魔法科高校の劣等生(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『魔法科高校の劣等生』とは2008年より佐島勤がWebサイト「小説家になろう」で掲載しているライトノベル、およびそれを原作とした漫画やアニメ作品である。魔法科高校を舞台に繰り広げられる異色の青春学園ストーリー。魔法に関する技術と知識、さらに類い稀な格闘センスを持つ主人公が、不当な評価を受けつつも、愛する妹や仲間達とたくましく成長していく姿が描かれている。原作のシリーズ累計発行部数は2000万部を超える人気作である。
モノリス・コード
達也率いる二科生チームのモノリス・コード本戦が始まった。達也をオフェンス、対象の相対位置を固定する硬化魔法に秀でたレオをディフェンス、現代魔法よりも奇襲力に優れる古式魔法使いの幹比古を遊撃として、チームは順調に決勝トーナメントを勝ち進む。
決勝の相手は一条と吉祥寺が率いる第三高校だった。試合開始と同時に一条が遠距離から攻撃魔法を放ち、達也がそれを術式解体(グラム・デモリッション)という対抗魔法で迎え撃つ。しかし距離が近づくにつれて達也が不利になりつつあった。
一方、レオと幹比古は「相手を視認しないと魔法を発動できない」性質がある吉祥寺の不可視の弾丸(インビジブル・ブリット)を、特殊な刻印魔法が付与されたマントやローブで防ぐ。だが達也と銃撃戦を繰り広げる一条が援護射撃を行ったことで、守りが崩されてしまう。
達也は一条が援護射撃を放った隙に、一気に彼の懐に潜り込んだ。一条は焦って魔法の威力を抑える事に失敗し、規定違反となる過剰な攻撃を行ってしまう。魔法の直撃を受けた達也だったが、生来扱える魔法の1つ「再成」による自己修復術式が瞬時に発動し、倒れることなく起き上がる。そして一条の耳元で指を鳴らした。魔法によって増幅された音は会場全体に響き、一条は気を失った。
達也の活躍を見た幹比古は奮起し、連続で魔法を使用して吉祥寺を打ち負かしたが、そこで力が尽きて第三高校の最後の1人にやられそうになる。しかし一条の魔法で吹き飛ばされていたレオの助けが入り、第一高校が第三高校の選手をすべて戦闘不能にしたことで優勝を果たした。
ミラージ・バット
第一高校の新人戦優勝により、いよいよ追い詰められた無頭竜。このままだと胴元の自分たちが大損害をうけることになる。彼らは直接的な手段に出て、ミラージ・バットという空中に投影したホログラムをスティックで打つ競技にて第一高校の選手が転落事故を起こすことに。
続いて深雪が使用するCADにも細工が仕掛けられそうになるが、その瞬間に達也が激昂して工作を行った大会運営委員を取り押さえた。その話を聞いた深雪は自分のために本気で怒った達也の思いに涙する。達也は「兄貴が妹の為に怒るのは当たり前なんだ」と優しく慰めた。
深雪が出場するミラージ・バット本戦の第2試合。さすがの深雪をもってしてでも苦戦している。深雪と達也は奥の手である飛行魔法を使用することに。会場が発表されたばかりの飛行魔法にどよめく中、深雪は大差で決勝進出を決めた。
決勝では他校も、達也が大会に提供した飛行魔法を使用する。しかし飛行魔法は付け焼き刃で使用できる程甘いものではなく、他校の生徒はエネルギー切れにより脱落していく。最後まで残っていた深雪が堂々と優勝を勝ち取り、それと同時に第一高校の総合優勝も確定した。
無頭竜日本拠点の壊滅
第一高校の優勝が決まった夜、達也は独立魔装大隊の藤林響子少尉とともに無頭竜のアジトを強襲していた。無頭竜は観客を殺害して大会そのものを中止させるという策も独立魔装大隊によって阻止されていたため、撤退の準備を進めていた。
そこに達也が超遠距離から狙撃を仕掛ける。達也の分解魔法を受けた護衛や幹部は次々と消滅し、無頭竜の日本拠点は崩壊した。
九校戦最終日、モノリス・コード本戦の決勝では十文字が率いる3年生チームが圧倒的勝利を飾り、第一高校の総合優勝に花を添える。後夜祭では深雪が一条に誘われてダンスを踊る。その後、達也と深雪は会場の外で、2人きりのダンスを楽しんだ。
横浜騒乱編
論文コンペとレリック
二学期、達也は前期の生徒会に所属していた市原鈴音に呼び出され、論文コンペのメンバー入りを打診されていた。論文コンペは実質的に「文」の九校戦と言えるものであり、達也は二科生の自分が相応しいとは思えなかった。話を聞けば九校戦のミラージ・バットで転落事故にあった女子生徒のエンジニアだった平河小春が体調を崩したため、その代役だという。コンペのテーマが自分のものと同じだったことから、有益だと判断して達也はその話を受けた。
達也と深雪が家に戻ると、父親の再婚相手である司波小百合が来ていた。彼女は達也に「魔法式保存機能を有するレリック」の解析調査を依頼する。だがうまく折り合いがつかずに腹を立ててレリックを持ち帰ってしまう。
達也は小百合が何者かに狙われる危険性を感じ後を追う。その懸念は的中し、小百合の乗った車は外国人2人組からの襲撃を受ける。一度は胸を撃たれる重傷を負うも、達也は魔法で復活して敵を排除した。その後、小百合からレリックを強引に押し付けられる。
不穏な気配
自宅のコンピューター端末にハッキングを受けた達也は、横浜・横須賀で相次いで密入国事件が起きているという情報を聞く。達也はレリック絡みの可能性もあると考えたが、論文コンペで同じ代表メンバーの五十里啓にはコンペを狙ったものかもしれないと注意喚起した。
放課後、街で買い物をしていた達也は自分を監視する者の存在を感知する。五十里とその許嫁の千代田花音はそれを捕まえようとするが、もう少しのところで取り逃がす。
論文コンペに向けた装置の動作実験が進み、生徒たちの間から歓声が上がる。その中で1人怪しい動きをする女生徒がいた。それに気づいた壬生たちが追いかけて確保する。彼女は先日達也を見ていた女生徒だ。平河千秋と名乗った彼女は、保健室で達也に対する不満を露わにした。千秋は達也の技術を非常に高く評価しており、九校戦の時、姉の小春が担当した選手の事故をわざと見逃したと思っていたのだ。もちろんそんな事実はない。だがそう思い込んだ千秋は、達也に嫌がらせをするために妨害工作を行っていた。
とある料亭では山下埠頭から密入国した2人の大男、陳祥山(チェンシャンシェン)と呂剛虎(ルゥガンフゥ)が、周公瑾(チョウゴンジン)という精悍な若者と密会していた。周公瑾は千秋を唆した男だ。陳祥山と呂剛虎は千秋から情報が洩れるのではと懸念していたが、周公瑾は何も問題ないと断言した。
だが陳祥山はフォア・リーブス・テクノロジーに対するハッキングの後、呂剛虎に千秋を殺すよう指示する。
日曜日、達也は実験室で論文コンペで使用する装置のデバッグ作業をしていたが、室内に催眠ガスが充満していることに気づく。その犯人は風紀委員の関本勲。彼はデータを盗む前に花音によって捕縛された。
一方、入院している平河千秋の様子を見に来た周公瑾は、暗殺目的で侵入してきた呂剛虎を目撃し非常ボタンを押す。その場に居合わせた摩利とその恋人・千葉修次が駆けつけ、呂剛虎を撃退した。
明けて月曜日。鑑別所に送られた関本の尋問に訪れた達也、真由美、摩利の前に呂剛虎が現れる。陳祥山が関本の口封じを命じたのだ。呂剛虎は修次に負わされた怪我を感じさせない動きを見せるが、3人の連携の前に敗れた。
だがその後、横須賀に向かう護送車が襲撃され、呂剛虎には逃げられることになる。
論文コンペ当日の騒乱
いよいよ論文コンペ開催当日になり、続々と会場入りしてくる関係者たち。達也・深雪のクラスメイトはもちろん、見回り役として第三高校の一条将輝の姿もあった。
まだ不穏な気配が漂い、独立魔装大隊の藤林響子などが警戒する中、会場の警備を担当する十文字も違和感を覚えて桐原たち会場の警備にあたる者に防弾チョッキの着用を指示する。
そのような状況で始まったコンペでは、第一高校が「重力制御型熱核融合炉」という難しいテーマの実用化に向けた第一歩といえる成果を披露した。惜しみない拍手が送られる中、次は第三高校の発表となる。だがその時、会場が激しく揺れた。
達也は真っ先に深雪の安全を確認した。そこに武装した大亜連合の部隊が会場に乱入してくる。銃を構える集団に、CADを床に置く魔法師たち。だが達也は直立したまま相手を観察していた。その態度に苛立った侵入者が発砲する。達也はそれを受け止めて反撃した。その様子に動揺した侵入者たちは、他の魔法師たちによって捕らえられた。
今後の方針を決めるため、控室に集まる第一高校の生徒たち。そこに大型トラックが突っ込んでくるのを察知して、達也は咄嗟に分解魔法を使用した。それを真由美に見られ、「今の魔法はなんだ」と尋ねられるが、直後に独立魔装大隊の藤林響子少尉と風間玄信少佐が現れる。
達也は普段から深雪に魔法力を制御されている。深雪は自分の判断で、その枷を外し、風間少佐に出動を命じられた達也を送り出した。
魔法師たちの反撃
避難のために市街地に移動した深雪たちは、あたりを警戒しながら救助のヘリを待っていた。だが敵の迎撃を担当していた五十里と桐原が重傷を負ってしまう。深雪は逆上し、ゲリラに向けて魔法を放つ。達也の枷を外したことで、深雪も本来の魔法力を取り戻していた。放たれたのは「コキュートス」。精神を凍らせる魔法である。
敵を無力化した深雪はすぐさま達也に助けを求める。深雪の呼びかけに空から飛んで駆けつけた達也は、再成により2人の怪我をなかったことにし、次の戦場に向けて飛び去った。
救助ヘリに乗った一行は、深雪に達也の使用した魔法について尋ねた。人の魔法について聞くのはマナー違反とされるが、気になるのは当然だとして深雪は「24時間以内なら生物に限らず、どんなものでも一瞬で復元してしまうことが可能」という再成について語った。
しかし再成には「負傷した者の味わった苦痛が凝縮されたものを体験する」という代償があり、深雪は何よりも兄に再成を願ってしまった自分に対して怒りを覚えていた。
大亜連合との戦いには十文字や一条も十師族として参戦している。2人や飛行魔法を使って敵を倒す独立魔装大隊の活躍により、大亜連合は押し返されていく。その状況を見て取った周公瑾は無関係を装い、拘束した兵を一条に引き渡した。
大亜連合は作戦を第2段階に移し、自ら魔法協会支部に向かう陳祥山と呂剛虎。魔法協会支部の警備員を派手になぎ倒す呂剛虎の前に、摩利とエリカ、レオが立ち塞がる。3人の攻撃は尽く弾かれるが、真由美が放った魔法によりついに呂剛虎は力尽きた。
一方、「鬼門遁甲」という方位を狂わせる魔法により、陳祥山は協会支部の中枢部に侵入する。しかし特別な目を持つ美月の力もあり、深雪が彼を凍らせて盗みを阻止した。
マテリアル・バースト
形勢が大きく不利になった大亜連合は撤退を開始する。風間少佐は達也に戦略魔法兵器「マテリアル・バースト」による敵艦の撃破を命令した。マテリアル・バーストは物質を熱エネルギーに変換する強力な魔法だ。達也は命令に従い、大亜連合艦隊を沈め、さらに鎮海軍港を跡形もなく消滅させた。
この日の出来事は後に「灼熱のハロウィン」と呼ばれ、軍事史の転換点と位置づけられることになる。
自宅に1人帰宅した深雪のもとに、叔母からの電話が入る。四葉真夜。十師族「四葉家」の当主である。彼女は深雪に、今度の日曜日に達也とともに屋敷に来るよう告げた。
『魔法科高校の劣等生』の登場人物・キャラクター
主要人物
司波 達也(しば たつや)
CV:中村悠一
本作品の主人公。国立魔法大学付属第一高校の二科生で、司波深雪の兄。魔法演算領域(魔法式を構築する際に使われる精神領域)を神のごとき魔法(分解・再生)に占有されている為に、他の魔法を使う余裕が無い。そのため彼の魔法はアンバランスで、学科試験で行われるような一般的な測定では、その真価を正しく評価されることはなく、劣等生として扱われる。しかし、魔法に関する技術と知識は高校生の域を超えており、天才魔法工学技士トーラスシルバーという裏の肩書きを持っている。また格闘術においても、忍術使い九重八雲に師事し、密かに所属(階級は特尉)している独立魔装大隊の中でも屈指の実力者である。いつも冷静沈着で感情的になることは滅多にないが、唯一妹の司波深雪に関する事でのみ激しく感情を揺らす。戦略級魔法マテリアルバーストの使い手で、世界最高峰の魔法師。
司波達也(魔法科高校の劣等生)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
司波達也(しばたつや)は『魔法科高校の劣等生』の主人公。日本の魔法界で大きな力を持つ十師族の1つ、四葉家の生まれながらも通常の魔法師としての才能を持たなかったことから、四葉家の一員としては認められていなかった。国立魔法大学付属第一高等学校には補欠とされる二科生として入学。持ち前の能力により様々な波乱を巻き起こしていく。
司波 美雪(しば みゆき)
Related Articles関連記事
魔法科高校の劣等生の十師族まとめ
『魔法科高校の劣等生』は2011年から刊行される佐島勤によるライトノベル。イラストは石田可奈。国立魔法大学付属第一高校を舞台に、劣等生の兄・司波達也と優等生の妹・司波深雪の活躍を描く。 十師族(じゅっしぞく)は日本で最強の魔法師集団である。魔法師の実験開発を目的に設けた研究機関「魔法技能師開発研究所」出身の魔法師で構成されており、計28ある家系から4年ごとに「師族会議」で改選される。達也と深雪は十師族の1つ、四葉家に属する。
Read Article
魔法科高校の劣等生の魔法・必殺技まとめ
『魔法科高校の劣等生』は電撃文庫から刊行される佐島勤によるライトノベル、およびそれを原作とするアニメ・漫画作品。国立魔法大学付属第一高校を舞台に、司波達也と司波深雪の兄妹の活躍を描く。 本作における「魔法」はかつて超能力と呼ばれていた先天的に備わる能力が体系化されたもの。事象に付随している情報体に対して「状態の定義」を改変し作用を発生させるものであり、事象そのものを作り出すことはない。
Read Article
2024年4月春アニメ(前々期アニメ)まとめ
2024年4月から放送を開始する春アニメを50音順に紹介する。2024年4月春アニメは、注目の新作アニメや人気シリーズの続編などが多数ラインナップされている。アニメのタイトルや放送情報、キャスト声優やスタッフなどの情報をわかりやすくまとめた。
Read Article
魔法科高校の劣等生の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『魔法科高校の劣等生』とは、佐島勤(さとうつとむ)によるライトノベル、及びそれを原作としたアニメ、漫画等のメディアミックス作品。 魔法師が職業として存在する架空の近未来の地球が舞台で、日本の魔法師育成機関の一つである「国立魔法大学付属第一高校」に、入試トップの司波深雪が優秀者の集まりである「一科生」として、兄の司波達也が補欠の集まりとして揶揄される「二科生」として入学する所から物語は始まる。 二つのクラスの間には能力差から生じる絶対的差別が存在し、その中からは数々の名言が生まれている。
Read Article
司波達也(魔法科高校の劣等生)の徹底解説・考察まとめ
司波達也(しばたつや)は『魔法科高校の劣等生』の主人公。日本の魔法界で大きな力を持つ十師族の1つ、四葉家の生まれながらも通常の魔法師としての才能を持たなかったことから、四葉家の一員としては認められていなかった。国立魔法大学付属第一高等学校には補欠とされる二科生として入学。持ち前の能力により様々な波乱を巻き起こしていく。
Read Article
光井ほのか(魔法科高校の劣等生)の徹底解説・考察まとめ
光井ほのか(みついほのか)は『魔法科高校の劣等生』に登場するヒロイン、司波深雪のクラスメイト。同じく深雪のクラスメイトである北山雫とは幼い頃からの親友で、両親が不在がちなほのかは雫の家に預けられることも多かった。 光波振動系に特化した適性を持つ光のエレメンツの血統で、高い魔法力を誇る。1年時の学年末試験では深雪に次ぐ総合2位の成績だった。 深雪の兄である達也に想いを寄せており、作中で告白をしている。
Read Article
司波深雪(魔法科高校の劣等生)の徹底解説・考察まとめ
司波深雪(しばみゆき)は『魔法科高校の劣等生』のメインヒロイン。主人公である司波達也の妹で、艶やかな黒髪が特徴的な美少女である。作中でも「校内一の美少女」「生身の人間であることを忘れさせる神秘的な美貌」などと表現される。兄の達也のことを「お兄様」と尊称し誰よりも敬愛しており、周囲からはブラコン扱いされている。 日本の魔法界において力を持つ十師族の1つ、四葉家の人間であり、作中で次期当主に指名される。
Read Article
千葉エリカ(魔法科高校の劣等生)の徹底解説・考察まとめ
千葉エリカ(ちばエリカ)は『魔法科高校の劣等生』に登場する、主人公の司波達也のクラスメイトの女子。「剣の魔法師」の二つ名を持つ百家本流の1つ「千葉家」の次女で、剣術の技量は非常に高い。一方で自己加速・自己加重の術式以外の魔法の扱いはあまりうまくない。好戦的な性格で、有事の際には自ら進んで前線に赴く。
Read Article
北山雫(魔法科高校の劣等生)の徹底解説・考察まとめ
北山雫(きたやましずく)は『魔法科高校の劣等生』に登場するヒロイン・司波深雪のクラスメイト。魔法実技では深雪に次いで学年2位の実力者であり、大出力の振動・加速系魔法を得意とする。同じく深雪のクラスメイトである光井ほのかは幼なじみで、家族ぐるみの付き合いをしている。主人公の司波達也に想いを寄せるほのかを応援しており、いろいろな協力やお膳立てをする。
Read Article
七草真由美(魔法科高校の劣等生)の徹底解説・考察まとめ
七草真由美(さえぐさまゆみ)は『魔法科高校の劣等生』に登場する十師族「七草家」の長女。主人公の司波達也にとっては2学年上の先輩にあたる。入学試験を首席で突破した才媛で、3年生時には生徒会長を務め、部活連会頭の十文字克人と風紀委員長の渡辺摩利と並んで「三巨頭」と称された。 卓越した遠隔精密射撃魔法の実力と見た目のイメージから「エルフィン・スナイパー」や「妖精姫」の異名を持つが、本人はその名を嫌がっている。
Read Article
ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のネタバレ解説・考察まとめ
『ようこそ実力至上主義の教室へ』とは、衣笠彰悟原作のライトノベルおよびそれを原作とした漫画、アニメ作品である。略称は「よう実」。2022年10月時点におけるシリーズ累計発行部数が電子版も含めて750万部を突破した。 就職・進学率100%を誇る東京都高度育成高等学校に新入生として入学した主人公・綾小路清隆(あやのこうじきよたか)。平穏な学園生活を望みながらも、天才的な能力や才覚を原因に権力やポイント、利害をめぐる校内の激しい闘いに否応なく巻き込まれていく様子を描いている。
Read Article
[魔法科高校の劣等生]もはやギャグの域に達した「さすおに」無双シーン集
アニメ『魔法科高校の劣等生』の登場人物・司波達也が活躍する、いわゆる「さすおにシーン」をまとめています。一瞬で身体を復元させてしまう秘密や、ライバル戦もモブ戦のごとくあっさりと終わらせてしまう実力を、目に焼き付けましょう!
Read Article
思わず見とれてしまう「美男美女」の兄妹キャラまとめ!
「人は顔じゃない」と言いますが、何だかんだ言ってみんな美形の人には惹かれてしまうものですヽ(゜´A`゜)ノ。その悲しい現実が顕著に現れるのが、美形ぞろいのキャラクターが溢れる2次元の世界。という事で今回は、アニメにおける美男美女の「兄妹(姉弟)達」に迫っていきたいと思います!若干気色悪く感じる文面もあるかと思いますが、その点ご了承ください(´д`)ww
Read Article
司波達也・深雪、同級生の解説まとめ【魔法科高校の劣等生】
『魔法科高校の劣等生』は体系化された魔法を扱う職業「魔法師」を養成する架空の教育機関「魔法科高校」を舞台とした学園バトルアクション小説である。主人公の司波達也とヒロインの深雪の同級生には特徴的な魔法技能を持つものが多い。また達也たちと行動を共にすることが多く、学内のみならず学外でも活躍している。
Read Article
魔法科高校の劣等生の第一高校生徒会役員まとめ
『魔法科高校の劣等生』は体系化された魔法を扱う職業「魔法師」を養成する架空の教育機関「魔法科高校」を舞台とした学園バトルアクション小説である。劣等生とされる兄の司波達也と、優等生とされる妹の深雪が国立魔法大学付属第一高校に入学したところから物語が始まる。成績優秀者の中から選ばれる生徒会役員は魔法を補助するCADの携帯が認められており、第一高校に首席で入学した深雪も入ることとなる。
Read Article
魔法科高校の劣等生の第一高校風紀委員まとめ
『魔法科高校の劣等生』は体系化された魔法を扱う職業「魔法師」を養成する架空の教育機関「魔法科高校」を舞台とした学園バトルアクション小説である。劣等生とされる兄の司波達也と、優等生とされる妹の深雪が国立魔法大学付属第一高校に入学したところから物語が始まる。魔法科高校である第一高校の風紀委員会は生徒会と同じく学内で魔法をアシストするCADの携帯が認められている組織だ。主人公の達也も風紀委員会に所属することになる。
Read Article
魔法科高校の劣等生のかわいい登場人物・キャラクターまとめ
『魔法科高校の劣等生』は体系化された魔法を扱う職業「魔法師」を養成する架空の教育機関「魔法科高校」を舞台とした学園バトルアクション小説である。劣等生とされる兄の司波達也と、優等生とされる妹の深雪が国立魔法大学付属第一高校に入学したところから物語が始まる。作中ではヒロインの深雪を筆頭に多くのかわいいキャラクターが登場する。それは、魔法資質が高い人間ほど骨格が左右対称となる傾向にあるとされることも無関係ではないだろう。
Read Article
司波達也・深雪の先輩たち最強世代の登場人物・キャラクターまとめ【魔法科高校の劣等生】
『魔法科高校の劣等生』は体系化された魔法を扱う職業「魔法師」を養成する架空の教育機関「魔法科高校」を舞台とした学園バトルアクション小説である。劣等生とされる兄の司波達也と、優等生とされる妹の深雪が国立魔法大学付属第一高校に入学したところから物語が始まる。その時の3年生、達也・深雪の二年先輩には十師族の七草真由美、十文字克人や百家の支流・渡辺摩利などの実力者が数多く、作中では「最強世代」と呼ばれていた。
Read Article
渡辺摩利の壁紙・画像まとめ【魔法科高校の劣等生】
『魔法科高校の劣等生』は体系化された魔法を扱う職業「魔法師」を養成する架空の教育機関「魔法科高校」を舞台とした学園バトルアクション小説である。劣等生とされる兄の司波達也と、優等生とされる妹の深雪が国立魔法大学付属第一高校に入学したところから物語が始まる。摩利は達也や深雪の二年先輩にあたる人物で、達也を風紀委員に推した張本人である。また渡辺綱の末裔ともされる「渡辺家」の出身で、同家の中でも一人だけ飛び抜けた魔法の才能を持つ。
Read Article
魔法科高校の劣等生の声優まとめ
『魔法科高校の劣等生』は体系化された魔法を扱う職業「魔法師」を養成する架空の教育機関「魔法科高校」を舞台とした学園バトルアクション小説である。劣等生の兄、司波達也と優等生の妹、司波深雪が国立魔法大学付属第一高校に入学したところから物語が開始する。アニメにもなっており、中村悠一、早見沙織といった人気声優が起用されている。
Read Article
司波達也・深雪の一年先輩の登場人物・キャラクターまとめ【魔法科高校の劣等生】
『魔法科高校の劣等生』は体系化された魔法を扱う職業「魔法師」を養成する架空の教育機関「魔法科高校」を舞台とした学園バトルアクション小説である。劣等生とされる兄の司波達也と、優等生とされる妹の深雪が国立魔法大学付属第一高校に入学したところから物語が始まる。達也・深雪の一学年上の先輩には生徒会の中条あずさや服部刑部少丞範蔵、風紀委員会の沢木碧などがいる。
Read Article
柴田美月のかわいいイラスト・画像を集めてみた【魔法科高校の劣等生】
『魔法科高校の劣等生』は体系化された魔法を扱う職業「魔法師」を養成する架空の教育機関「魔法科高校」を舞台とした学園バトルアクション小説である。劣等生とされる兄の司波達也と、優等生とされる妹の深雪が国立魔法大学付属第一高校に入学したところから物語が始まる。達也の同級生である美月は魔法師の家庭の生まれではないが、隔世遺伝で魔法の素質が発現した少女である。「霊子放射光過敏症」という症状を緩和するために常に眼鏡をかけている。
Read Article
魔法科高校の劣等生の主題歌・挿入歌まとめ【OP・ED】
『魔法科高校の劣等生』は体系化された魔法を扱う職業「魔法師」を養成する架空の教育機関「魔法科高校」を舞台とした学園バトルアクション小説である。劣等生とされる兄の司波達也と、優等生とされる妹の深雪が国立魔法大学付属第一高校に入学したところから物語が始まる。アニメの第1期は2014年4月から放送され、その主題歌にはLiSAやGARNiDELiA、ELISA、安田レイといった人気アーティストが起用された。
Read Article
魔法科高校の劣等生のイラスト画像・壁紙・動画集
『魔法科高校の劣等生』は体系化された魔法を扱う職業「魔法師」を養成する架空の教育機関「魔法科高校」を舞台とした学園バトルアクション小説である。劣等生とされる兄の司波達也と、優等生とされる妹の深雪が国立魔法大学付属第一高校に入学したところから物語が始まる。達也は現代の魔法力の評価ではぎりぎり赤点を免れるといった程度の力しかないが、自由に扱える「分解」と「再成」という魔法、知識や体術を駆使しして学校という枠組みを越えた場所で活躍を見せていく。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『魔法科高校の劣等生』の概要
- 『魔法科高校の劣等生』のあらすじ・ストーリー
- 入学編
- 優等生の妹と劣等生の兄
- 一科生と二科生の対立
- 生徒会と風紀委員会
- 新入部員歓迎週間
- テロリストの侵入
- ブランシュへ反撃
- 九校戦編
- 九校戦とトーラス・シルバー
- 無頭竜の妨害
- 九校戦の開幕
- モノリス・コード
- ミラージ・バット
- 無頭竜日本拠点の壊滅
- 横浜騒乱編
- 論文コンペとレリック
- 不穏な気配
- 論文コンペ当日の騒乱
- 魔法師たちの反撃
- マテリアル・バースト
- 『魔法科高校の劣等生』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 司波 達也(しば たつや)
- 司波 美雪(しば みゆき)
- 西城 レオンハルト(さいじょう れおんはると)
- 吉田 幹比古(よしだ みきひこ)
- 柴田 美月(しばた みづき)
- 千葉 エリカ(ちば えりか)
- 光井ほのか(みつい ほのか)
- 北山 雫(きたやま しずく)
- 第一高校の関係者
- 七草 真由美(さえぐさ まゆみ)
- 十文字 克人(じゅうもんじ かつと)
- 中条 あずさ(なかじょう あずさ)
- 渡辺 摩利(わたなべ まり)
- 壬生 紗耶香(みぶ さやか)
- 桐原 武明(きりはら たけあき)
- 市原 鈴音(いちはら すずね)
- 服部 刑部少丞 範蔵(はっとり ぎょうぶしょうじょう はんぞう)
- 明智 英美(あけち えいみ)
- 司 甲(つかさ きのえ)
- 辰巳 鋼太郎(たつみ こうたろう)
- 沢木 碧(さわき みどり)
- 千代田 花音(ちよだ かのん)
- 五十里 啓(いそり けい)
- 小早川 景子(こばやかわ けいこ)
- 平河 千秋(ひらかわ ちあき)
- 関本勲(せきもと いさお)
- 森崎 駿(もりさき しゅん)
- 小野 遥 (おの はるか)
- 安宿 怜美(あすか さとみ)
- 廿楽 計夫(つづら かずお)
- 第三高校の関係者
- 一条 将輝(いちじょう まさき)
- 吉祥寺 真紅郎(きちじょうじ しんくろう)
- 軍人・警察関連
- 風間玄信(かざま はるのぶ)
- 柳 連(やなぎ むらじ)
- 真田 繁留(さなだ しげる)
- 藤林 響子(ふじばやし きょうこ)
- 壬生 勇三(みぶ ゆうぞう)
- 千葉 寿和(ちば としかず)
- 魔法師・魔法業界関係者関連
- 司波 龍郎(しば たつろう)
- 司波 小百合(しば さゆり)
- 青木(あおき)
- 四葉 真夜(よつば まや)
- 九重 八雲(ここのえ やくも)
- 牛山欣治(うしやま きんじ)
- 九島 烈(くどう れつ)
- 千葉 修次(ちば なおつぐ)
- その他、テロリスト、スパイ、犯罪組織関連
- 司 一(つかさ はじめ)
- ダグラス・ウォン
- ジロー・マーシャル
- 周 公瑾(チョウ ゴンジン)
- 陳 祥山(チェン シャンシェン)
- 呂 剛虎(ルゥ ガンフゥ)
- 『魔法科高校の劣等生』の用語
- 学校関連用語
- ブルームとウィード
- 九校戦
- バトルボード
- スピードシューティング
- アイス・ピラーズ・ブレイク
- ミラージ・バット
- モノリスコード
- 論文コンペ
- 魔法関連用語
- CAD
- 十師族
- 二十八家
- ナンバーズ(数字付き)
- レリック
- トーラスシルバー
- ムーバル・スーツ
- マテリアルバースト
- 『魔法科高校の劣等生』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 司波達也「お前は俺の替わりに怒ってくれる。その気持ちは嬉しいよ。俺はいつもそれに救われているんだ。」
- 司波達也「無駄ではないと思いますよ。それは紛れもなく壬生先輩が自分の手で高めた先輩の剣です。恨みに凝り固まるでなく、嘆きに溺れるでなく、己自身を磨き高めた先輩の1年が無駄であったはずがないと思います。」
- 千葉エリカ「幹比古くん気づいてる?あなたはあの事故の前の『吉田家の神童』と呼ばれていた頃のように魔法を使えているんだよ。」
- 司波達也「そうだなお前のためにだけ本当に怒ることができる。でもな深雪。兄貴が妹の為に怒るのは当たり前なんだ。そして、それは俺の心に唯一残された当たり前なんだ。」
- 司波深雪「ありとあらゆる事象を無かったことにする。そんな魔法が何の代償もなく使えるとお考えですか?」「お兄様は他人の傷を治すたびに、そのような代償を支払っているのですよ。それでもまだ他人のためにそのお力を使うべきだとおっしゃるのですか?」
- 『魔法科高校の劣等生』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 制服のスカートが長い理由
- 第一高校の制服が一科と二科でデザインが違う理由
- 光井ほのかは、なぜ森崎駿の嫌みなセリフにうなずいたのか
- 『魔法科高校の劣等生』の主題歌・挿入歌
- 魔法科高校の劣等生
- OP(オープニング):Lisa「Rising hope」(第1クール)
- ED(エンディング):ELISA「ミレナリオ」(第1クール)
- OP(オープニング):GARNiDELiA「grilletto」(第2クール)
- ED(エンディング):安田レイ「Mirror」(第2クール)
- 魔法科高校の劣等生 来訪者編
- OP(オープニング):ASCA「Howling」
- ED(エンディング):佐藤ミキ「名もない花」
- 魔法科高校の優等生
- OP(オープニング):三月のパンタシア「101」
- ED(エンディング):フィロソフィーのダンス「ダブル・スタンダード」
- 劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女
- ED(エンディング):GARNiDELiA「SPEED STAR」