ランボー/怒りの脱出(ランボー2)のネタバレ解説・考察まとめ
『ランボー/怒りの脱出』とは、80年代アクション映画の金字塔で、収監されたランボーの元にトラウトマン大佐が訪ねて来て、極東での作戦への参加を提案する。その作戦とはベトナムで捕虜になっている兵士を調査することだった。「80年代は筋肉と爆薬がすべてだった」とスタローンも言ってるように、爆薬の量とアクション描写は、それまでの常識を超えている。また「映画史上最もパクられた本数が多い映画」とも言われており、「ベトナム帰還兵」や「ベトナム捕虜救出」がテーマの映画がビデオ店の戦争アクションコーナーに並んだ。
『ランボー/怒りの脱出』の概要
『ランボー/怒りの脱出』とは、 1985年に公開され、世界中で大ヒットしたアクション映画。第一作は米国で4720万ドルの興行収入だったが、それを遥かに凌ぐ1億5041万ドルの興行収入となり、1985年公開映画のアメリカ興行収入の2位となった。刑務所に服役していたベトナム帰還兵ランボーは政府の密命を受け、ベトナム戦争で行方不明となっている兵士の調査のためカンボジアへと飛ぶ。現地の連絡員と落ち合ったランボーは、ジャングルの奥地でMIA(戦闘時行方不明者)を発見し救出するが、救援部隊の裏切りにあい窮地に立たされる。ランボーの活躍を描いた、大ヒットアクションシリーズの第二弾で、第一作に比べアクション色がより強くなっている。若き日のジェームズ・キャメロンとシルヴェスター・スタローンが脚本を、『カサンドラ・クロス』のジョルジ・パン・コスマトスが監督を務め製作された。主演のスタローン、トラウトマン役リチャード・クレンナは前作に続いての出演となっている。
第一作は「ベトナム戦争帰還兵の苦悩と市民からの迫害」を描いた作品だったが、本作では本格アクションに重点が置かれた。 原題名にランボーが使われたのは本作からである。日本でのタイトルは、第一作が『ランボー』で次作が『ランボー3』だが、本作のタイトル表記は『ランボー2』ではなく『ランボー スーパーシリーズ第2弾 怒りの脱出』であった。これは、前作『ランボー』は外国の配給会社が独自に付けたオリジナルのタイトルであり、米国の原題は『First Blood』だったが、米国で続編である本作に『RAMBO』とつけたため、第三作が『RAMBO 2』になる可能性があったためである。しかしながら次作は本国の方が配慮する形で『RAMBO III』とした。これによって米国での3作品のタイトルは『First Blood』『RAMBO:First Blood Part II』『RAMBO III』となり、『RAMBO II』というタイトルの作品は存在しない。また本作は1985年度のラジー賞にて4部門を受賞(最低作品賞、最低主演男優賞、最低脚本賞、最低主題歌賞)している。
『ランボー/怒りの脱出』のあらすじ・ストーリー
新たなミッション
前作『ランボー』の事件の後、有罪となったジョン・ランボーは刑務所に入れられ、鉱石所で肉体労働に従事させられていた。そんなある日、ランボーのもとにベトナム時代の上官だったサミュエル・トラウトマン大佐が面会に訪れ、ランボーに極秘任務の話を持ちかけてくる。過去にランボーがベトナム戦争時に収監されて脱走したことのあるベトナムの捕虜収容所付近に潜入し、終戦後10年経ってもなお拘束されている米国人戦争捕虜の証拠写真を撮影して帰るというミッションであった。任務が成功すれば政府から恩赦されるとの条件を受け、ランボーは悩んだ末に承諾して一時的に軍に復帰することになった。
タイの作戦本部で兵士のエリクソンはベトナムで伝説の男と呼ばれているランボーと仕事ができることを光栄に思い、ランボーに声を掛けるがそっけない対応をされる。作戦指揮官のマードック将軍は医療及びヘリの操縦資格や、59名の敵兵を倒して叙勲を多数貰ったランボーの経歴を読み上げながらその働きを褒め、マードック将軍は自分のことを知らないランボーに自らの経歴を話した。66年にコン・ツム作戦で海兵隊を指揮し、多くの部下を失った過去があり、兵士に冷たい国の対応に不満を抱いているとランボーの気持ちに理解を示した。しかし軍隊を動かすためには捕虜が生存している証拠が必要であり、ランボーの任務は収容所に潜入して捕虜の写真を撮ることであっていかなる場合でも戦闘行為は許されないと注意した。ランボーは写真を撮るだけで救助できないことに不満を抱くが、マードリック将軍に念を押され渋々了承した。ランボーの任務のために最新鋭の機器が用意されていたが、ランボーは自分の頭脳と肉体が大事だと考えており、マードリック将軍はそんなランボーに不安を抱くが、トラウトマン大佐にランボー以外の適任者はいないと言われる。
敵地への潜入
ヘリコプターでベトナム上空からパラシュートで降下しようとしたランボーだが、ヘリコプターに装備が引っかかるアクシデントによってカメラを始めとする装備の大半を失うこととなる。マードック将軍はランボーが死んだと断定するが、彼の生存を信じるトラウトマンは予定通りの時刻に救出のヘリを出すよう要求する。一方でベトナムに潜入したランボーは、収容所への案内役の女性情報員コー・バオと落ち合い、彼女の手引きでボートで目的地に向かった。その道中でバオはランボーになぜこの任務を引き受けたのか質問した。ランボーは話をはぐらかそうとしたが、バオが熱心に聞いてくるため、ベトナムからアメリカに帰還した際に戦争への批判の矛先が帰還兵に向けられ、米国に居場所を失くしたことを話した。ランボーはなぜこの仕事を引き受けたのかバオに同じ質問を返すと、バオは殺された父が情報活動をしており、自分が同じ仕事を引き継いだことを話した。バオの夢はアメリカに亡命して静かに暮らすことであった。ベトナム軍のヴィン大佐が指揮する捕虜収容所に到着したランボーは、そこで捕虜たちが虐待を受ける様を目の当たりにする。居ても立っても居られなくなったランボーはマードックの命令を無視して単独での捕虜救出作戦に乗り出し、敵兵数名を弓矢で射殺して捕虜の一人を連れて収容所を脱出した。ランボーらはバオと合流すると敵の哨戒艇をロケット弾で撃破しながらボートで逃走。ランボーの要請を受けたトラウトマンは直ちにヘリコプターでランボーたちの救出に向かったが、ランボーが捕虜を救出したことを知ったマードックはヘリに救出を中止して帰還するよう命じてしまう。置き去りにされたランボーたちは捕らえられ、収容所へ連れ戻されてしまう。トラウトマン大佐は基地に戻るとマードック将軍を非難したが、マードック将軍は収容所が無人だったらそれを証明して議会を納得させ、ランボーがしくじって捕虜になれば存在ごと抹殺するつもりであった。そして捕虜が写っている写真があれば揉み消すつもりであった。ベトナムは捕虜を解放する事と引き換えに45億ドルを要求していたが、米国は敵国に金を払って軍備を強化させる訳にはいかなかったのだ。マードック将軍は今の2人の会話をなかったことにしようと諭すが、トラウトマン大佐はランボーの存在によって今に後悔することになるぞと忠告した。
コー・バオの死
置き去りにされてしまったランボーと捕虜は捕らえられ、収容所に監禁されて壮絶な拷問を受ける。するとランボーの前に、極秘裏にベトナム軍を後方支援するソ連軍のポドフスキー中佐が現れ、ユーシン軍曹と共にさらにランボーに過酷な拷問を加える。ポドフスキーはランボーに米軍基地に連絡を入れさせ、捕らえられたことを告げて居場所を言うようランボーを脅すが、ランボーがそれを拒否したため、電気を使って熾烈な拷問を与えた。それでも耐えたランボーであったが、捕虜が痛めつけられそうになったのを見たランボーは条件を飲んで基地に連絡すると、突然自分を裏切ったマードックに復讐すると告げ、油断していた周りの兵士達をマイクで殴って倒した。その直後、ランボーは娼婦に扮して収容所に潜り込んだバオに助けられて収容所から脱出、パオに拷問で受けた傷の手当てをしてもらう。バオはランボーに、一緒にアメリカに連れて行って欲しいと頼みキスを交わす。ランボーもそれを受け入れるが、次の瞬間バオはベトナム兵の銃弾を受けてしまう。バオはランボーの腕の中で「アメリカに行きたい」と呟きながら息を引き取ってしまう。ランボーはその形見のネックレスを首につけて立ち上がると、バオの仇討ちと捕虜の救出を決意し、敵への反撃を開始する。
ランボーの反撃
怒りに震えるランボーは弓矢でタイ大佐を撃ち抜くと、元グリーンベレーの精鋭として培ったゲリラ戦術を駆使しながらジャングルの地の利を生かして次々とベトナム兵やソ連兵を次々と血祭りにあげていく。するとソ連軍のヘリに発見され爆弾を投下される。川に飛び込んで九死に一生を得たランボーはヘリが高度を下げた隙を見計らって飛び乗り、ヘリの敵兵たちを一掃すると自らヘリを操縦して捕虜収容所に乗り込んで、収容所を制圧する。こうしてランボーは捕虜たち全員を救出し、ヘリに乗せてタイの米軍基地へと向かおうとする。しかし生き残っていたポドフスキー中佐が自ら操縦するヘリで攻撃を仕掛け、ランボーたちのヘリは川の浅瀬に不時着を余儀なくされる。しかしこれはランボーの巧みな罠であり、ポドフスキーのヘリがランボーの死を確認するために低空飛行を試みたのを見計らい、ロケットランチャーを発射してポドフスキーのヘリを撃墜する。こうして敵を殲滅したランボーは、タイの基地へとむかう。
ランボーの帰還
タイの米軍基地に帰還したランボーは機関銃を手に暴れ回り、手あたり次第に指令室の機器などを破壊すると、マードック将軍の顔の横にナイフを突き刺し、殺されたくなければ他の収容所でまだベトナム軍に捕らえられている全ての捕虜を救出するよう迫った。マードック将軍は指令を受ける側だと必死に言い訳をするが、ランボーの怒りが収まることはなかった。
こうして任務を果たしたランボーは約束通り恩赦されることとなり、トラウトマン大佐からグリーンベレーに復帰するよう誘われるが、バオが死んだ悲しみから抜け出せずにいたランボーは、アメリカには戻らずタイに留まる決意を固めており、申し出を断る。トラウトマン大佐から「間違った戦争だったが国を憎むな」と諭されるがランボーは国を憎んでなどいなかった。捕虜の兵士達と同じように、ただ国に対しての忠義臣が報われることを望んでいただけであった。「俺が望むのは、ベトナムで命をかけて戦ってきた彼ら捕虜たちが望むことです。俺たちが国を愛するように、国にも俺たちを愛してほしいんです」と元帰還兵としての思いを吐露し、基地に背を向けていずこへと去って行った。
『ランボー/怒りの脱出』の登場人物・キャラクター
ジョン・ランボー(演:シルヴェスター・スタローン)
刑務所に収監されて鉱石場で働いていたが、極東での機密作戦への参加を経て自由の身となる。ナイフでの戦闘や弓の他にも、ヘリが操縦でき、銃機器の扱いが得意。ベトナム戦争帰りでグリーンベレー仕込みの戦闘スペシャリスト。
サミュエル・トラウトマン大佐(演:リチャード・クレンナ)
ベトナム戦争時のランボーの元上官。刑務所に収監されていたランボーを自由にするため、極東での機密作戦への参加を提案する。部下思いの優しい人物であり、唯一のランボーの理解者。
マードック将軍(演:チャールズ・ネイピア)
米軍側の作戦指揮官として、タイ基地でベトナムで捕虜になっている米軍兵士の調査を行う。自分の身を守るために、ランボーやトラウトマン大佐を平気で裏切る残忍さを持っている。敵地で見捨てたランボーが帰還し、最後に復讐される。
コー・バオ(演:ジュリア・ニクソン)
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目次 - Contents
- 『ランボー/怒りの脱出』の概要
- 『ランボー/怒りの脱出』のあらすじ・ストーリー
- 新たなミッション
- 敵地への潜入
- コー・バオの死
- ランボーの反撃
- ランボーの帰還
- 『ランボー/怒りの脱出』の登場人物・キャラクター
- ジョン・ランボー(演:シルヴェスター・スタローン)
- サミュエル・トラウトマン大佐(演:リチャード・クレンナ)
- マードック将軍(演:チャールズ・ネイピア)
- コー・バオ(演:ジュリア・ニクソン)
- パドフスキー中佐(演:スティーヴン・バーコフ)
- エリクソン(演:マーティン・コーヴ)
- バンクス(演:アンディ・ウッド)
- ヴィン大尉(演:ウィリアム・ジェント)
- キン大佐(演:ダナ・リー)
- タイ軍曹(演:ジョージ・チュン)
- ユーシン軍曹(演:ボージョ・ゴーリク)
- ライファー(演:スティーブ・ウィリアムス)
- 刑務官(演:トニー・ミュナフォ)
- 『ランボー/怒りの脱出』の用語
- ベトナム戦争
- ロケットランチャー
- ソ連
- ベトナム帰還兵
- 『ランボー/怒りの脱出』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ポドフスキー中佐役は当初ドルフ・ラングレンだった
- 前作で右腕に負った傷が残っている
- 脚本はベトナム帰還兵からの手紙が元となっている
- 『ランボー/怒りの脱出』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ランボー「I’m expendable(俺は捨て石だ)」
- ランボー「最大の武器は頭脳です」
- ランボー「日々を生きていきます」
- 『ランボー/怒りの脱出』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):フランク・スタローン『Peace In Our Life』