイダー

原作ではキーパーの若林との対決に比重が置かれたシュナイダーだが、この劇場版ではその自慢のボールコントロールで翼をも抜き去っている。

伝統あるヨーロッパのサッカーがどんなものか、今見せてやる!

シュナイダーのシュートはGK若島津の体を吹き飛ばし日本ゴールへ。

1点目で個性の強いヨーロッパの選手たちをひとつにまとめ、
そしてこの2点目で日本とヨーロッパの実力差をまざまざと見せつけた

● ハーフタイム ひとつにまとまる日本

俺は諦めないよ

前半が終わって1対2.
本場ヨーロッパの実力を目の当たりにして士気に陰りが見える日本。

しかし翼は諦めない。
「相手が誰だろうとサッカーに変わりは無いよ。ボールの大きさも同じだし。俺は諦めないよ!」

翼の言葉に仲間も奮起

試合を諦めない翼の言葉に仲間も奮起。
前半はチームワークが機能しなかった日本だが、日向と立花の和解の握手を皮切りに、ひとりまたひとりと手を重ね合う。

そして若林もフィールドへ

自身の出場を城山へ直訴する若林。

「足の怪我は大丈夫です。チームに迷惑はかけません」

その熱意に促され、城山も若林の出場を認める。

● 後半戦 日本の反撃開始!

シュナイダー対若林!

シュナイダーの左足から放たれたバナナシュートは大きく弧を描き日本ゴールへ向かっていく。

若林は両目を閉じ、空気を切り裂き飛んでくるシュートを見事キャッチ。
若林のテレパシーセービングで追加点は許さない。

松山と小田のふらのコンビで反撃開始

2人の息の合ったコンビプレーでヨーロッパの守りを突破していく。

ちなみの小田は本来FWなのだが、この試合ではなぜかDFで起用されている。

翼と岬のゴールデンコンビ

ふらのコンビに翼と岬のゴールデンコンビも合体。

日向と沢田の明和コンビも加わってトリプルコンビ誕生!

南葛、明和、ふらのの6人によるトリプルコンビが誕生。

ボールを持った日向はサイドラインに切れ込み、相手を引きつけてゴール前の翼にパスを送る。

日本からアネゴも応援に駆け付ける

アネゴ、そして翼の母も日本から応援に駆け付ける。
役者はそろった。

翼のダイビングヘッドで同点!

翼のシュートはゴールバーを直撃。
しかしそのこぼれ球にダイビングヘッドで飛びこむ翼。
これが決まって日本は2対2の同点に追いつく。

● 残り時間はあとわずか 最後の勝負!

得点は2対2 両チームの攻防が続く

日本の底力に焦りを感じ始めるヨーロッパ選抜。

彼らの考えでは、サッカー後進国の日本相手に引き分けに終わるのは負けにも等しいのだ。

シュナイダーのシュート しかし若林も三角飛びで応戦

ピエールのシュートを味方のスティーブがカットしシュナイダーへつなげる。
若林の虚を突く形で放たれたシュナイダーのシュート。
しかし若林も若島津が得意とする三角飛びを用いてこのシュートを防いだ。

試合はまだ終わっちゃいないんだ!

残り時間はロスタイムを残すのみ。
しかし最後の最後まで試合を諦めない翼は、チームメイトと共に一丸となってヨーロッパゴールを目指す。

岬のオーバーヘッド!

松山のセンタリングを受け、岬はオーバーヘッドキックでゴールを狙う。

しかしその動きをヘフナーに読まれていたため、岬は空中で咄嗟に日向へのパスに切り替える。

日向のオーバーヘッド!

岬のオーバーヘッドパスは日向のもとへ。

しかし目の前にシュナイダーがいるため、このままシュートを撃っても確実にブロックされてしまう。

それを察知した日向はこれもオーバーヘッドで後方の翼へボールを託す。

petitchou0603
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@petitchou0603

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