サイキックフォース2012・2・2012EXのネタバレ解説・考察まとめ

『サイキックフォース2012』とは、1998年6月にアーケードで稼働した格闘ゲーム。発売元はタイトー。
『サイキックフォース2』はアーケード版をベースに、追加要素を加えてPlayStationに移植した作品。『サイキックフォース2012EX』は、PlayStation2用ソフト『サイキックフォース COMPLETE』収録のタイトルだ。
『サイキックフォース』の続編であり、前作から2年後の世界を舞台に、ダイナミックな超能力技の応酬と、個性的なキャラクターが織りなす物語を売りとしている。

ブラド・キルステン

CV:中尾隆聖

重力を操るサイキッカー。年齢は24歳。
温厚で臆病な人格と、血に飢えた残酷で残忍な人格を持つ二重人格者。
自らの中に存在する残忍なもう1人の自分に恐怖し、救いを求めてノアに所属していた。前作時点で彼自身の物語が完結しており、続投しても同じことの繰り返しになるという理由で登場していない。

重量は軽量級。超能力技の殆どがガデスと共通であるが、ガデスの持つコマンド投げが存在せず、代わりに突進技を所持。重量が両極端なため、ガデスよりもスピーディな試合運びができるが、癖のある超能力技が多いため、ガデス同様に慎重で計算高い立ち回りが求められる。

六道玄真(りくどう げんま)

CV:秋元羊介

影高野に所属する退魔師であり、呪術を駆使して戦闘を進める。年齢は53歳。
公式で頑固じじいと明記されるほどの堅物。
影高野よりの命を受け、世界に災いをもたらすサイキッカーを殲滅するために戦いに身を投じていた。ブラド同様に前作時点で物語が完結しており、続投しても同じことの繰り返しになるという理由で登場が見送られている。

重量は重量級。超能力技の殆どが玄信と共通だが、玄信の持つ全方位攻撃がなく、代わりに一部の超能力技の性能に差異が存在。玄信より一部の超能力技がより遠距離に強い仕様になっているため、玄信よりも遠距離戦が得意な性能となっている。

サブキャラクター

パティの母

パティにとっては愛する肉親であり、彼女のストーリーや台詞などに登場する人物。パティと同じ音を操る力を持ったサイキッカーであった。
ある日突然パティの前から姿を消してしまい、パティは母を探すために世界中を旅している。しかしパティのストーリーモード後半にて、ウォンによって捕縛されており、実験体にされた後に命を落としていたことが判明した。

クリス・ライアン

ウェンディーの姉で、かつてノアの研究員であったサイキッカーの女性。
サイキックパワー増幅装置や、それを扱える人造人間の研究を行っていたが、事故により物語開始以前に死亡している。
しかしその精神は製造途中の人造人間ソニアに宿り、彼女の心は生き続けていた。

栞(しおり)

影高野の頂点に立つ、神妃と呼ばれる称号を持つ少女。年齢は15歳。
高いカリスマ性と、特別な能力を持った人物であると作中にて語られているが、どのような能力を持っているのか、サイキッカーなのかどうかは不明。
刹那による影高野襲撃の際に身柄を拘束され、ウォンの実験体として利用されていたが、玄信のストーリーにて彼に助け出される。度重なる過酷な実験の末に命を落としかけていたが、玄信が自らの命を賭した術で命を繋ぎ留め、壊滅した影高野の再興を誓った。

ティーナ

ゲイツのエンディングに登場する少女。年齢は10歳程度。
ゲイツの娘と同じ名前を持つが、ティーナ・オルトマン本人ではないと推測される。

刹那の父

刹那が大きな確執を持つ人物で、彼のストーリーに登場。
ストーリー内の描写から、かつてはかなり有能な人物であったか、英雄的な人物であったものの、今は落ちぶれているということが伺えた。また、同じくストーリー中の文章描写から、既にこの世にはいないこともわかる。

『サイキックフォース2012・サイキックフォース2・サイキックフォース2012EX』のアイテム

影高野の退魔師が扱う武器

『サイキックフォース2012』から登場するプレイヤーキャラクターの灌頂玄信と、六道玄真の両者は、正確にはサイキッカーではない。彼らは影高野という組織に所属する退魔師であり、道具を媒体として発動する呪術を利用し、サイキッカーたちと渡り合っている。
そのため、作品中でほぼ唯一、以下のような武器を使って戦闘を行うキャラクターとなっていた。

呪符

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