【殺しても死なない先生の正体とは?】暗殺教室

暗殺者とターゲットの奇妙な関係が、そこにはあった。
進学校「椚ヶ丘中学校」に通う落ちこぼれ集団3年E組が地球の存亡をかけた極秘ミッションに挑む!!
この物語の終着点や如何に…。

中でも生徒側の主人公、潮田 渚(しおた なぎさ)の成長が群を抜いている。
女子のような容姿と華奢な体格の持ち主だが、優れた観察力でクラスに大きく貢献する。
暗殺の技術を積む過程で「殺気を完全に隠す才能」をはじめ、暗殺に長けたの能力の持ち主であることが描写されるようになり、自分の何倍もある防衛省の人間を打ち負かして錯乱状態に追い込んだりしている。
とにかく暗殺に取り掛かる際は普段のおっとりした性格とのギャップが激しい。

立ちはだかる敵、そして…

物語が進むにつれて、どこからか殺せんせーの情報を聞きつけた裏社会の人間が暗殺の成功報酬100億を目当てにわんさか出てくる。
3年E組はそんな彼らとも戦いながら暗殺任務を遂行しなければならない。

学生の本分でもある学業面も真正面から描いているこの作品を見ていると
努力なしではどんなに恵まれた才能も宝の持ち腐れなんだな、と実感させられる。
そして殺せんせーは生徒たちの才能を正しい方面で活かせるように導いてくれる。

『力ある者は得てして未熟者です。』

『大きな才能は、負ける悔しさを早めに知れば 大きく伸びます。

テストとは勝敗の意味を… 強弱の意味を正しく教えるチャンスなのです

成功と挫折を胸いっぱいに吸い込みなさい、生徒たちよ!

勝つとは何か?負けるとは何か?その意味を!!』

『私が最後まで気付けなかった、とても大事なことだから』

出典: anicobin.ldblog.jp

教師として、生き物として、こんなに良いことを言う殺せんせーが、
なぜ地球の破壊を宣言するような事態になってしまったのか?
心に響く言葉の裏には、もう取り返しのつかなくなってしまった悲しい過去があるのかもしれない…。

さいごに

アニメでは1期全22話で暗殺劇が繰り広げられた本作。
2016年には2期の放送も予定されているのでそれに合わせて振り返ってみるのもいいかもしれない。

原作漫画では既刊16巻にて楽しむことが出来る(2015年9月現在)。

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