クイーン（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】

ヴィンスモーク・サンジ

CV：平田広明

主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味のコック。麦わらの一味5人目のメンバーで、東の海（イーストブルー）にある海上レストラン・バラティエで働いていたところをルフィにスカウトされた。夢は「オールブルーを見つけること」。コックとして一流の腕を持っており、コックという仕事に誇りを持っている。料理で使う手を傷つけないために、足技を使用して戦闘を行う。「黒足のサンジ」という異名を持っており、懸賞金は3億3000万ベリー。出身は北の海（ノースブルー）のジェルマ王国であり、国王ヴィンスモーク・ジャッジの3番目の息子、つまり王子である。

ワノ国編での鬼ヶ島の戦いでは、モモの助を助ける活躍を見せたり、飛び六胞の一人ブラック・マリアに捕まる失態を犯したりとさまざまな場面で登場する。鬼ヶ島城内を行ったり来たりする中で、カイドウやビッグ・マムとの戦闘で重症を負った仲間のロロノア・ゾロをトラファルガー・ローに任せられた。その後ゾロを連れてライブフロアに行き、クイーンとの一対一の戦闘に入る。クイーンはサンジの父であるジャッジを知っているため、サンジにジェルマ王国の科学力が搭載されているのではと興味津々だが、ジェルマ王国が大嫌いなサンジはジェルマの力を使わずに戦闘を行う姿勢を貫いている。

ヴィンスモーク・サンジ（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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ヴィンスモーク・サンジとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団のコック。東の海の海上レストラン「バラティエ」でルフィと出会い、一味に加入。しかし正体は北の海の海遊軍事国家ジェルマ王国の第3王子だった。幼い頃に父王に酷い仕打ちをされ捨てられた過去を持つ。一流の料理人で、料理に使う手を傷つけないために足技を駆使して戦う。戦闘能力は一味でもトップクラスだが、大の女性好きであり、敵が女性の場合は最弱なる場面も見られる。

クイーンの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「やせちまったらモテすぎるから♬あえてやせないタイプの♬丸く見えるが筋肉だから♪歌って踊れるタイプの♬」

クイーンのコミカルさや明るいキャラクターを現すセリフ。部下達の前に登場する際に、クイーンはショータイムと称して歌って踊りながら登場する。「やせちまったらモテすぎるから♬あえてやせないタイプの♬丸く見えるが筋肉だから♪歌って踊れるタイプの♬」と、軽快なスッテプを踏みながら華麗にダンスするクイーンに部下からは黄色い声が上がり、歌の随所で合いの手が入る。ノリを大切にするというクイーンの性格がよく現れたセリフである。

この歌はクイーンが兎丼に到着した時と、鬼ヶ島で開かれた火祭りの夜の宴のイベント会場・ライブフロアで披露された。

コミカルの中に垣間見える残虐性

百獣海賊団の中でもギャグキャラ的ポジションのクイーン。歌って踊れるデブであり、宴の司会進行をするなど、ノリの良いパーフォーマーだ。歯に衣着せぬ、飾らない発言も読者から好印象であり、登場してから人気は右肩上がりだ。
しかしそんな愛嬌のあるクイーンも、四皇カイドウが率いる海賊団の大幹部・大看板の一人であることを忘れてはいけない。ふとした瞬間に怒りを顕にしながら弱者に死を宣告する姿は、その恰幅の良さのせいもあってなかなかの迫力だ。作中でも幾度となく残酷な拷問を楽しげに行うなどしており、その場面を見るたびにギャグキャラとしての愛すべきクイーンが消える。

コミカルさと残虐性のクイーンのギャップもまたクイーンの個性であり、クイーンを象徴するものなのである。

クイーンの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

痩せてるより太っているほうがモテそう

「やせちまったらモテすぎるから♬あえてやせないタイプの♬丸く見えるが筋肉だから♪歌って踊れるタイプの♬」
自身でも歌っている通り、クイーンは自分のことを痩せたらモテすぎてしまうからあえて痩せないと公言している。そうなると実際にクイーンが痩せたらどうなるかというのが気になる読者が多かったのか、『ONE PIECE』の単行本の「SBS」という質問コーナーには、「クイーンが痩せたらどうなるか」という質問が届いている。単行本96巻では、クイーンが痩せたらどうなるかという答えとともに、作者・尾田栄一郎が描いた痩せたクイーンのイラストが描かれた。そして痩せたクイーンに対し尾田栄一郎は「太っている方が愛嬌ある事あるよね！」とコメントしており、これを見た読者からも太っているほうがモテそうという声が上がっている。